宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

山下書記局長、NHK日曜討論で”石破自民幹事長と正面対決” 期待が膨らむ生き生き論戦

2014年01月27日 | 国会

 NHK日曜討論が26日行われ、日本共産党の山下芳生書記局長が各党幹事長らと重要政策課題について議論しました。 後半部分を視聴することができました。 歯切れの良い発言、ポイントを生かした発言、他党の幹事長発言とかみ合った発言が大変印象的でした。

 上々の滑り出しではなかったのではないでしょうか。 こうした討論の場は、国会質問と違い、限られた時間のなかで、各党代表の発言をその場で分析し、問題点つかみ、党の理念、政策を対置する文字通り真剣勝負の場だと思います。

 日本共産党は、先の党大会で、「日本の情勢は、『自共対決』時代の本格的な始まりというべき新たな時期を迎えている」と解明しまいた。 この「解明」が一人よがりでは意味がありません。 「どこにそうした事実があるのか、また生まれているのか」を広く国民に伝え、明らかにしていくことが大切だと思います。

 そして、「この情勢に日本共産党はどういう政治姿勢でのぞむか」と自らの立場について問いかけ、「3つの政治姿勢」を明らかにしました。

 「対決」「対案」「共同」です。 「対案」なくしては、真の「対決」はできないと思います。 

 「共同」については、次のような態度を明らかにしています。

 「安倍政権の暴走の一歩一歩は、国民との矛盾を広げ、国民のたたかいを呼び起こさざるを得ない。 わが党は、一致する要求にもとずく『一点共闘』をあらゆる分野で発展させ、日本の政治を変える統一戦線をつくりあげるために奮闘する」ー国民多数の意思で、選挙を通じて国会で多数派を結集し、新しい政府をつくり、国民が主人公と言える日本の政治を実現することをめざしています。

 日曜討論では、名護市長選の結果についても討論されました。 以下、「しんぶん赤旗」27日付より。

 自民党の石破幹事長は、「『選挙結果に真摯に踏まえる』と言いながら、『丁寧に説明し、着実に移設を進める』と民意を無視する考えを示すとともに、『本土で引き受けるべき(米軍基地や訓練の)負担は本土で受ける」と述べました」

 山下書記局長は、「石破さんが先ほど、『選挙結果を真摯に踏まえて』といわれました。 名護市長選挙の直後に、(辺野古埋め立て工事の)調査・設計の入札公告をしたのは自民党政府ではありませんか。 名護市民は安倍政権の圧力やお金の力による辺野古への新基地建設(押し付け)に対して、『辺野古の陸にも海にも基地は造らせない』と一貫してがんばってこられた稲嶺進さんを圧勝させたわけですよね。 これは沖縄県民の歴史的勝利だと思いますよ。 それを『真摯に踏まえる』どころか、その民意を踏みにじろうとする。 民主主義国家として、絶対に許すことはできません」

 「普天間基地は、『即刻閉鎖・無条件撤去』というのが沖縄県民の総意であり、唯一の解決の道です。 普天間基地を固定化させているのは、自民党政権が辺野古への新基地建設にしがみついているからこれが動かないのですよ。 今こそ、『即時閉鎖・無条件撤去』に踏み切るべきです」

 歴史的事実と沖縄県民の心を踏まえた、反論と「提案」ではないでしょうか。

 山下書記局長は、29日の衆院本会議での志位委員長の代表質問に続いて、30日参院本会議で安倍首相の施政方針演説に対する代表質問を行います。 

 多くの国民の叱咤激励をお願いします。