卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

四万温泉 清流の湯

2010-12-02 00:38:57 | 温泉(群馬県)
群馬県温泉遠征の最終回・六湯目は「四万温泉」の「清流の湯」です。

四万温泉の開湯は約1000年前といわれるが、温泉宿が形成されたのは1563年以降になる。

その名のとおり、四万の病気に効くといわるほどの万病の効能が期待される温泉だ。

大型ホテルから旅館、民宿、無料の公衆浴場まである昔ながらの巨大な温泉地は、四万川に沿って建物が配置されている。

四万温泉郷に辿り着いたのは17時前で、あたりはもう夜の帳が下りていた。

目当ての「山口露天風呂」を探したが、どうも見当たらない。
なので観光協会で尋ねる事にした。
そしたらなんと、「山口露天風呂」は17時までとの事・・・。ガーン!
ちゃんとネットでも確認したし、ガイドブックにも21時迄と書いてあったのに・・・。冬季だからなのか?
他の3ヶ所の無料公衆浴場は15時までなのでもちろん無理。

そんなわけで、17時以降で入れるところは「清流の湯」しかないと云われたので、仕方なくそちらへ向かった。

「清流の湯」は四万温泉郷の入り口付近にある日帰り公衆浴場です。

時間によって料金は変わり、2時間で500円、4時間で800円、1日いっぱい1500円となる。

もちろん2時間料金で中へ。

浴場は、内湯が一つと、露天風呂が2ヶ所。

お湯は無色透明無味無臭、微かに石膏臭あり。

内湯は43度の10人サイズ。
湯口からは源泉が流れ出るが、吸い込み口も作動しており、浴槽横からは循環湯が流れ出てるので、ここは源泉と循環併用しているようだ。
源泉が高温なので循環湯にて適温にしているのかも。

露天風呂はひょうたん型で、湯口付近が熱く43度の4人サイズ。
歩道スペースを挟んで奥が42度の10人サイズ。
ここの湯使いは掛け流しかも。でも内湯と同じかもしれないけど、暗くてわからん。

だけれど、露天スペースの景色は素晴らしい。
目の前は四万川のまさに清流がひろがり、暗くてよく見えないが、川のせせらぎが心地よい。

そして対岸の旅館が歴史感じる風情溢れる建物なので、薄暗い灯りに浮かび上がる旅館に心奪われる。

そんなわけで、お湯は大した事無かった。
こんな遠くまで来て循環湯に入らなきゃならんとはね・・・。

でも、他の施設は掛け流ししているだろうから、いつの日か無料の公衆浴場にてリベンジしたいです。

そんなわけで、群馬県の上州温泉巡りは全て終了しました。
有名どころは抑えたと思うので、1泊2日にしては廻れたかなと。

本当は「万座温泉」にも行きたかったけど、草津からの道路は冬季閉鎖されてるし、一度下山して、再びスカイラインに乗ると、遠回りでしかも1050円も道路代出さなきゃならんので今回は見送った。

でも思ったよりそんなに群馬は遠くなかったので、出来ればまた上州の温泉地に訪れたい。

余談だけど、ここから磐越道を通って帰ることにしたのだが、途中小動物を轢いちゃって(キジ?)ナンバープレートベッコリになるし、カーナビ通りに走ってたら、とんでもないところ(福島のどっか)で高速を下ろされ、そこから仕方なく下道を通り、山形自動車道に乗ったのはもう12時を越え、休日割引も適用されず、東北道に入ると吹雪いてきて、しかも八幡平は積雪してるし、ゆっくりと運転するしかなく、何だかんだで四万から12時間もかかった!!
温泉めぐりが楽しかったので、そのツケが帰り道に廻ってきた。まさに正負の法則・・・
ま、でも無事に帰れたのでいいとする。

      

オススメ度(温泉評価)・☆☆

泉質・ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(中性低張性高温泉)
泉温・54.7度(循環あり)
効能・リューマチ・婦人病・慢性皮膚疾患・胃腸病など

料金・500円(2時間)、800円(4時間)、1500円(1日)
備品・リンスインシャンプー、ボディソープ、無料ドライヤー、有料ロッカー
施設・大広間、談話室、飲泉所

住所・群馬県中之条町大字四万3830-1 
電話・0279-64-2610
営業時間・10:00~20:00(4月~10月は~21:00)
定休日・第4水曜日

沢渡温泉 公衆浴場

2010-12-01 13:15:33 | 温泉(群馬県)
群馬県温泉遠征の五湯目は「沢渡温泉」の公衆浴場です。

沢渡温泉は草津温泉の仕上げ湯として有名である。

草津の強酸性泉で湯ただれを起こしてしまった湯治客が、草津の帰りに沢渡温泉のアルカリ泉で肌をなおした、と古くから伝わっている。

開湯は300年ほど前で、草津の繁栄とともに沢渡温泉も一時期は大変な賑やかさをみせ、明治期は50軒の宿があったらしいが、昭和の温泉街の大火災もあり、現在は12軒の宿しかないとのこと。

沢渡温泉に於いても公衆浴場があり、日帰り客も気軽に立ち寄れる。

沢渡温泉は急な坂道に軒を連ねているが、公衆浴場は中腹あたりにある。
狭いながら専用の駐車場もある。

建物の入り口はなんともモダンなデザインである。
玄関前の軒先にて受付を済まし、男女別の入り口から入る。

浴場はメインの適温浴槽と、激熱浴槽の2つ。

カランは4ヶ所ある、というには正しくないかもしれない。
何せ水の蛇口しかない。

なので、激熱の浴槽が上がり湯として、ここからお湯を汲んで体を洗うようになっている。

お湯は無色透明無味無臭。あまり特徴はなかった気がする。

メインの適温浴槽は42度の3人サイズ。
ここはかなりぬるいので、おそらく加水していると思われる。

激熱浴槽は46度のギリギリ2人サイズ。
ここは源泉掛け流しになっている。

どちらの浴槽もビニ菅の廃湯穴みたいなものがあった。なので溢れ出しは無い。

浴場に入ったと同時に常連客らしき人に話し掛けられ、気に入られたのかわからんけど、ずーっとほぼ一方的に質問攻めされてしまった・・・。
お互いになまりがキツイので、話は噛み合わないにもかかわらず、このオッサンとずーっと話してた。

草津の帰りで、ここ(沢渡)から帰りに四万行って帰ろうかと思ってると話したら、四万は行くなと言われる(笑)
四万のお湯は硬く、湯冷めしやすいので行かない方がいいと言うのだ。
でももう行くと決めてるので、そんなわけには行かないが、四万に行かないでまっすぐ家に帰りなさいと4,5回言われたので、さすがに、ハイハイと話を合わせたのであった・・・。

そんなわけで、ずーっと話し掛けられていたので、じっくりお湯をチェック出来なかったのである。

さっぱりとしたお湯だったので、草津の仕上げ湯としてはそりゃ最適でしょうな。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温・55度
効能・慢性皮膚病、きりきず、やけどなど

料金・300円
備品・無料ドライヤー

住所・ 群馬県吾妻郡中之条町大字上沢渡
電話・0279-66-2841
営業時間・10:00~21:00
定休日・なし

草津温泉 地蔵の湯

2010-11-30 23:56:45 | 温泉(群馬県)
群馬県温泉遠征の四湯目は「草津温泉」の「地蔵の湯」です。

今回の温泉巡りの一番の目的は、何と言っても天下の草津温泉である。

草津温泉の開湯は日本武尊によるとの伝説があるが、実際は室町後期といわれている。

今のような観光地と化したのは江戸時代からととても早い。

草津温泉の中心地に於いても、標高は1150mと高山地になっている。
こんな標高が高いところに巨大な温泉観光地があるとは、さすが日本だなぁと感心しきり。

源泉は大小100ヶ所以上あり、毎分32300リットルの湧出量は日本一を誇る。

さて、秋晴れの山道を登り、草津の温泉中心地までなんなく車で行ける。
有料の駐車場に停めて、とりあえず散策する事に。

草津温泉のシンボル「湯畑」がまずお出迎え。
エメラルドグリーンの池の様な源泉から、木桶を通して湯華を取り除くと同時に湯温を下げ、その後滝となって流し、入浴出来る温度になった源泉は各旅館に配給される。
あたりは硫黄臭が充満し、硫黄臭好きの自分は恍惚状態。
この湯畑を見学するだけでも楽しめる。こりゃ絶景といってもいい。

温泉地に付き物のお土産物も数多く立ち並んでいて、中でも温泉饅頭屋は多い。
強引に饅頭を試食させ、強引にお茶まで出して購買意欲を出させる商売根性過剰のところもあり、ちょっと引いてしまう・・・。
漬物屋も強引に手のひらに漬物をのせてくるし・・・。

ついでに西の河原あたりも散策し、せっかくなので饅頭屋でお土産を買い、さて、肝心の温泉を探す。

草津温泉は旅館は170軒もあり、日帰り施設も多いが、中でも18ヶ所ある公衆浴場は全て無料である。

公衆浴場は基本的に地元民の為の施設なので、地元民優先を心掛けたいところだが、24時間入れる所がほとんどなので、混雑しない時間帯を狙っていきたい。

今回は日曜日の12時頃と、一番混雑しているであろう時間帯で、観光客もとても多かったので、あまり混んでなさそうな公衆浴場を探す。

「地蔵の湯」が湯畑から少し離れた所にあるので、そこを目指した。
車が通れなさそうな小路を歩いていく。コンクリートの地面には地蔵の湯の行き先を示してくれるので迷わずに着いた。

隣には地蔵堂があるので、名前はそこからつけたのだろう。

ここは独自の源泉で、独自の小さな湯畑もある。

4年前にリニューアルしたので、建物は全ての公衆浴場の中で一番新しい。

一般の浴場の他に、有名な「時間湯」も体験出来る浴場もあるが、時間湯は要予約との事。

浴場は小さな浴槽が一つ。
カランはない。

お湯は笹濁りの硫黄臭、強酸味、そしてピリピリ感あり。

浴槽は4人サイズの43度。
湯口は直接浴槽内までパイプが通されていた。

強酸性泉なので、皮膚はピリピリするが、すぐ慣れる。
もちろん硫黄臭も心地よい。

草津温泉のイメージは、45,6度の熱めの湯を想像していたが、ここは適温で入りやすかった。

3,4人の客がいて、常連客と和やかに会話していたが、あれよあれよという間に混雑してきた。
この地蔵の湯は新しいし、ガイドブックに載ってたりするので、観光客も多いらしい。

ま、十分にお湯を堪能できたので後にした。

本当は草津は二ヶ所巡りたかったんだけど、さすがに疲れたのでパスした。
目当ての「万代鉱泉」という超高温源泉のある公衆浴場は離れた所にあるし、探すのに手間取るだろうとの事で、一湯だけでも満足できたのでいいとする。

温泉に興味が無くても、草津は観光に巡るだけでも充分楽しめますね。

さすがの天下の名湯・草津温泉でした。

    

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆

泉質・酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉[硫化水素型](低張性酸性高温泉)
泉温・52.3度(源泉掛け流し)
効能・慢性皮膚病、神経痛、糖尿病など

料金・無料
備品・なし
施設・時間湯

住所・群馬県吾妻郡草津町草津
電話・なし
営業時間・8:00~22:00
定休日・なし

尻焼温泉 川の湯

2010-11-29 23:31:11 | 温泉(群馬県)
群馬県温泉遠征の三湯目は「尻焼温泉・川の湯」です。

尻焼温泉は国道沿いに三軒の旅館が並ぶ(離れた所にもう一軒あるとか)小さな温泉地だが、中でも尻焼温泉の名物といえば、この「川の湯」といわれる川そのものが温泉の「川の湯」である。

温泉旅館が並ぶずっと手前に無料の駐車場があるので、そちらに停めたし。
奥の川の湯に近い駐車場は、旅館の駐車場なのでそちらは避けたい。

駐車場から歩いて2,3分で長笹沢川そのものが温泉の川の湯に着く。

まず湯小屋が目に付く。
ここは地元の人が管理している半露天風呂なので、マナーは重要です。

4人サイズの40度ほどの浴槽がある。
川の水を直接加水している様子。

お湯は無色透明無味無臭。

さて、メインの川の湯の露天風呂です。

源泉がある川底あたりの川の流れを堰き止めて、温泉に変えちゃっています。

川の底から数ヶ所、お湯がポコポコ湧いてます。
足下自噴ならぬ、尻下自噴です。

100人は余裕で入れる、浴槽といっていいのか、川の水はきちんと調節出来ていて、40度も満たないであろう、ぬるめのお湯になっている。
冬場なので寒いかな?と思ったが、全然大丈夫で、ややぬるい程度で、冷たくはない。
お湯から上がると寒くて大変だが、お湯に浸かると1時間でも2時間でもずっと浸かり続けていられる湯温だ。

お湯はもちろん無色透明無味無臭です。

一応混浴だが、客の15人ほどは全員男です。
カップルの女が見学してたくらい。

でもここの川の湯は水着着用OKなので、どうしても入りたいなら、女性は水着にて入湯するのも定番らしい(半露天浴槽は水着入浴禁止)。

さて、事前情報で知ってたが、ここはマナーが悪い客が多いので有名だとか。

大学生らしき男4人組は、入浴しながらビール飲んでいた。色々つまみながら。
違う男は入浴ながら弁当食べていた。

ちなみに、ネットで見たのだが、入浴しながらバーベキューしている画像すらあったほどだ。

それって今ここでやんなきゃダメなの!?
入浴しながら飲み食いしたいと思ったことない自分は常識人だからなのかな?

あと、川の湯から上がって半露天も入るかどうか迷って(半露天は何故かずっと混んでた)、空いたので、湯温を確認し、でもここもかなりぬるくて泉質も変わらないだろうから、入らなくても別にいいかな?と思ってところ、オッサンに「入るなら掛け湯してから入って!」と強めの口調で言われた。
今ここに来たばかりだと勘違いされたのかな?と思ったが、どうやら川の湯は砂とか付いて汚いから、掛け湯しろとの事だった。
何かその言い方に苛立ったので、入るのはやめた。

そのオッサンは、浴槽のすぐ近くで石鹸をつけて体を洗ってたが、思いっきり泡が浴槽に入ってた・・・。
人に言う前に我が振り直せよオッサン!と思いました。

もう少し長居したかったけど、他の客がバカにしか思えなかったので、呆れて帰った。
ま、無料なので仕方ないです。

開放感はかなり高いし、景色もそこそこいいし、お湯も悪くは無い。
悪いのは別段温泉に浅い興味しかないであろう人たちでした。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温・不明
効能・痔など

料金・無料
備品・なし

住所・群馬県吾妻郡六合村入山
電話・なし
営業時間・24時間
定休日・なし(豪雨時や低気温時によっては入浴不可)

川原湯温泉 聖天様露天風呂

2010-11-28 11:08:46 | 温泉(群馬県)
群馬県温泉遠征の二湯目は「川原湯温泉聖天様露天風呂」です。

前の日に友人と飲みすぎちゃったので、早起きするつもりがゆったりと熟睡してしまい、遅い出発になった。

本当は温泉旅館にでも宿泊したかったところだが、太田市周辺には大した温泉はない。
なのでビジネスホテルにしかたなく泊まったが、安かったのでいいとする。

話は変わりますが、温泉に興味がなくても「川原湯温泉」の名は知られているのではなかろうか。
それはあの「八ツ場ダム」の建設に於いて、今の温泉地が丸ごとダムに沈むかどうかまだ行き先不明のあの温泉地である。

川原湯温泉は1193年に源頼朝によって開湯されたといわれています。

温泉地は旅館が数軒と、公衆浴場が2軒、そしてこの無人の露天風呂の、こじんまりとした温泉地です。
大きなビルなどなく、昔ながらの和な旅館が多く、大変趣が感じられます。
観光地観光地してないところが個人的にはすぐ心を奪われました。

温泉地はゆるい坂道になっており、聖天様露天風呂は坂道の下の方にあり、小さい看板があるところから道路と逆に山手に上るとあります。

浴槽に屋根を付けただけの、まさに湯小屋といった簡単な造りです。
狭いながら脱衣スペースもあります。

無人管理なので、料金箱に100円を入れるシステムになってます。

ここは一応混浴だけど、あまりに狭いので、女性はまず入るのは困難です。

先客は5人ほどのもちろん男性ばかり。
狭いので気を遣いながらお邪魔します。

お湯は薄い笹濁りに、硫黄臭あり。

浴槽は44度ほどの4人サイズ。
超高温源泉掛け流しに、ホースから直接浴槽にて加水してちょうどいい温度に。
浴槽内は白い湯花がたくさん舞ってます。

あたりの木々から落葉が飛んできては浴槽内に落ちる、それを拾っては浴槽外に捨てる。
そんな自然の露天風呂は風情があります。

高台にあるので、景色はいい筈・・・、なのだけど、辺りは工事中断中のダムが否が応にも目がつきます。

治水の問題などわからないし、ただの温泉が好きなだけの全くの部外者の戯れ言として聞いて欲しいのだが、この温泉地をダムに沈ませるなんて、狂気の沙汰としか思えない。

現在は民主党に政権が移ってからは八ツ場ダムは建設が中止になっているが、また工事が再開されるとの話もある。
移り気の世論が民主党に失望して、自民党が与党になったらまた工事は再開して、やっぱり川原湯はダムに沈むのであろうか?

そんな政治に翻弄されている川原湯温泉であるが、一部の旅館はダムから離れた高台に移転して営業しているとの事。

以前はもう少し賑やかな温泉地だったらしいが、未来を見据えての移転する旅館や、廃業したところも少なくはないの事だ。

自分は硫黄泉が大好きなので、ここの泉質はとても気に入った。
冬場に露天風呂は寒かったが、浴後はまるで毛皮を纏ったように、裸でもポカポカで温かかった。

この温泉地がダムに沈むのか、現状のまま残れるのか、未来は誰にもわからないが、おそらく前者のほうが可能性は高い。
それでも温泉好きの自分は、今のままの温泉地がずっと有り続けて欲しいと純粋に感じながら後にしました。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆

泉質・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温・78.9度(加水あり)
効能・胃腸病、神経痛、婦人病、リュウマチなど

料金・100円
備品・なし

住所・群馬県吾妻郡長野原町川原湯
電話・なし
営業時間・7:00~19:00(4月~11月は~20:00)
定休日・なし

伊香保温泉 石段の湯

2010-11-27 23:06:47 | 温泉(群馬県)
群馬県温泉遠征に行って来ました!

一湯目は「伊香保温泉・石段の湯」です。

土曜日の朝に出て、群馬県太田市入りしたのが14時半。意外とすぐ着きました。
夜19時から太田市で働いている友人と会うのも今回の目的であり、それでも時間が山ほど余ったので、まず1日目は伊香保温泉だけでも立ち寄ろうかと。

時間がたっぶりあるので余裕こいて下道で行ったら思いのほか時間が掛かりすぎて、伊香保温泉に到着したのが17時と遅くなってしまった。

伊香保温泉は秦名山にあり、開湯は1900年前とあまりに古い。
万葉集にもその名がでてくるほどの歴史を持つ。

子宝に恵まれ、婦人病にも効能があり、さっぱりとした入りやすいお湯は女性から好まれるようである。

源泉は複数あるが、石段の頂上あたりから多くの旅館に満遍なく配湯出来るように石段が作られたようである。

巨大なホテルや旅館、お土産屋がひしめく巨大な温泉地であるが、時間がなかったので散策は出来ず。
一番入りやすそうな共同浴場の「石段の湯」に入る。

近くに10台ほど収容出来る無料駐車場もある。

この日は土曜日だったので、観光客も多かった(普段は知らないけど)。
石段の湯も気軽に入れる共同浴場なので、お客も多かった。

浴場は内湯一つで、奥には浴槽はないけど、露天の休憩スペースがある。
カランは8ヶ所。

お湯は黄土褐色で、無味無臭、スベスベ感あり。

浴槽は、42度の10人強サイズ。
お湯は加温加水掛け流しだが、湯口からは大量のお湯が掛け流しされていた。

この浴槽には常に7,8人、多くて10人ほどの客がまさに芋洗い状態だったので、お湯はフレッシュとはいかなかった。

人も多くて落ち着かなかったし、時間もなかったのでさっさと出た。

それでも浴後は汗も結構出たし、保温効果もとても高かった。
さすがの歴史ある名湯だなと思いました。

目的は「伊香保露天風呂」を目指したのだが、こちらは石段を登らないと行けないみたいなので「石段の湯」にしたのであるが、やはり散策ついでに石段の頂上まで上り、ちゃんと観光したかったところである。
またいつの日か訪れてみたいものです。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性温泉)
泉温・41.6度(加温・加水あり)
効能・神経痛、胃腸病、打ち身など

料金・400円
備品・シャンプー、ボディソープ、無料ドライヤー、ロッカー、冷水機

住所・群馬県渋川市伊香保町伊香保36
電話・0279-72-3155
営業時間・9:00~20:30(4~10月は~21:00)
定休日・第2・4火曜日(祝日の場合は営業)