★ 「松本清張短編全集07鬼畜」(光文社文庫)から「点」を読んだ。
★ 戦後直後の話。かつて滞在した九州K市を訪れた作家のもとを手紙を携えた少女が訪れる。見ず知らずの男からの手紙でネタを買い取って欲しいとの内容だった。
★ ネタは潜入捜査で得られたある組織の内情であったが、作家にとっては興味のないものだった。黙殺することもできたが、使いの子どもに同情しいくらかのカネをもたせて返した。
★ そして、作者は「点」として生きたその男に興味を持ちだした。
★ 事実をもとに書かれた作品だというが、清張自身が「あとがき」に書いている後日談が面白かった。
★ 戦後直後の話。かつて滞在した九州K市を訪れた作家のもとを手紙を携えた少女が訪れる。見ず知らずの男からの手紙でネタを買い取って欲しいとの内容だった。
★ ネタは潜入捜査で得られたある組織の内情であったが、作家にとっては興味のないものだった。黙殺することもできたが、使いの子どもに同情しいくらかのカネをもたせて返した。
★ そして、作者は「点」として生きたその男に興味を持ちだした。
★ 事実をもとに書かれた作品だというが、清張自身が「あとがき」に書いている後日談が面白かった。