豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

2008年03月04日 23時35分29秒 | シネレポ2008
解説: 『ビーン』以来10年ぶりとなる、“お騒がせおじさん”こと
ミスタービーン主演の爆笑コメディー。
フランスへバカンスに出かけたものの、次々とトラブルをばらまいていく
ビーンの珍道中に密着する。
前作同様ローワン・アトキンソンが主演を務め、
全身で奇妙な英国紳士に成り切ってみせた。
共演者もウィレム・デフォーやジャン・ロシュフォールと国際色豊かだ。
オペラの口パクでお金を稼いだり、カンヌ国際映画祭に乱入したりと
大活躍するビーンの奮闘ぶりに注目。
(シネマトゥデイ)

あらすじ: ミスター・ビーン(ローワン・アトキンソン)は、
教会のくじ引きで、フランスでの1週間の休暇とビデオカメラが当たる。
そして彼は一路パリへと向かうが、乗り換えの駅とは全然違う場所にたどり着く。
どうにかしてカンヌ行きの列車に乗り込むものの、
自分を撮影してもらっていた乗客(カレル・ローデン)をホームに残して
列車が発車してしまい……。
(シネマトゥデイ)



初めて劇場でMr.ビーンを見ました。
っていうか、Mr.ビーンを最初から最後までしっかり見たのが初めてだったかも。

正直ビーンって苦手でした。
あのビーンの顔芸とか動きとか全部好みじゃなくて、
今まで食わず嫌いで見ていなかったんですが
10年ぶりということで、何となく見てみました。

初めて真面目に見たビーンは・・・面白かった。
あまりにコッテコテのドタバタコメディに、不覚にも笑ってしまいました。
いや~、意外と面白いんですね。こんなに笑えるとは思ってませんでした。
かなりツボでした。

そんな笑いに加えて、フランスんぽ非常に美しい風景が見もの。
観光映画としても見ごたえのある映像満載でした。

初体験のMr,ビーン、なかなか好印象でした。
食わず嫌い克服できました。



明日への遺言

2008年03月04日 12時40分10秒 | 試写レポ2007~08
解説: 第二次世界大戦終了後、B級戦犯裁判をたった一人で戦い抜いた
岡田資(たすく)中将の誇り高き生涯を描く感動作。
戦争文学の第一人者である大岡昇平の「ながい旅」を原作に、
『博士の愛した数式』の小泉堯史監督が構想15年をかけて映画化。
敗戦直後の混乱の中で自身の責任と信念を貫き通した岡田中将を、
ベテラン藤田まことが熱演する。
軍人の夫を愛情深く見守る妻に富司純子がふんするほか、西村雅彦、蒼井優ら
多彩な顔ぶれが共演し、ナレーションを竹野内豊が担当していることでも話題。
(シネマトゥデイ)

あらすじ: 第二次世界大戦終了後、戦争末期に名古屋を空爆した米軍捕虜を
処刑した責任を問われ、B級戦犯として裁判にかけられた岡田資中将(藤田まこと)。
裁判で彼は「一般民衆への無差別爆撃の責任は誰が負うのか、
命令により実行した部下の責任は誰が負うべきなのか」と堂々と信念を主張し、
戦勝国アメリカによる法廷を戦い抜く。
(シネマトゥデイ)


案の定観る必要のない映画でした。

戦犯を英雄扱いした映画。

確かにアメリカがやった無差別空爆は許されることではないし
勝戦国が敗戦国を裁くというのも納得いかないところはあるけども
戦争に正義も悪もないわけで、やった人間全員が狂人であり罪人なわけだから

そんな戦争から何も生まれるとは思いたくない。
ので、戦争に関するものは一切肯定したくありません。

岡田資なんてただのB級戦犯以外何者でもないと思います
だからこんな映画観ても何も感じません。

ただ、オープニングだけは見ごたえあり!
ピカソの「ゲルニカ」
何度か目にしたことはあったけど、あれほど凄まじいメッセージが
込められてる絵だと感じたのは初めて。
見てて震えが来ました。