じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

介護体験

2010-10-31 08:18:18 | Weblog
★ 父が退院してきた。

★ 15年前に脳出血で倒れ、左半身マヒながらなんとか車イス生活をしてきたが、9月に脳梗塞を発症し、右手、右足に力が入りにくくなった。

★ 1月余のリハビリを終えて自宅に帰ってきたが、全身マヒということで介護体制は一変した。

★ 排泄介助、食事介助、ベッドから車イスへ、車イスからベッドへの移乗、何気ない動作がどれほどありがたいものか痛感する。

★ 排泄介助などはヘルパーさんに1日に3回入ってもらえるので、フォローできているが、家族としては何かと落ち着かない日が続いている。

★ 高齢化社会、高齢者をケアするサービスはこれから需要が拡大しそうだ。

★ ただ心配は費用だ。介護保険が比較的充実しているので、利用者にとってはそれほど大きな負担はないものの、うちのように利用者本人に共済年金があったり、家族が同居している場合はともかく、国民年金だけで生計を立てている人には大きな負担だ。

★ それに介護保険は保険料で維持されているものの社会的コストの増大が懸念される。消費税の増税も遠からず必要になるだろうが、自分の老後を自分で設計できる仕組みを考える必要があろう。

★ 初めての介護体験。人の体重の重さを感じつつ、学ぶことの多い日々が続く。
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ティーパーティー

2010-10-29 00:35:45 | Weblog
★ 今日のニュースを見ていると、アメリカの「ティーパーティー運動」が取り上げられていた。

★ ティーパーティー運動とは、不況が長引く中、オバマ政権が大きな政府を目指しているのではないか批判し、中間選挙を前に共和党候補を支持する市民運動のようだ。

★ ティーパーティーとは懐かしい言葉だ。アメリカ独立戦争の一つのきっかけになったのが「ボストン茶会事件」ではなかったか。

★ この事件と今回の運動とどのような関係があるのかはよくわからないが、オバマ民主党政権に対するいら立ち、閉塞感が広まっているのは確かなようだ。

★ オバマ大統領の演説は相変わらず流暢だが、かつてのように心に響いてこない。何がチェンジし、何を成し遂げることができたのか。

★ 不況の責任をすべて大統領に背負わすのは酷とは思うが、批判されるのはリーダーの宿命だ。

★ ところで日本でも民主党政権は早くもほころびを見せている。日本でティーパーティーのような運動は起こりうるのか。極右や国家主義、民族主義に走らず、自由主義、小さな政府を目指す運動など、かつての日本にあったのだろうか。

★ 明治維新までさかのぼると何かあるか。普選運動とも自由民権運動とも違うなぁ。全共闘運動とも違うし、尊王攘夷運動とも違うしなぁ。「草の根運動」というのは聞いたことがあるけれど、保守勢力の市民運動と言うのは日本ではあまり広がらないようだ。
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セクハラサイコロって

2010-10-26 21:57:13 | Weblog
★ 埼玉県の59歳の小学校教諭が「セクハラサイコロ」なるものを作り、児童の罰則として使っていたという。

★ ここまでくると笑えてくるが、児童の気持ちを思うと笑ってはいられない。

★ 問題の教諭は「サービス精神でやった」といっているそうだが、学校をキャバクラと間違えているのではなかろうか。

★ 59歳になるまで、この教諭はどんな教員としてのキャリアアップをしてきたのだろうか。また同僚教員たちはこの教諭の非行を見過ごしてきたのか、見て見ぬふりをしていたのか、それとも他に何か理由があるのだろうか。

★ 重箱の隅をつつくような報道も嫌気がするが、つつかれる方ももっと考えてもらわねば困るねぇ。

★ 教員の「サービス精神」とは決して児童とじゃれ合うことではないし、ましてやセクハラとサービス精神を混同するようでは、言語道断だ。
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進まない幼保一元化

2010-10-25 23:06:01 | Weblog
★ 報道ステーションで待機児童の特集をしていた。

★ かけ声ばかりで遅々として進まない幼保一元化。背後には業界団体と政官の癒着が垣間見える。

★ 郵政や道路と並び、厚生族も大きな利権の渦の中にあるようだ。

★ 保育所や託児所などはビジネスとして成り立たない領域なのだろうか。

★ いや新規参入を防ぐために成り立たないようにハードルを高くしているのではないか。そして、補助金(税金)にどっぷりつかる利権構造ができているのではないのか。

★ 経営者も官僚も政治家も自分たちのことしか考えていないんだね。幼い子どもを抱えて困っている人のことなど、どうでもいいんだよね。おぞましい光景だ。
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懐メロ

2010-10-25 01:21:31 | Weblog
★ YouTubeで懐かしい曲をめぐっている。

★ ふと「昭和ブルース」を聴いてから、マイナー調の歌めぐり。「昭和ブルース」は、天地茂さん主演の「非情のライセンス」の中で使われていた。

★ 次は、さくらと一郎「昭和枯れすすき」。うまいねぇ。これは「時間ですよ昭和元禄」で使われていた。

★ すすきがらみで「船頭小唄」。森繁さんの哀愁あふれる歌もいいし、島津亜矢さんの歌唱力で聴くのもいい。

★ この「船頭小唄」は大正時代の歌とか。大正ロマンと言えば「ゴンドラの唄」。黒澤明監督「生きる」の中で、実にすばらしく使われていた。

★ 「船頭小唄」も「ゴンドラの唄」も作曲は中山晋平さんなんだ。すごい作曲家だね。

★ さて、次はどの方向に行こうかな。
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人口爆発

2010-10-24 11:43:57 | Weblog
★ 地球の温暖化や生物の多様性について国際会議が開かれているが、人口爆発も深刻だ。地球の人口は69億人を超え、まもなく70億人に達しようとしている。このままいけば近い将来には100億人を超える。

★ 地球全体が一つの生態系であるなら、人類だけが突出して増え続けることは不可能だ。食物連鎖か崩れれば、あとは自然淘汰がはじまる。

★ それが病気なのか、飢餓なのか、戦争なのかはわからないが、何らかの形で人口調整が行われるのであろう。

★ これを運命として受け入れるか、宇宙、海底、地下などに新たな開拓地を求めるのか、人類は切羽詰まった問題に直面している。

★ しかし、人類にとって死活問題とも思える危機が迫っているのに、関心があまりに薄いように思う。
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答案紛失の怪

2010-10-22 22:21:03 | Weblog
★ 大阪の府立高校で定期試験の答案が1クラス分だけなくなったという。職員室の机に置いて少し席をはずしているうちになくなったというから、なんとも奇妙な話だ。

★ 答案が1人で歩くはずもなく、誰かが持ち去ったか、この教員がどこかに置き忘れたかしか考えられない。

★ 誰かが持ち去るとして、職員室に部外者が簡単には入れないだろうし、同僚教員か生徒以外には考えられないのではないか。同僚イジメでもあれば話は別だが。

★ 同僚教員が他の教員の机の上のものを勝手に動かすだろうか。

★ 生徒が持ち去るとして、職員室に入って、(どこにあるかわからない)答案を抱えて、他の教員の目に留まらず職員室から出るということは、考えにくい。

★ そうなると担当教員の話が怪しくなるか。

★ 謎は深まるばかりだ。答案や成績の資料を家に持ち帰る途中で車上荒らしにあったという話は聞いたことはあるが、職員室でモノがなくなるとは、それも金銭ではなく答案とは、不思議な話だ。 
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「24」ファイナルシーズン

2010-10-21 00:27:47 | Weblog
★ 「24」も遂にファイナルシーズンだ。これが最後だと思うとちょっと寂しい。

★ レンタルで1-4を借りてきて観た。さすがにいつもながらの展開は少々マンネリ化だ。だが、見始めるとやめられない。5巻以降のレンタル解禁が待ち遠しくなった。

★ ファイナルと言うことは、不死身のジャックも遂に・・・か。

★ それにしても、復活したCTUも公私混同が甚だしい。女性分析官の過去をめぐるエピソードがサブエピソードとして描かれているが、ちょっと無理がある。CTUほどの組織なら過去の経歴を調べられないはずなかろうに。

★ ストーリーに苦労が見られる。シーズン8ともなると、やむをえないことか。

★ 度肝を抜かれたシーズン1。シーズン2,3はノリノリ。ジャックは潜入捜査でヤク中にもなったしね。シーズン5ではクロエが大活躍。シーズン7ではジャックが細菌兵器にさらされたっけ。同僚も恋人も犠牲となった。

★ ドラマといえ、ジャックは世界中の不幸を背負っているような人だ。

★ 長いシーズン中に、アメリカに本当に黒人大統領が誕生したし、次はもしかすると女性大統領が誕生するかもしれない。テロは起こらないで欲しいものだが。
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フランスで学園紛争

2010-10-18 00:20:10 | Weblog
★ 年金改革をめぐり、フランスの高校で学校閉鎖やサボタージュなど学園紛争が起こっているという。

★ さすがにフランス革命を実行した直接行動の国だ。

★ それに比して日本は模倣の国。対岸で過激な動きがあれば、それに乗じて過激になる。1960年代後半の学園紛争も最初はフランス辺りが発端ではなかったか。

★ もちろん当時は背後に東西冷戦もあったし、ベトナム戦争もあった。学生の暮らしは今とは比べ物にならないほど貧しかったし、政治の季節になるのに十分な要素が揃っていた。

★ ヨーロッパでは経済危機から労働運動が活発化しているように思える。これに触発されて、学生たちが政治への参加を強めているのか。極右勢力の動きも気になるところだ。

★ 「革命」がブームとなれば、日本の若者たちもファッションのように真似るんだろうね。

★ ただ、若者たちが立ち上がるとして、「敵」は何だろうか。プロレタリアート、階級闘争などといっても今の高校生にはわかるまい。「マカロン」は知っていても、「マルクス」は知らない。

★ プチブル時代、「敵」は自分自身で自虐的になりそうな気がする。自分自身を「ソーカツ」、自己批判するか。

★ そもそも、「連帯を求めて・・・」という気分じゃなさそうだ。
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「変身」(東野)を観る

2010-10-16 04:35:16 | Weblog
★ 脳移植がもたらす悲劇を描いたものだが、とても残念な作品だったように思う。

★ 脚本、演出、キャスティング、どれもこれもイマイチだった。

★ まず、脳移植を行った教授。性格がパッとしないし、しゃべるのがしんどそうに感じた。

★ ヒロインの蒼井さん。一生懸命の演技はわかるが、何か違和感を感じた。

★ 主人公の玉木さん。この脚本じゃあ、これが限界かなぁ。

★ ただ筋をなぞるような展開だった。監督、脚本が変わればもっと面白くなるのかなぁ。

★ 「容疑者Xの献身」や「チームバチスタの栄光」ような面白さが感じられなかった。

★ この作品は、原作で味わった方がよさそうだ。
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