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豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

ジェイの悲劇

2006年05月25日 23時59分01秒 | シネレポ
「ジョー」 ダニエル・クレイブ(6代目ジェイムス・ボンドに就任した人)↑右
「クレア」 サマンサ・モートン(マイノリティ・リポートの坊主頭が印象的)
「ジェッド」リス・アイファンズ(ノッティングヒルの人だよね)↑左
主演の3人。

ロンドンに住むジョーとクレア。
ある日衝撃的な事故を目の当たりにし、その場に居合わせたジェッド(リス・エヴァンス)という男と知り合いになる。

冒頭のシーンが凄い
真っ青な空、どこまでも続く緑の草原。
そこに突如真っ赤な気球が現れる!この3つの色のバランスが見事!
引きずられているゴンドラの中には子供が1人。
そしてアンカーロープを操縦士の男が必死で引っ張りながら引きずられている。

たまたまそこに居合わせたジョーはとっさに助けに向かう。
近くに居合わせた農民達も駆けつけ、全員で気球を押さえようと懸命にしがみつき
何とかくい止める。
が!ほっとしたのも束の間、突然突風が吹きジョー達もろとも上空に引き上げられてしまう。

1人また1人とロープから手を離し地上に落ちていくなか、操縦士の男だけはロープを離さず
上空高い所まで上がっていってしまう。
成す術をなくし、ただただ立ち尽くし見守るだけのジョー達。
やがて力尽きて死の落下。衝撃的!ショッキング!!

このシーンでがっちりハートを鷲つかみ。
この後の展開が気になってしょうがない。画面に釘付け

ジョーはその日以来、あの時手を離さなければ助けることができたのでは?
自分が最初に手を離したからみんな離してしまったのでは?と自責の念に捕らわれていた。

そんなある日あの事故現場に一緒に居合わせたジェッドが尋ねてくる。
これ以上関わりたくないジョーは、ジェッドを冷たくあしらうのだが、
執拗につきまとい次第にエスカレートしていく。
恋人クレアとの仲も次第にぎくしゃくさが増していく。

そしてジェッドがクレアとも接触。
果たしてジェッドの目的は!?
衝撃の結末へ!

ん~、このジェッドのジョーをつきまとう理由がねぇ・・・
あまりに予想外で確かにビックリ。
えっ!?そういうこと??みたいな。
ちょっと拍子抜けというか、気球の事故はあまり関係ないんじゃないの?って印象。
あそこまで話を引っ張る要素としては、実に衝撃的で見事なんだけど
(実際かなりひきつけられましたから)
ただ結末を知ってしまうと、んん~??って感じ。

ま、でもまあまあ楽しめました。レンタルで十分かも。


妊婦の方はお控えください・・・

2006年05月23日 01時28分30秒 | シネレポ
「THE EYE2」タイ映画です。
タイと言えば、トニー・ジャーの「トム・ヤム・クン」といい
コメディでは「アタック・ナンバー・ハーフ」とか、異色なものも多いけど
なかなか頑張ってます。

前作「THE EYE」はホントに怖かった
(ハリウッド・リメイク版も撮影中)
多分初めてだったと思います。細目で見ることはあっても、
顔そむけたくなるくらい、怖かったのは。
あのジメッとした湿っぽい雰囲気は日本のホラーとよく似ていると思います。

で「2」ですが、マタニティー・ホラーなんて書かれてましたが
ホントよくこんなえげつないというか、おぞましい話を考えたものです。
妊婦の方、不倫中の方、見ない方が身の為ですよ。

スー・チー演じるジョイは現在不倫中。
別れ話のもつれから、ホテルで睡眠薬を飲んで自殺を図る。
一命は取り止めたものの、それ以来霊の姿が見えるようになってしまう。


ただでさえ情緒不安定になっている最中、追い討ちをかけるように妊娠していることが告げられる。
子供の父親であり、不倫相手のサムに相談するが、つれない態度であしらわれてしまう。

ジョイは相変わらず霊の姿を目撃する。
ある日駅で飛び込み自殺をする女性の姿を目撃する。
これも幻覚だったのだが、この女性の霊が後にジョイに憑きまとうことに・・・

3ヶ月後ジョイは子供を産む決心をして、母親教室に通う。
そこで突然出血をして病院に向かうが、エレベーターの中で産気づいた妊婦と一緒になる。
その時、死者の霊が妊婦の体の中(子宮の中)に入っていく光景を目にする。


ジョイはある寺の高名な僧侶に相談に行くことに。
その僧侶の話によると、人間には元々霊の姿を見る能力は備わっていたのだと。
煩悩によってその能力は退化してしまったけど、死に直面した時、あるいは新しい命が宿った時
ごく稀にその能力が回復することがあると。
ジョイはたまたまその二つの要因が重なった為、霊が見えるようになってしまったのだ。

そして仏教の教えには輪廻転生という考えがあり、(生と死を絶え間なく繰り返すこと)
生まれ来る子供に転生しようと望む霊が妊婦の傍に立って、子供の誕生を待ち構えてるのだと。
決して害は与えないし、怖がる事はないと僧侶は言う。

ジョイは自分に憑きまとう女の霊の正体を探るため、同僚に最近電車に飛び込んで自殺した女性の
資料を集めさせる。そして、資料の中に哀しい目をしたジョイに憑きまとう女性の写真を発見する。

ジョイはその女性の家を訪ねて衝撃の事実を知ることになる。

(もし見ようと思う方はこの後読まないほうがよいかも~)

なんとその女性は不倫相手サムの妻だった!!!
ジョイが自殺未遂をした日、サムの妻も電車に飛び込んで自殺していたのだった。
そして今、サムの妻は自分の夫の分身でもあるジョイのお腹の中の子供に
生まれ変わろうとジョイを憑け回し転生の機会を待っているのであった!!


ジョイもそうはさせまいと逃げ回り、その霊にやめてくれと訴えるが
その女の霊は・・・「生まれ変わらせて・・・・ただ私は全てを忘れ去りたいだけ・・・」と

そしてジョイはある行動を取ろうとするが・・・


よくこんな話思いつくよねぇ。怖すぎませんか?
想像してみてください。生まれてきた子供に乗り移ろうと霊がずっとつきまとってるんですよ。
いわゆる、その子の前世がうろついてるわけです。その自分の子供の前世となる霊の姿が見えたら・・・
想像しただけで鳥肌立っちゃいました。

その乗り移るところの映像が凄いんです。
無防備におっぴろげられたお股目差して、頭から突っ込んできて体の中に入っていくんです。
もしおっさんが入ってきたらどうします(笑)

前作ほど映像的には怖くはなかったんですが、話は非常に怖い。
スー・チーもかなり好演で見ごたえ十分でした。
タイ映画恐るべしです。

ただ一つ気に食わんかったのは、やたらと大きな音でびびらそうとするとこ。
そんなことしなくても十分怖いんですから必要なし。


音楽の力

2006年05月22日 23時22分43秒 | シネレポ
「戦場のアリア」行ってきました。

第1次世界大戦下、最前線で向かい合うフランス・スコットランド連合軍とドイツ軍。
クリスマスの夜、バグパイプの音色をきっかけに奇跡のような出来事が起こる。

これ実話だそうです。
戦争映画なんだけど、全く血生臭さがない。
でも反戦のメッセージはどれよりも強いものを感じました。
敵対し殺しあってた者同士が言葉は通じなくても有効を深め合っていく様は実に感動的。

そして音楽の秘めたる可能性というか、音楽の持つパワーに感動しました

ただ彼らのその後の運命がどうなったかが気になるところではあります。

じわじわと心に染み入る良作。





ひたすら笑うのみ

2006年05月17日 01時42分09秒 | シネレポ
「ピンクパンサー」
ドタバタコメディの王道
めっちゃ面白かったです。
終始笑いが絶えませんでした。
大爆笑からクスクス笑いまでたっぷり笑えました。
愛すべきバカキャラ、クルーゾー警部。最高です
犯人探しの謎解きとかそういうストーリーに期待したらガッカリするかもしれませんが
そんな突っ込みは抜きにして、頭空っぽにして
ただただ笑いに行くべし。
ジャン・レノも最後はすっごいはじけっぷり。これも見ものです。

最近笑ってない人にお薦め






これはラブストーリーじゃありません!サスペンス映画です!!

2006年05月17日 00時36分37秒 | シネレポ
「ナイロビの蜂」です。
レイチェル・ワイズ、本年度アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞作

救援活動家の美しい妻テッサ(レイチェル・ワイズ)がある日ナイロビで殺されてしまう。
妻の死に世界的な陰謀の存在を嗅ぎ取った外交官の夫ジャスティン。
ジャスティンは、妻が追っていた事件がイギリスの薬品メーカーによる現地の人々を使った人体実験であることを突き止める。

これは宣伝で言ってるようなラブストーリーではありません!
ラブストーリーと思って見に行くと痛い目に合います。
(実際、頭弱そうな若いカップルが変な顔して劇場出て行ってました(笑))
これは凄く怖いドキュメンタリータッチのサスペンス映画です。

新薬開発の裏でこんな恐ろしいことが起こってるとはショックでした。
アフリカでは毎日何千人も死んでいるから、新薬開発の人体実験で
数名死のうがたいした事ないとアフリカの子供の命なんか
虫けら同然にしか思ってない政府ぐるみでアフリカを食い物にしようと企む連中。

これ一体どこまでが真実でどこがフィクションなのかわからなくなってしまうくらい、
凄い恐怖を感じました。


これ絶対ラブストーリーとして売るのは詐欺です。
アフリカで起こってる恐ろしい人体実験の実態の部分を前面に押し出して
売るべきだったと思います。
でもそれじゃヒットしないからでしょうね。

胸にズシリと重く残る映画でした。見て損は無し!






やはり思ったとおりでした・・・

2006年05月16日 23時49分01秒 | シネレポ
リュック・ベッソン監督6年ぶりの監督作「アンジェラ」行きました。
リュック・ベッソン監督これが最後の監督作になるとかならないとか?

人生を諦めかけた男が、ある不思議な美女に出会ったことで、愛と人生について再認識していく物語。

案の定、つまんなかったです。
スイマーがやってきました
思ったとおり、ヒロインに魅力を感じられないズバリタイプじゃなかった。
おまけに男もイマイチ共感出来ない。
映像は全編モノクロ。
意外と新鮮でしたが、あまり心に残るものがなくて
寝てていっか!って思ってしまった。
その程度の映画でした。残念




二昔前くらいの青春映画って感じか・・・

2006年05月15日 00時43分11秒 | シネレポ
「キャッチ・ア・ウェーブ」なる映画に・・・・

一応宣伝文句では本格派サーフィン映画となってますが。

大洋、小林、田口の高校生3人組は、田口の親の別荘で夏休みを楽しもうと湘南に。ところが砂浜で別荘の鍵を失くしてしまい、浜辺で出会った怪しい中年男性、デュークが経営するサーフショップで住み込みのバイトを始めることになる。

そこで、地元の女の子と出会って大洋ってのが恋に落ちちゃうわけです。
そして、その子をめぐって地元の悪たちに因縁をつけらちゃいます。
そして最後はサーフィンでガチンコの決闘をすることに。
まさに二昔くらい前の青春モノってノリ。

この大洋って男が演技下手クソなんです。
なんだか見ててこそばゆいっていうか、虫唾が走るっていうか。
見てる方が恥ずかしくなってしまいました。

またまた登場、濱田岳君。
こっちの方が等身大の役どころって感じで子供っぽくて良かったと思います。

まあみる必要ない映画でした。


少林サッカー、テニス版って感じ?バカウケ!

2006年05月14日 23時57分53秒 | シネレポ
「テニスの王子様」見てみました。

まず一言突っ込みたい!

君達!中学生に見えませんっっ(爆)!!
てっきり高校生だと思って見てたら、なんと中学生だって!
高校生でもギリギリ
ちょっと無理ありすぎ(笑)

特にラスボス的キャラの檜垣役のRIKIYAって75年生まれだから今年31歳。
完全におっさんやんかっ!中学生役はどうなんだか・・・

唯一中学生っぽいのが越前リョウマ。
このコ「HINOKIO」に出てた子やね。
原作は知らないんですが、ちょっと生意気な小僧って感じ。
でもこういう天才肌の無敵キャラは好きです。

それはさておき、映画はめっちゃ面白かったです。
原作の漫画もアニメも全く見たことなくて何の予備知識もなく見てみたんですが
余計な先入観がなかったせいか、予想以上に楽しめました。

特に試合のシーン。少林サッカーばりのCG使った必殺技の連続!
これが凄いの何のって、もうただただ笑うしかない!

原作の漫画読んでみたくなりました。
今度読んでみようと思います!

こんな単純明快なのばかり楽しく感じてしまうのは、まずいのかも知れませんが
たまにはこういうので頭を柔らかくしておかないとね(自己弁護)
来週は頭使いそうな「ダ・ヴィンチ・コード」を控えてますから・・・

来週公開作品

2006年05月13日 09時09分24秒 | シネレポ
5月13日より公開の作品(福岡)

実写版 テニスの王子様
ナイロビの蜂
ピンクパンサー
アンジェラ
Jの悲劇
るにん
明日の記憶
クライニング・フィスト
グッドナイト&グッドラック
THE EYE 2

とりあえず、「ピンクパンサー」は必見!ドタバタコメディ大好き!
あと「ナイロビの蜂」と「明日の記憶」と「クライニング・フィスト」「THE EYE2」も見ます。

「グッドナイト&グッドラック」はジョージ・クルーニー監督作。
アカデミー賞作品賞、主演男優賞、監督賞ノミネート作品。
これも結構評判イイみたい。これも見ます。

「アンジェロ」はリュック・ベッソンの久しぶりの監督作なんだけど
予告見る限り、あのヒロインにいまいち魅力が感じられない。というかタイプじゃない。
ちょっと考えておくということに。

「Jの悲劇」はもうDVDで発売される映画で、ようやくここまで南下してきたんですが
この映画、おすぎさんがかなり絶賛していたサスペンス映画。
ちょっと劇場が遠いんでいけるかどうか難しいんですが、行けたら行ってみようかと。


本日レディースデイ、大失敗!

2006年05月10日 23時50分50秒 | シネレポ
本日、レディースデイ。
てことを忘れて、「レント」を見に行ったら、満員御礼~
入れませんでした。補助椅子って言われてもなぁぁ

ホント何度も何度もくどいようだけど、映画の料金常に1000円にすれば
こんなに客入るんだから、何で値下げしないかなぁ。
私ら男性は映画の日だけだもんなぁ

そういうわけで「レント」に入れなかったので急遽「かもめ食堂」を
これがまた凄いことに。
みんな食べ物持ち込んでるんです
まあ、仕方ないけどねぇ。食事してたら間に合わないし、終わってからじゃ遅いからぁ。
ただ匂いがすごい事になってるわけです。
自分も食べてりゃ気にならないんでしょうが、人が食べてるものの匂いって何でこんなに
鼻につくんでしょう
特にきっついのがケンタッキー。鶏自体の匂いと油の匂いがきっついこと。
こんなの食ってたんかと思ったら、もう2度と食べる気しなくなりました。
あれは間違いなく体に悪いですね!

映画始まる頃にはなんとか落ち着いたんですが、あんだけみんな食べといて
スクリーンにおにぎりやシナモンロールが映ったら
「おいしそ~」って、今食べたばっかりやろうがぁぁごらぁぁっ!!
って心の中で叫んだとか叫んでないとか・・・
何でみんな目に映ったものを口にするんでしょうね。ま、そんくらいいいけどさっ

まあそんな感じで賑々しく楽しんできましたぁ(苦笑)終わり

そういや、またインテリア見てくるの忘れてました(笑)


水泳選手に襲われながら・・・

2006年05月10日 17時59分56秒 | シネレポ
「僕の大事なコレクション」です。

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド主演。

収集癖のあるユダヤ系アメリカ人ジョナサン(イライジャ)
ある時、病床の祖母から1枚の写真を渡される。
それには若き日の祖父と見知らぬ女性の姿が。
その女性は祖父の命の恩人だと知ったジョナサンは恩返しをしようと祖父の故郷のウクライナへ向かう。
そして変な英語を喋る通訳のアレックスと運転手役の自称盲目の彼の祖父、そして盲導犬(?)サミー・デイビスJr.Jr.との
写真の女性を探す旅を始める。

やがて旅をはじめて3日目、ひまわり畑に囲まれた家に住む老婆のもとにたどり着く。
彼女の部屋にもたくさんの箱に入れられたあるモノをコレクションしていた。
そこで、ジョナサンとアレックスはそれぞれの祖父の過去の物語を知ることになる。
そしてお互いの深い繋がりに気づくことになる。

「海猿」とのはしごでレイトショーだったため、またしても水泳選手に襲われてしまい
しっかり見ることが出来なかったんですが・・・

とにかくタイトルのユーモラスな印象とは全く違う、かなり深い話。
終盤明らかになる衝撃的な展開にはちょっとびっくり。
旅の末たどり着いたのは、戦争の爪痕が残る村と悲惨な記憶。
そして二人の男の深い絆。

とは言え、決して暗いわけではなく、テンポよくすんなりと見れてしまう不思議な魅力がある。
とにかく風景が美しくて素晴らしい
ひまわり畑は感動!ココで一気に目が冴えました。

一見の価値あり!

ただ最後のアレックスの祖父のとった行動がちょっとどう解釈すればイイのかわかりませんでした。

まあ、なかなかでした。
コメディタッチと思って見ると、ちょっと拍子抜けするかもしれませんが
ちゃんと理解してみればなかなか良作かも。
(寝ながら見てて偉そうなこというなってね)
体調万全でもう一回しっかり見てみたいと思います。


首太いよね・・・・レスラー体型?
脱いだらスゴイんですってタイプかも。















シーモンキー

2006年05月10日 16時36分24秒 | シネレポ
「海猿2」を見てきました。

ストーリーは省略

なかなか、見ごたえありました・…中盤までは・・・
大型フェリーが座礁して、乗客は600人以上乗ってて
船内の車が引火、爆破したら未曾有の大惨事になるかもという
窮地に追い込まれていくわけですが、その辺はなかなか迫力あって非常に見てて怖かった。
泳げない私には特に水難事故の恐怖を感じました

そして船内の奥深くに妊婦と負傷者と共に閉じ込められてしまう仙崎と吉岡。
(この辺かなりご都合主義の展開・・・)
脱出不能と判断され、他の救助隊も撤退し完全孤立状態へ
それでも決して諦めず、脱出ルートを探し回る。
そして一難さってまた一難。次から次に果てしなく逆境が4人を追い詰める。
このあたりはまだスリリングで緊迫感は持続。
かなり画面に釘付け

ただ・・・終盤感動のフィナーレに向かうにつれて、
私の中の邪悪な汚れた心がささやきだすんです。

「ふんっ、しゃらくせぇ・・・言ってる場合か!」
「んなことやってる暇あったら、さっさと逃げろよ・・・」
「ほ~ら、言わんこっちゃない!」
「んな、アホな・・・」

って

とにかくラストに向けて、泣かそうと、感動させようと、
怒涛の展開の連続なんです。そりゃあもう凄いです。
普通死ぬだろ?みたいな。

泣いてる方一杯いたんですが、汚れきった私は冷めた目で見てしまいました

決して悪くはなかったんです。
なかなか良く出来てたとは思うんですが、あまりにも無茶な展開がね・・・
そんな意地悪な目で見ないで、ピュアな気持ちで見てもらいたい。
そうすれば、泣けるし感動します。



ムエタイ最強!

2006年05月08日 23時55分23秒 | シネレポ
「トム・ヤム・クン」見てきました!
いやぁぁ、面白かったぁぁ。
アクションが最高でしたぁ。
ワイヤー、CG、スタント一切無しのアクションは凄いの一言。
破壊力抜群のムエタイでバッタバッタ敵を蹴り倒すところはもう爽快!
あと関節技で手足をボキボキ折りまくるところも爽快爽快!
(ちょっとくどいくらい折りまくってましたが・・)
あまり凄すぎて笑いがでてしまいます。何度一緒に体が動いた事か。
ムエタイ最強です!あの破壊力は凄すぎます!

ストーリーは単純明快。
前作「マッハ」が仏像を取り返す話でしたが、今回は象を取り返す話。
突っ込みどころも多いですが、そういうことは言いっこなし。
昔のジャッキーの映画だって敵討ちとかそういう単純なものばっかりでしたから。
そんな一昔前の映画を見てる感じで頭使わずに、ただただアクションだけを堪能すればイイんです。

ブルースリーの死亡遊戯を思い起こさせるようなデカキャラ。

トニー君は、是非この路線で今後も頑張ってもらいたいです。
ルックスがもうちょっと良ければね・・・それも言いっこなしか。

織田裕二が象に踏まれたような感じか・・・(失礼)


今週の予定

2006年05月07日 23時42分10秒 | シネレポ
1日の映画の日以来、映画はお休みしてたので
今週からまたバンバン見まくってこようと思います!

 8日(月)トム・ヤム・クン
 9日(火)海猿2
10日(水)試写会「青いうた~のど自慢 青春編~」
11日(木)レント
12日(金)ブロークン・フラワーズ

何事もなければこんな予定。
連休明けで仕事は暇でしょ。

がばおもろかった!

2006年05月03日 22時38分03秒 | シネレポ
B&B島田洋七が少年時代に佐賀の祖母のもとに預けられて生活した
実体験を基に書き下ろした自伝小説の映画化。

これも面白かったぁ。
まず冒頭母親との別れのシーンはかなり泣けます。
その後のばあちゃんとの生活は笑い盛りだくさん。
これ全て事実だっていうから余計に笑える。
極貧生活でもポジティブに明るくたくましく、
愛情たっぷり洋七少年を育てる姿は感動的でかつ大爆笑。


何か剣道とか柔道とかのスポーツがしたいと言うと、
”じゃあ走れ、そしたら道具もなんもいらん!”って(笑)
で、”お前まさか靴履いて走りよらんめいねぇ。靴が磨り減るけん裸足で走れ”

腹が減ったというと、”気のせいたい”で終わり(笑)

川から流れてきたものは何でも拾い集めて「川は我が家のデパートたい!」と

ばあちゃん語録はすごいのばっかり。
他にもたっぷりあります。

緒方拳さん演じる豆腐屋さんがまたいいんです。
いつも崩れた豆腐を半額で買ってたら、崩れた豆腐がない時
指突っ込んでわざと崩して半額にしてやったり。


学校の先生が運動会の日に必ずお腹を壊すエピソードも
なんとも言えない心温まる話。(詳しくは映画でどうぞ)

そして最後はまた涙涙。

ホントいいお話でした。