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豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

原作ファン限定作品・・・かな?

2006年06月14日 15時51分07秒 | シネレポ
江川達也原作の人気漫画「東京大学物語」
江川達也監督作です。

原作は単行本買って読んでいたので、ちょっと興味があって
ようやくココまで南下してきてくれて見ることができました。
と言っても、あまりにはちゃめちゃなストーリーで
途中で読むのを止めてしまったんですが。

映画はちょっと変わった作り。
ラストにちょっと変わったサプライズが。

「東京大学物語」誕生秘話が描かれてます。
江川氏本人も登場します。
このラストにこの映画に秘めた江川氏の想いが込められてました。

まあ、原作ファンにとっては懐かしい名場面が実写で描かれてて
感慨深く見る人、がっかりする人 様々ってとこでしょう。
個人的にはもうちょっとエロい内容を期待してました(笑)。
(製作がAVメーカーのSODだし)
まあやや控えめでした。

キャストもまあ納得。
読んでる時は村上はスマップのゴローちゃんがぴったりだろうと思ってたけど
年齢的に無理だもんねぇ。
「シムソンズ」にも出てた田中圭君が村上役。まあまあでした
遥役の三津谷葉子は可愛かった。
テレビでみてもイマイチぱっとしない子って印象だったけどちょっと見直しました。

江川氏が水野遥の為に作った自己満足映画。
原作ファン以外は付き合ってやる必要はないでしょうね。


あなたは”嫌われ松子”を好きですか?  嫌いでした・・・

2006年06月11日 23時58分01秒 | シネレポ
とっても不幸で悲惨な松子の一生を描いた作品。

とてもポップな色彩と、ミュージカルのような楽しいノリの
見事な演出で、なんとか飽きずに最後まで見れました。

が、どーも松子に共感出来ない
何であんなダメ男にばっかり惚れる?
男から見てもクズばかり。女に暴力振るう男なんて論外じゃない??
しかも次から次に同じような男ばっかり。
学習能力ってのがないんでしょうか

あと、「殴られても裏切られても、一人でいるよりマシ」ってのも自分とは正反対。
私なんか、面倒な事は避けたいほうだから一人の方が楽でいいやってすぐ思っちゃう。
そんなに1人って嫌かな??
いいじゃん一人ぼっちでも。全然平気
結局最後は孤独なゴミ屋敷の主とは、ホント悲惨。
ま、そうなってしまった伏線として妹にばかり気にかける父親の愛に飢えていたってことがあってなんでしょうが・・・


主人公に共感出来なかった = つまんない映画 ってわけではありません。
出演者も豪華だし、何よりも演出がイイ。
松子の一生は呆れるものでしたが、映画としては見ごたえ十分でした。

残念ながらダメダメでした・・・

2006年06月10日 02時44分22秒 | シネレポ
「the EYE 3」見てきました。
「1」は網膜移植によって霊が見えるようになった少女の話
「2」は妊婦が自殺を試みたことで霊の姿がみえるようになる。
果たして「3」は・・・

前2作は非常にイイ出来のホラーだったので3部作完結編に
かなり期待して見に行ってみたんだけど・・・

全然ダメダメガッカリ
前作までの日本のホラーに似た暗く湿っぽい雰囲気が全く漂ってなく
どこかコミカルなのり。全くのめり込める魅力がない


今回のお話は、バカな若者が「幽霊を見る10の方法」という本を見つけ
それを試しているうちに仲間が姿を消してしまい、
その友人を救うために色々と霊を見る方法を試し冥界にまで行く話。

とにかく怖くないし、コメディタッチで笑えてしまうし
前2作とは全く別物。はっきり言って駄作。

せっかくタイ映画見直していたのに残念。
次「心霊写真」に期待!




♪これは愛なの?と俺に尋ねるのはやめてくれぇ~♪by浜田省吾「LONELY」

2006年06月09日 22時20分38秒 | シネレポ
「雪に願いこと」を見終わって、劇場から出ると
何と行列が出来てるじゃありませんか。
水曜日レディースデイだったからでしょう、女性ばっかり。
次の回はレイトショーで上映作品が変わるので一体何があるんだろうと
見てみたら・・・なんと!タイトル「変態村」(爆)!!

女性ってこういうの見たいって思うもんなんですかねぇ。
1000円だったら見てみようと思うもんなんでしょうか??
普通タイトル聞いただけで、ひくとおもうんですが。

とか言いつつ、こんなに行列が出来てるのを見たら・・・
一体どんなバカ映画なんだとついつい興味がわいてしまい、
予定外のはしご見にチャレンジ。


内容は、さえない巡業歌手マルクが南仏に向かう途中大雨に見舞われて車が故障してしまう。
そこで犬を探してさまよい歩く奇妙な青年に案内されて小さな宿に向かう。
宿の主人バルテルは親切にマルクを受け入れて、こう言う。
「村には行かないほうがイイ」と・・・
翌日外を歩いていると、村人たちの異様な光景を目にして、慌てて宿に戻る。
宿に戻ると、バルテルの言動がだんだん異様なものへと変貌していく・・そして

こういうシチュエーションって何かホラー映画であったような・・
見知らぬ町に立ち寄ったらそこで殺人鬼に襲われ惨殺されるみたいな

この映画にはそんな殺人鬼は出てきません。
出てくるのは全員、変態です。
っていうか、変態というよりキチ○イ。

まず冒頭から変態チック。
マルクの楽屋に訪れた老婆。
ずっと憧れていたと告白して、マルクの手を取って自分のお股に・・・
そして我に帰って楽屋を出て行く老婆(老婆ですよ、老婆!)
思わず笑ってしまう変態。

犬を探して彷徨う男が見つかったと言って連れてきたのはなぜか牛(爆)
訳わかりません!変態というよりやっぱりキチ・・・

バルテルは逃げられた妻が元歌手だったことで、
歌手のマルクをだんだん逃げた妻だと思い込むわけです。
やがて暴力、監禁、女装させて、髪の毛を剃ってしまう。

マルクは抵抗することもなく、されるがままで許しを乞うばかり。
まるで笑ってるような泣き声。
これが悲惨なんだけど、どこか滑稽で笑えてしまう。
なんなんでしょ?この異様な不思議な雰囲気。まさに変態

やがて村人にもマルクの存在が知れてしまう。
突然の来訪者によって崩れていく村人たちの均衡。
村人はバルテルの宿に押しかけてきて、マルクはさらなる悲劇に見舞われる。

なんだか酷いことになるんですが、やはりホラーじゃないんですよね。
ホラー映画のような、大きい音でびびらそうとしたりする演出は全くない。
BGMもほとんどなくて無音に近い状態。
なんか来るか?っていうハラハラドキドキ感も特にない。
ただただ異様な光景。

チラシには”破壊と狂気のラブストーリー”と。これがラブストーリー?
愛の形は色々あれど、とても愛とは思えない。
これも一つの愛の形だという人間がいるなら、そいつらこそが変態だ。

一番嫌だったのは変態村民が連れている豚の鳴き声
まるで悲鳴を上げてるような鳴き声が頭に響いて
これにはもうウンザリ。勘弁してくれって状況でした

救いは、確かに悲惨な状況ではあるんだけど、どこか笑えてしまうところ。
これが目を覆いたくなるような映像だったら、即刻記憶から抹消てたことでしょう。








ホースセラピー

2006年06月08日 18時29分07秒 | シネレポ
「ドリーマー」「ダドゥ」に次いでホースセラピー第3弾
「雪に願うこと」行ってきました。
馬関連の映画はこれで3本目。
ホント馬ってセラピー効果があるっていうか、
可愛いお目目をみてると何か癒される気分になります。
一度近くで触れてみたい気分になりました。

今作で登場する馬はサラブレッドのような競走馬ではなく
ばんえい競馬という重りを乗せたそりをひきながら競争する北海道特有のレース(文化遺産だそうです)で
活躍する馬。サラブレットとはまた一味違う力強さを感じる馬。
朝靄の中、白い息を吐きながら全身から湯気をあげて走る姿は美しくどこか神秘的。
めちゃくちゃ感動的な映像でした。
馬見るだけでも一見の価値あり。

物語は、東京で事業に失敗して全てを失った学(伊勢谷)
帯広で“ばんえい競馬”の厩舎を営む兄・威夫(佐藤)の元へ13年ぶりに戻ってくる。
兄の厩舎で個性的な仲間たちや馬と共に寝起きするうちに、学は人生をやり直す気力を取り戻してゆく。
人生の挫折と再生の物語

佐藤浩市が無骨な堅物って感じで、故郷を捨てた弟学にちょっときつい態度を取るが
態度とは裏腹で優しさを感じる。なんかイイ感じ。
厩舎の仲間たちも地味だが存在感あっていい味だしている。
派手さはなく、泣かそうとする過剰な演出もなく
淡々としてるが、やはり素晴らしいロケーションとキャラクターと馬のおかげで
グッと引きつけられるものがある。

ハリウッド映画にも韓流映画にもない日本映画のイイところココにあるって感じか。
ちょっと褒めすぎだけど、こういう映画好きです。

ひとつ気になったのは、レースで獲得賞金100万いかなかった馬は
熊本の阿蘇送りになるんだとか。
阿蘇の動物公園とかに入れられるのかなぁと思ったら
馬刺しにされるんだと
これホントかなぁ?
そ、そんな話聞いたら馬刺しもう食えません



06/06/06 悪魔の日

2006年06月07日 17時34分11秒 | シネレポ
2006年6月6日、この日に見ずしていつ見にいくか!
な~んて大袈裟に騒ぐこともないんですが
1000年に1度のこの日を記念して「オーメン」行ってきました。

と言っても特別思い入れのある作品というわけではありません。
遠い昔見た記憶はあるんですが、ほとんど細部は覚えてない状況。
だから、なんとなく新鮮な気分で見ることが出来ました。

オリジナルのファンの方はどう思ったかわかりませんが、
個人的には楽しめました。

程よいドキドキ感とゾクゾク感がありました。
ダミアンは最初ちょっと可愛過ぎる印象だったけど
だんだん不気味になってきます。
ありゃ、悪魔って気付くわな・・・
ハリウッド版「リング」の子がダミアンにぴったりだと思ってたけど
この子もなかなか似合ってました。

ただラストの父親が息子を殺そうと手をかけるシーン。
一番も見せ場のはずが、ちょっとあっさりし過ぎ。
もっとドキドキ感を味わいたかった。あそこは勿体無い!

ダメなのはやはり音で驚かそうとするところ。
3箇所くらいありました。最初は思わずビクッと。やられました。
ああいうのはどうも嫌い。

いかにも続きそうなラスト。
「2」もつくるのかな?





ちょっと期待はずれ・・・

2006年06月05日 23時56分10秒 | シネレポ
『ジャケット』行ってみたんですが・・・
なんだか期待はずれ~
いわゆるタイムトラベルものだけど
以前見た「バタフライエフェクト」に似た印象。
「バタフライ」もB級テイストな出来だったけどまだこっちの方が面白かったかも。

な~んか全然はまれなくて途中寝ちゃってました。
何も書けない・・・


決して美人ではないんだけど、何かいい感じのキーラ。

ハの字眉毛にデカっ鼻、そして濃い目のひげ
マンガチックな顔のブロディ。似顔絵描きやすそう

007発見。ジェームス・ボンドのオーラが全く感じられない・・・

怖くなってしまった・・・

2006年06月05日 23時55分46秒 | シネレポ
「明日の記憶」行ってきました。

若年性アルツハイマー病に侵された男と、ともに喪失を乗り越えようとする妻の
夫婦の情愛をたおやかに描く感動作。

まず劇場入ってビックリ
お年寄りばっかり(笑)。ホントすっごい数なんですよ。
まるで老人ホームから丸ごとツアー組んで来たんじゃないかってくらい。
私完全にアウェイ状態?
案の定上映始まるまでは井戸端会議場って感じ。
まあ元気があって何よりです。
それはさておき・・・

序盤及川光博演じる医者が渡辺謙にテストをするシーン。
「桜、電車、猫」この3つの単語を覚えておいてくださいと。
そしてその後簡単な数字の問題を数問した後、再びさっきの3つ何でしたか?と問いかける。
答えられない渡辺謙。

私も出てきませんでした・・・
何とか思いだせたものの、順番に自信がない。
一瞬血の気がひく思いでした(苦笑)
そういえば最近俳優の名前とかすぐ出てこない事多いし・・・
もしや自分もそのうち・・・なんて、人事じゃないような怖い思いで
見てしまってました。
(それ以来この3つの単語が頭から離れなくなってしまった

告知された時、やっぱりああなるだろうなぁって思ったし、
あんな献身的な看病って出来るだろうかとか、色々考えさせられました。

多分現実はもっと大変なんだと思います。ちょっと綺麗に描きすぎ?
ま、あの後なんでしょう・・・・ホントの苦悩の始まりは。
でも十分、本人そして家族の苦悩は伝わってきました。

ラストは何だか救いのないような終わり方でした。
大滝秀治はなんだったんだろ?あれは幻?本物だった?
ちょっと、んっ?でした

館内は大号泣でした
やはりみなさん明日は我が身か・・・って思いだったのか(失礼)

ニンテンドーDSの脳内トレーニングとかいうゲームでもやっておかねばと思いました(笑)。






ホラー2連発だったけど・・・

2006年06月04日 23時13分10秒 | シネレポ
「水霊(ミズチ)」なるジャパニーズホラーに挑戦。
井川遥、渡部篤郎主演。
呪われた水が水道水に混入して巻き起こる恐怖を描く。

井戸水を飲料水として利用している東京西部エリアで、謎の自殺事件が多発していた。
事件に水道水が関係していると直感した新聞記者の響子(井川遥)は、
水質調査の専門家で元夫の祐一(渡部篤郎)に相談するが一蹴される。
調査を進めるうちに、彼女は呪われた水=死に水の存在を確信するが、
水をめぐる死と惨劇は拡大していく。

なかなか目の付け所はイイ感じだったので見てみたんですが、全然ダメェェ
もう粗だらけで突っ込みどころ満載。脚本が全然ダメダメ。
井川遥が連続自殺の原因が水にあるって調べだすのも、何か突拍子がない感じだし
色々調べを続けて、遺跡があっただ、地震で水が濁っただと呪いの根源に
だんだん近づいて行くのかと思いきや、いつのまにかほったらかし~
結局呪いの謎は解けないままだった??はぁ??
しかも最後の井川の赤ん坊のくだりは一体何の意味があったのか?
水の呪いと何か関係あったわけ??全く意味不明

井川遥の演技(演出の方か?)にも問題アリ
序盤、病院である老人の死体を発見するんだけど
その時”きゃぁぁ!”って驚いた後取った行動が・・・
手に握ってた紙切れを取って見てみるって・・・違うでしょ、普通!
誰か呼ぶとか探し行くとかまずするんじゃないのぉ?
他にもおいっって言いたくなるところ満載。

おまけにえぐい映像とデカイ音でびびらそうとする品の無さ
そもそも水の呪いで何で眼を潰して死ぬわけ?
ただグロイ事やりたかっただけなんじゃないの?


映像と音にゲンナリ。内容にうんざりというかガッカリで
イイとこ一つも無し

見なくてイイでーす








全然ダメでしたぁ

2006年06月04日 02時15分57秒 | シネレポ

「ブギーマン」見てみました。
80年代ブームを巻き起こしたホラーのリメイク版です。
「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミが製作(監督かと思ってた!)ということで
期待してたんですが・・・

全っ然面白くなかった
な~んだか、テンポ悪すぎて見ててイライラしちゃって
スプラッター映画じゃないんで、ドバドバ血流して人が殺されていったりはしないんだけど
やたらとデカイ音でビビらそうとするのはうざくてしょうがない。
あんまりつまんないし、うっとおしいんで、出ようかとも思ったんだけど
次に備えて寝とくことにしました

でもデカイ音に邪魔されて気持ちよく寝ることも出来ずイライラしてました。

ホンットにくだらない映画!
全米ではNO1ヒット作だそうです。

何とかついていけました・・・

2006年06月03日 23時48分34秒 | シネレポ
超話題作「ダヴィンチ・コード」行って参りました。
専門的な知識が必要どとか、字幕が多くて読むのが大変だとか
色々と悪い噂を耳にし過ぎて、ちょっと見る気が失せつつあったのですが
やはり今世紀最大の事件ですからね(笑)これ外すわけにはいけないと
意を決して見てきました。


字幕にするか、吹替えにするか迷ったんですが、やはりまずは字幕を見るべきだと思い
体調万全のベストコンディションで字幕へGO

3週目の土曜日の朝1回目の回。それでも客入りはなかなか。さすがですね。


冒頭話題のルーブル美術館のシーンから。
初めて撮影を許可された映像。あまり興味なかった私でも興味津々見いってしまいました。
でも内部がスタジオ撮影だったそうで・・・
それにしても驚いたのはあの館長の「ウィトルウィウス的人体図」を模した死体。
あれ自分でやってたんですねぇ。
瀕死の重傷を負いながら全裸になってダイイングメッセージとなるように自らやったってのは驚き。

その後出るわ出るわ、専門知識の数々。
でも思ってた程字幕の文字が多い印象ではなかった。
確かに多い方でしたが、意外と大丈夫でした。
しっかりついていけました。多少疲れますが、問題ないレベル。
と言っても、内容の理解度は半分くらいかな。

でも結構面白かったぁ。
ま、確かにキリスト教徒の方は「何をぉ~」っていう内容かも知れませんが
なかなか面白い解釈だなぁって思いながら興味深く見れました。

色々言われてるように出来の悪い映画とは思わなかったなぁ。
もっと知識を身につけて、もう一回見てもいいかなぁって思いました。






来い来い華流ブーム!

2006年06月02日 23時59分15秒 | シネレポ
映画の日、「雪に願いこと」を見たかったのですが、間に合わず急遽別の映画に

「SPL/狼よ静かに死ね」見てきました。
香港映画です。出演は「HERO」にも出てたドニー・イェン。

ちょっとガレッジセールのゴリっぽい


サモ・ハンってあのデブゴンのサモ・ハン・キンポーだったんですね。
知りませんでした。

話は「インファナル・アフェアー」以来定番の(?)香港の闇社会を扱ったもの。
これめっちゃ面白かったです!
かなりハードなバイオレンスアクションものです。

もう~何が凄いって警察がめっちゃ極悪。
どっちが悪者なんだってくらいひどい。
囮捜査をしていた仲間が殺されてしまうんです。
その殺しの現場を偶然ビデオに映した少年が警察署に持ってくると
そのビデオには大ボス(サモハン)が暴行した後、下っ端がとどめをさす場面が映ってたんです。
すると、なんと大ボスが殺したことにするためにテープを編集して
偽の証拠品をねつ造しちゃうんです(笑)、
その証拠品を持ってきた若者には暴力を振るって口封じをするし、
挙句、真犯人は全員で殺してしまう。
完全に正義を取り違えてる有り得ない行動の数々。
すごいです。この展開、ありえません(笑)

ただ、こんな一見悪徳警官のようだけど、1人1人色々抱えてる苦悩や善の部分を
しっかり描いてるんです。だからどこか憎めないついつい肩入れして見てしまうという
実に巧い描き方をしてるというか

まあでもやはり悪行は許されないというか、非情な最後を迎えることになるんですが。

見どころはなんと言っても壮絶極まりないアクション。
めっちゃ凄いです。
すっごい見ごたえあります。もう痛快!痛快!
感動的なリアルバトルです!
サモハン50歳過ぎてるとは思えない凄いアクションやってます。

なんでもトニージャーのトムヤムクンにかなり影響を受けたとか。
かなり熱くなれる映画でした。
アクション好きなら絶対お薦め。
ただ結構バイオレンスな内容も含まれてますので、苦手な人もいるかも。
万人向けとは言えないですが、私は好きでした。

来い来い華流ブーム






5月の総括。

2006年06月01日 00時18分37秒 | シネレポ
5月に見た映画

連理の枝
ロンゲスト・ヤード
佐賀のがばいばあちゃん 
トム・ヤム・クン
LIMIT OF LOVE 海猿
僕の大事なコレクション
かもめ食堂(2回目)
青いうた のど自慢青春編(試写会)
実写版 テニスの王子様
キャッチ・ア・ウェーブ
戦場のアリア
ナイロビの蜂
ピンクパンサー
アンジェラ
ロンゲスト・ヤード(2回目)
Jの悲劇
GOAL!(試写会)
タイヨウノウタ(試写会)
クライニング・フィスト
THE EYE 2
レント
夢駆ける馬ドリーマー(試写会) 
トランスポーター2(試写会)
ポセイドン(試写会)
インサイド・マン(試写会)
風のダドゥ(試写会) 
インサイド・マン(試写会)(2回目)

試写会9本はなかなか。
来月もこのくらい行けたらイイですねぇ。
5月の一等賞は「ロンゲストヤード」
号泣賞は「タイヨウのうた」
なかなか粒揃いの5月でした!

上映中未見作品

ALL MY WISH ACT
SPL 狼よ静かに死ね
THE EYE 3
家の鍵
イノセント・ボイス~12歳の戦場~
美しき運命の傷痕
グッドナイト&グッドラック
ジャケット
スポンジ・オブ・スクエアパンツ
ダ・ヴィンチ コード 
デイジー
春が来れば
ブロークン・フラワーズ
間宮兄弟
嫌われ松子の一生
水霊 ミズチ 
雪に願うこと
明日の記憶
迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
陽気なギャングが地球を回す

6月公開予定作品(福岡)

5月の恋
touch the sound そこにある音
アダン
ウォー・アイ・ニー
うつせみ
ウルトラヴァイオレット
オーメン
カサノバ
カミュなんて知らない
ククーシュカ・ラップランドの妖精
ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン
コルシカンファイル
ステイ
デストランス
デスノート(前編)
東京大学物語
トリック劇場版2
初恋
バルトの楽園
ビッグ・リバー
ブギーマン
プリティヘレン
変態村
ぼくを葬る
ホワイト・プラネット
マイ・アーキテクト
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
ロシアン・ドールズ
花よりもなほ 
心霊写真 
着信アリ ファイナル 
不撓不屈
僕と未来とブエノスアイレス

6月も見たいの一杯ありそう。
頑張って見まくります

明日は映画の日。仕事終わりのハシゴはきついんで1本だけに
何にしようかなぁ






泣拳!

2006年05月31日 23時58分47秒 | シネレポ
「クライング・フィスト」見ました。

大切にしていたものを全て失い、路上に投げ出された男、カン・テシク
人を愛する事すら知らない青年ユ・サンファン。
交わることのないふたりが
希望を掴み取ろうとする想いによって
引き寄せられていく

この手の韓流ものには力を感じます。
甘ったるい恋愛モノとは一線を画しています。

まるで2本の映画を見てるような感じ。2つの物語が平行して描かれ進んでいきます。
元銀メダリスト、事業に失敗し生きていくために「殴られ屋」として街頭に立つテシク。
ケンカとカツアゲのすさんだ毎日を送る19歳のサンファン。

お世辞にもできた人間とはいえない二人。
サンファンはまるで「あしたのジョー」の矢吹丈。
だけど丈のように愛嬌があるわけではなく、心は凍てついて荒みきっている。
はっきり言って嫌いなタイプ。共感出来ない
テシクもどこか過去の栄光にしがみついていてちょっと傲慢さが残る。
しかし、逆境につぐ逆境でこれでもかというくらいどん底に突き落とされる。
そんなどん底に落ちても子供に対する想いは変わらない。
そんな子供とのやりとりのシーンには胸を打たれた。
それでテシクに肩入れして見てしまいがちだったんだけど、
サンファンのお祖母さんが倒れた辺りからの心境に変化とか
最後の試合にたどり着くまでの二人の困難を見ているから
試合が始まると勝敗関係なく、ただただ二人の熱い思いを込めた泣拳のぶつかり合いを見守るだけ。
男と男の戦いに言葉はいらない


劇場版「あしたのジョー」テーマソング
「美しき狼たち」

男なら闘う時がくる 誇りを守る為に命を賭けて
男なら旅立つ時がくる 愛する者達に別れを告げて

足を挫けば膝で這い 指を挫けば肘で這い
涙の数だけたくましく 傷ついてしなやかに

ああ男は走り続ける ああ人生という名のレールを

あいつには言葉はいらないさ 黙っているだけで心が通う
あいつには涙も見せられる 孤独が背をむけても包んでくれる

時に厳しく見つめあい 時に優しくいたわって
同じ男の夢を追い 北風に立ち向かう

ああ男は走り続ける ああ人生という名のレール


まるでこの映画の為の歌のような内容。
帰りの車の中でずっと聞いてました
(あしたのジョーサントラがカーオーディオに入ってるんです

男なら 見るべし見るべし見るべし












心地よい音楽に身を委ね・・・

2006年05月26日 23時46分15秒 | シネレポ
またしても不覚!というか無念!!
またスイマーにやられてしまった
はぁぁぁぁ、もう仕事帰りのレイトショーは止めよう
いくら安く見れても寝てしまったら意味ないですね

というわけで「レント」行ったんですが、話半分くらいしか見てない感じ
ただ、それでもはっきり言える事は音楽は非常に良かった。
目はつむっていたけど、心地良い音楽はしっかり耳に入ってました(笑)。

何の感想にもなってませんね
決してつまんなくて寝たわけではありません。疲れてたんです。
すみません。機会があればもう一度行きます

ココは覚えてます


記憶にないかも・・・


多分ラスト近くのシーンかと。何となく見覚えが・・・