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12ヒット商品

 毎年の恒例となっているSMBCコンサルティングの「ヒット商品番付」が今年も発表されたので、早速載せてみることにする。


 今年のキーワードは「日本の底力」なのだそうだ。確かに、山中伸弥京大教授のノーベル医学・生理学賞受賞で注目される、体のあらゆる細胞に変わる能力を持つ万能細胞「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」と、今年5月に開業した高さ世界一の電波塔「東京スカイツリー」が東西の横綱を占めたことでも、日本が底力を発揮した一年だったと総括することはできるだろう。大関の「東京駅」も日本の建築力の高さを証明するものとして、スカイツリーともども多くの見物客を引きつけるだけの魅力があるのだろう。
 関脇の「タブレットPC」は私もそのうち買いそうな気がするが、飛行機が嫌いな私が「LCC(格安航空会社)」を利用することは多分ないだろう・・。「マルちゃん正麺」は食べたことがあるのか無いのか、よく覚えていないが、私にとっては「丸亀製麺」の方が遙かにヒット商品だ。ハイブリッドカーに魅力を感じたことがない私には、「AQUA」は決して魅力的な車ではない。プリウスに似た車が色々あるな、ぐらいの認識しかない。
 前頭1枚目の「ロンドン五輪」と「天体ショー」には、私もかなりときめいた。一流選手の真剣勝負の場であるオリンピックはやはり最高の舞台だし、無限の宇宙が繰り広げる神秘な世界には地球上の老若男女が引き込まれるだけの力がある。これらは、何年かに一度のイベントであるからこそ、尊いのであろう。2枚目の「フィットカットカーブ」というのは、丸みのある刃先で切れ味を追求したはさみなのだそうだが、初めて知った・・。「低価格機能性メガネ」のようなものは、何年か前から老眼鏡として持っている。
 3枚目の「塩こうじ」は知らないうちに食べているであろうが、「ノンアルコールビール」は飲んだことがない。酔わないビールを飲むくらいなら「伊右衛門」を飲んでいれば十分だ。4枚目の「街コン」など私には無縁のものだが、「新東名」は夏に走った。空いていて、快適に走れたが、油断したらスピード違反で捕まってしまいそう・・。
 4枚目の「さくら色LED」は、未だLEDを部屋の照明に導入していない我が家であるから、見かけたことがないし、「レノアハピネス アロマジェル」も、多分ないだろう。かなり世のトレンドから遅れているのかな・・。しかし、「キャリーパミュパミュ」はよく知っている。「パミュパミュ」と舌を噛まずに言えるようになったし、「つけまつける」も少しくらいなら歌える。でも、地方の人間には、「代官山 蔦屋書店」といわれても、何のことやらさっぱり分からない・・。

 こうやって見てくると、ヒット商品に選ばれたものを全部知っているのはなかなか難しそうに思える。まあ、全部知っていたところで、どうってことない気もするけど・・・。
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