樋ノ口のロックタウンの道路を隔てた敷地にまたもやデカイ工事している。
ここら一帯はバブル絶頂の時に遊園地を作る計画があったほどで、それは見事に泡のように消えたけど、こんな田舎にショッピングモールが出来ただけすごい事である。
数ヶ月前に近くに「ココス」まで出来たから、また何か新しい店でも出来るのか?と思って工事の看板みたら「給食センター」だった・・・。ま、どうでもいい話。
言わずと知れた「酸ヶ湯温泉」に行って来ました。
八甲田山中の国道103号線沿いに建っているのですぐわかる。
温泉好きじゃなくても知れ渡るこのメジャー温泉。青森の温泉といえばまず「酸ヶ湯温泉」との声が聞こえそうなくらいの人気の温泉ですね。
自分も結構な温泉好きなのに今まで酸ヶ湯はパスしてきた。主な理由はこちら。
1.遠い。(家から1時間半も掛からないが、峠道が面倒。特に冬道恐い)
2.混んでる。いつも駐車場には山ほど車がいるので。
3.混浴だから。そしてマナーが悪い客が多いとの声を聞いてるから。
そんなわけで、八甲田周辺に行くと違う温泉に入ってたりした。
とはいえ、こんな有名な温泉に入ってないとは、温泉好きのメンツに拘るので今回満を持して行く。
12月なのに雪がほとんど降ってなかったが、これから一週間ばかり雪が降り続くらしいので、八甲田に行くのもそうそうないなと思い、本日決行。
峠を登れば登るほど積雪が目に付く。大岳はもう樹氷になってた。
そして到着。さすが標高900mの温泉地だ。風情ある建物もうっすら雪化粧してる。
駐車場には自衛隊のスキー合宿(?)のプレハブがあって邪魔だったが。
酸ヶ湯温泉は開湯からもう320年くらいになる歴史ある温泉地。
鹿が温泉で傷を治癒していたのを発見したので「鹿湯」となり、それがなまって「酸ヶ湯」になったとか。酸性泉なので当て字になったのであろうか。
大きな一軒宿だが、売店や食堂もあり、宿泊客ならずとも観光客や登山客に重宝している。もちろん日帰り客も受け付けている。
玄関の券売機で入浴券を購入し、靴を脱いだらビニール袋に入れて奥へ。そして靴は浴槽前の下足棚へ。
そしてここから混浴の「ヒバ千人風呂」に入るか、男女別内湯の「玉の湯」に入るか選択しなきゃならない。
どっちも入らせてくれないのがケチくさいが、ここは名物の「ヒバ千人風呂」へ。
さっそく浴場へ。
この日は天気も良くなかったので外はもう真っ暗で、浴場のライトは薄いオレンジ灯。そして湯煙とガスでモウモウとしており、視界悪し。だが混浴だし逆に良いかも。
訪れたのは16時過ぎ。客は常に3人くらいで、最高でも6人くらいとかなり空いてた。
女湯の方も1人か2人いたかどうかで、お互い気を遣わずに済む、余裕の空き具合であった。
浴槽は「熱の湯」「四分六分の湯」「鹿の湯」「冷の湯」とある。
カランはないし、洗い場すらない。
頭や体を洗ったらダメっぽいが、ここは一応ソープ無しで軽くタオルで擦って我慢した。
「冷の湯」はかぶり湯で、このお湯で軽く汗を落とす程度になる。
「冷の湯」と書いてるけどぬるま湯です。これは男女別二ヶ所あり。
お湯は薄青い白濁色。結構な硫黄臭。味は強い酸味。スベスベ感もあり。
「熱の湯」は42度ほどで、浴槽下部からの源泉掛け流し。
男女合わせてざっと100人は入れるかも。
「四分六分の湯」は43度ほどで、ここは加水している。
加水してるのに何故か掛け流しより温度か高いのが不思議。この浴槽の保温効果が「熱の湯」と比べて四分から六分程度だから「四分六分の湯」と書いてあった。
ここも男女合わせて100人は入れるね。
「鹿の湯」は打たせ湯で、この素晴らしいお湯を贅沢に打たせ湯として使用してる。
7本ほどの打たせ湯がある。ここは寝湯として利用した。
大浴槽のオーバーフローは少ないし、床にはマットが敷いていたのでトド湯は不向きだったので、ここで横になってうつらうつら・・・。
だがこの強酸性の湯は目に入るとかなり痛い!!その為にビニール袋が設置してあり、それを頭から被れという・・・。他の客はやってたが、自分は痛みと我慢して滝に打たれてた。だって見た目が滑稽過ぎて(笑)
多分最近出来たのかな?男女を分ける仕切りがあった。これでほとんど女湯は見えない。
自分としては、混浴は気を遣うからあんまり好きじゃない。
一部のバカチン野郎を除いては、男女とも気を遣うのは避けたいはずで、何より温泉でリラックスしに来るわけだし、本気の湯治客は混浴も関係ないはずだし。
だから仕切りはとても良い事であると思う。
でも夜の浴場はモヤモヤしててうっすらと見える程度だから女性も安心かも。
それでも厭な人は朝と夜の1時間ずつのみ、浴場が女性専用になるので、その時間を狙うが宜しい。
それでも時間が合わずって人は「玉の湯」に入りましょう。
それにしてもお湯が素晴らしいですね。ちょっと痛いところでも効きます。
匂いも臭いけどすぐ慣れるし、このお湯は万病に効くというのが納得できます。
この霧の中に青白い温泉が浮かぶ幻想的な空間にうっとりし、ついつい長湯してしまい、久し振りに温泉でのぼせちゃった。あまりにいいお湯だったもんで。
浴後はびっくりするくらいさっぱりとしていて、お肌サラサラだった。
でも目にお湯が入りすぎて目が痛い・・・。そして体中硫黄臭いので、温泉後に予定がある時はこの温泉は避けるべきかも(笑)
空いていたらここの温泉は最高峰ですね。土日祝日は避け、時間を考えて訪れるのがいいでしょう。
大満足して玄関を出ると、まさかの大雪!!1時間半しか経ってないというのに、ここまで積るか!?というほど。
車にスノーブレードすら準備してなく、困った困った。
今年初めての積雪ドライブは困難な峠道・・・。ゆっくりゆっくりと八甲田を下りましたとさ。
オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆☆
泉質・酸性・含二酸化炭素・鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉[硫化水素型](低張性酸性高温泉)
泉温・48.1度(加水あり)
効能・リウマチ、神経炎、胃腸病、婦人病、痛風、蕁麻疹、糖尿病、皮膚病、貧血病、喘息、夜尿症など
料金・600円
備品・有料ロッカー、無料ドライヤー、ヘアブラシ
施設・宿泊、食事所、売店
住所・青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
電話・017-738-6400
時間・7:00~17:30(ヒバ千人風呂8:00~9:00は女性貸切)
※ヒバ千人風呂のみの情報です
ここら一帯はバブル絶頂の時に遊園地を作る計画があったほどで、それは見事に泡のように消えたけど、こんな田舎にショッピングモールが出来ただけすごい事である。
数ヶ月前に近くに「ココス」まで出来たから、また何か新しい店でも出来るのか?と思って工事の看板みたら「給食センター」だった・・・。ま、どうでもいい話。
言わずと知れた「酸ヶ湯温泉」に行って来ました。
八甲田山中の国道103号線沿いに建っているのですぐわかる。
温泉好きじゃなくても知れ渡るこのメジャー温泉。青森の温泉といえばまず「酸ヶ湯温泉」との声が聞こえそうなくらいの人気の温泉ですね。
自分も結構な温泉好きなのに今まで酸ヶ湯はパスしてきた。主な理由はこちら。
1.遠い。(家から1時間半も掛からないが、峠道が面倒。特に冬道恐い)
2.混んでる。いつも駐車場には山ほど車がいるので。
3.混浴だから。そしてマナーが悪い客が多いとの声を聞いてるから。
そんなわけで、八甲田周辺に行くと違う温泉に入ってたりした。
とはいえ、こんな有名な温泉に入ってないとは、温泉好きのメンツに拘るので今回満を持して行く。
12月なのに雪がほとんど降ってなかったが、これから一週間ばかり雪が降り続くらしいので、八甲田に行くのもそうそうないなと思い、本日決行。
峠を登れば登るほど積雪が目に付く。大岳はもう樹氷になってた。
そして到着。さすが標高900mの温泉地だ。風情ある建物もうっすら雪化粧してる。
駐車場には自衛隊のスキー合宿(?)のプレハブがあって邪魔だったが。
酸ヶ湯温泉は開湯からもう320年くらいになる歴史ある温泉地。
鹿が温泉で傷を治癒していたのを発見したので「鹿湯」となり、それがなまって「酸ヶ湯」になったとか。酸性泉なので当て字になったのであろうか。
大きな一軒宿だが、売店や食堂もあり、宿泊客ならずとも観光客や登山客に重宝している。もちろん日帰り客も受け付けている。
玄関の券売機で入浴券を購入し、靴を脱いだらビニール袋に入れて奥へ。そして靴は浴槽前の下足棚へ。
そしてここから混浴の「ヒバ千人風呂」に入るか、男女別内湯の「玉の湯」に入るか選択しなきゃならない。
どっちも入らせてくれないのがケチくさいが、ここは名物の「ヒバ千人風呂」へ。
さっそく浴場へ。
この日は天気も良くなかったので外はもう真っ暗で、浴場のライトは薄いオレンジ灯。そして湯煙とガスでモウモウとしており、視界悪し。だが混浴だし逆に良いかも。
訪れたのは16時過ぎ。客は常に3人くらいで、最高でも6人くらいとかなり空いてた。
女湯の方も1人か2人いたかどうかで、お互い気を遣わずに済む、余裕の空き具合であった。
浴槽は「熱の湯」「四分六分の湯」「鹿の湯」「冷の湯」とある。
カランはないし、洗い場すらない。
頭や体を洗ったらダメっぽいが、ここは一応ソープ無しで軽くタオルで擦って我慢した。
「冷の湯」はかぶり湯で、このお湯で軽く汗を落とす程度になる。
「冷の湯」と書いてるけどぬるま湯です。これは男女別二ヶ所あり。
お湯は薄青い白濁色。結構な硫黄臭。味は強い酸味。スベスベ感もあり。
「熱の湯」は42度ほどで、浴槽下部からの源泉掛け流し。
男女合わせてざっと100人は入れるかも。
「四分六分の湯」は43度ほどで、ここは加水している。
加水してるのに何故か掛け流しより温度か高いのが不思議。この浴槽の保温効果が「熱の湯」と比べて四分から六分程度だから「四分六分の湯」と書いてあった。
ここも男女合わせて100人は入れるね。
「鹿の湯」は打たせ湯で、この素晴らしいお湯を贅沢に打たせ湯として使用してる。
7本ほどの打たせ湯がある。ここは寝湯として利用した。
大浴槽のオーバーフローは少ないし、床にはマットが敷いていたのでトド湯は不向きだったので、ここで横になってうつらうつら・・・。
だがこの強酸性の湯は目に入るとかなり痛い!!その為にビニール袋が設置してあり、それを頭から被れという・・・。他の客はやってたが、自分は痛みと我慢して滝に打たれてた。だって見た目が滑稽過ぎて(笑)
多分最近出来たのかな?男女を分ける仕切りがあった。これでほとんど女湯は見えない。
自分としては、混浴は気を遣うからあんまり好きじゃない。
一部のバカチン野郎を除いては、男女とも気を遣うのは避けたいはずで、何より温泉でリラックスしに来るわけだし、本気の湯治客は混浴も関係ないはずだし。
だから仕切りはとても良い事であると思う。
でも夜の浴場はモヤモヤしててうっすらと見える程度だから女性も安心かも。
それでも厭な人は朝と夜の1時間ずつのみ、浴場が女性専用になるので、その時間を狙うが宜しい。
それでも時間が合わずって人は「玉の湯」に入りましょう。
それにしてもお湯が素晴らしいですね。ちょっと痛いところでも効きます。
匂いも臭いけどすぐ慣れるし、このお湯は万病に効くというのが納得できます。
この霧の中に青白い温泉が浮かぶ幻想的な空間にうっとりし、ついつい長湯してしまい、久し振りに温泉でのぼせちゃった。あまりにいいお湯だったもんで。
浴後はびっくりするくらいさっぱりとしていて、お肌サラサラだった。
でも目にお湯が入りすぎて目が痛い・・・。そして体中硫黄臭いので、温泉後に予定がある時はこの温泉は避けるべきかも(笑)
空いていたらここの温泉は最高峰ですね。土日祝日は避け、時間を考えて訪れるのがいいでしょう。
大満足して玄関を出ると、まさかの大雪!!1時間半しか経ってないというのに、ここまで積るか!?というほど。
車にスノーブレードすら準備してなく、困った困った。
今年初めての積雪ドライブは困難な峠道・・・。ゆっくりゆっくりと八甲田を下りましたとさ。
オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆☆
泉質・酸性・含二酸化炭素・鉄・硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉[硫化水素型](低張性酸性高温泉)
泉温・48.1度(加水あり)
効能・リウマチ、神経炎、胃腸病、婦人病、痛風、蕁麻疹、糖尿病、皮膚病、貧血病、喘息、夜尿症など
料金・600円
備品・有料ロッカー、無料ドライヤー、ヘアブラシ
施設・宿泊、食事所、売店
住所・青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
電話・017-738-6400
時間・7:00~17:30(ヒバ千人風呂8:00~9:00は女性貸切)
※ヒバ千人風呂のみの情報です