第9回手塚治虫文化賞新生賞、平成16年度文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞した、
こうの史代の同名傑作コミックを、『出口のない海』の佐々部清監督が
実写映画化したヒューマンドラマ。
広島原爆投下から13年後と現代に生きる2人の女性を通して、現在までに至る原爆の悲劇を描く。
主演は、若手実力派女優の田中麗奈と麻生久美子。
共演には中越典子、藤村志保、堺正章ら多彩な顔ぶれが集結。
登場人物たちの人生や何気ない日常生活を通し、命の尊さを語りかけてくる。
(シネマトゥデイ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/57/375913a0f2b70c0feac239e55b35b41c.jpg)
ちょっとサプライズなゲストが登場。
佐々部監督と、劇中で使われている音楽のクランドハープ奏者のなんとかさん(名前忘れた)
が舞台挨拶に来てくれてました。
初めて聞く生ハープの演奏ななかなかのものでした。
戦争がテーマだからと言って、かまえて見るような映画ではありません。
残酷な場面はほとんど出てきません。
2部構成で、舞台は終戦から13年が過ぎた広島と、現代の広島。
姉妹を原爆で失い、一人生き残ったことに苦悩する皆実。
生き残ったことの罪悪感に苦しみ、会社の同僚の求愛に応えることが出来ない。
やがて、原爆症が発症し・・・
それから50年が過ぎた現代、皆実の弟の旭は家族に黙って一人広島へ向かう。
娘の七波は父親の後を追って、広島までつけていく。
そこで、父親の過去、自分自身のルーツを知ることになる。
どんなに時が過ぎようとも、被爆者の傷は癒えるものではないわけで、
後遺症の恐怖や、被爆者差別に苦しみながら現代も生きている人がいる。
それをしょうがないなんて言葉で片付けようとする、どこかのバカ大臣。
こういう奴は絶対見ておかないといけない映画。
これを見て自分の犯した過ちを再認識すべきである!
この出来事があったせいか、より一層胸に響いた気がしました。
決して、目をそらしてはいけない、他人事であってはいけない出来事。
人として見ておかなくてはいけない映画です。
当時の悲惨な状況を伝えることも必要なことですが、
今も尚苦しんでる人たちがいるという現実を知って欲しい。
決して重過ぎない、意外と気軽に見れて、しっかりメッセージのつまった映画だと思います。
是非!今だからこそ!
こうの史代の同名傑作コミックを、『出口のない海』の佐々部清監督が
実写映画化したヒューマンドラマ。
広島原爆投下から13年後と現代に生きる2人の女性を通して、現在までに至る原爆の悲劇を描く。
主演は、若手実力派女優の田中麗奈と麻生久美子。
共演には中越典子、藤村志保、堺正章ら多彩な顔ぶれが集結。
登場人物たちの人生や何気ない日常生活を通し、命の尊さを語りかけてくる。
(シネマトゥデイ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/57/375913a0f2b70c0feac239e55b35b41c.jpg)
ちょっとサプライズなゲストが登場。
佐々部監督と、劇中で使われている音楽のクランドハープ奏者のなんとかさん(名前忘れた)
が舞台挨拶に来てくれてました。
初めて聞く生ハープの演奏ななかなかのものでした。
戦争がテーマだからと言って、かまえて見るような映画ではありません。
残酷な場面はほとんど出てきません。
2部構成で、舞台は終戦から13年が過ぎた広島と、現代の広島。
姉妹を原爆で失い、一人生き残ったことに苦悩する皆実。
生き残ったことの罪悪感に苦しみ、会社の同僚の求愛に応えることが出来ない。
やがて、原爆症が発症し・・・
それから50年が過ぎた現代、皆実の弟の旭は家族に黙って一人広島へ向かう。
娘の七波は父親の後を追って、広島までつけていく。
そこで、父親の過去、自分自身のルーツを知ることになる。
どんなに時が過ぎようとも、被爆者の傷は癒えるものではないわけで、
後遺症の恐怖や、被爆者差別に苦しみながら現代も生きている人がいる。
それをしょうがないなんて言葉で片付けようとする、どこかのバカ大臣。
こういう奴は絶対見ておかないといけない映画。
これを見て自分の犯した過ちを再認識すべきである!
この出来事があったせいか、より一層胸に響いた気がしました。
決して、目をそらしてはいけない、他人事であってはいけない出来事。
人として見ておかなくてはいけない映画です。
当時の悲惨な状況を伝えることも必要なことですが、
今も尚苦しんでる人たちがいるという現実を知って欲しい。
決して重過ぎない、意外と気軽に見れて、しっかりメッセージのつまった映画だと思います。
是非!今だからこそ!