じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

チョコレート危機

2011-01-31 12:10:41 | Weblog
★ アフリカが緊迫している。

★ コートジボアールの政情不安がカカオ豆の供給を減らし、チョコレートの価格にも跳ね返りそうな気配だ。

★ バレンタインデーが近いが、チョコレートを贈る習慣もいつまで続くやら。先見の明のあるお菓子屋さんは次なる戦略を考えないとね。

★ チョコレートを追っていくと世界経済が見えてくるかもしれない。生産者から消費者まで。カカオ豆がいかなる道をたどり私たちの口に届くのか。その間、どれほどの中間的な搾取が行われているのか。政治とどうかかわっているのか。

★ グローバル経済を考えるいい機会かもしれない。
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エジプト、博物館を守る人々

2011-01-30 16:49:32 | Weblog
★ 新聞紙上の1枚の写真を目にした。市民が手をつなぎ何か建物を守っている。その建物はエジプト考古学博物館だという。

★ 連日、ニュースはエジプト政権を伝える。デモ隊が暴徒化し略奪行為に走っているという。国宝もその例外ではない。

★ そうした中、国の財産、いや人類の財産を守ろうと市民が手を取り合って博物館の警護にあたっているという。

★ 政治権力は一時のもの。それに比べてエジプト数千年の歴史は民族の誇りであるとともに、人類史の貴重な足跡に他ならない。

★ 政変さなかにありながら、危険を冒しながら、文化財を守ろうとする人々がいるということは素晴らしいことだと思う。

★ 政権は変わっても、この国はまた生き返る。そんなことを感じた。
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世界経済の歪み

2011-01-29 10:51:43 | Weblog
★ アメリカなどの金融緩和で市場にあふれた資金が、出口を求めて這いまわっている。それが食料品などの生活必需品の市場に投機マネーとして流入しているからタチが悪い。

★ ただでさえ世界的な人口増加や異常気象、中国を初めとする新興国の需要の増大で価格が高騰気味なのに、それをいいカモと見るや襲いかかるカネの亡者たち。

★ マネーゲームで世界経済が歪んでいる。資本主義の悪い面が大噴火を起こしそうな勢いだ。

★ 景気が回復し穏やかなインフレーションが起こるのはやむをえないことだが、余りに人為的で異常な価格変動は市場を破壊する。人々の生活を破壊する。

★ そもそもはひとり一人の小さな欲望だが、それが大きな塊となると勝手に暴走を始める。国家や企業を巻き込んでのゲームに膨張する。行きつく先はチキンレース。そしてバブルがはじける。最悪の場合は戦争に至る。

★ 匿名性の欲望は直接人の心を痛めることなく、残虐な振る舞いをする。

★ そうならないように、世界のリーダーたちは早急に手を打って欲しいものだ。

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財政破綻

2011-01-29 00:12:43 | Weblog
★ 報道ステーションは日本の国債の格付けが下がったことを受けて、財政破綻が迫っているとの特集を組んだ。

★ アメリカのファンドの某氏はもはや破綻が避けられないという口ぶりだったし、ある大学の先生はあと1~2年が最後の猶予期間だという。

★ 財政赤字分が日本国民の預貯金だけではまかないきれなくなるらしい。

★ 貸金のルールが変わって新規の融資が受けられず、生活にきゅうきゅうとしている人も多いようだが、日本という国が新たに借金できなくなる日が近づいているようだ。

★ 借金できないとなると税収の40数億円で何とかしなければならなくなる。この金額では増え続ける社会保障費はおろか、国債の償還分にも及ばないのではないか。

★ 公務員の給与カットはもちろん年金なども減額されるんだろうね。一方で貨幣価値が下がってインフレが起こるのか。国債も紙幣も価値を失ってしまうのか。

★ 資産が先を争って現物市場に流れ込めば、さらにインフレが進む。どうしようもない悪循環に入り込みそうだ。

★ 日本の没落だ。

★ 最終的にはインフレによって国の借金は目減りし、円安によって再び輸出産業が復活するかもしれないが、資金に行き詰まった多くの人が路頭に迷うことになるのだろう。

★ もはや猶予期間もない。増税するにしても当面消費税を20%まであげなければ財政は改善しそうもない。消費税1%で2.5兆円増収になるとして、20%なら37.5兆円、25%なら50兆円の財源が確保できる。

★ これでさえ焼け石に水かも知れないし、消費税を上げることでますますデフレになるかも知れない。

★ どうやら庶民にとって貧しさは避けられないようだ。貧しさの中にどんな豊かさを求めるか。高度成長そしてバブルに酔いしれた私たちは、ようやく正気に戻るのかもしれない。そう考えれば、新たな成長のためには苦しくとも通らなければならない道なのだろうか。
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権力というもの

2011-01-28 04:31:54 | Weblog
★ 大河ドラマ「太平記」を思い出した。

★ 「太平記」と言えば鎌倉幕府の倒壊から南北朝の動乱を中心に描かれた古典だ。中でも印象に残るのは、鎌倉幕府を倒すために手を取り合った足利尊氏、新田義貞、楠木正成が、政権を奪取するや敵味方に分かれてしまうことだ。

★ それに室町幕府ができてからの尊氏の弟である足利直義と執事である高師直との対立だ。

★ 権力を握るまでは共に戦った仲間もそれが手中に入ったとたん同床異夢が明らかとなる。権力とはそれほどまでに魅力的で魔性なものなのか。

★ 鎌倉幕府も御家人の足の引っ張り合いが続いたようだし、陰湿な世界だ。

★ そう考えると昨今の民主党のお家騒動など、児戯に等しいのかもしれない。
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国家戦略の欠如

2011-01-28 04:09:23 | Weblog
★ みんなの党、渡辺代表の代表質問を耳にした。

★ 言われてみれば菅内閣には財務大臣経験者が4人もいるんだね。財務大臣と言えば総理大臣に次いで重要なポストだ。国としては総理大臣と税務大臣それに外務大臣が三役というところか。

★ 財務大臣、かつての大蔵大臣と言えば総理大臣への階段のようなものだった。歴代有力者がその地位に就き、予算に采配を振るってきた。

★ それが4人も入閣ということは、渡辺氏が指摘するように増税シフトなのだろうが、同時に財務大臣のポストが安っぽくなってしまったのかもしれない。

★ 総理大臣を乱増しすぎて最高顧問ばかりが増える政党のようなものだ。

★ 日本の国債が格下げされたというが、国の値打ちが大臣ともども下がってしまって良いものだろうか。最近は耳にもしなくなったが民主党は「国家戦略」という大きな看板を掲げて政権を交代を実現した。

★ ところが、国家戦略どころか今や自民党の亜流に堕してきた。日々の仕事に直面して大変なのだろうけれど、しっかりとした国家戦略がないから場当たり的と言われるのだ。

★ この内閣はいつまで続くかわからないが、心ある国会議員は党派を問わず、しっかりとした国家戦略を提言して欲しいものだ。
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スプートニクショック

2011-01-27 11:35:19 | Weblog
★ アメリカのオバマ大統領は一般教書の中で、今を「スプートニクショック」の状態だと危機感を訴えた。

★ 大統領が危機感を煽る背景には、自らの支持率の低下や議会で多数を占める共和党への配慮があるようだ。

★ 「スプートニクショック」とは懐かしい言葉だ。冷戦さなかの1957年、ソ連が初の人工衛星の打ち上げに成功した。このままでは大陸間弾道弾の餌食になりかねないと、アメリカが震撼した出来事だ。

★ アメリカは「国家防衛教育法」を制定し、理数系を中心とするカリキュラム改革が行われた。

★ 「スプートニクショック」はそれから25年後再び脚光を浴びる。レーガン政権のもとで教育改革が行われようとしていた時だ。教育の優秀性に関する全米審議会による「危機に立つ国家(A Nation At Risk)」(橋爪貞夫著「危機に立つ国家」黎明書房、1984年の中に邦訳がある)を初めとして数多くのレポートが発表された。

★ 当時のアメリカのターゲットは日本だ。日本の優秀性から何を学ぶかが研究された。

★ それからまた25年。歴史は繰り返すというが、面白い。今回の仮想敵は中国を初めとする新興国だろう。新興国が台頭する中でアメリカ経済がいかに再生し、世界におけるその地位を維持できるか、が問われている。

★ 今後10年間で理数系の教員を10万人増やすというから、10年後にはその効果が表れるかもしれない。この余波は日本にも押し寄せそうだ。

★ 日本でも理数教育は今後のキーポイントになるであろう。そこで必要とされるのは「エリート教育」だろう。能力に恵まれた人々をいかに見つけだし、どのような環境をあたえて、どのように育てていくか。日本も10年ぐらいのスパンで戦略を立てる必要があろう。オリンピック選手を育てるような工夫が必要かもしれない。

★ 層を厚くするには初等、中等教育における理数系教員の充実も求められる。優れた人材がこの分野に進出するよう奨学金の優遇や教員になってからの待遇の改善など、改革すべき点は多そうだ。

★ アメリカ大統領の提言を日本もうまくいかせばよい。こうした能力は日本人の得意分野だ。
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国の借金が1000兆円になるという

2011-01-26 19:49:22 | Weblog
★ 国の借金が1000兆円になるという。途方もない数字なので実感さえわかない。国民1人あたりおよそ1000万円の借金を抱えているということか。

★ これだけ借金があって、そして減るどころかさらに借金が膨らみそうで、財政破綻しない方が不思議だ。

★ 結局インフレ政策しか借金を目減りさせる方法はないのか。ハイパーインフレ、そしてデノミネーション。新紙幣の発行という流れか。

★ 為替相場はどうなるやら。

★ 多くの人が没落しそうだ。賢い富裕層は資産を海外に移し始めているんだろうね。
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京都府の私立高も無償化拡大へ

2011-01-26 11:33:41 | Weblog
★ 京都新聞電子版によると、京都府は私立高校の無償化を拡大するという。

★ 府民が府内の私立高校に通う場合、年収500万円未満の家庭まで家計負担分をゼロにするという。

★ 大阪府の無償化が京都の私立高校にダメージを与えているというが、これに京都府も手を打った形だ。

★ 11年度は府民が府内の私立高校に通う場合だけに適応されるというが、今後他府県の私立に通う生徒についても協議するという。

★ 高校「市場」は公私乱れて、戦国時代に突入しそうだ。
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地方の反乱

2011-01-25 22:12:35 | Weblog
★ 大阪都構想、中京都構想、関西広域連合に続き、新潟県は新潟市と合併し「新潟州」構想を掲げた。

★ 明治維新で廃藩置県されてからおよそ150年。道州制の議論も一向に進まない中央政府に対して、地方の反乱が始まったようだ。

★ 独立闘争や軍事衝突が起こっているわけではないが、中央政府が今のようなありさまなら、地方からまさに「維新」が起こらないとも限らない。

★ 国のカタチを変える大きな動きが始まろうとしているのかも知れない。 
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