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メガネのシャンプー

 1年前の夏休み、記事にしようと思っていたのに、結局書き忘れてしまったのが、「メガネのシャンプー」。汚れたメガネとシャンプーし終えたメガネの写真を撮って、「こんなに綺麗になった!!」という驚きのコメントを入れるつもりで準備はしてあったのに、タイミングが合わず、お蔵入りになってしまったネタだ・・。
 夏休みが終わってからでも記事にすればよかったが、その後「メガネのシャンプー」を使ったことが一度もなかったので、思い出すこともなかった。そんな物忘れの激しい私が、なぜ今記事にしようとしているのかと言えば、先日雨の激しく降った日に、「メガネが汚れていて、はっきり見えなくて困った」
と妻にこぼしたところ、
「メガネのシャンプー使えばいいじゃん」
と、流し台の奥にしまってあった物を取り出してくれたからだ。
「メガネ貸して」
と言われるままに差し出したら、左右のレンズの表と裏にシュッシュッとシャンプー液を吹きかけて、
「後は自分でティッシュで拭いて」
と、メガネを返してくれた。
 またまた言われるままにティッシュでサッと拭いてみた。一年ぶりなのでどれだけ綺麗になったか興味津々になってきて、すぐに掛けてみた。
「おお!!これ、これ。本当にすっきりくっきりだ!!!」
1km先の物までも、はっきりと見えるくらい鮮明だ。今の今まで、シャンプーのことを忘れて、「見にくいなあ」と唸っていた自分が愚かに思えた。こんなに優れものの存在を忘れていたなんてバカだ。



 すると、塾の授業中に掛けるようにしている老眼鏡もこのところはっきり見えなくなっていたのを思い出した。すぐに取りに行って、早速同じようにシャンプーしてみた。
 ところが、何だか効果が薄い。確かにレンズの汚れはとれたが、どことなくぼんやりして、問題集の小さな文字が判然としない。
「老眼鏡だと効き目が弱いのかな・・」
などと考えてもみたが、まさかそんなことはないだろう・・・。

 ちょっと考えてみたら、分かった気がした。
「老眼鏡の度数が合わなくなったんだ・・。」
要するに老眼が一段と進んだということだ。思い返せば、先日見てきた「レンブラント展」でも、パネルの文字が読めなくて困ったものだった。
「ふっー・・、老眼が進んだんだな・・」

 ちょっと残念な発見だったが、潔く老眼鏡を新調したほうがいいだろうなあ・・。

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