goo

打倒!フィリーズ(3)

 久しぶりに興奮した!!松井がワールドシリーズ第2戦で、勝ち越しホームランを打った瞬間は、何がなにやら分らなくなってしまった。
 「入った!!」
確かに松井のすくい上げた打球がライトスタンドに飛び込んだのは覚えているが、松井がどんな顔をしながらベースを一周して来たのか、ホームインした後チームメイトからどんな風に迎えられたのか、見ていたはずなのに全く覚えていない。ふっと気づけば、次打者カノーがフライを打ち上げたところだった。ワールドシリーズはできる限りTV中継を見ようと決めている私なのに、これでは何の意味もない。いくら感激で頭が痺れてしまったとは言え、まさに歴史的瞬間の記憶が朧では話にならない。その後何度も何度もいろんな角度から松井のホームラン映した映像が流されて、やっと吹っ飛んだ記憶の断片がかすかにつなぎ合わさってきたが、それでもまだ不十分だ・・。もちろん録画はしてあるからそれを繰り返し見れば不足が埋まるのだろうが、やはりこのブログにもホームランの映像を残しておきたくなってきた。そこで YouTube を探したら、画像の荒いものは見つかったが、どうにも見にくい。ならばニコニコ動画ならどうだろう、と検索してみたらうまい具合に YouTube よりきれいなものが見つかったので、以下に貼り付けてみる。

10/29 2009 松井秀喜 1号ソロホームラン ワールドシリーズ game2


 いいなあ、何度見てもいい(流れるコメントを消すには右下の画面のマークをクリック)。このシーンを写した写真もたくさんあるが、中でも一番松井らしいと思えるのがこの写真。ジーターに向かってお茶目な顔・・。


 もう昨日一日は頭の中が松井のホームランのことばかりだし、心はどこかふわふわした感じがしていた。こんな感覚は実に久しぶりだった・・。
 
 しかし、これでやっと1勝1敗のタイになったに過ぎない。大きな1勝であることは間違いないし、これでヤンキースが勢いに乗っていくような気もする。その意味でも実に価値あるホームランであったが、いつまでも浮かれていてはいけない。あと3つ、どんなことをしても勝たなくてはならない。2戦を通じて、フィリーズがどれだけ手ごわい相手であるかも十分わかった。気を抜いたら一気に押し込まれてしまいそうだ。本当に気が抜けない戦いが続くことだろうが、私にできることといえばTVの前で応援することと、後方支援策「フィリーズを食べちゃおう!」を怠りなく遂行することだけである。幸いなことに盟友・ゴジ健さんもこの策に賛同してくださり、「チーズ大作戦」と名を変え、「フィラデルフィアチーズを食べて難敵フィリーズを飲み込んでしまおう」作戦を大々的に進める準備も整った。ひとりでも多くの賛同者が現れ、フィリーズを飲み込む勢いがうねりとなって海を越え、ヤンキースナインに伝わるように、できる限りの努力をしなければならない。
 
 勝負の地がフィラデルフィアに移り、果たして松井が守備位置に付くことがあるのかどうか、また新たな楽しみ(心配?)も加わりそうだ。一日の移動日が厳しい戦いからのよい休息となるように・・。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする