宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「野党連合政権にむけた話し合いの開始を」-日本共産党志位和夫委員長がよびかけ

2019年08月29日 | 野党連合政権-2019年8月

 8月26日、日本共産党は志位和夫委員長名の野党各党への「野党連合政権にむけた話し合いの開始をよびかけます」という文書を発表し、先の参議院選挙で共にたたかった野党各党・会派に小池晃書記局長、穀田恵二国対委員長が申し入れました。

 「申し入れ文書」の全文は、27日付「しんぶん赤旗」に掲載されました。 さらに、28日付、同紙には、26日の「野党連合政権構想について」の志位委員長への記者の質問と回答内容が掲載されました。

 記者の質問への回答の基本点は、8月8日に志位氏が行った、日本共産党創立97周年記念講演会の野党共闘の4年間の経験と教訓を生かし、「野党連合政権に向けた話し合いを開始しよう」との決意と訴えを具体化したものです。

 志位委員長の「よびかけ」文は、次のように述べています。

 「私たちが直面する国政選挙は衆議院選挙であり、ここでは国政の進路とともに政権が直接争われることになります。 この選挙で野党が勝利をおさめるためには、政権構想の合意は避けてとおることはできません」

 「何よりも、私たち野党が力強い政権構想を示すことは、私たちの『本気度』を国民に伝え、これまで棄権してきた多くの有権者も含めて、『政治は変えられる』と言う『希望』を伝え、政治情勢の大きな変化をつくりだすことができると考えます」

 「野党連合政権をつくる土台は、すでに存在しています。 一つは、一連の国政選挙での共闘の積み重ねによって、中央段階でも、全国各地でも、確かな信頼の絆が広がっていることです。 もう一つは、参院選において、5野党・会派が「市民連合」のみなさんとかわした13項目の政策合意です。 意思さえあれば、野党連合政権への道を開くことは可能だと、私たちは確信するものです」

 「内政・外交ともにゆきづまり、憲法を無視し、民主主義を破壊する数々の暴政を続ける安倍政権に、もはやこの国の政治をまかせるわけにはいきません」

 25日投開票で戦われた埼玉県知事選挙でも激戦を制して、野党陣営が支援した大野元裕氏が見事に勝利しました。 9月8日投開票で戦われている岩手県知事選でも28日には、国政4野党代表がそろって、たっそ拓也候補の勝利の街頭演説に立ちました。

 年内にも総選挙が行われるのではないかという動きが言われる中で、中央段階の動きとともに、小選挙区段階での相談、意見交換等の具体化かも急がなければならないと考えています。

 志位委員長は、党創立97周年記念講演会で、次のように述べ激励しました。 

 「世界を見渡しても、新しい市民運動が政党をつくり左翼勢力の連合で政治変革をめざしている注目すべき経験がうまれていますが、日本のように、共産党が保守を含む広範な諸勢力と共闘して、右派反動政権を倒すたたかいに挑んでいるという国は、他にみあらりません。 いま日本でとりくんでいる共闘は、世界でも他にないユニークな共闘であるということも報告しておきたいと思います」