昨日、綾瀬市、大和市を菊谷県平和委員会理事長と訪問し新年のあいさつをしました。
綾瀬では、松本、上田共産党市議の仲介で副市長と懇談することができました。 艦載機の爆音被害や、落下物事故等から市民の安全を守るために、情報を集め、議会と協力し、米軍にも政府にも申し入れ活動などをしていることを話していただきました。
オスプレイの厚木基地飛来・訓練に対しても、「これ以上の爆音被害は容認できない」と言う立場で対応していることも明言していました。 今後も一致点での協力を約束し合えたと思います。
大和市では基地対策課長などにお会いし、あいさつを交わし、平和の諸行動への協力をお願いしました。
2月下旬から3月中旬にかけて、陸自群馬県相馬原演習場や新潟県関山演習場などで予定されている陸上自衛隊12旅団と米海兵隊の合同訓練に沖縄配備のオスプレイが参加するかどうかが、いま注目されています。
21日の「新潟日報モア」が、「本件と群馬県で2~3月に実施される陸上自衛隊と米海兵隊の共同訓練に、米軍の新型輸送機MV22オスプレイが当初の予定を変更し、参加しないことが分かった。 訓練そのもはおこなわれる」と報じました。
このことに関しては、同日午前の小野寺防衛大臣の記者会見でも取り上げられています。
記者: 「陸上自衛隊と米海兵隊の日米共同訓練の関連で、一部報道でオスプレイが2月から3月に群馬、新潟の
共同訓練でオスプレイの参加を検討していたと思うのですが、これを見合わせるというようなことがアメリカ
側から申し出があったかどうかについて教えてください」
大臣: 「実際まだ調整中であるということですが、オスプレイはすでに国外を含めて様々なところで訓練等で動いて
おりますので運用の問題で実際にどくらいの機数の余裕があるかという中での運用の検討ということになっ
ています。 まだ調整はついていませんが、様々なところで今訓練を行っている中で米側と今後とも調整はし
ていきたいと思っています」
と「調整中」であることを改めて明らかにしています。
「しんぶん赤旗」22日付は、21日井上哲士参院議員と党北陸信越ブロック事務所が、この共同訓練問題で防衛省担当者の聞き取り調査をおこなったことを報じています。
「地元市議らが『豪雪地帯で、雪崩発生地帯での冬季訓練は危険であり、スキーなどのかきいれ時で観光への影響も大きく、どんでもない」と訓練の中止を求めました。
防衛省側は、「オスプレイが参加する雪中共同訓練は『日本国内では初めてだ』と異例であることを認めたうえで、共同訓練について、『日時・規模・訓練内容・(オスプレイ参加など)装備品について米軍と調整中で連絡はない。 詳細が決まりしだい、概要を公表したい』と答えた」(同紙)
また、来月7日に行われる日米防災訓練(南海トラフ地震を想定した日米共同防災訓練、中国、四国、九州と周辺海域で海上自衛隊の護衛艦「ひょうが」や航空機13機が参加し、患者輸送や孤立地域への物資輸送、津波被害者の捜索や救助をおこなう、というもの)にオスプレイ1機が参加することが、防衛省の高知県への説明で21日明らかになりました。
いっそうの情報収集と各地との連携の強化が必要になってきました。