岩手県の「いじめ自殺」に思う

★　岩手県で起きた中学２年生の「いじめ自殺」事件。痛ましい限りだ。

★　生徒があれほど信号を出しているのに、何もできていない学校は、無能の極みだ。

★　生徒が通っていた中学校の「いじめ防止基本方針」というものを読んだ。

★　役所の作文と言った感じで、血の通わない文面だが、それはそれとして、ここに書かれていることが実際に機能していれば、命が失われなかったかも知れない。

★　機能しなければ、こんな文をいくら作っても、労力の無駄でしかない。

★　問題を一人で抱えこんだということで、担任にばかりが批判にさらされているが、これは学校ぐるみ、教育行政全体の問題だと思う。

★　今回の事件は、たまたま顕在化しただけで、同様の状況は全国で数限りなく存在しているだろう。

★　次の犠牲者が出る前に、大人はできる限りの努力をしなければならないと思う。とりわけ、学校（教育行政）の官僚体質は、何とかならないものだろうか。