「しんぶん赤旗」今年の新春対談で 志位和夫委員長と対談した岡野八代同志社大学教授は、「政治は何のためにあるのかを原点から見据え新しい政治をつくる年に」と語っていました。
9月16日付「しんぶん赤旗」1面「新しい日本へ」のコーナーに、岡野八代同志社大学教授の「寄稿」文がが掲載されました。以下、紹介させていただきます。
「緊急事態宣言中のオリンピック・パラリンピック強行は、日本の政治が、市民の生命や暮らしなにより人権を尊重しないことを露わにしました。そうした政治の貧困は、前安倍政権が開始した憲法への攻撃以来、私たちはずっと経験してきました」
「現在日本は、コロナ禍のなか無責任に放り出された安倍政権から菅政権となり、深刻な事態に陥っているのではないか。なぜなら、『自助』といった言葉に現れる残酷さを政治と混同されているかのようだらです」
「コロナで市民が苦しんでいる、学生が困窮している、シングルマザーの家庭に食べ物すらない。こうした事態のなか、テレビは自民党総裁選で盛り上がり、政治とは一部の権力争いであるかのように演出しています」
「私たちにとって、今度の衆議院選挙は、政治とはなにかをめぐるたたかいになるでしょう。あるいは、市民がその主権を手元に置くか、手放すかの選挙ともいえます」
「そのためか、衆院選挙の鍵をにぎる共産党への攻撃が高まってもいます。激しい選挙になるでしょが、政治に期待してよい、市民の小さな希望に応えることこそが政治である、という民意にために、野党共闘が貫かれ、共産党が躍進してほしい。いや、願うだけでなく、自分から行動しなければと思っています」
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