宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「『願う』から行動へ決意」岡野八代同志社大学教授ー「しんぶん赤旗」「新しい日本へ」のコーナーで

2021年09月16日 | 野党連合政権への展望
「しんぶん赤旗」今年の新春対談で 志位和夫委員長と対談した岡野八代同志社大学教授は、「政治は何のためにあるのかを原点から見据え新しい政治をつくる年に」と語っていました。
 9月16日付「しんぶん赤旗」1面「新しい日本へ」のコーナーに、岡野八代同志社大学教授の「寄稿」文がが掲載されました。以下、紹介させていただきます。

「緊急事態宣言中のオリンピック・パラリンピック強行は、日本の政治が、市民の生命や暮らしなにより人権を尊重しないことを露わにしました。そうした政治の貧困は、前安倍政権が開始した憲法への攻撃以来、私たちはずっと経験してきました」

「現在日本は、コロナ禍のなか無責任に放り出された安倍政権から菅政権となり、深刻な事態に陥っているのではないか。なぜなら、『自助』といった言葉に現れる残酷さを政治と混同されているかのようだらです」

「コロナで市民が苦しんでいる、学生が困窮している、シングルマザーの家庭に食べ物すらない。こうした事態のなか、テレビは自民党総裁選で盛り上がり、政治とは一部の権力争いであるかのように演出しています」

「私たちにとって、今度の衆議院選挙は、政治とはなにかをめぐるたたかいになるでしょう。あるいは、市民がその主権を手元に置くか、手放すかの選挙ともいえます」

「そのためか、衆院選挙の鍵をにぎる共産党への攻撃が高まってもいます。激しい選挙になるでしょが、政治に期待してよい、市民の小さな希望に応えることこそが政治である、という民意にために、野党共闘が貫かれ、共産党が躍進してほしい。いや、願うだけでなく、自分から行動しなければと思っています」

「野党共通政策の合意ー6年間の共闘の前身が刻まれたものー志位和夫委員長3中総結語で強調

2021年09月10日 | 野党連合政権への展望
 日本共産党は、8日第3回中央委員会総会を開催しました。今回は、「総選挙勝利をめざす全国いっせい決起集会」を兼ねて開かれ、志位和夫委員長が1時間10分程度の時間で、「報告」(「しんぶん赤旗」9日付掲載)が行われました。志位報告でも注目されたのは、同日、8時過ぎに、市民連合の政策提起に、日本共産党、立憲民主党、社会民主党、れいわ新撰組の4野党の党首が揃って署名し、「政権交代」をめざすことを確認しました。
 「しんぶん赤旗」10日付には、志位委員長の「結語」が掲載されました。その中の「野党共通政策の合意ーこれを土台に、本気の共闘の態勢をつくるため全力」の1部分を紹介させていただきます。

【野党共通政策の合意ー6年間の共闘の前進が刻まれたもの】
きょう、市民連合と野党共通政策で合意したことは、総会でも全党からも大歓迎されています。この共通政策は、この6年間の共闘の前進が刻まれたものになっています」
「内容面でも『消費税減税』をはじめ、新しい重要な内容が盛られましたが、文章の表現でも大きな前進がありました。2019年の参議院選挙のさいの『立憲野党4党1会派の政策に対する市民連合の要望書』を持ってまいりましたが、ここでは13項目の政策内容を提起したうえで、『上記要望を受け止め、参議院選挙勝利に向けて、ともに全力で闘います』と言って野党各党党首が署名しています。『受けとめ』という言葉にあるように、表現上はあいまいさが残るものとなりました」
「ところがきょう合意した野党共通政策は、『市民連合は、野党各党に次の諸政策を共有して戦い、下記の政策を実行する政権の実現をめざすことを求める
』として、共通政策の内容を、6つの柱、20の項目で明記したうえで、『上記政策を共有し、その実現に全力を尽くします』と野党各党党首が署名したわけです。『政策を共有し』して、『実現に全力を尽くす』とあるわけです。こうして疑問の余地なく、野党共通政策になったのであります。しかも、『政策を実行する政権の実現をめざすことを求める』という市民連合の要請に各党党首がこたえて署名したといことも、新しい質的な踏み込みであります。こうしてみると、2年間で、大きな前進があるわけです」