じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「オペレーション・クロマイト」

2019-03-30 21:28:59 | Weblog
★ 映画「オペレーション・クロマイト」(2016年)を観た。

★ 朝鮮戦争、国連軍の起死回生となった仁川上陸作戦を扱った映画。上陸作戦成功のために北朝鮮軍に紛れ込み任務を全うした韓国兵士がいたのだね。

★ 歴史にはそれぞれの見方がある。北朝鮮側から見ればまた違った見解(アメリカ帝国主義に加担した裏切り者ということか)があるだろうが。

★ ともかく同じ民族が殺しあわなくてはならないイデオロギーってやつはいったい何だろうね。

★ マッカーサー役のリーアム・ニーソンはやはり存在感があるなぁ。
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藤沢周平「朝の蛇」

2019-03-30 17:20:41 | Weblog
★ 藤沢周平さんの「蝉しぐれ」(文春文庫)から「朝の蛇」を読んだ。

★ 読書の面白さは、文字を追ってイマジネーションを働かせば、時代も場所も超えて物語の中に入っていけることだ。

★ 海坂藩普請組に籍を置く牧文四郎の物語。15、6歳の青年たちの日常、私塾に通い、道場で汗を流す日々。それぞれに家を背負い、自らの宿命を感じながら、まだ将来を夢見ることの出る日々。

★ 文四郎は隣家の少女「ふく」に何気なく魅かれている。

★ 時代は変わっても人の生き方はそう多くは変わらないようだ。物語は静かに始まっていく。
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映画「草原の実験」

2019-03-30 16:08:18 | Weblog
★ 映画「草原の実験」(2014年)を観た。映像美がすばらしい。

★ 草原で暮らす父と娘。父はアジア系の顔をしているが、娘はロシア系の美人だ。

★ 一面の草原。規則正しく昇りそして沈む太陽。まさに地平線から昇り、地平線に沈む。自然と共に生きる人々。

★ そんな生活が一変する。ある夜、父親は防護服を身につけた兵士に囲まれ、放射線量を測定されていた。何かがあったのだ。

★ そして最後、「草原の実験」の意味が解る。

★ 全編、セリフがなく、絵と効果音だけですべてを物語る、実験的映画だった。
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映画「オーケストラの少女」

2019-03-30 13:10:48 | Weblog
★ 映画「オーケストラの少女」(1937年)を観た。いい映画だった。

★ 失業中のトロンボーン奏者が仕事を求めて著名な楽団を訪れるが、追い払われてしまう。その帰路、彼は財布を拾い、それで滞納していた家賃を払ってしまう。娘は父の職が決まったものだと早合点。娘を悲しませたくないために本当のことが言えない父親。しかし、娘はやがて真実を知り、財布を持ち主の返しに行く。

★ そこから話が二転三転。彼女は楽団をもつことになる。

★ 1つの出来事から話が次々進んでいくところ、物語が二転三転するところ面白い。

★ 最初、出しゃばりで口うるさい娘だと思っていたが、現状を打開するにはこれくらいの向こう見ずとファイトが必要なのだろう。大物実業家は100人の男たち(失業中の音楽家)を前に「彼女が一番のビジネスパーソン」だと言う。金満家で仲間たちと幼稚なイタズラばかりしている実業家だが、人を見る目には長けているようだ。

★ 著名な指揮者、ストコフスキーは自らのフィラデルフィア管弦楽団を率いて本人が演じているという。さすがに本物だけあって、音楽家らしい空気がとても良い。

★ 昔の映画は本当に素晴らしい。
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