じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「インフェルノ」

2019-03-17 22:21:23 | Weblog
★ 映画「インフェルノ」(2016年)を観た。「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」の続編だという。主演はトム・ハンクス。

★ インフェルノとは地獄の意味。今回もイタリア、トルコの観光ガイドと言った感じもするが、これに人口爆発が絡んでくる。人類を淘汰するためにウィルスを散布しようと企てる人々とそれを阻止しようとする人々。途中まで誰が味方で誰が敵なのかがわからない。少々複雑すぎる気もする。

★ 本気でウィルスを散布しようとすればもっと他に手があったように思うのだが。警鐘ということか。

★ 人が手を下さなくとも、人口が一定の数を超えれば、自然淘汰が起こるように思う。それが疫病なのか、戦争なのか、あるいは餓死なのかはわからないが、人類がこの問題に直面するのは時間の問題だと思う。
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阿刀田高「サン・ジェルマン伯爵考」

2019-03-17 16:11:43 | Weblog
★ 阿刀田高さんの「ナポレオン狂」(講談社文庫)から「サン・ジェルマン伯爵考」を読んだ。

★ 父の遺言に従って、相沢氏は帝国ホテルのロビーを訪れた。そこで父に代わってサン・ジェルマン伯爵と会う。父と伯爵は13年前に今日の日に会うと約束したのだ。

★ そこで交わされる不死の話。これを屁理屈と捉えるか道理と捉えるかは、読書氏に委ねられている。いずれにせよ、(ちょっと)考えさせられる。

★ ところで、サンジェルマン伯爵は18世紀に確かに実在していた。経済的に恵まれ、博学だったという。神秘思想にも通じていたらしく、そのあたりから不死伝説が生まれたらしい。

★ もしや本当に不死か。この辺りはものの考え方だろう。伯爵に従えば。
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映画「ユニバーサル・ソルジャー」

2019-03-17 14:53:50 | Weblog
★ 国連では殺人ロボットの規制が論議され、日本政府も賛成するという記事を見た。ということで、映画「ユニバーサル・ソルジャー」(1992年)を観た。

★ ベトナム戦争で瀕死の傷を負った兵士が「ユニバーサル・ソルジャー」として再生される。自らの意思を持たず、命令に絶対服従の殺人ユニットだ。ロボットではなくもしろサイボーグ、アンドロイドといった類か。

★ 記憶はミッションごとに消されるはずだったのに、潜在意識が暴走を始める。

★ 現代の戦争はいかにして人的被害を最小限にとどめるかが課題とされているようだ。殺人ロボットなら攻める側の被害は少ないかも知れない。しかし殺される側にとっては実に危険極まりない話だ。当然、殺人ロボットには殺人ロボットで対抗することになる。結局は際限なく殺戮が繰り返されるだけだ。

★ 指導者の一騎打ち(決闘)で勝敗を決める方がはるかに被害が少ない。そんなことには絶対になりはしないだろうが。

★ 「心に平和の砦を築け」と言われるが、人類にとって実に難しい課題だ。

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チェーホフ「カメレオン」

2019-03-17 01:29:50 | Weblog
★ 2002年発行の東京書籍「新しい国語1」からチェーホフの「カメレオン」(原卓也訳)を読んだ。

★ 商人ピチューギンの指を1匹の犬が噛んだ。騒ぎを聞きつけた町の人々は広場に集まった。ピューギンはたまたま通りがかった警察署長のオチュメーロフトに犬の処分を頼むのだが・・・。

★ 誰の犬かによって処分がコロコロ変わる。まるでカメレオンのように。人の心の弱みをえぐるような作品だ。

★ それにしてもロシア人の名前は覚えにく。
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