卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

弘前交響楽団 第24回定期演奏会

2012-02-13 22:27:36 | 音楽鑑賞
弘前交響楽団のコンサートに行ってきました。


土曜日の18時半から弘前市民会館です。

プログラムにもよるからだろうけど、6割くらいしか席が埋まってなくてガラガラでしたね。


今回の指揮は橘直貴氏です。
第二回バルトーク国際オペラ指揮者コンクールで優勝経験あります。


そんなわけで開演。


・歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より前奏曲/フンパーディンク

不勉強ながら聞いた事もない作曲家だったので予習出来ず。

童話の「ヘンゼルとグレーテル」をオペラにしたもの?らしい。

曲も童話さながらのメルヘンチックな印象を受けるものでした。


・バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より/プロコフィエフ

シェイクスピアのラストが間抜けな名作戯曲のバレエ音楽。

最初の曲は有名な「モンタギュー家とキャピュレット家」から。
重厚なテーマが印象的な名曲。

その他、組曲から6曲披露。
ここらへんは寝てました。


休憩挟んで後半。


・交響曲第一番/ブラームス

問答無用のブラームスの大傑作。

第一楽章の冒頭から底流のうねる様な重厚な低音。
テーマもそうだが、全体的に苦悩に満ちた暗鬱な印象。

第二楽章は一転して静謐な印象。
木管やバイオリンソロが光る。

第三楽章の軽やかなテーマが心地よい。

第四楽章はまたもや苦悩の重低音から始まるが、中盤から一転して日の光が差すかの如くの歓喜の印象。
テーマも力強く、しかし前を向いた苦悩からの解放された印象だ。
コーダ部分もこれぞ絶対音楽的交響曲的なフェルマータの連続で感動ひとしお。


全体的に金管隊の音の強弱やズレが弱かったなぁ。これだけ残念でした。
後はさほどミスも感じなかったし、ものすごい頑張ってたなと思います。
木管隊の安定感、特にオーボエの彼は良かった。

まぁ、アマチュアオケでこれだけ感動できたから儲けもんです。
よくぞここまでやってくれましたと感謝します。


ちなみにアンコールは不明でした・・・。
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読売日本交響楽団演奏会

2011-09-26 23:52:57 | 音楽鑑賞
「読売日本交響楽団演奏会」の大館公演に行ってきました!


読売日本交響楽団の今回のプログラムは盛岡・六ヶ所・大館からなります。

六ヶ所は県内だけど遠いので、近場の県外の大館に行く事にしました。

友人に誘われたのもあり、チケットをタダで譲り受けたので、送迎致します。


会場は大館市民文化会館です。
もちろん初めて入ります。


1200ほどの座席は結構空席が目立ちます・・・。残念です。

さっそく開演。


・序曲「フィンガルの洞窟」/メンデルスゾーン

まず小曲。
スコットランドの西海岸にある「フィンガルの洞窟」を訪れたメンデルゾーンが感動の余りに情景を音楽化した作品。


ここから宮本笑里が登場!!
元「ヴァニラムード」ですね(黒歴史なのかプロフィールには記載されてないが)。

一応ソリストって事で小曲を何曲か披露します。
ピンクレッドのドレスを身に纏った華奢な美女ってな風貌。意外と美人さんでした。


・愛のあいさつ/エルガー
有名な器楽曲。
オーケストラをバックに奏でる凛とした姿が魅力的。


・アヴェ・マリア/カッチーニ
予習の為に初めて聴いたけどいい曲です。

ところで、これはカッチーニの作曲ではない!とパンフレット書いてました・・・。
今更どうでもいいけどいい曲なのは変わりない。


・ツィゴイネルワイゼン/サラサーテ
これまた有名な冒頭、そして後半部は技巧的に厳しいが、ソリストの見せ所。
ピッチカートは甘かったけど、完璧に弾いてました。
宮本笑里を侮ってましたよ・・・。


アンコール
・チャ-ルダッシュ/モンティ
これまた後半に進むに連れて早弾きな曲。
これまた意外とばっちりと弾いてました。


笑顔の少ない笑里ですが、逆に好意が持てました。


途中休憩あり。


・交響曲第1番/ブラームス
メインのブラームスの1番。これだけ聴きたいから来たようなもんです。

冒頭の底流のうねりの様な重厚な音。
これぞシンフォニーといったベートーヴェンの流れを汲んだダイナミックな第一楽章です。

第二・第三楽章はそんでもないから寝てました・・・。

第四楽章の中間部より転調し、いわゆる歓喜なメロディに乗ります。
そしてコーダは一気に盛り上がり終局する。


アンコール
・ハンガリー舞曲第六番/ブラームス


ま、正直感動は無かったけど、いい曲聴けたので良かったとします。

プログラムも有名な曲ばかりで楽しめました。
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NHK交響楽団演奏会東北公演

2011-08-27 00:34:51 | 音楽鑑賞
N響の弘前公演に行ってきました!

あのN響が青森市ならまだしも弘前で公演するってんだからもちろん前々からチケットを購入して臨みました。


駐車場が確保できずに急いで向かって5分前にギリギリ到着です。
弘前市民会館は満員御礼でした。


今回の公演は「NHK青森放送局開局70周年記念」と「弘前城築城400年記念」としての公演です。
今回のプログラムは秋田公演の二ヶ所のみの特別プログラムですよ!


さっそく開演です。

指揮はイギリス人のジェームズ・ジャッド氏。
ベルリンフィルでも振ったことのある実力派。
N響とは何度か共演があるそうだ。


・「エグモント」序曲/ベートーヴェン

まず小曲から。
ゲーテ作の舞台「エグモント」の劇付随音楽より序曲をお送り。
序曲ながら名曲なので単独での公演もよくあるそうで。

重厚感と後半の歓喜に満ちたクライマックスはベートーヴェンの真骨頂。
小曲ながらベートーヴェンのエッセンスが充分に凝縮された曲である。

N響のパワフルさが如実に発揮できていたと思います。
序盤からやってくれました。


・ヴァイオリン協奏曲第一番/ブルッフ

ソリストは韓国人のシン・ヒョンス。
ロン・ティボー国際音楽コンクール優勝の美人ヴィオリ二スト。

そういえばヴァイオリンコンチェルトって初めて観る。
ピアノコンチェルトは何回も観たことあるけど。だから楽しみにしてた。

スカイブルーの艶やかなドレスにて登場のシン・ヒョンスです。

第一楽章から観客を虜にするヒョンス。
弾いてない時間の動作ですら目を奪われるカリスマ性の持ち主。

疲れてたのもあって第二楽章はほとんど寝てたけど、第三楽章は名旋律というのもあり、超絶技巧を披露してくれました。
見事なテクニックでありました。

でも実は照れ屋なのかな?大拍手に戸惑うのが可愛かった。


15分の休憩あり。


・交響曲第九番「新世界から」/ドヴォルザーク

名曲中の名曲。
新世界とはアメリカのことであるが、全体的にスラブの旋律と、アメリカ先住民の民俗音楽をミックスした独特のメロディからなる。

第一楽章の主題は他の楽章にも何度も登場するキャッチーなもの。
スラヴォニックなドヴォルザークらしいダイナミズム感じる旋律が心を掴む。

第二楽章はお馴染みの「家路」。
誰だかわからんけど、このメロディに日本の詞をつけて、学生に帰宅を促す歌になったという・・・。
ノスタルジックなメロディですな。

第三楽章の冒頭はほぼベートーヴェンの交響曲第九番の第二楽章と酷似しているが・・・。

そして誰もが知ってる第四楽章の冒頭の主題は鳥肌ものです。
第一、第二、第三楽章の主題がちらほらと出現し、そしてダイナミックな音楽に戻る。

コーダの盛り上がりはさすがのN響だと思わせる力を見せ付けた。

そんなわけで感動のまま本編終了。

アンコール
・管弦楽組曲第三番・第二曲よりアリア

いわゆる「G線上のアリア」。
ストリングスのみの絹のようなしとやかに旋律を奏でてくれました。


いやー、さすがのN響でしたね。
指揮もソリストも文句なしだったから相性も良かったんではないか。

一流のオーケストラってパワフルなんだなぁと単純に思いました。

弘前という地元でふらっと見られて大満足でした。
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第18回みちのく銀行ファミリーコンサート

2011-05-31 00:08:10 | 音楽鑑賞
「みちのく銀行ファミリーコンサート」が3年振りに復活した。

地震の影響もあったが、何とか開催に至ったようである。


管弦楽は日本フィルハーモニー交響楽団で、これも定番となっているようだ。

指揮は炎のコバケンこと、小林研一郎。
新日本フィルとコバケンのタッグは前回と同じだ。

そしてソリストはコバケンの娘さんの小林亜矢乃といった組み合わせになってる。

さっそく開演。


・ピアノ協奏曲/グリーグ
お馴染みのピアノコンチェルトである。
小林亜矢乃のピアノもなかなか聴き応えある。
細くて白い腕から指へ、指から鍵盤へ伝わり、会場には情熱的な音が包み込む。
演奏中の艶やかな仕草も視覚的に見応えあり。

第一楽章の有名な主題で大いに盛り上がり、第二楽章のアダージョでしっとりと、再びイ短調の第三楽章で情熱的に燃え上がった。


休憩を挟んで、二曲目に行こうかという中、コバケンのベートーヴェンと「運命」についての講釈が暫しありました。


・交響曲第五番「運命」/ベートーヴェン
これまたお馴染みの誰でも知ってる曲である。
ベタ過ぎて個人的にはあまり好まないけど。

第一楽章の超有名な主題が何度も繰り返され、それはまるで絶望の淵から精神の開放へ導かれるようだ。
第一楽章のハ短調から第三楽章もハ短調、そして第四楽章はハ長調へ。
最終楽章は一転して「運命の首根っこを押さえつけねじ伏せる」

大きい編成ではないが、フィルの出せる最大の音を駆使してドラマチックに展開させるのがコバケンの妙技であろう。
さすがコバケン、ベートーヴェンを振らせたら無敵である。


アンコール
・一曲目は曲名不明。
・スラヴ舞曲第一番/ブラームス
・チャールダッシュ/モンティ

時間もたっぷり余ったので、三曲もアンコールしてくれた。
「チャールダッシュ」はコンマスの超絶技巧と、コバケンのピアノ伴奏のあまり観られないであろう珍しい演奏で良かった。


久し振りにクラシックコンサートに行ったが、やはり生はいいね。
個人的にはあまり好みではプログラムではあったが、観にきた甲斐はありました。

来年も同じ組み合わせで開催してほしいもんです。
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西本智実withリトアニア国立交響楽団

2010-06-05 20:49:11 | 音楽鑑賞
西本智実指揮リトアニア国立交響楽団のコンサートに行ってきました。

土曜日の14時からだったので、昼間まで仕事して急いで青森市へ出発したので、飯も食べれずになんとか会場の青森文化会館に到着。

チケットは当日券も出てたが、周りを見る限りはほぼ満席だった。

西本智実は名前くらいしか知らなかったけど、有名らしいから楽しみにしてた。
さっそく開演。

・歌劇「運命の力」より序曲/ヴェルディ
まず小曲から。
オペラヒットメーカーのヴェルディらしいキャッチ-でダイナミックなメロディにうっとり。
序盤から盛り上がる。

・ピアノ協奏曲/シューマン
ピアノはタマラ・ステファノヴィチ。
叙情的な展開を見事に表現していたが、カデンツァでは情熱的に弾いていた。
オケが小編成だったので(忠実に再現したのだろうが)、あんまり響いてこなかった気がしたのが残念。
シューマン唯一のピアノコンチェルトもなかなかの名曲であった。

終了後、ここでちょっとしたタマラさんのソロのアンコールを披露してくれた。
曲名はさっぱりわからんが、超絶技巧的な早弾きを見せ付けたのであった。

20分の小休憩挟む。
ここから人数が増え、大編成のオーケストラになる。

・組曲「展覧会の絵」/ムソルグスキー(ラヴェル編曲)
ムソルグスキー作曲のピアノ曲「展覧会の絵」を、管弦楽の魔術師ラヴェルが編曲したのがこれ。
ピアノ版も悪くはないが、やはり管弦楽版には叶うはずもない。
個人的には、エマーソン,レイク&パーマーのロック版が一番好きなんだけどね(笑)
そんなわけで、ELPでは何度も聴いてるけど、管弦楽版はほぼ聴いてなかった。
前半は正直ちょっとダルイんだけど、後半は怒涛の展開。
「バーバヤーガの小屋」から「キエフの大門」のダイナミズムは素晴らしかった。

・ボレロ/ラヴェル
お馴染みの名曲のボレロで〆る。
同じ主題が演奏者を変えて延々と繰り返される画期的な曲だが、ブラスのソロ奏者を目で追うのもも視覚的にも楽しめる。
後半に向けて徐々にフルオーケストラになり、最後は急転して大爆発にて終演。
個人的にボレロはクラシックでベスト3に数えるくらい好きな曲だし、けれど指揮によっては感動出来なかった演奏を聴いた事が少なくなかった。
だが、これは文句なしに素晴らしかった。
西本智実の情熱をそのまま伝えられるのは、こういうダイナミックな曲に限るだろうね。

それにしても西本智実の指揮振りがカッコ良過ぎだ!
燕尾服をヒラヒラ舞うように、小さく狭い指揮台の上を縦横無尽に動き回る。それはまるでダンスを踊っているようであった。
しかも見た目も綺麗な顔だし、でも男前なオーラを発しているところもあり、結局はカッコいい!の一言に尽きる。
オーケストラの演奏は普通、メロディパートか、一番デカイ音を出す奏者に目がいくけど、西本智実の華麗な指揮振りに、ずっと指揮を見ていた。

でも正直、疲労が蓄積してて、眠たくて眠たくてしかなかったが、でも演奏は素晴らしかったので眠れるわけもなく、結局ずっとボーっとした感じで聴いてた・・・。
いつもなら昼飯食べたらすぐ昼寝するんだけど、昼公演だからそんな暇なかったし。
夜公演だったらさぞ楽しめただろうに・・・。そこんとこは不覚。

ま、でも全体的に素晴らしかったし、ボレロも聴けたしで大満足でした。

西本智実も今後は更に邁進するだろうから、応援するとともに、また青森で公演して欲しいところです。
チャイコフスキーが得意みたいだから、交響曲5番が聴きたいなぁ・・・。
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弘前交響楽団 第22回定期演奏会

2010-02-15 00:23:13 | 音楽鑑賞
弘前交響楽団の第22回定期演奏会に行ってきた。

弘前市民会館で行われるのだが、案の定、市民会館前の駐車場は満杯で入れなかった。
なので市役所の駐車場へ向かったが、ここでも駐車待ちの渋滞が出来るほどで、念の為空いてるかどうか入ったら、これが最悪の選択で、今度は駐車場から出られなくなった・・・。
何でこんなに混んでるんだよっ!!と怒り心頭だったが、そういえば雪灯籠まつり期間だった・・・。土曜日で、一番混んでる日の時間帯だったのだ。
やっとこさ駐車場からで出、開演時間も迫ってたので、地元の知識を生かし、弘前工業高校前に路駐する。
そこから走って市民会館へ。
開演3分前に無事到着したが、走ってきたので咳が出て仕方なかった・・・。
前半のプログラムはゲホゲホ咳して周りにはいい迷惑だったろう・・・。
ま、そんなどうでもいい話は置いといて本題へ。

歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲/グリンカ
一曲目はまず小曲から。
グリンカの有名な曲。グリンカの他の曲は知らないけど、これは名曲。
オペラの序曲だが、序曲はオペラ全体を集約してる曲だから、これでお腹一杯。このオペラ自体そんなに面白そうでもない。

バレエ音楽「ガイ-ヌ」組曲より/ハチャトリアン
・序奏とロシア人の踊り
・子守唄
・ばらの娘たちの踊り
・剣の舞
・ガイーヌのアダージョ
・レズギンカ
「ガイ-ヌ」といえば「剣の舞」が超有名。もちろん盛り上がった。
「レズギンカ」はレンタルした西本智実のCDに収録されてたのでこれも聴いた事あるが、これもエスニックな装いの曲で盛り上がる。
ここらへんはドラムや木琴が大活躍するが、個人的に打楽器が大好きなのでそちらに目と耳がいってしまうのだが、打楽器隊は全員女性なのが気になり、中でも木琴の演奏者は美人だった(どうでもいい話)
あとの曲は初めて聴いたので、思い出そうとしても出ないのでわからんが、全体的にキャッチ-で聴き易い。
バレエとして「ガイ-ヌ」を観てみたいと思いました。

20分の休憩を挟み後半のプログラムへ。
やっとこさ咳は治まったが、例の如く市民会館は寒い・・・。

・交響曲第二番/シベリウス
シベリウスの二番のCDは結構見かけるので、有名なんだろうなと思って中古CDを買っておいたが、聴いてもイマイチピンと来なかった。
そんな中の今回のプログラムなので、何回も聴いてみたところ、第四楽章はまあまあ聴き所あるなと思ったが、さてライブではどう聴こえるか。
第一楽章はそんなに盛り上がりどころはない。普通、交響曲は第一楽章がメインだと思うが、これはそうでもない。
なんか寒い雰囲気で、これから盛り上がるかな?と思ってもなかかな盛り上がらずトーンダウンしていく箇所が多い。
ピチカートが印象的である。
第二楽章は暗くどんよりとした雰囲気。
第三楽章は5分しかなく、面白い構成になっているが、そのまま終楽章へ間髪入れずに続く。
第四楽章でやっとこさ盛り上がる。
主題がとても美しく、弦楽器は壮麗な旋律なのに対し、管楽器は歓喜の雄叫びの様に響く。
後半部も思い切り盛り上げてくる。まるで第一楽章から溜めて溜めて、そしてここにきて一気に放出するようだ。
あ、なるほどこれが名曲といわれるのがこの演奏でわかった。

アンコールはハチャトリアンの「仮面舞踏会」よりワルツ。
浅田真央チャンが舞いました。

プログラムがなかなか渋く、北欧でまとめられてた。
グリンカ=アルメニア(北欧より東欧だが)、ハチャトリアン=ロシア、シベリウス=フィンランドと、寒ーい国の作曲家ばかり。だから気持ちひんやりと感じました。

余談だが、演奏中は「弘前雪灯籠まつり」も開かれており、公園内ではスピーカーからイージーリスニングなBGMが邪魔に思えるくらい流れている。
せっかくだから今回の演奏は公園内に流せばいいのにと思った。
厳寒で美麗な雪灯籠まつりに合う様なプログラムばっかりだったのでね。

そんなわけでなかなか楽しめた。アマオケでこれだけ聴かせられたら充分である。
来年の定期公演も楽しみにしよう。

ちなみに弘前交響楽団は毎年夏にサマーコンサートを開くが、そのプログラムは大体が映画音楽なので、いつも行く気が失せて一度も行った事ありません。
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弘前交響楽団第21回定期演奏会

2009-02-15 20:55:42 | 音楽鑑賞
弘前交響楽団の定期公演に初めて行った。
去年は相馬村と岩木町と弘前市の合併記念公演でベートーベンの第九番を演目で公演したが、まさかのチケットソールドアウトで見れなかったという苦い経験から今年は早めに前売り券を買っておいて、去年のリベンジを図りたかった。

普通に開演3分前に弘前市民会館に到着。客席は8割くらい埋まってた。前の方がガラガラだったので、前の方で見ることにした。前の席は音が聴こえづらいし、手前の弦楽隊しか見えないから視覚的にもつまらない。真ん中あたりのいい席に行けばいいのだが、隣の人に気を遣いたくなかったからとの理由から前の方に座った。
去年の様に満席とはいかない。いろいろ理由はあるだろうが、一番の理由はプログラムである。ほとんどマイナー(短調という意味ではなく)な曲ばっかりだ・・・。ま、順を追って進めましょう。

1.「後宮からの誘拐」~序曲/モーツァルト
モーツァルトのオペラといえば「魔笛」であり「フィガロの結婚」が有名どころ。「コシ・ファン・トゥッテ」や「ドン・ジョバンニ」もまあまあ知られたところ。
でも「後宮からの誘拐」って・・・。聴いた事もないです。今でもどっかの歌劇場がやってるのかしら?ま、初めて聴きます。
華やかな明るい出だしはモーツァルトそのものだなと感じるが、途中から打楽器が派手に展開してくるのがモーツァルトにしては珍しい。トライアングルが連発してリズムを取るのも面白い。序曲としてはかなりいい曲であった。

2.「キプロス島の女王ロザムンデ」~バレエ音楽第1番、間奏曲第3番、間奏曲第4番、バレエ音楽第2番/シューベルト
同名戯曲の劇付随音楽からいろいろ掻い摘まんでお送りする。
これもまたマイナーな選曲である。間奏曲第3番は、弦楽四重奏曲「ロザムンデ」の第二楽章の主題に転用している。この弦楽四重奏版のCDは持ってるが、そんなにピンと来ない曲だなと思っていた。全体的にゆったりとした曲ばっかりで、そんなにでもなかった。

3.交響曲第五番/ショスタコーヴィチ
今回のメインはショスタコーヴィチ。さすがに聴いた事も無かったから中古で探して買った。ショスタコーヴィチ自体そんなに聴こうとも思わなかった。近代作曲家だから自然と後回しになってしまうのは致し方ない。
調べてみると、ショスタコーヴィチはシンフォニーを15曲も書いている。それもすごいが、ベートーベンの9番のジンクスを簡単に破りさっている。中でも五番は評価が高い。「革命」の副題を付けていたりする場合もある。ソ連の社会主義体制で当局の反感を買わないような姿勢を保つ事はとても大変であったと推測されている。その姿勢が音楽に出ているとかいないとか、評論家は言ったりしてます。
で、予習バッチリしたらこの第五番は一応有名とのこともあるだけに、なかなかいい曲であった。さて、市民レベルのフィルでどこまで聴かせてくれるのだろうか?
第一楽章は悲壮的な始まりで、ダークな世界観を醸し出す。中間部のマーチの昂揚感の出し方がとてもいい。ハープやグロッケンの音も印象強い。そしてまた静かに消え行く様に終わっていく。
第二楽章のスケルツォの主題のリフレインは耳につく、楽しげだが荘厳な曲。短めですっきりとする。
第三楽章だが、ラルゴはシンフォニーに必須だが、やっぱりちょっとダルイ。ここも一層悲壮的であり、いい意味で眠くなります。
第四楽章。管楽器とティンパニが巨大な音を甲高く鳴らし、躍進的な堂々たる展開。中間部にも全体的に感じられた悲壮的な旋律もあるが、コーダでは重厚な弦楽奏を下敷きに、未来への希望が感じられる壮大な幕切れ。

指揮は去年に続いて新通英洋氏。いい指揮だった。アマオケでこれだけ振れるのだからプロだともっとすごいのだろう。
アマオケと見くびったのが大間違いで結構感動出来た。バイオリンに小学生がいたり、足の不自由な老人がいたりとアマオケならではの構成もすごい。
来年の定期公演も絶対行くだろう。でももう少しメジャー(長調という意味ではなく)どころの曲目がいいな。
ともあれ、弘前交響楽団に今後も期待しつつ応援していく。
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ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ 「魔笛」

2008-12-19 01:31:54 | 音楽鑑賞
モーツァルトの最高傑作オペラ「魔笛」を観に青森市文化会館へ。

オペラは二回目である。前はヴェルディの「椿姫」だった。感想はまあまあだった。
たまにテレビでオペラやってたりしたら見るが、大抵ストーリーはつまんないので、BGMとして流して聴くのが常であった。
魔笛はあまりにも有名なので、一応CD(ハイライト版)で予習しといたが、いくつかのアリアはどこかで聴いたことあるものばかり。期待に胸が躍るのであった。

前回の「椿姫」は客が7割りくらいしか埋まってなかったが、今回は結構埋まってる。95%以上は埋まってた。さすがのモーツァルト。さすがの「魔笛」。「椿姫」の時は見た感じ明らかな富裕層が多かったが、今回は普通の一般市民が多かった。

そもそも魔笛は本来の宮廷劇場での公演とは違い、庶民の客を中心とした芝居小屋で初演を行った。晩年のモーツァルトは仕事がなく困っていたところ、友人の興行主のシカネーダーが依頼して制作されたのが魔笛である。
そう考えると魔笛は庶民の為のオペラといっても過言ではなく、客層がそれに反映されていた。

ストーリーも宮廷貴族を主人公にした数多のオペラとは違い、エンターテインメント性を重視した冒険活劇で、コミカルな面も多く、老若男女が楽しめる内容となっている。ストーリーは有名っぽいので割愛します。

超有名なアリアのみどころ。
パパゲーノのアリア「俺は鳥刺し」。パンフルートの可愛らしい音色と楽しげでおかしいアリア。
夜の女王のアリア「地獄の復讐はわが心に燃え」。超絶技巧歌唱法コロラトゥーラでの人間の限界の歌声で聴衆を虜にした。大感動の瞬間。ここだけ聴くだけでもわざわざオペラ
観る価値がある。夜の女王は出番がとても少ないけど、歌唱力が一番問われる難役で影の主役である。
パパゲーノとパパゲーナの二重奏「パ、パ、パ・・・パパゲーナ」。これも楽しい二人の掛け合いのアリア。お調子者パパゲーノが遂に可愛い彼女を手に入れるという微笑ましい場面でのアリア。

ストーリーはかなり無茶苦茶。はっきり言って全然面白くない。何でもありのファンタジーである。
いろんな童話などの原案を混ぜてシカネーダーが脚本を書いた。途中、真の悪は夜の女王であったという逆転現象が見事であるが、シカネーダーが違う脚本と似通ったので無理矢理変えたとか、意表を突くのを狙ったとか諸説あるが、結果的にこの展開は素晴らしいと思う。
あとは名場面を除くとダルイです。魔笛に限ったことではないけど、オペラのストーリーはつまんない。なので一幕の中間ぐらい寝てた。二日酔いだったし。字幕も追わなきゃならんくて目が疲れたため。
お調子者の道化役パパゲーノは全体的にコミカルで、固いオペラを和らげてくれる貴重な存在。彼が出てると面白いから目が奪われる。サブ役だけどこっちが主役みたいだった。

でもなんだかんだで面白かった。生オケも素晴らしいし、衣装も豪華。セットはそんでもなかったけど、わざわざ青森にまで来てくれたワルシャワオペラの皆様に感謝。観客も盛り上がってて良かったです。

最後に指摘。お馴染みの棟方志功の緞帳がそのまま使われてて、魔笛と全く持ってミスマッチだった。幕くらいそれに近いものに変えましょう。
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第18回みちのく銀行ファミリーコンサート 日本フィルハーモニー交響楽団演奏会2008

2008-05-23 19:58:46 | 音楽鑑賞
毎年恒例のみち銀主催の日本フィルコンサート。

来れるか不明だったが、一番安い席が2千円だったから、行けなくてもそんなに損でもないと思い前売りを買っておいて大正解。見事に参加出来た。
仕事終わりで速攻青森市へ。数日前に来たばっかりですが。

会場は文化会館。去年もそうだったが、2000人ちょっとの席がほぼ満席だった。クラシックの人気は不動のものである。

そういえば去年の今ぐらいからクラシックに興味を持ち始めたのである。去年のプログラムは今思えばかなり良かったけど、あんまりクラシックに慣れてなかったのでそんなに楽しめなかった。
でもこの一年はクラシック聴きまくって勉強も結構したので、それなりに楽しめる筈。
日本フィルを率いる指揮者は、世界のコバケンこと小林研一郎ときたもんだ。さっそく開演。

一曲目「フィガロの結婚」序曲/モーツァルト
まずは小品。超有名オペラの序曲。このオペラ自体観た事もないけど、オペラ全体を象徴する序曲が素晴らしい。
モーツァルト節全開の長調の高揚する楽しげな曲。軽く温めてもらった。フィガロの結婚も観てみたいと思った。
ちなみに「魔笛」は12月に青森市で公演予定。これも行けるか未定。

二曲目「ピアノ協奏曲第20番」/モーツァルト
モーツァルトにしては珍しい短調作品。ピアニストは仲道郁代サン。
一応前もって何回か聴いたけど、そんなに印象ない曲である。でもそこそこ名作らしいけど。
モーツァルトなので、ピアノコンチェルトも多作。でもコンチェルトは見た目が楽しいし、人によって全く違う様相を呈するので面白い。
仲道サンのピアノを弾き始める緩やかな動きが美しく、耽美であった。

休憩挟んで、三曲目、の前にコバケンの軽いトーク。ベートーベンについて色々と。そして本日のメイン。

三曲目「交響曲第7番」/ベートーベン
ベートーベンといえばシンフォニーであるが、私の所持するCDの解説には「標題が付いてたらもっと人気が出たに違いない」と書いてあるが、全くその通り。
標題の付いている作品はもれなく大傑作であるが、この第7番は、クラシックファンにとっては当前傑作として知られていたのだろうけど、素人の私はのだめで知ったくらいである。
第一楽章は静かな立ち上がりから、フルートの印象的な囁きから一気に盛り上がり、お馴染みのソナタ形式になる。
コバケンは物凄い腰の低い人間であるが、指揮は、情熱狂おしい様であった。

シンフォニーは第一楽章だけ良いのが山ほどあるが、第7番はそうではない。第二楽章は短調のアレグレット。第二楽章といえば大抵眠くなるが、これはダルさを憶えさせないメロディアスなアレグレット。この楽章だけでも演奏してもおかしくないでろう。

第三楽章はワルツのようなリズミカルなテンポが数回繰り返す楽しい楽章。ここで盛り上げておいて、ラストへ。

第四楽章はこれぞベートーベンといったダイナミズム溢れる怒涛の展開。
ちょっと短めで一気に畳み掛ける。オケの編成には詳しくないけど、管楽器が弦楽器に比べて少ないと感じた。でもだからといって全く違和感はなく、管楽器の爆発するメロディに唖然。
コバケンは狂喜乱舞に指揮台で踊っている。息もつかせぬ緊張の刹那の連続。あまりに凄くて一秒ほど泣いた。
クラシックで感動したのも初めてだ。そう感慨に耽る中、あっという間にラストオブラスト。

曲が終わると同時に、コンマ1秒くらいの間で、大拍手が起こった。客は感動のあまり早く拍手したくてたまらなかったのでしょう。ブラボーとスタンディングオベーションしてる人もいて、納得どころか自分もしたかった。でも自分はあまりに凄かったので、少し呆然としていたのである。
拍手は鳴り止まず、人のいいコバケンはフィルのメンバーパート毎に全員立たせて紹介していてそれも暖かい光景であった。

アンコールは何の曲かよくわからなかった。無念。ダブルアンコールは掟破りの第七番第四楽章最後の45秒!それをやられちゃおしまい。感動再び。やっぱり良かったなと思いながら終演。

さすが世界を渡り歩いたコバケンである。去年はまだクラシックに興味を持ち始めただけのド素人であったのもあるが、文句もなければ感動も無かった。
だけれど今日のコンサートは格別に違った。やはり指揮が違えばこれほど違うのであろう。ベートーベンが素晴らしいのは当然の事であるが、ここまで曲を洗練させたコバケンと日本フィルに感謝。

クラシックは聴くもんだけど、コンサートに行くのが最良の選択である。クラシックは観るものである、と思った。
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ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団コンサート

2008-03-25 21:32:57 | 音楽鑑賞
なんか名前も知らんフィルだけど、プログラムがそこそこ魅力的だったので行く事にした。
わざわざ弘前市民会館で公演するんだし、近いというのもあったから。

結構前から会場入りしたのに、コンサートの特等席の真ん中あたりを抑えられてしまったが、真ん中よりやや後ろの辺りで聴くことにした。客は三分の二ぐらい埋まっていたであろうか。

ポーランドの古都のクラクフにある、室内とはいってもフルオーケストラ。室内楽をメインでやってるのかも。
指揮はローランド・ダーバー氏。そして開演。

1.アイネ・クライネ・ナハトムジーク/モーツァルト
まずは普及の名作から始まる。第一から第四楽章までずっとメロディアスで心地良いストリングスの音色。文句なしに良かった。

2.ピアノ協奏曲第12番/モーツァルト
ピアノは渡辺まりチャン。子供です。小学生か中学生かそこらへん。
このモーツァルトのピアノコンチェルト12番は、安価なCDがなかったため、予習出来ず。
この子の演奏は非常に軽やかで、少女が弾いている事が目を瞑ってもわかるようだった。それがいいのか悪いのかはわからないけど。この曲が単調だったのか、ピアノ技術がそんなにでもなかったのかはわからないが、ちょっと寝た。右隣の男子高校生も、左隣のオバちゃんも寝てた。そんなに良い曲ではなかったのかも。まだまだ成長過程のまりチャンに今後期待ということで。

暫しの休憩。

3.ピアノ協奏曲第1番/ショパン
ピアノの詩人ショパンの数少ないコンチェルトの1番。ピアノは渡辺友子。こちらはオバちゃん。弘前出身です。
ピアノは抜群に素晴らしい。ショパンだなぁって感じた。このピアノコンチェルト1番はなかなか良い曲。シンフォニーっぽく終わるところとか。

最後はアンコールなくて悲しかった・・・。

このオーケストラは、演奏中に私語を交わしたり、ピアノの独奏中に、ピアノのリズムにのって首振ったり、演奏最後はみんなで握手を交わしたりと、少し驚いたけど、アットホームで素敵なオケだなぁと思いました。

技術は文句無かったので、またいいプログラムで聴きたいです。わざわざ弘前に来てくれて感謝です。
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弦楽アンサンブル ベオーネ

2008-03-11 23:58:38 | 音楽鑑賞
ベオーネは、弘前大学フィルの弦楽パートの卒業生たちを中心に、卒業記念的に行われるコンサートらしい。
一昨年に第一回公演を行い、今回第二回公演を行ったので観に行った。

場所は弘前文化センター。多分小学生の時以来に入った。観客のほとんどは演奏する大学生の関係者達だろうけど、純粋に音楽ファンもいたであろう。
狭いホール会場の半分くらいは埋まっていたかも。友達と合流し、どこに座るか迷い、なぜか一番前に座ってみる。

弦楽四重奏とかやるので、4人位かと思ってたら、30人以上の大所帯でした。さっそく始まる。

1.弦楽四重奏曲第二番(弦楽合奏版)/ボロディン
予習しておきたかったが、なかなか安価で売ってるCDを探せなかったので初めて聴く。
レベルははっきり言って低い。ミスがかなり目立つ。一番前で観たのがそもそも間違い。音が頭上を越えていく。
しかし曲は二長調で明るく流れるようなメロディー。素敵な曲であった。
ボロディンは化学者という本職の傍ら、作曲をしていたという。そうとは思えぬいい曲を書く。
この曲は妻に贈った愛の曲なんですって。

暫し休憩。ガラガラだったので、席を少し下げて聴くことに。

2.四季より冬/ビバルディ
傑作の四季の冬のみ。
バイオリンコンチェルトなので、コンマスらしき男がソロパート。こいつはOBらしい。そこそこ聴けた。
そもそも結構な技術を要するソロパート。なんとかやりきった。なんというか、客に緊張感を与えちゃいかんと思う。
でも、四季は全編通して素晴らしい曲であるが、中でも冬はドラマチックでダイナミックな曲なので大好きである。そこそこ下手でもやっぱり曲がいいから感動した。

3.G線上のアリア/バッハ
バロックの超名曲。まあまあ演奏は良かった。曲がいいのでやっぱり感動。冬とこの二曲は学生が指揮していた。

暫しの休憩。更に座席を後ろに移動し、ホールの真ん中らへんで聴くことに。やっぱり座る位置は大事である。

4.浄められた夜/シェーンベルク
これもまた予習出来ず。この曲はデメールという詩人の詩をモチーフに作った曲。恋人以外の男の子を身ごもった女の苦悩と、それを許そうとする恋人の男の寛容さと、新しい人生を始めて行く気概と嬉しさを表す曲。
弦楽のみの暗いパート。最後以外はずっと陰鬱な感じ。あんまり好きではなかった。

アンコール.スラブ舞曲/ドヴォルザーク
一応、マナーとしてアンコールを要請。ドボルザークの悲しき旋律と、中間部の楽しげな旋律の相反する小曲。結構好きな曲。サラサーテ編曲版です。

というわけで終了。正直。レベルは低かった。そこそこ聴けるレベル。曲が良かったのでまあよしとしよう。
学生のノリにちょっと苦笑いしたり、指揮者のノリもなんか鼻についたが、よしとしよう。女が半分以上と多かったが、中でもビオラのある学生は、絶世の美女だった。物凄い可愛かった。加藤浩次の嫁のようであった。あれは弘大フィルのマドンナであろう。弘大のマドンナかも。多分下手なので後部にいたのが唯一の救いであった。
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カルテット・リベルテコンサート

2007-11-10 18:35:06 | 音楽鑑賞
先日カルテット・リベルテなる弦楽四重奏団のコンサート@弘前市民会館に行った。
友人からタダでチケット貰ったので行った。タダでなかったら行かなかったかも。でも800円となかりお求め安いお値段であった。
そのためレベル的に期待していなかったが、予想を反してかなり良かった。

開演3分前に到着。会場は千人入れる広さだが、二割も入ってないガラガラ。かなり前の方でゆったりと観る。
しかし場内寒すぎ。風邪ひいて治りかけたのに、見事にぶり返した。

早速リベルテのメンバー登場。カルテット・リベルテのメンバー紹介。
バイオリン・黒木健太~23歳。東京音楽大卒。ちよっとカッコつけな奴。シュッとしている。演奏中の顔が表現豊か過ぎで面白い。
バイオリン・広瀬麻名~26歳。東京芸術大・大学院在学。そこそこキレイな人。
ビオラ・山本法子~26歳。東京芸術大・大学院修士修了。シャクレ。顎あてにのせると尚一層シャクレ。
チェロ・朝吹元~25歳。桐朋学園大学卒。オッサンくさい。鼻息が大きくて気になる。
こんな素敵なメンバーです。しかし腕は確か。

プログラム紹介。
モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第一楽章
おなじみの名曲。四人でも違和感なく聴ける。ちょっとだけのわずかなミスがあった。そのほんのわずかなミスが世界レベルとの差なのかなと思ったが、以降はそんなレベル全く感じませんでした。というか、第一楽章のみでは足りない。全楽章やって欲しかった。

ベートーベン「弦楽四重奏曲第9番・ラズモフスキー第3番」
ラズモフスキー伯爵の依頼で書かれた曲。初めて聴いた。有名でない分、あんまりいい曲ではないと感じた。疲労と寝不足のためちょっと寝た。

ショスタコービチ「弦楽四重奏曲第8番」
「ファシズムと戦争の犠牲者の思い出に捧ぐ」との題が付いている。社会主義ソビエトで体制と闘った作者の名曲らしい。
第一か第二楽章あたりで盛り上がる所がとても素晴らしかったがそれ以降尻すぼみにしとやか過ぎるメロディにまたもや眠気。そんな終わり方かよとツッコミたくなった。

ドボルザーク「弦楽四重奏曲・アメリカ」
この日の数日前にラジオで偶然掛かった。名作と頷ける作品。
ドボルザークといえば「新世界から」だけど、この「アメリカ」同様、アメリカに渡った時代に作られた作品は名曲だらけ。
全楽章通して聴き入れる柔らかで親しみ深いメロディにうっとり。素晴らしかった。

アンコールあったみたいだけど、バイトがあったために速攻で会場を出る。
室内楽は正直あんまり得意ではなかったけど、実力のある名演にちょっと好きになった。
室内楽もなかなかいいもんですね。少人数であれだけ出来るのだからクラシックは面白いなと思った。
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プラハ国立歌劇場 椿姫

2007-10-20 00:34:50 | 音楽鑑賞
オペラ初体験。

そもそもクラシックには興味があるけどオペラには興味などなかった。
色んな音楽は好きだけど、人の声にあんまり興味がなかった。
所詮ボーカルが楽器を超えられない訳だし、楽器は多種に渡ってある訳だし、人の声など限りある訳だし、ということで。
あんまり乗り気ではなかったけど、青森文化会館は近所だし、一番安い席で6000円と格安なので友人と二人で行きました。

お馴染みの文化会館だけど、客層はいつにも増して富裕層であった。
高尚な演劇しか見ませんわよ的な匂いを醸し出したスーツやら煌びやかなアクセサリーを身に纏ったオジサマ、オバサマ、ボッチャン、オジョウチャンたち。
ハイヤーで送り迎え的な、ブルジョワジー的なレディース&ジェントルマン。
しかし、我々労働者階級たちは、汗水流して稼いだ日銭を貯めて来たマイノリティーの庶民無勢。小汚い格好だが心は錦。堂々と闊歩して会場入り。
でも席は一番後ろから数えた方が早いお馴染みのC席。
上階のトイレはお約束の電気付いてなし。ま、労働者階級にはこのくらいの仕打ちは我慢しておきます。

会場席はまだ客入れ中とはいえ、後ろの席がガラガラなのは一目瞭然。そうしたら係員が10席くらい前の席に移ったらどうだといってきたので、勿論移りますと言って移ろうとしたらすでに誰か座ってる・・・。明らかに係員のミス。迷ったけどテキト-な所に座る。
そんなトラブルに巻き込まれたせいで、おおまかなストーリーを予習できず、ほとんど椿姫のあらすじをわからないまま幕が上がる。前置きが長くなりましたが、本編突入。

第一幕
高級娼婦のヴィオレッタは毎晩官能と悦楽の日々に溺れていたが、アルフレードと出会い、熱烈なラブコールによって真実の愛に目覚める・・・。

勿論生オーケストラの美しい旋律とともに始まる。舞台はシンプルな白一色。地方公演なのでこんなものなのかね。金と戯れるヴィオレッタ。
そして夜会は始まり、超有名な「乾杯の歌」。いきなりの最大の見せ所。いい曲だね。
そしてヴィオレッタとアルフレードの愛のアリア。はっきり言って寝不足と疲労と風邪と風邪薬を飲んだため、頭が常にボーっとしてたけど、寝るに寝れない。なんせオペラシンガーの圧倒的声量。
勘違いしてたが、人の声が最強の楽器でした。思い知らされた。

因みに字幕つき。無ければ無くていいけどストーリー知らないので見る。そして第一幕終了。

第二幕に入る前に、前の席が空いていたのを狙っていたので、こっそり移る。二階の前から三番目。目茶目茶見晴らしいい。多分一万円くらいの席だと思うけど、そんなの関係ねえ。
最高の舞台なんだから狡猾にいかねば。休憩終了。

第二幕・第一場
ヴィオレッタは社交界の派手な生活を捨て、アルフレードと郊外で静かな生活を送っていた。しかし、アルフレードの父が訪れ、妹の結婚のためにアルフレードと別れてるよう懇願され、泣く泣く身を引くことを決め、家を去る。

第二場
事情を知らないアルフレードは荒れくれ、パーティーで賭けをし、勝ち続ける。元パトロンの男爵と姿を現したヴィオレッタはアルフレードに借りを返すと言われ、金を投げつけられる。しかもヴィオレッタは結核に罹り、悪化していく・・・。

ベタベタのドラマ展開。昼ドラ並み。愛の生活は儚い。
ヴィオレッタと父ジェルモンのアリアもまた最大の見せ場。一番の拍手喝采。

そしてパーティーの仮面舞踏会。結構エロイ。同バレエ団のバレリーナが舞う。
可愛さ余って憎さ百倍の蛮行をするアルフレード。ベタドラマです。第二幕終了。
休憩挟んで最後の第三幕へ。

第三幕
病魔に侵されて余命幾許もないヴィオレッタだが、アルフレードが駆けつけ、再び愛を確かめ合うが、死の淵で運命を嘆く。ジェルモンも駆けつけるが、遂にヴィオレッタは息絶える。

最後のシーンで、三人三様の犯した過ちを嘆き、歌うアリア。そしてヴィオレッタは愛の力で「私はまた生きられるわ!」と叫び絶命する。そして大袈裟なオーケストラとともに幕が下りる。
文句なしの素晴らしさ。主役のシモナ・プロハースコヴァーに拍手喝采。

今やヴェルディの椿姫は最高傑作とされているが、椿姫の初演は大失敗だったというのは有名な話。
ヴィオレッタは若く美しい役なのだが、初演のキャストがオペラシンガーとしてはスタンダードサイズのボッテリ体格だったために失笑される始末だった。他にも椿姫にはいろいろな逸話があり、それを読むだけでも面白い。

というわけで、かなり破格値での観覧が出来てラッキーであり、最初にして最高なものが観れてよかったです。敷居の高そうなオペラでもカジュアルに観ればいいんです。気軽に観れて関係者各位に感謝です。
会場では格差社会を実感した日でもありました・・・。
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美輪明宏音楽会<愛>L'AMOUL2007

2007-07-07 00:14:22 | 音楽鑑賞
美輪明宏は現人神である。人間を超越した存在である事は間違いない。

かといって、私は美輪の信者ではない。著書もひとつも持っていないし、オーラの泉もほとんど見たことがない。
天草四郎の生まれ変わりというのは胡散臭さを感じるほどだ。

しかし、彼、否、彼女の言葉には重みがあり、それは彼女の波乱万丈の人生を送った彼女の人生の重みであるということは容易く汲み取れる。

もはや歴史上の人物である、三島由紀夫、寺山修司、川端康成、江戸川乱歩などと交流のあった彼女は歴史の目撃者である。
戦時中の原爆体験から戦後、高度成長期を経て、バブル崩壊、そして現在と、激動の日本の歴史を知っている。

ゲイとして、当時は全く理解を得られずに化け物として扱われ、しかし、稀代の美少年としてショービジネスの世界で成功するも、カミングアウトや、シャンソンの新解釈、ヨイトマケの唄などの時勢に合わない活動に、人気は急落する。
しかし彼女は舞台俳優として、圧倒的な演技を披露し、国内外から絶賛される。
そして本業の歌手としても改めて評価され、加えて人間性も愛され、美輪明宏の名は知らない者がいないまでになった。

そんなことで、私はシャンソンにも全く興味がなかったけど、美輪明宏を生で体感したいとの思いで、今回のコンサートを観に行ったのである。

とりあえず客層チェック。予想どうりの9割以上女性。女性トイレは行列です。
そしてバレエぶりのアクシデント。男性トイレが電気点いてなく真っ暗。男の客もいますよ、文化会館のスタッフよ。
一人で来てる若い女性も結構いたように見えた。それでなくても美輪信者がほとんどのような気がする。そして開演。

ダンディな白シャツと黒パンツをビシッと決めて登場。
「こんばんは、江原博之です」は大爆笑。

第一部は元祖シンガーソングライターの美輪自信のオリジナルナンバーを自信の人生を振り返ってお送りする。
しかしほとんどトークです。でもこれがまた面白い。毒舌で世相をぶった切り。でも全然嫌味ったらしくなく、笑いを誘う話術が素晴らしい。以外にも話題のW王子を絶賛するミーハ-ぶりや、ヒップホップや現政治体制、現代建築やファッションを批判する際に、例えとして「うんこみたい」発言もおちゃめであった。
曲は「銀巴里」「金色の星」「メケメケ」そして「ヨイトマケの唄」他。

彼女は72歳ですが、まだまだ現役、否、それ以上。
現役のオペラ歌手でも適わないであろう圧倒的声量。そして体全体から発せられる人生の重み、更に目に見えないスピリチュアルな「何か」も歌から伝わる。
ヨイトマケの唄は前にテレビで見たことあったけど、生は圧巻。凄すぎて泣いた。問答無用に泣かせてくれた。そんな中第一部終了。
余韻に浸りたかったけど、照明が点いたので泣き顔も見られたくないので逃げる。

休憩15分を挟んで第二部です。

第二部はシャンソンの部。ここはトークはあまりせず、シャンソン歌手として人生凝縮ソングのシャンソンをいかんなく歌い上げる。

セットは花束がそこらかしこにおいてあり、背景も花の道が空に届くような感じ。そこに銀箔のロングドレスを召した彼女が登場。会場喝采。美しい!と思わず心を打った。
真の美しさがそこにはあった。

聴いたこともないシャンソンが続くも、意外とシャンソンもいいなと思った。
最後はお馴染みの「愛の賛歌」。
エディット・ピアフのこれまた想像を絶する波乱万丈の人生を彼女が語り、越路吹雪が歌った日本語訳を否定。
直訳したものを伝えた後、フランス語で歌う。最後の最後にして、絶大な歌唱力で会場を虜にし、金色の雨を降らす演出もあって、会場は総立ち。そこに確かに神はいた。

以前、コンサートで愛の賛歌を歌う美輪を見て、江原博之は、会場の不純な霊、不成仏霊が、あの歌によって成仏されるのを見たという。
真相はどうあれ、あの歌と演出で、浄化されたことは確かである。そして、愛を注入されたことであろう。
会場のスタンディングオベーションを見て思った。「彼らは美輪の信者ではない、愛の信者だ」と。
あまりに素晴らしくて私もスタンディングオベーション。Kバレエぶり。

アンコールとして、エディット・ピアフの悲劇の人生のシャンソン。ということは、エディット・ピアフ物語を舞台で行うという予告だと思っていいのか?
次回は舞台も期待したい。黒蜥蜴も見たいところである。

因みに、相方の江原氏も近々、文化会館で催し物をやるようだが、公開カウンセリングだとか、はたまた持ち歌を歌うとか、いよいよ怪しくなってきた・・・。
しかし、美輪明宏は、彼は本物であると言っているが、信じるかどうかはあなた次第といったところか。

今回は圧巻のショウだった。全く退屈させない充実の3時間。彼女はいまだに現役のトップオブトップのアーティストであった。とてもいいものを見させていただいた。

今日のショウは、歌と言葉による「現人神の愛の啓示」であった。
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第16回みちのく銀行ファミリーコンサート日本フィルハーモニー交響楽団演奏会

2007-05-25 01:54:26 | 音楽鑑賞
思いのほか、ハインデル展がよかったので、こちらのコンサートと一日で豪華二本立て企画になった。

「バック・トゥ・ザ・クラシック」
最近の私の芸術の鑑賞のテーマである。
クラシックバレエを見たり、時代に逆行する作品を発表するハインデルもそうなのかも知れない。

そして最近はクラシック音楽にハマっている。まったくクラシックに興味なかったんだが、昔から評価されているものに悪いものはないはずだと思い、気構えなしに聴いてみると、やっぱりいいのである。そんなこんなでクラシックコンサートに行くことに。

今日のコンサートの演奏曲。
モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第一楽章のみ。
グリーグのピアノ協奏曲
ドヴォルザークの「新世界」
ほとんどメジャーな曲ばっかり。前もって予習しておいた。

そしてついに開演。指揮は本名徹次氏。
アイネ・クライネの弦楽器の調べから始まる。美しい旋律。弦楽器のみが放つやわらかなメロディ。第一楽章のみだからすぐ終わる。

次はグランドピアノとともに、本日のゲスト、菊池洋子氏登場によるグリーグピアノコンチェ。と。
有名なピアノの演奏曲冒頭。
何故かエイベックス所属の洋子チャンのハードプレイスタイル。じっと目を凝らしていたが、ここで眠気の登場。最近睡眠不足の毎日のため、観る前から眠る自信があった。こっくりこっくりのこっくりさん状態。そんんなか終わる。
洋子ちゃんには悪いが、殆ど聴いていない。オーケストラの醸し出すアルファ波が眠気を誘うのだ。

休憩を挟んで、メインの新世界。
眠気も治まり、ゆっくりと楽しめた。第一に曲がいいしね。きちんとクラシックを満喫する。

アンコールは「ふるさと」でした。

やっぱりプロの腕前は素晴らしいし、文句なし。でも感動はなかったかな。プロの仕事って感じただけだな。
今後もクラシックの世界に浸りたいと思いました。
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