じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「孤高のメス」を観た

2017-07-19 01:47:15 | Weblog
☆ 堤真一さん主演「孤高のメス」を観た。

☆ 医療現場が舞台。海に面する地方の市民病院に一人の外科医が赴任してくる。彼は敗北主義的な医師たち、大学病院に依存する地域医療の現状を目の当たりにし、それに挑む。

☆ クライマックスは脳死肝移植。脳死の議論が盛んだった時代、彼は殺人罪で告訴されるリスクを承知で、患者を救うため肝移植を決意する。手術の映像はとてもリアルだ。

☆ 孤高のメスは、外科医としてのメスであると同時に、現代の医療に対するメスを暗示しているようだった。

☆ 夏川結衣さん、余貴美子さんの演技が光る。松重豊さんはいつもながらに味がある。柄本明さん、生瀬勝久さんはちょっと誇張気味でクセはあるけれど、独特の雰囲気を醸し出す。


☆ 当麻医師(堤真一)は「救命病棟24時」の進藤医師(江口洋介)とイメージがかぶる。

☆ 理想の医師像のモデルなのだろう。 
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