卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

おおびらき温泉

2009-12-31 03:08:08 | 温泉(弘前市)
今年も当ブログをご愛顧頂きありがとうございました。
みなさまは2009年いい年でしたでしょうか?
個人的にはこれといった良い事があったような、なかったような・・・。
病気はたくさんしましたんで、来年は健康第一に考えようかなと。
とりあえず、良いお年を~。ま、どうでもいい話。

今年の〆の温泉は弘前市の「おおびらき温泉」です。
場所は県道126号線を久渡寺方面へ向かい、小沢地区のスーパー佐藤長がある交差点を右折し、弘前自動車学校があるので、その交差点を左折したらあります。

駐車場は100台超収容可能。
オープンしてから二年半ほどの新しい大型日帰り温泉施設。

自分の家から車で5分ほどの一番近所の温泉で、深夜24時迄やってるので、かなり利便性が高いのだが、まだ二回しか来た事無い。
仕事終わってからなので、21時半頃に到着。そこそこ混んでた。

浴場は、メイン浴槽、シルキー風呂、泡風呂、サウナ、水風呂。
カランは48ヶ所。

お湯はほんのり黄緑掛かっているように見えるが、ほぼ無色透明に近い。無臭で薄い塩気あり。

メイン浴槽は43度で10人サイズ。ジャグジー、ジェットバス、打たせ湯も付いてる。
ジェットバスと打たせ湯はボタン押すと作動する、はずだけど、ジェットバスはうんともすんとも言わない。去年からずっと壊れてるのかしら?
打たせ湯はボタン押したら出たけど、ずっと冷たい水出てるし・・・。

ところでこの浴槽はオーバーフローせずに、廃湯口からお湯を吸い込んでる。
ここのお湯は高温なので、熱交換するために循環のお湯を利用してたと思うが、久し振りに訪れたら「加水なし・循環なしの源泉掛け流し」と張り紙があった。
熱交換の為に循環してると書いてあった張り紙はなくなってたので、本当に源泉掛け流しになったのであろうか?
源泉は67度もあるので、どうやって冷やしてるのか不明だが、そう書いてあるのだから信じたい。

シルキー風呂と泡風呂(ジャグジー)は各5人サイズ。
こちらはどちらも沸かし湯で、シルキー風呂は人口白濁炭酸泉といったところか。

サウナは96度の20人サイズ。テレビ付き。
水風呂は井戸水使用。

ま、そこそこ便利な温泉です。
お湯使いがイマイチなので、かなり近くても通わないわけですが。

オススメ度(温泉評価)・☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(等張性中性高温泉)
泉温・67.3度
効能・神経痛・筋肉痛、関節痛など

料金・350円(5:00~8:00の朝風呂は250円)
備品・無料ロッカー、有料ドライヤー
施設・家族風呂、岩盤浴(女性専用)、食堂、大広間、マッサージ

住所・弘前市大開2-9
電話・0172-88-1280
時間・5:00~24:00

麺処 にぼし亭 (移転リニューアル)

2009-12-30 23:43:54 | ラーメン屋(弘前市)
「北東北日帰り温泉」本をゲット!
おととしのは購入したけど、300~400円くらいの風呂代くらいケチるなよ、と割引を使ったことなかった。
でも自分は貧乏なのをすっかりと忘れていた為、2010年はこの本で割引しまくって温泉入りまくる事にする!ま、どうでもいい話。

今年最後の〆ラーメンとなるのは、弘前市の「にぼし亭」です。
場所は弘前市役所の隣で、大手門観光館の駐車場の向かいあたりにある。

12月1日オープンの新しいお店。
駐車場はないので、市役所に停めた(弘前市民だからいいでしょ)が、観光館の駐車場は1時間だか無料らしいので、そちらに停めてもいいだろう。
路駐してた奴もいたが、この時期は積雪があるので迷惑になるのでやめた方が良い。

階段を上がり二階へ。
店内は以前喫茶店だったのであろうと推測出来る間取りで、その半分のスペースだけしか使用していない。
カウンター4席とテーブル席4席の合計8席しかない。
オバちゃん一人で切り盛りしてるので、この人数が限界なのであろう。

とはいえ、オバちゃんが店主ではないらしく、他にオーナーがいて、その人がラーメンのスープを仕込んで、オバちゃんは店をまかされているような話である。

メニューは「にぼし中華」の並みと大のみ。
トッピングはチャーシューのみで、サイドメニューはライスのみ。
実質、醤油ラーメン一本で勝負しております。

今回は「煮干中華・並(700円)」を注文しました。

さてスープですが、これは超煮干系です!!いわゆる高橋中華系ですね。
緑掛かった黄土色はまるでドブ色(笑)煮干の粉末が表面にキラキラ浮いてます。
大量煮干と豚骨ベースで、酸味が感じられます。
完全なる煮干味なので、高橋中華そば同様、好きな人は大好きだが、嫌いな人は大嫌いのどちらかであろう。

麺は中太ストレート麺。青森市でよく見かけるモチモチの白い麺です。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ。
具の量がちょっと少なかった。チャーシューも美味いけど薄いの1枚だけだった。

正直、美味しかった!新店なのにここまでやるとは恐るべし。
でも、まだ改良が出来そうな感じもあった。もう少し美味しくなりそうだった。
具があまりに少なかったので、途中で麺しかなくなって、ちょっと飽きがきてしまったのが唯一の難点だった。
トッピングはいろいろあってもいいのではないかと思いました。
とはいえとても美味しかったので、この店の味が落ち着いたであろう時にまた訪れたいです。

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆

住所・弘前市上白銀町10-1 2F
電話・080-6568-4453
営業時間・11:00~15:00
定休日・日曜日
※駐車場なし

※弘前市城東中央に「八助」に店名変更し移転しました。

鳥ふじ

2009-12-29 23:34:19 | 居酒屋・焼き鳥・ダイニング
毎年恒例(?)の、マーズれい郎が選ぶ今年のお笑いMVP2009は、野生爆弾のクぅちゃんこと川島邦裕です。
彼のエキセントリックなボケは、今年何回も腹がよじれるほど笑わせてもらいました。
ところで、彼の周りがよく言うのだが、「本当は常識人なんですよ」みたいなボケつぶしは白けるので止めて欲しいんだが。そんなことはこちとらわかってるわい。ま、どうでもいい話。

ちょっと前の話だが、友人と飲みに弘前の焼き鳥屋「鳥ふじ」にいってきた。
場所は弘前市親方町の青森銀行弘前支店がある通りを本町に向かう途中に右手にあります。

店内はカウンター8席ほどと、4人掛けテーブルが2つ、4人掛けのテーブル座敷が2つと、結構小さめの店。
味は良いし、安いので、週末ともなれば結構な割合で満席になっている場合がある。

何回か訪れてるが、今回は2年振りと久方振りの訪店である。
今回もカウンターしか空いてなかったのでカウンターへ。一度くらいテーブルに座ってみたいもんだが。

メニューはもちろん焼き鳥各種。安くて90円から。
持ち帰り専門店でもここより高いところはあるので、よほど安い。
焼き鳥は皮、焼き鳥(正肉)、かしら、レバー、ハツ、砂肝、ナンコツ、ぼんじりなど。
もちろん全て冷凍なしの生肉がショウケースに寿司ネタのように焼かれるのを待ち構えております。
その他、豚バラや、野菜串などもあります。
お薦めはぼんじりと砂肝かな。ぼんじりは鶏の油がジュンジュワー状態。本当は砂肝は苦手なんだけど、鳥ふじの砂肝は食べられる。新鮮だからでしょう。
全て塩で出されるが、ここはタレってあるのだろうか?

他にも居酒屋メニュー多数あり。
鶏の唐揚げ、フライドポテト、馬刺し、レバ刺し、枝豆、おしんこなどなど。
中でもお薦めは「モツ煮込み」である。ここに来たら絶対頼む。

私は扁桃腺に爆弾を抱えており、友人も病み上がりなので、今回は軽めに飲む事にしたので、ビール2杯でなんとか抑えた。
焼き鳥各種とモツ煮で結構お腹膨れたかなと思ったので、もっともっと飲みたかったけど、泣く泣くおあいそしたが、一人当たり2500円ほどと激安でした。

カウンターの隣の客が常連らしく、一息ついた店主と仲良く酒を酌み交わしていると、店主も気持ちよくなってきたのか、焼き鳥焼いてる時の真剣な顔も忘れ、ずっと笑顔満開になってたのが面白かった。
帰る際に「美味しかったですよー」と告げると、気持ちよく喜んでくれたのでこちらも気持ちよく帰れました。

ここの店は本当に狭いので、落ち着いて飲みたい人は来ないほうがいいかも。
店主も接客係のバイト2人も常にバタバタ忙しそうにしてるので、注文もちょっと気を遣うほどだし。
でも混んでても焼き鳥の出される早さとか気にならないし、何より美味しくて安いので全てオッケーでしょう。

お持ち帰りも受け付けているので、鳥ふじの味を家で味わうのもまた格別かと思います。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆☆

住所・弘前市大字親方町1-9
電話・0172-36-2697
営業時間・17:00~23:00
定休日・日曜日
※駐車場なし

三忠食堂

2009-12-28 23:43:47 | 食堂・食事処
シリーズ「津軽百年食堂巡り」の最終回は弘前市の「三忠食堂(本店)」です。

三忠食堂は和徳町の本店を中心に、弘前市内に四店舗(多分)の支店を持つ老舗の大衆食堂。
弘前さくらまつりの会場には毎年出店を出しているので、食べた事無くても、あのちょっとキモイ看板は誰もが気になっていたはず(笑)

創業ははっきりとわからないが、100年は優に越えているとの事。
現在は四代目を中心に、家族も一緒に働いているそうです。

ちなみに「美味しんぼ」の記念すべき第100巻に、こちらの三忠食堂の津軽そばについて描かれています。

店内はカウンターとテーブル席があり、25人ほど収容出来る。

この本店には二度ほど訪れことがあり、その時は「中華そば」と「カツ丼」を頼んだ。

メニューはそば、うどん、ラーメンの麺類がメインで、他にカレーや丼類などもある。

今回は「津軽そば(480円)」が目当てだったので注文。
それに量が足りなさそうだったから「おにぎり(150円)」も注文。
店内の「美味しんぼ」の100巻を見ながら待ってたらすぐ来ました。

出汁は焼き干しと昆布を使用。
平舘産の鰯の焼き干しで、焼き干しは製造過程が大変手間が掛かる為に高価である(その製造工程は「美味しんぼ」に描いてる)。そのダシが主張も控えめにふんわり香る。
シンプルなあっさり醤油味だが、これが懐かしくも愛おしい味である。

具はねぎ、のり、なるとなシンプルなもの。

麺は柔らかなボソボソした短い麺。
その麺の製造工程だが、まずそば粉に熱湯を入れ、そばがきを造り、それを冷水で冷やして一晩寝かせる。
次に、そば粉に大豆粉をつなぎとして混ぜ、寝かせたそばがきを一緒に練りこみ、製麺したものを一晩寝かせる。
次の日にそれを茹であげ、冷水で締め、さらに一晩寝かせる。
その寝かせた麺を注文が来たら軽く茹でて完成。
麺の下準備だけで三日三晩を要し、客前に出るまでは四日もかかるというその面倒な工程から「津軽そば」を出している店は少ないが、ここではその伝統を正統に引き継いでいる。

こんな面倒な工程なので、大量には作れず、日によって「津軽そば」は売り切れの時もあるそうなので注意が必要。

あー、これが津軽の味だよなぁと実感する。
スーパーなどで売ってる袋パックの茹で麺に小さい時から慣れてるし、市販のそばつゆも大体こんな味。

そばと言うと大抵はざるそばを指すようだが、酷寒の津軽地方ではかけそばが定番なのは当然の事だ。
個人的にもかけそばの方が満足感もあるし、そもそもそばがちょっと高級な扱いを受けている事すら腑に落ちない。そりゃ素材に拘ってりゃ高くなるだろうけど、こういった大衆食堂がここまで拘ったそばを安価で提供しているのを見直してもらいたいくらいだ。

そんなわけで「津軽百年食堂巡り」は無事完結。
伝統を引き継ぐ店、独特の味を作り出す店、時代に合わせて新しいものを出す店、どこの食堂もこの情報過多の時代によくぞ生き抜いてこられたと感心いたします。
今後もその店でしか味わえないものを提供していって欲しいものです。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆

住所・弘前市大字和徳町164
電話・0172-32-0831
営業時間・11:00~19:00
定休日・日曜日

ホテルサンルート五所川原

2009-12-27 01:35:53 | 温泉(五所川原市)
「29歳のクリスマス」が再放送で入ってた。
内容より山口智子の演技が素晴らしかった。あの頃の山口智子は輝いてた。
あの役柄って今でいうとヱヴァのミサトっぽいなぁと思った。
最終回の子ども産む産まないのシーンはちょっと泣いた。
それにしても15年前のファッションってダサいよね・・・。ま、どうでもいい話。

そんな自分自身29歳のクリスマスは・・・、さておいて、「亀乃屋」に行ってから近くの「ホテルサンルート五所川原」へ。

全国チェーンのビジネスホテルなのに温泉ついてて、しかも日帰り客も受け付けているという有り難いホテル。

場所は五所川原駅から徒歩5分ほどの国道339号線沿いにあります。

ちなみに、この国道339号線を青森方面へ向かうように進むと、右手に「ホテルサンルートパティオ五所川原」という同じ系列のビジネスホテルがある。
前に間違ってこっちに行っちゃった・・・。ここに温泉はないよ。

そんなわけで駐車場に着き、駐車場管理のオッチャンに温泉に入ると告げてから駐車。

そして中へ。
ビジネスホテルだけど、他の激安ホテルよりはちょっとだけ高価っぽい雰囲気あるのでちょっと緊張。
でもフロント横に券売機があるのでそこでさっと済ませて温泉のある3階へ。

浴場は内湯一つとカラン4ヶ所の小さいもの。
窓は擦りガラスで、せっかく高いところにあるのに景色も見えない。

お湯は無色の薄濁り。金気臭と塩気あり。

浴槽は5人サイズの44度。ジャグジー付き。
湯口からチョロチョロ源泉掛け流し。
だが強めの塩素臭あり。浴槽内投入があるらしいが確認出来なかった。循環してるかどうかは不明。

それにしても強烈なお湯で、なかなか骨身に染みる。
期待していなかった分、なかなか印象も良く思えた。
ずっと貸し切りだったのでリラックス出来たし。

脱衣場には冷たい麦茶が常備しており、それはおいしく頂いた。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・58.8度(塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・390円
備品・シャンプー、ボディソープ、無料ロッカー、無料ドライヤー、ヘアブラシ、綿棒
施設・宿泊、レストラン、宴会場など

住所・五所川原市布屋町25
電話・0173-34-8811
時間・11:00~24:00

亀乃屋 (リニューアル)

2009-12-26 23:34:41 | 食堂・食事処
シリーズ「津軽百年食堂巡り」の第九回は五所川原市の「亀乃屋」です。

場所は五所川原市中心街の「立佞武多の館」の駐車場の近くにあります。
亀乃屋に駐車場はないので、そこに停めたら一番いいかも(常連客は店先に路駐してましたが)

遠くから見ると一軒家のようですが、近くで見るとそば屋というのがわかるような建物です。

そう、亀乃屋はそば屋です。
メニューはメインのそば各種。他にラーメン類と丼物があります。

店内はカウンター7席と、4人掛けテーブルが3つです。

創業は明治42年で、今年で101周年。
現在は四代目を中心に、家族総出で働いているようです。

今回はこちらの名物「天中華(700円)」を注文しました。
ラーメンにかき揚げがのっているものです。

スープは鶏ガラや煮干などのを使用。
とてもあっさりとしたものですが、ちゃんとコクがあります。
かき揚げの油がスープに少しばかりのこってり感を生みます。

麺は細縮れの自家製麺。津軽味スープにはこの麺が合いますな。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ、そしてかき揚げ。
丼の半分以上を占めるデカイかき揚げ。スープを吸い上げて更に増量?してる。
かき揚げの具はホタテの貝柱のみ。しかもゴロゴロ入ってる。こりゃ贅沢だ。

んー、ラーメンとかき揚げは意外と合いますねー。 
大きなかき揚げなので結構腹持ちします。中華そばだけなら物足りなかったと思う。

この亀乃屋は何年も前から一度来てみたかったのだが、イマイチ場所もはっきりわからくて、駐車場ないし、夜営業もないからなかなか来れなかったが今回やっと来れた。
面白い「天中華」の味に舌鼓を打ち、今後も更なる長い歴史を作り上げて欲しいと思った。

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆

住所・五所川原市上平井町116
電話・0173-35-2474
営業時間・9:30~17:00
定休日・日曜日
※駐車場なし

グランド温泉

2009-12-25 01:10:05 | 温泉(青森市)
ハッピーバースデーキリスト。ま、どうでもいい話。

ナベゲン観る前に温泉に行ってました。
青森市の「グランド温泉」です。

場所は国道103号線から県道44号線へ。青森空港へ向かうように進み、左手に狭い道路があるので左折。山側へ道なりに進むと右手にあります。

玄関には野菜などの地場産ものが売られてる。
そしてロビーが無駄に広い。本当に無駄に広い。椅子でも置けば良いのに。
そして脱衣場も無駄に広い。

そして浴場が異常に広い。本当に異常に広い。県内一の広さでは?
だってプールがあるよ(笑)25mのプールが!!誰も泳いでなかったけど。こりゃ子供用かしら?ほぼ真水で冬にはきつい。

浴槽は熱め浴槽、巨大水風呂、ぬるめ浴槽、打たせ湯、薬湯、水風呂、サウナ。そしてプールね。
カランは32ヶ所。

お湯は無色透明無味無臭。ちょっとスベスベ感。

熱め浴槽は44度ほどで、20人サイズ。ジャグジー付き。
巨大水風呂は30度ほどの30人サイズ。多分この水風呂は掛け流しかも。
ぬるめ浴槽は41度の20人サイズ。
薬湯は42度の4人サイズで薬草入れてる。

ほぼ全部巨大な浴槽だが、いかんせん循環しなきゃ間に合わんのは当たり前。
そんなわけで塩素臭が強烈で始終ゲンナリだった・・・。
そんなわけでさっと体洗ってさっと出た。

久し振りに循環の温泉に入ったもんで、ちょっときつかったかな。

ま、でもここの売りはまず250円という青森市では格安の料金。
そしてだだっ広い浴場スペース。トド湯も気を遣わないで出来る。
お湯にこだわりがない人はここは重宝するでしょう。その証拠にお客さんもいっぱいいました。

オススメ度(温泉評価)・☆

泉質・単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
泉温・31.8度(加温・循環・塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・250円
備品・無料ロッカー、有料ドライヤー
施設・食堂、大広間

住所・青森市合子沢字松森3
電話・017-738-5500
時間・7:00~23:00

渡辺源四郎商店第11回公演「みなぎる血潮はらっせらー」

2009-12-24 23:44:50 | 演劇鑑賞
今日はイエス・キリストの誕生前夜祭だが、この極東の島国ではどう誤ったのか、カップルが射精する日になってしまってるけど、そんなの関係なしにナベゲン観に行ってきた。

今日の演目の説明。
RABラジオ「金曜ワラッター」の枠内で1997年から1999年に渡って不定期に制作・放送された畑澤聖悟作・演出担当の全7話のラジオドラマ「県立戦隊アオモレンジャー」をモチーフに、現代日本の家庭が失って久しい「男らしい父親像」が今、浮かび上がる。

出演は畑澤聖悟と、女優2人。
その女優が工藤由佳子と工藤静香のベテラン組、もしくは三上晴佳と柿崎彩香の若手組が選べる(さらに工藤良平+山上由美子、田守裕子組も低料金で一回だけ観られた)
この女優の組み合わせが問題で、ナベゲンは工藤由佳子と工藤静香の力が大きいので、そりゃダブル工藤コンビの回を観に行く事にした。

磯の香りがする小劇場・アトリエグリーンパークに5分前にギリギリ到着。
会場は9割以上の埋まり。クリスマスイヴなのにみんな関係なしに演劇観に来る文化レベルの高い人たちばかりだ。

セットは簡素なもので、舞台には音響と照明が黒子姿で剥き出し。
そんなわけではじまり。

~父よ!守るべきは家庭か、青森の平和か~
県立戦隊アオモレンジャーのリンゴレッドの悲哀を描く。
アオモレンジャーの激務と、それに翻弄される家族。
家族と擦れ違いの生活を時系列をシャッフルして細切れで淡々と進んでいく。
苦難ながらも青森の為に戦うリンゴレッドの畑澤と、その家族と敵対する怪人役などを一人10役ほど演じるダブル工藤。

家庭と仕事のバランスがテーマで、それをユーモラス且つトラジックな、ナベゲンお馴染みのストーリー展開だ。

ヒーローはいつだって損な役回りであるし、一人の人間である。
女はいつだって現実と向き合わなければいけない。

そもそも本当にヒーローなのか、ただの夢想癖の脚本家なのかどっちかわかんないけど、それはあんまり関係ないのかも。

過去にあったかどうかわからんが、畑澤聖悟主演とはナベゲンで初めて観る。
ま、もちろん文句なしの演技だし、役者としての存在感は舞台以外でも感じ取れるほどだし。

工藤静香も久し振りに観たかも。
彼女も文句なしに、絶対的に演技が上手い。
恋するホタテピンク役なんかかわいかったし、女の子役も見事だ。

対する工藤由佳子は、役者としてぶっ飛んでるね。
変幻自在の怪演は何十役でも使い分けれそうな堂々たるものだ。
さすがのクドユカはやっぱりナベゲンの看板である。

この一人10数役の使い分けの演技だが、ダブル工藤は素晴らしい演技だったが、果たして若手の三上晴佳・柿崎彩香組が演じきれたかどうかは疑わしい。
彼女達はまだまだ経験値が足りないのは過去の作品を見て感じている。でもそれが出来てたとしたらそれはナベゲンの未来にとってめでたい事である(さてどうだったんだろ?)

ま、単純に面白かった。単純に笑えた。
ローカルネタのオンパレードだから、地元だったら笑えるはず。
弘前の悪戸のりんご農家が秋田のなまはげに襲われたってセリフ・・・、自分かと思ったわ。

ま、私は青森大好きなので、自分もアオモレンジャーの一員だという意識をもって生活して行こうと思った。

ちなみに舞台終わってから、RABのラジオミュージックソンだかのチャリティ生放送がこのアトリエグリーンパークで行われたが、自分は早々と帰った薄情ものであった。

キエフバレエ「白鳥の湖」

2009-12-23 23:24:31 | 演劇鑑賞
ウクライナ国立バレエin弘前市民会館!!

バレエを生で観るのはおととしのKバレエの「海賊」以来、二回目である。

いつだったか青森県立美術館で現代版アレコみたいなバレエも観たけど、コンテンポラリーのモダンバレエだった。
正直ああいう類の踊りは気持ち悪いor笑っちゃう。行き過ぎると江頭2:50みたいだし。
ま、バレエもあらゆる芸術と同じく、古典からの脱却を図るべくそういう進化を遂げたのはいやいやながら納得出来るけど、モダンアートは結局、斬新さを狙ってアバンギャルドなだけで、美的センスがないから好きになれない。その点はモダンバレエも同じ。

青森なんかではなかなかバレエ公演が無いので、NHK教育で稀にバレエを放送してくれるのでとてもありがたい。
ちょっと前に放送された「ドン・キホーテ」の録画したのを見て、バレエに免疫をつけておく。
そんな1年に1、2回テレビで観れるかどうかの自分の薄いバレエの知識だが、もういい歳なので、相当な感受性は持ち合わせていると自負している。

そんなわけでバレエ初心者にはもってこいの演目「白鳥の湖」だから、面倒な予習もほとんどいりません。
バレエに興味なくても、音楽はあまりにも有名でしょう。

1877年に初演された「白鳥の湖」は、バレエ音楽としてチャイコフスキーが書き下ろした。
初演は何故か大失敗だったみたいが、今日では古典バレエの代表作として世界中で愛されている。

前置きは長くなりましたが「白鳥の湖」はじまりはじまり。

第1幕・第1場
ジークフリート王子の成人式の日、城の前庭には王子の友人たちが集まり祝福の踊りを踊っている。
そこへ王子の母が現われ、明日の王宮の舞踏会で花嫁を選ぶように言われる。
まだ結婚したくない王子は物思いにふけり、友人達と共に白鳥が住む湖へ狩りに向かう。

第1幕。第2場
狩りに来た湖のほとりで白鳥たちが泳いでいる。
夜になり月の光が出ると、たちまち白鳥は娘たちの姿に変わっていった。
その中でひときわ美しいオデット姫に王子は惹きつけられる。
彼女は夜だけ人間の姿に戻ることができ、この呪いを解くただ一つの方法は、まだ誰も愛したことのない男性に愛を誓ってもらうこと。それを知った王子は明日の舞踏会に来るようオデットに言う。

みどころ。夜の湖のシーン。
オデット役のナタリヤ・マツァークの踊りは素晴らしい。
腕のしなかさはまさしく白鳥の翼のようだ。あまりに美しい。
マツァークはまだソリストのランクだけど、キエフバレエじゃ彼女より上はいるのか?というほどのハイレベルな踊りを魅せた。

あと有名な四羽の白鳥の踊りのシーンが見事だった。
息ピッタリの4人の脚のみの表現。華麗なステップでした。

第二幕
場内では世界各国の踊りが繰り広げられて盛り上がっている。
そこへ悪魔の娘オディールが現われる。オデットと思い込んでいる王子は彼女を花嫁として選ぶが、彼女は悪魔ロットバルトが魔法をかけたオデットそっくりのニセ者であり、その様子を見ていたオデットは湖へ走り去る。
悪魔に騙されたことに気づいた王子は嘆き、急いでオデットのもとへ向かう

みどころ。オデットからオディールへの豹変ぶりがすごい。
一人二役なのに、オディール役はシャープにソリッドなメリハリの効かした踊りに徹し、32回転を見事に決める。

ジークフリート役の人もなかなか良かった。彼はガタイが大きいけど、滞空時間が長い。ジャンプが高いわけでもないけど、ふわりと飛ぶからすごい。ランディングも柔らかい。

もう一人、日本人の菅野英夫がちょい役で出てた。キエフバレエ所属なんだって。
少ない出番ながら見事にアピール。華麗に回った。今後とも頑張って欲しい。

第3幕
破られた愛の誓いを嘆くオデットに王子は許しを請う。
そこへ現われたロットバルトに王子は戦いを挑み、そしてロットバルトを討ち破り、オデットへの呪いは解ける。
そしてジークフリートとオデットは永遠の愛を誓う。

ほぼ間髪なしに物語は音楽と共に一気にクライマックスへ。
そしてハッピーエンド。オデットとジークフリートお幸せに~って本気で思った。

ちなみに、オデットの呪いが解けないでそれに悲観して湖に2人で心中するという最悪なラストのパターンもあるらしいが、そっちじゃなくて良かった良かった。

管弦楽はウクライナ国立歌劇場管弦楽団のみなさん。指揮はヴォロディミル・コジュハル氏。
いやー、文句なしの演奏でした。盛り上げ方が上手いね。

白鳥の湖はメロディメーカーのチャイコフスキー作曲なので、踊り無しの演奏のみだけでも普通に聴ける名曲の数々。
誰でも知ってる「情景」は全幕全編に渡っての主題で、ところどころに使われる。
個人的にチャイコフスキー大好きなので、それにバレエの踊りがプラスされたらそりゃ最高芸術でしょう。

そんなわけでブラボーでした。
本当はブラボーって言いたかった。さすがにちょっと大声出すの慣れてないから恥ずかしい。喉の調子も悪いし。ブラボーってイタリア語言うのが照れる・・・。
でも本当に素晴らしかった。
主役のナタリヤ・マツァークの踊りは天下一品じゃなかろうか。バレエ初心者ながら彼女には見惚れた。美人だし。
キエフのプリンシパルじゃないのが不思議なくらいだが、まだ若いからなのだろうか。
オケも良かったから相まって感動出来ました。

本当は全四幕だけど、三幕版になってたし、それがちょっと不満だった。
第一幕80分、第二幕40分、第三幕20分という、変なバランスで、各幕の間休憩が20分もあるからその間現実に引き戻されちゃうのが厭なんだよね。
第二幕と第三幕の間は暗転にして、セットチェンジの間オケが流れててくれれば最高だけどそうもいかないよね。

それにしても市民会館の舞台の狭さといったら・・・。
狭すぎてダンサーたちの真の実力発揮出来なかったんじゃないかと感じるほど。

さらに、客の入りの悪さといったら・・・。
千人ちょい収容の市民会館の半分くらいしか埋まってなかった・・・。
私は久し振りに弘前に失望したよ。弘前市民って芸術レベル低過ぎるわ。
青森市文化会館だったら少なくても7割は埋まってたかと思う。
文化会館でクラシックやオペラに行くと、明らかな富裕層が多いのに気付くが、昨日の客は富裕層など皆無に等しかった。弘前の富裕層って知的レベル低いんだろうね。もしくは弘前に富裕層などいないのかも。

たった6000円でこれだけ感動出来るなんてそうそうない(しかもガラガラだったから8000円の席で観れたし)
6000円くらい嫁を質に入れてでも作るべきだ。それほどの価値はあった。

弘前市民には失望したけど、バレエには感動感激出来たので大満足。とても良いもの観た。
青森のみならず、近隣県でバレエ公演があったら行く事にしようと思いました。

R-camp (移転)

2009-12-22 00:14:09 | 居酒屋・焼き鳥・ダイニング
勝手なM-1評論を少し。
笑い飯が特大場外ソロホームランを打った次の打席が内野安打。
パンクブーブーは二打席連続タイムリーツーベースヒットといったところか。
その結果があれだ。パンクブーブーは売れる顔でない事は確かだ。ま、どうでもいい話。

今日は「R-camp」という名前のラーメン居酒屋に行ってきました。
場所は弘前の「かだれ横丁」の中の一店舗です。

ネットで少し話題になっていたので興味があった。
そしてこのラーメン屋の店主は、青森が誇るラーメン評論家の石山勇人氏の御親友だそうで、その石山氏もここのラーメンは評価しているとの事。

店主は東京での数多くの仕事をこなした経験(沖縄料理店も含む)と、ラーメン好きが講じての都内のラーメン巡りを経て、現在の沖縄料理を中心としたラーメン居酒屋を二ヶ月前にかだれ横丁でオープンした(ラーメンは完全な独学だそうです)

メニューは沖縄の一品料理が各種あり、酒の泡盛は数多くの種類が常備されてあった。
しかしながら、この店のメインはラーメンである。

黒を基調としたオシャレな制服を着こなしている、若いようなそうでもないような店主。
「R-camp」のブースはカウンター8席ほどしかないが、かだれ横丁は違う店の席で飲んでいても他の店から注文してもいいし、大広間みたいなところもあるので、そこに持っていって食べてもいい(隣の居酒屋で飲んでた客もここからラーメンを注文してました)

ラーメンメニューは「濃厚鶏白湯煮干ラーメン(700円)」のみです。

スープは丸鶏と野菜を長時間煮込み、そこに煮干を中心とした魚介スープを合わせている。
鶏と煮干の組み合わせは初めて味わいますが、なかなかマッチしてますね。さらにトロミが感じられます。

麺は東京の「三河屋製麺」から取り寄せている、国産小麦100%の中太ストレート麺です。
コシが強いです。スープとの相性は抜群です。

具はチャーシュー、白髪ネギ、糸唐辛子、海苔、半熟卵、鶏つみれです。
チャーシューは厚めで柔らかくとても良い部位を使ってる。
面白いのは鶏つみれ。これ一つとってもかなり拘ってる。ハーブの香りと、表面にはこんがり焼き目。

なかなか美味しかったですが、残念なのは料金の割りにかなり量が少ない事。
ま、これは今の居酒屋も兼ねてるテナントの状態と、飲み客相手としては無難な量なのかも。

この店は是非、市内に店舗を持って、ラーメン一本で勝負して欲しいです。
かだれ横丁で営業してるんでは、なかなか利益も出ないでしょうし(勝手な憶測だけど)
今後に期待しておきましょう!

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆

住所・弘前市百石町2-1 かだれ横丁
電話・090-4883-7253
営業時間・18:00~2:00
定休日・不定休
※駐車場なし

※弘前市楮町に移転しました。

長崎屋 (閉店)

2009-12-21 01:41:23 | 食堂・食事処
シリーズ「津軽百年食堂」の第八回は黒石の「長崎屋」です。

「長崎屋」に行くのは二回目。前に訪れたのは5年以上前だったかと思う。
その時は「中華そば」を頂きました。

場所は黒石の中心街ですが、いまいち場所がはっきりとしない・・・。
一方通行の道路が多くとてもわかりずらいが、一度来た事があるので何とか記憶を頼りに、確かパチンコ屋の向かいにあったような気がしたので、パチンコ屋を探しながら走らせると、なんとか辿り着いたのだ。
そのパチンコ屋・サカエ会館の向かいにあります。

15時くらいに訪れたのでお客さんはおらず、おかみさんがテレビ観てました。
その店内は4人掛けテーブルが8席ほどあります。
店の外観も店内も古びており、風情を感じさせます。

長崎屋の創業は昭和9年で、現在は二代目の主人とおかみさんがきりもりしています。

初代はもともとカステラ屋だったそうで、そのカステラ屋の屋号が「長崎屋」で、カステラはあんまり売れなかったので、麺類中心の食堂に転身したそうです。そして「長崎屋」の名前は引き継いだそうです。

メニューはちゃんと確認出来なかったんですが、ラーメンや焼そばがメインなのは確かです。

何を頼もうか迷ったんですが、壁に貼ってあった「やきそば(550円)」が目に付いたので頼むことにしました。
黒石といえば焼きそばだもんね。

それにしても、注文してから炒める音が聞こえない・・・。はて?
でもすぐにでてきました。

見た目は一般的なソース焼きそばです。食べると結構あっさり。さらっとしたソース味。
麺は中細縮れ麺。具は豚バラ、キャベツ、玉ねぎ。

麺を食べるとはっきりわかった。これはラーメン用の麺だ。しかも茹でてある。
実は麺どころか具も茹でているらしい。だから恐らく茹で上がってから湯切りした後、ソースを絡めてるのであろう。
じゃ、焼きそばなのに焼いてなくね?カップ麺の焼そばに近いといえばそうかも。
なかなか面白い焼きそばである。

一緒にスープも付いてくるのだが、このスープは・・・、ラーメンスープであろう!
焼き干しと鶏ガラの匂い、まさしくラーメンのスープであるな。

ここで面白い食べ方を閃いた。
焼きそばをスープにつけて食べる。こりゃ変な味だが新たなB級グルメを発見だ。
「つけ焼きそば」・・・、流行らないかしら?(どこかの店で出してると聞いたことはあるが)

ここの一押しは「冷やしラーメン」という冷たい中華そばだそうだ。どんな味か想像出来んな(冬は出してないのかな?)

昭和の匂いがプンプンする食堂と、その古き良き味を求めるお客さんは、まだまだ後を絶ちそうに無いようです。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆

住所・黒石市市ノ町40-2
電話・0172-52-3201
営業時間・10:30~16:00
定休日・不定休
※駐車場なし

せせらぎ温泉

2009-12-20 01:01:03 | 温泉(弘前市)
川上未映子の「ヘヴン」読んだが、イマイチだった・・・。
本の内容は別として、川上未映子はイイ女だなぁ~。ま、どうでもいい話。

19日にオープンした弘前の「せせらぎ温泉」に行ってきました。

場所がちょっとわかりにくいので詳しく説明しよう。
アップルロードから陸上自衛隊駐屯地に曲がる路地がある(ここから温泉まで数箇所の案内看板が立っているので迷う事は無いと思う)
自衛隊駐屯地に沿って進み、南中学校の前を過ぎたら「食事所ポテト」が左側にあるので、その前の農道を右折。200m進んで左折したらあります。

ちなみにこの農道はかなり狭いです。しかも積雪があったら尚更狭くなり、片側通行になるかもしれない(車の譲り合いで側溝に脱輪してた車もあったので要注意!)
ここらへんまできたら案内看板はないので直進し過ぎない様に注意が必要。まわりは住宅地なのでとてもわかりにくいが、早めに左折しておくとなんとか着くだろう。

仕事終わりに一風呂って具合に22時前に到着。空いてるだろうと思ったら甘かった。駐車場にはすごい車の数!!この日も大雪だってのに。

当たり前だけど施設内はピカピカ。開店祝いのお花が数多くあった。

この「せせらぎ温泉」は弘前市石渡の「やすらぎ温泉」と経営者が同じである。
温泉名も似てるし、岩盤浴の「なごみ癒」という名前も全く同じ。後述するが、浴場の造りはやすらぎ温泉と近い。
脱衣場から岩盤浴専用入り口あるところとかも。

浴場は左側手前から、上がり湯、サウナ、水風呂、カラン、ジェットバス浴槽。
カランは37ヶ所ほど。
そして右側手前から、メイン浴槽、歩行風呂、適温浴槽。
ドア1枚隔てて、ここにも何故かカラン4ヶ所あり、隣に打たせ湯。
そして外に露天風呂があり、浴槽二つ。

お湯は茶褐色で、金気臭と微かにモール臭、強めの塩気とスベスベ感あり。ビリビリ系でギシギシ系です。

メイン浴槽は44度の8人サイズでジャグジー付き。

隣は多分歩行浴槽だと思う。41度ほど。
「やすらぎ温泉」だとここは流れるプールになっていて、子どもの遊び場になってるんだが(いずれそうなりそうだが・・・)

その隣の適温浴槽は43度の6人サイズ。ここが一番お湯を真っ当に評価できるかも。

その隣のジェットバス浴槽は42度ほど。
6人は入れる浴槽だが、ジェットバスは二基しかついてないので、実質2人サイズか。

打たせ湯だけ茶褐色じゃない。かといって別源泉かどうかも怪しい。ここだけ塩素臭がしたので。
そして何故ここにカランがあるんだろ?有効なスペース活用なのかしら。

露天風呂は二ヶ所の浴槽があり、これも「やすらぎ温泉」と構造が全く同じ。
手前に42度で2人サイズの小浴槽がある。
隣に43度の12人ほどのサイズの大浴槽。
雪がシンシンと降る中の露天風呂は風情があるものだが、ここは屋根付きの半露天でした。

中のサウナは94度の20人サイズ。テレビ付き。

それにしても浴槽が多い。そして打たせ湯と水風呂を除いて全て綺麗な茶褐色です。

湧出量がかなり多いので、源泉掛け流しと書いてたが、加水調整してるだろう。浴槽によって湯口の温度が違ってたので。

なかなかいいお湯でした。
近くの「光世温泉」が先月廃業したので、バトンタッチといったところでしょうか。

それにしても若い客が多かった!!30人くらい客がいただろうが、その半分は20歳前後の若いやつばっかり。
オープン当日だから、ただのミーハ-だろうけど。ま、遊ぶ所ないから温泉に来てるとしたらかわいいもんであるが。

こういう大型施設は泉質関係なく繁盛するので、また来る時混雑してたら厭だなぁ。
「やすらぎ温泉」はやすらげないし、ここも自然のせせらぎが聞こえないほど混雑するでしょう。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(高張性中性高温泉)
泉温・54度
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・350円(5:00~8:00の朝風呂は250円)
備品・無料ロッカー、有料ドライヤー
施設・家族風呂、岩盤浴、マッサージ、食事所、個室、大広間

住所・弘前市原ヶ平字奥野5-5
電話・0172-55-0777
時間・5:00~23:00

大鰐温泉 青柳会館

2009-12-19 03:08:52 | 温泉(南津軽群)
東京暮らししていた妹が、同棲していた男と別れた為に帰郷(しょうもない理由だこと)。
猫も連れて来たので、現在我が家には猫6匹もいる!ま、どうでもいい話。

大雪の中、大鰐の「いこい食堂」に行ってからこちらの「青柳会館」という公衆浴場へ行ってきた。

場所は国道7号線から大鰐スキー場へ向かうあじゃら高原通りを進み、平川に掛かる青柳橋を渡ったら細い路地をすぐ右折。するとすぐ左手にあります。

浴場ははそんなに広くなく、でも大鰐の公衆浴場としては広いほうかも。
内湯一つで、カランが5ヶ所です。

お湯は無色透明、ちょっと薬っぽい味と匂い。スベスベ感あり。
皮膚にピリピリ感もあり、手足の先も火照ってて、効能が期待出来そうだ。

浴槽は44度で8人サイズ。
塩ビ管で源泉投入し、水道ホースで直接加水してます。

浴場の広さの割にはお客さんは結構いて、カランが足りないのでパパっと全身洗って湯にじっくり浸かってから出ました。
とても良いお湯でした。しかも激安。さすがの大鰐温泉です。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
泉温・68度(加水あり)
効能・リウマチ性疾患、神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・150円
備品・無料ロッカー、有料ドライヤー

住所・大鰐町大鰐字湯野川原27-2
電話・0172-48-4002
時間・6:00~21:00

いこい食堂

2009-12-18 22:24:18 | 食堂・食事処
シリーズ「津軽百年食堂」の第七回は大鰐町の「いこい食堂」です。

国道7号線から大鰐スキー場へ向かうあじゃら高原通りを進み、平川に掛かる青柳橋の手前の交差点の角にあります。

いこい食堂は昭和4年創業です。
出前も可能な食堂の他に、仕出し屋も兼業ししてます。

店内は4人掛けテーブルが8つありました。

メニューはラーメン・そば・うどんの麺類、丼類、定食類など豊富。

ちょっと迷いましたが、壁に貼られた「大鰐名産もやしラーメン(600円)」が目に付いたので注文しました。

何ヶ月前のだよ!?とツッコんでしまうほどの、棚に置かれてる古いジャンプを読みながら待ってたらすぐ出てきました(笑)

スープは煮干と昆布を使用。あっさりとした津軽味。

麺は細縮れ麺で、自家製手打ちかと推測されるピロピロ麺がいい感じ。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ、そして大鰐もやしと油揚げ。
大鰐もやしと油揚げは軽く炒めてあるので香ばしい。そしてシャキシャキ感がたまらない。

食堂のラーメンだから・・・、とまたもや期待せずに食べたらとても美味しかったです!
大鰐もやしとラーメンのタッグは意外と強い!
前に食した同大鰐町の「山崎食堂」の大鰐もやしラーメンとほぼ五分でした。

これからも大鰐温泉とともに末永く続いていって欲しい食堂です。

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆

住所・大鰐町蔵館字村岡46
電話・0172-48-2159
営業時間・11:00~19:00
定休日・不定休
※駐車場なし

鶴田温泉

2009-12-17 22:17:08 | 温泉(北津軽郡)
マーズれい郎の勝手に流行語大賞2009!!
トップテンのノミネートはこちら。
1.勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし/野村克也
2.イキかけました/イチロー
3.顔デカイからやっ!!/FUJIWARA・藤本敏史
4.OH!ポカホンタス/バッファロー吾郎・木村明浩
5.ゴックンはしておりません/故・中川昭一
6.この辱め、どうしてくれるの!!/酒井法子
7.ハナミズキ、夏には白い花を、秋には赤い実/市橋達也
8.責めんなよー/チャットモンチ-・橋本絵莉子
9.酔っ払いってタチが悪いんだよね、両方の意味で/柳原可奈子似のデリヘル嬢
10.温泉郷に入れば温泉郷に従え/マーズれい郎
以上。この中から選ばれた栄えあるグランプリは・・・、「この辱め、どうしてくれるの!!」の酒井法子さんおめでとう!!ま、どうでもいい話。

ラーメン街道に行った帰りにこちらの「鶴田温泉」へ。
場所は旧道の国道339号線から鶴田駅に向かうように進み、細い道路なのでわかりにくいが、文化通りという飲み屋街があり、その通りから少し離れたところにある。

旅館と居酒屋(?)があり、公衆浴場はその隣にある。

以前も場所がわからなくて迷いまくってやっと見つけたと思ったら、建物に電気が点いてなかったのでもう終わってる?と思って帰ったが、どうやらそこは旅館部だった。夜だと本当にわかりにくい。

さっそく中へ。
受付でおじいちゃんにお支払い。初めて訪れた客という事で珍しそうに見られた。

昔ながらの銭湯のような浴場。年季が入ってます!
壁にはどこの景色かわからない絵が描かれております。

メイン浴槽と熱め浴槽が隣り合わせ、奥に打たせ湯。(水風呂は空でした)
カランは24ヶ所。ものすごい使い勝手悪し。

お湯は薄い黄緑褐色で、油臭あり、甘い塩気とツルツル感あり。

メイン浴槽は42度6人サイズ。
猛烈なジャグジーがまるで噴水の如く大噴射。見た目ちょっと笑える。こんな強烈にしなくても・・・。

隣に熱め浴槽があり、43度の3人サイズ。

一応、源泉掛け流しと書いてるけど本当かしら?ちょっと怪しいと感じてしまうが、お湯は結構良かったですよ。

一番賑わう時間帯に訪れたと思うが、他の客は一人しかいなかった・・・。ここら一帯は素晴らしい温泉がいっぱいあるので、競争が激しいのか、寂しいものでした。
風情のある古びた温泉銭湯が長く続いていって欲しいものです。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・65.6度(塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
備品・有料ドライヤー
施設・宿泊、食事所

住所・鶴田町鶴田字早瀬168-1
電話・TEL0173-22-2176
時間・9:00~21:00