じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

佐世保の同級生殺人に思う。

2014-07-29 14:29:01 | Weblog
★ 「クリミナル・マインド」というアメリカのドラマにはまっている。

★ 連続殺人犯とFBIプロファイラーとが緊迫したドラマを演じる。キャスティングも個性的で面白い。

★ そのシリーズの中に「安全地帯」というエピソードがある。

★ 親に疎外された少年が、普通の家庭に入り込み殺人を繰り返すという内容だ。

★ その少年が、惨殺をしたあとで解剖のようなことをしていた。あるときは内蔵を取り出し、あるときは腕を切開していた。

★ サイコパス(精神病質)と言ってしまえばそれまでだが、彼をして殺人や「解剖」に向かわしめた衝動は一体何だったのだろうか。

★ 佐世保で起きた高校1年生女子の同級生殺人。「人を殺してみたかった」「体の中を見たかった」という動機が衝撃的に伝えられている。

★ これから週刊誌が生育歴や家庭の状況を暴きたて、父親を糾弾していくんだろうね。いわゆる専門家は、母親との死別が引き金になったと分析し、学校などの教育機関は、「道徳教育」の必要性を相変わらず訴えていくのだろう。審判では精神鑑定が行われ、アスペルガーや人格障害といった言葉をまた聞くのだろうね。

★ 理解不能なことが起こったとき、無理やりにでも理由を考え、わかったつもりになって安心するのは、致し方のないことか。

★ そしてまた、犯罪(加害者の理屈で考えれば、そんなもんじゃあないかも知れないが)が繰り返されるのか。

★ 結局はサイコパスの症状があらわれた早期の段階で、しかるべき治療を行うしかないのだろうが、本人が苦痛を訴えているわけではないので、「犯罪」を起こす前から予備的治療などといったことは、人権上難しかろう。

★ 精神医学の精度や、また、治療の効果も疑わしい。

★ ではどうすればよいのか。悩ましいことだ。
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