じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「ヒトラー最後の12日間」

2006-02-27 05:02:13 | 映画
☆ 「ヒトラー最後の12日間」を見終わった。

☆ ヒトラーの側からとらえた異色の映画だったが見ごたえはあった。史実通りにどれだけ映画で表現されているかはわからないが、ヒトラーという人物はエキセントリックで、二面性があり、見かけは貧相な人として描かれていた。

☆ どうしてそんな彼がドイツの指導者としてヨーロッパを席巻していったのか、不思議だ。ユダヤ人をはじめ多くの人々を殺害したナチスの人々には全く同情の余地はないが、ユダヤ人であれドイツ人であれ、戦争の犠牲者として幼い命や一般市民が巻き込まれていくのには改めてショックを受けた。戦闘シーンは迫力があり、戦争の恐ろしさ、残酷さをリアルに表現していた。

☆ 日本映画では「日本の一番長い1日」というのを何回か見た。これも敗戦に直面した指導者たちの姿を描いていたが、勇ましい指導者たちも敗戦が濃厚となると普通の人に戻ってしまうのが実に不思議だった。権力とはそんなものなのかも知れない。

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グラスホッパー物語

2006-02-14 13:18:06 | Weblog
★ 何気に気になる曲というものがある。ふと耳にしたこの曲。シャンソン風の曲。どうもNHKの「みんなのうた」で流れているらしいので調べてみた。タイトルは「グラスホッパー物語」

★ 主人公のグラスホッパーが歩んできた人生を孫たちに語るというミュージカル仕立ての作品。そしてそのおじいさんグラスホッパーはあの「のっぽさん」だ。「でっきるかな、でっきるかな」の番組の中では言葉を使わずにパントマイムで演じてくれたのっぽさんだが、今回はその歌声を聞かせてくれる。

★ 「なんとも人生はかくもすばらしくせつないものか」と感じさせてくれる歌詞で、純情無垢におじいさんの冒険話に聞き入る孫たちの表情もいい。孫たちに「大きな世界へ羽ばたけ」というおじいさん。年をとったせいかこういう詞に感動してしまう。

★ NHKの「みんなのうた」はさすがに長寿番組だけあって、時々心にくる曲を流してくれる。私は「子犬のプルー」「小さな木の実」が好きだ。最近はアニメなど見せ方もこっている。諫山実生「月のワルツ」などすばらしいメルヘンだった。

★ かつて「葉っぱのフレディ」が流行ったけど、森繁さんのナレーションもよかったなぁ。人生はせつないけれど、すばらしいと思える。
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