★ 京都市が総合選抜から単独選抜に変わったのを機会に、公立高校の前期試験が大きく変わった。
★ 山城通学圏はすでに単独選抜を実施していたので、受験動向にあまり大きな変化はないかと思っていたが、そこはどうして、受験者が倍増。特に学科試験があるA方式は、ほぼオール3レベルで入れる田辺高校や城陽高校の倍率が7倍にも跳ね上がった。
★ 従来の特色選抜は中学校からの調査書でほぼ合否が決まるので、前期での受験を自重していた生徒たちが、一発勝負をかけて学科試験に挑んだということか。
★ しかし受験者が増えると、当然、合格水準も上がる。オール3に4が1つ2つで入れる久御山高校でも、前期の筆記試験が120点台半ばの点数(150点満点)で落とされている。
★ 受験日の早い私立に優秀な生徒を取られまい、という公立の思惑通りというところだろうが、当然中期で合格する生徒のレベルは下がる。新学期のクラス編成など課題は残りそうだ。
★ B方式、いわゆるクラブの実績などで合否を決めるシステムはどうもうさん臭い。外から見ると基準が曖昧で、あらかじめ中学校等のコーチと高校のコーチとの間で、話がついているのでは、といったウワサも聞かれる。
★ これを是とするか否とするかは、いろいろと意見が分かれそうだが、受験する前からほぼ結果が決まっているのなら、何も知らずに受験する他の生徒たちは実に可愛そうだ。
★ 入試は中期、後期と続いていくが、今年の反省に立って、来年の入試がまた変わっていくかも知れない。京都府全体が1つの通学園になる日も遠くないように思える。高校の序列化(府教委は「特色化」と言うのだろう)はますます進みそうだ。
★ 山城通学圏はすでに単独選抜を実施していたので、受験動向にあまり大きな変化はないかと思っていたが、そこはどうして、受験者が倍増。特に学科試験があるA方式は、ほぼオール3レベルで入れる田辺高校や城陽高校の倍率が7倍にも跳ね上がった。
★ 従来の特色選抜は中学校からの調査書でほぼ合否が決まるので、前期での受験を自重していた生徒たちが、一発勝負をかけて学科試験に挑んだということか。
★ しかし受験者が増えると、当然、合格水準も上がる。オール3に4が1つ2つで入れる久御山高校でも、前期の筆記試験が120点台半ばの点数(150点満点)で落とされている。
★ 受験日の早い私立に優秀な生徒を取られまい、という公立の思惑通りというところだろうが、当然中期で合格する生徒のレベルは下がる。新学期のクラス編成など課題は残りそうだ。
★ B方式、いわゆるクラブの実績などで合否を決めるシステムはどうもうさん臭い。外から見ると基準が曖昧で、あらかじめ中学校等のコーチと高校のコーチとの間で、話がついているのでは、といったウワサも聞かれる。
★ これを是とするか否とするかは、いろいろと意見が分かれそうだが、受験する前からほぼ結果が決まっているのなら、何も知らずに受験する他の生徒たちは実に可愛そうだ。
★ 入試は中期、後期と続いていくが、今年の反省に立って、来年の入試がまた変わっていくかも知れない。京都府全体が1つの通学園になる日も遠くないように思える。高校の序列化(府教委は「特色化」と言うのだろう)はますます進みそうだ。