政変の予兆

☆　都議選の結果がでてきた。都民ファーストの圧勝。自民党の大敗。実に分かりやすく明暗を分けた。

☆　明日、政府は何というだろうか。「都政と国政は違うが、批判は真摯に受け止めて・・・」とでも強がるのだろうか。

☆　自民党の一部の人々は、「マスコミのせいだ」と鬱憤の矛先をそちらに向けるに違いない。


☆　公明党はどうする。今まで通り安倍政権を支えるのか。勝つことが至上命令の公明党。次の国政選挙で自民党との共倒れは避けたいところだろう。


☆　大勝したからと言って、都民ファーストにも不安は残る。寄せ集めの候補者で、どれだけ仕事ができるのか。実績を残さないと、期待は失望に変わる。そうすると、大きな反動が起こる。

☆　ポピュリズムの風潮も心配だ。小泉旋風、橋下旋風、小池旋風と最近は荒れた風が吹く。


☆　安倍政権は内閣を改造、ポピュリズムにはポピュリズムと人気者を抜擢し、延命を図るに違いない。野党に強力なライバルがいない以上、最大の敵は党内の勢力だ。

☆　民主党にも責任論が吹き荒れるだろうが、所詮はコップの中の騒動に終わるに違いない。


☆　都議選の結果は国政にも影響を与える。政変の矢は放たれた。　

サイレントマジョリティ

☆　日の丸を振る人、帰れコールを叫ぶ人。土曜日の秋葉原は騒然としたそうだ。

☆　安倍総理の街頭演説。

☆　６０年安保の時、「国会の周りはデモでナニしていたけれども、後楽園球場では数万人の人が入って野球を楽しんでいる」と言ったのは、安倍総理のおじいさん、岸信介首相。

☆　安倍総理、秋葉原騒動もマスメディアの「印象操作」と切り捨てるか。　


☆　「声なき声」の審判は、まもなく下る。