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見送り

 「文部科学省は1日、来年4月からの実施を予定していた英語の民間資格・検定試験の導入見送りを発表した。2024年度を目標に、大学入試英語の新たな制度構築に向け抜本的な見直しを迫られる。改めて民間試験を活用するか、20年度からの大学入学共通テストの枠内で行うかなどは未定で、文科省は1年間かけて作業を進める」(時事ドットコム)

 萩生田の「身の丈」発言がどれだけ影響したのか知らないけど、不備の目立つ入試制度を見切り発車させずに済んだだけでも、萩生田に「Good job!」と言いたい。もちろんこれは諸問題が先送りされただけで、宙ぶらりん状態になってしまった現高2生にとっては朗報でも何でもない。混乱が教育現場に広がるのだけは避けなければならない。とりあえず彼らが受験する英語入試がどういう形で実施されるかだけでも早急にはっきりさせる必要がある。

 それにしても、安倍改造内閣のこのところの失態続きには呆れてしまう。辞任した経産大臣と法務大臣、そして文科大臣、結局は相応しくない人材を登用した結果が招いた当然の結果なのかもしれないが、任命責任を口にしながらもまったく素知らぬ風な総理大臣がいる限り、こんなことがまたぞろ繰り返されるんだろうな、きっと・・。
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