卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

弘前バレエ連盟コンサート

2007-11-29 23:59:56 | 演劇鑑賞
「バレエダンサーは人間の醜い部分を消し去ってくれる」とロバート・ハインデルは言った。
表現者であり、役者であり、アスリートであるバレエダンサーは真の芸術家であるのだ。
と大袈裟なことを書いておきながら、弘前市民のただのバレエ発表会に行った。

お馴染みの市民の為の会館に時間通りに向かうも、まさかの満車。
だもんで市役所の駐車場にパーキング。開演五分前に到着。

お約束どおりの観客は女ばっかり。でも出演する子供の親がいっぱい。
この広いとはいえない会場は八割方埋まるという脅威の集客率。
早速始まる。

第一演目「くるみ割り人形」第三幕
日本人好みの無敵のチャイコフスキーのバレエ音楽最高傑作。バレエより音楽の方が聴きたいけど生オケではない。

第二演目「ジゼル」第一幕
そういえば、以前放送したNHK教育の芸術劇場「アレッサンドラ・フェリ引退公演」を今更観る。ジゼルもやっていたので予習済み。

第三演目「眠れる森の美女」第三幕
これまたチャイコフスキー。三大バレエの最も弱い音楽だけど、バレエとしてはお馴染み。

と、ずっと演奏内容の感想は書いてませんが、書くまでもありません。だって子供の発表会だし。お遊戯会だし。ただただ微笑ましく親の気分で見る。
それにしても弘前のくせにバレエ人口は高いのではないでしょうか?結構な人数のガキどもが踊っていたので、親の勝手で子供にバレエを教え込ませてるんでしょうね。
それにしても未来があるバレリーナは小学生からもう留学とかしなきゃならんだろうから弘前にいる時点で駄目なんだろうけど。とはいってもオトナのバレリーナたちも見れたもんではなかった。無駄に目が肥えてしまったのだろうが、世界屈指のダンサーたちの名演を映像で見てしまっているから本公演の出演者たちは目を覆ってしまうほどだった。
ま、発表会だししょうがないと言い聞かせて。でもスリーピンのオーロラ姫役の土田サンは一人だけ本物だった。堂々とした踊り。そこそこな顔立ち。結構な技量。ひとりだけ際立っていた。

第四演目「ドン・キホーテ」グラン・パ・ド・ドゥ
ここだけゲストのプロのダンサー登場。名前は不明。男は世界で活躍する中国人だそうです。一流のバレエダンサーらしく顔も整っている。
いきなり跳んで回っての本物のバレエ!女の人も脅威の約30回転。会場は一気に盛り上がる。
大いなるネタフリ。ヤキモキしていた気持ちをふっとばすプロの技。ジャンプもスピンもリフトも素晴らしく感動。本気で拍手喝采。観客はこれを観にきたのかと納得。千円のもとは取れた。

毎年恒例の発表会みたいだが、来年もゲストに期待ということで。

チャットモンチ-「生命力みなぎりツアー」

2007-11-26 15:41:27 | ロックライブ
この日の為に生きてきた。心からそう思っている。

仕事ほっぽりだして早過ぎる会場入り@青森クォーター。最前列で見たいが為に4時間前から並ぶという気合入りまくり。
天気はこの時期珍しくお日柄も良し。でも冬なのでやっぱり寒い。だって4時間も待ってるし。
途中ツアーTシャツ購入。ライブ前に着ようと思ったらまさかのアクシデント!!
買ったばっかりのTシャツを水溜まりに落としてしまった・・・。超運無し芸人の私のなせる業。泥だらけのTシャツは諦めて普段着で挑む。
そして開場30分前くらいに衝撃の事実。チケットは整理番号順に並ばせるとのこと・・・。今まで4時間も寒空の下待ってたのに・・・。
でも私のチケットの整理番号は12番なので心配の必要なかったが、友人は190番台。離れ離れになるだろうが後ろから頑張って前まで来てくれと励まし、開場と同時に最前列ゲット。しかし二人分のスペースは取れず。ちょっと経ってから友人がちょい後ろまで来てくれたけどこれ以上来れなさそうだったので、隣の兄ちゃんにちょっとスペースを空けて貰ってなんとか隣に来れた。隣の素朴な兄ちゃんありがとう。
普段遠慮がちな私ですけど、今日は図太い横柄な態度で意地でも最前列をゲットしようと心に決めていたのでその甲斐があった。客層はティーンの女子からアダルトな女子。ロックな男からオタッキーな只のエリコファンから色んな人種がいて面白かった。さすがチャットファンは違うね。そんなこんなで暗転。

今回は「つばき」が対バンで参戦。さらっと予習はしておいたが特にファンではない。
つばきとサポートのギタリストの四人が颯爽と登場。彼らもチャット同様3ピース。でも普通にツインギター使用。
ギターボーカル一色がいきなりスクリーム。今年発売のアルバムを中心にライブを展開。全員ハードコアな爆裂っぶり。
ベース小川もバキバキベコベコプレイ。笑い飯の西田っぽかった。
ドラムは紅一点ナオコチャン。男に負けず劣らずの爆裂ドラム。しかもカワイイ。クールでセクシーな大人の色気を放ちながらのハードプレイ。曲は5、6曲やったと思う。セットリストは不明。タイトルさえ知らない。
メジャーファーストアルバムはポップな仕上がりだったのに新アルバムはかなりのハードロックになって、ギターがこれでもかと重ねまくりの唸りまくり。ライブもそうでした。ボーカルが聴こえないほどのラウドサウンドだった。
そして終了。アンコールしたかったけど、つばき自身たちも含めつばき使用のドラムキットやエフェクターやアンプを撤収。前座の身分はキビシイ。やっぱりプロの世界は大変であると思った。そしてチャット使用のセットが組まれると本日の主役の番です。

暗転からビートルズの「インマイライフ」チャットモンチ-ver.が掛かる中、日本一のロックバンド・チャットモンチ-様登場。
私たちはもちろんステージ右側のエリコサイドのまん前です。エリチャンは手が届くほどのすぐそこです。ピンクのTシャツにスラックスというヘンテコファッション。
アッコはポニーテールのセクシー挑発メイクのロッキンな感じ。
クミコは座っててよく観えなかったけどダボッとした服。

そして一発目は「真夜中遊園地」だぜ。ジェットコースタースピードロックナンバーだが、もうつばきで温まっているから最早開場ピーク。押し合いへし合い。なんか知らんけど押し出されて一番前から二番目になってしまった。でも前はリトルガールだったから丸見えなんだけど彼女をバーに挟まれないよう必死で守ってました。隠れた名プレイをしながら盛り上がる。

そして「MakeUp!MakeUp!」と続く。アッコはちょっと遠くて観づらかったがノリノリバッキバキベースでパンキッシュだった。えっチャンは小さ過ぎる!まるで中学生・・・。瞳さえ見える距離だっが、えっチャンの瞳はなんと澄んでいるのか!なんと汚れ無きイノセントな輝きを放っていることか。
普通誰でも否定するが、一番前にいれば、絶対メンバーと目が合うのよね。えっチャンと目が合うと、その澄んだ瞳でこの汚らわしい自分を見ないでくれとつい目を逸らしてしまう。
そんな天使のような姿でありながらギャンギャンギターを掻き鳴らし、スイートでキュート且つパワフルでソリッドなボーカルを見せ付けるのだから凄すぎる。
それを爆裂しながら親のように見守るクミコ。私はドラムが好きだから結構クミコのパワフルドラミングを堪能していたからクミコとしょっちゅう目が合ったぜ。

そして大好きなウルトラポップサマーチューンの「とび魚のバタフライ」。
手拍子とステップはウルトラキュート。

そしてチャットの最高傑作「親知らず」。ハートフルなクミコの詞とハードロックサウンドのギャップが素晴らしい。このツアーはこの曲のためにあった。
そしてMCも最高。クミコのおちゃらけっぶりはお馴染みだけどずっと笑わせてくれる。えっチャンほぼ喋らずオドオドするばかり。この子犬のようなフロントマンが日本一のバンドの屋台骨なんだから笑える。

次いで「世界が終わる夜に」が掛かる中、このまま世界が終わったらどんなに幸せだろうかと本気で思った。
途中の曲間は何回かシーンと静まった。普通は名前を呼んだりあるんだけど、そんな雰囲気ではなかった。壮絶のライブを見せ付けられて、観客は黙りきってしまった。声を掛けるなど無礼に思えた。ここの客はロックだった。

そして「ハナノユメ」や「恋の煙」、「恋愛スピリッツ」などファーストからも何曲か演奏してくれた。もちろん最高だぜ。そしてまたMCでやっとえっチャン喋る。心配そうに見つめるアッコとクミコと観客たち。会場がほんわか萌えムードになる。このギャップたるや!
高校でチャットモンチ-を結成し、解散寸前に陥り、奇跡的にアッコとクミコという最強のメンバーに出会い、最強の詞を書き、最強の作曲をし、最強の演奏をするバンドに成長した。
全てをロックに捧げたこのか弱き女の子はロックの頂点を手にした。すぐにでも折れそうな華奢な細い腕でギターを弾いて歌う姿は天使でありながら、内なる闘志は外には決して出さない。羊の皮を被った狼は誰よりも女の子であり、誰よりも男であった。

そしてまたセカンドから「バスロマンス」や「ミカヅキ」などやって泣く泣く最後の曲「シャングリラ」。でも最後に持ってくる辺りが分かってるね。タテノリ4ビートのチャットのシンプルロック。この曲でチャットの方向性は決まった。

そしてとりあえずはけるがもちろんアンコールです。中央にキーボードをセットする。ということは「サビがどこだかわからない歌」をやるんだとウキウキしながらメンバーがTシャツに着替えて登場。そして何故かアッコとクミコのショートコント。傑作だったので二人でM1に出て欲しい。
正式名「素直」でしっとりと。

オオトリは「サラバ青春」アコースティックver.。クミコがピアニカ、アッコがキーボードでえっチャンがボーカル。こんな仕上がりになった名曲もいいね。最後にみんなで記念撮影でサヨウナラ。

怒涛の23曲だった。対バンアリだったので、チャットもガッツリ演奏しないとの情報があり、一時間チョイで終わるもんだと思っていたけど、充実の2時間弱のセットリストだった。これがなんと3300円!こんな値段は逆に法外である。誰も儲けやしない額。アルバム一枚分の値段でライブ観せる超太っ腹のチャットの所属事務所。プロモーターも完売なのに儲けなしで泣いているに違いない。
因みに対バンなしの他の公演は3800円だけど、セットリストは同じらしい。だったらつばきも観れて安くて近い距離で観れる地方公演のほうが何倍も得じゃん。ゼップとか大きいホールは金が掛かるからだろうけど、こんなに安くて最高峰のライブが観れたのは奇跡。いや未曾有の事件である。

チャットモンチ-のライブは凄いと聴いていたが、これほどとは!想像を絶する素晴らしさだった。史上最高のライブだったし、史上最高の日になった。チャットモンチ-は日本一どころか世界一の現役最強バンドだと確信した。
76年にパンクムーブメントでロックが死んでから今やっとロックバンドが生まれたのである。
チャットはこのライブの2日前に2周年を迎えた。そして武道館2デイズが決定し、更に前進するのだろうが、恐らく誰も追いつけまい。男バンドなどもう死んだも同然。B'zがロック殿堂入りだと。笑わせんなと言いたい。ロックの意味知ってんのかね?スタジアムだのドーム公演している時点でロックじゃねーし。
ロック新時代は彼女たちが造り、彼女たちしか歩けない。もう一生ついて行きます。
自身数年ぶりにライブに行ったから轟音爆音に耳が慣れておらず、ずっと「耳鳴り」してて、次の日も「耳鳴り」聴きながら常時「耳鳴り」が止まりませんでしたでしたとさ。

最後に。チャットモンチ-をポップバンドだと思っている人たちは大間違いです。チャットモンチ-はポップスも出来るロックバンドなのです。そこらへんを確認した上で、まだ聴いたこと無い人は是非聴くことをお奨めします。

柏温泉

2007-11-24 00:38:55 | 温泉(つがる市)
今日は時間が出来たのでエルムのラーメン街道で期間限定出店している、とある店に食べに行った。
期間限定の言葉に弱い私はついつい釣られて遠出したけど正直あんまりおいしくなかったね。
女性スタッフだけで作る女性客を狙ったあっさり醤油ラーメンらしいが、奇を衒い過ぎて基本を失っている。悪くはないけどあれじゃ客がほとんど入らないわけだな。ま、どうでもいい話。

で、ワドナのゲーセンで麻雀をして負けまくる。最近何しても全くツイテないのだけど、今日は酷すぎる。アガれないし、フリまくるし。

というわけで近くの国道101号線沿いにある日帰り温泉施設に入って帰ることにした。

隣にはドライブインがあり、経営者は同じらしい。おとな390円とちょっと高い。青森市並み。
中の大広間は700円出すと使えて、一日中温泉に入れるそうだ。
奥にはマッサージ屋があるけど客は居なさそうだった。

早速浴室へ。
長方形の大きな浴槽がドンと真ん中にあり、それを囲むようにカランが23個ほどある。
奥にはサウナが二つと水風呂。

早速浸かろうとと足を入れると、熱すぎる!浴槽は二つに仕切られており、奥が湯口の近くなので、奥のほうが熱いとは思ってとりあえず手前の方に入ったのだが、熱すぎる!これは46度はある。
ゆっくりゆっくり入ろうとするけど激熱。なんとか慣れてきてやっと全身浸かったが、手前の浴槽はこれでもかとジャグジー全開。激熱の湯が下からブクブクとまるで釜茹地獄のように・・・。
これじゃ小島よしおもリアクションとれないくらいの熱さである。

奥の浴槽も大して変わりなく激熱。しかしどちらの浴槽も水道の蛇口が付いてあり、オッサンたちは自由に加水して入っていた。そうしなければ入れないもの。

お湯は緑っぽい草色。塩っ気のあるダシ汁系。独特の臭いがあります。

サウナは右手が91度の普通の熱さで、左手が101度の高温サウナ。
右手側のサウナはテレビつきでで4人位で満杯。常にギュウギュウだけど、高温サウナは誰一人いない。

ちなみに、ここの客は変な奴が多く、ケータイを持ち込んでサウナを写メしてるのか何やってるのかわからない奴。浴室で漫画読んでる奴とバカばっかりだった。
お湯が熱すぎるもんだから年寄りか中年かばっかりで、若い奴はほぼいなかった。

というわけで熱過ぎるというイメージしかなかったです。ゆっくり浸かれたもんじゃないし。
水側の蛇口からはぬるま湯しか出ないのでクールダウン出来ず。水風呂は常に満杯だし。なので見事にのぼせました。でも意外と結構疲れはとれましたとさ。

オススメ度(温泉評価)・☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・56.9度
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・390円
施設・大広間、マッサージ

住所・つがる市柏下古川絹森55-3
電話・0173-35-2048
時間・5:30~22:00

青年団プロジェクト公演「隣にいても一人」

2007-11-22 18:47:58 | 演劇鑑賞
「渡辺源四郎商店meets平田オリザ」。一言でいうとそんな公演です。

先日この舞台に行ってきました。
三日間アウガの多機能ホールで行われたのだが、最終日しか時間が取れなかった。
なのに当日、この時期には異常な大雪が降り、青森まで行くのがかなり面倒に思えたのだが、頑張って青森に向かった。
国道七号を吹雪の中、なんとか開演10分前に辿り付く。

会場は単館系の映画館といった感じ。ナベゲンのスタッフがナベTを着ておもてなし。
看板役者たちも開演ギリギリに普通に観客と一緒に席に座って観覧。というわけで開演。

ストーリー・ある朝目覚めると何故か夫婦になってしまっていた昇平とすみえ。離婚の危機にある昇平の兄とすみえの姉夫婦。理不尽な状況に置かれた二人と、それを信じようとせずとも、自身たち夫婦のありかたを考え直そうとするナンセンスコメディ。

作・演出は平田オリザ。セリフは全部津軽弁。
兄役にナベゲンの畑澤聖悟。悠介役のアンジャッシュの児嶋似の彼は無所属の一般の人なのかな?よくはわかりません。
すみえと姉の二人は青年団のメンバー。

平田オリザがもともとあった脚本を、地方のマイナー劇団や一般オーディションを行って集めた演者のために再構築し、地域の活性化のために発足したプロジェクト公演です。
平田オリザがオーディション・稽古・演出全てを監督し、長期滞在して完成させた小規模ながら大いなる挑戦なのでした。

脚本は別として、舞台はやはり演技が一番の見所。映画やドラマが陽なら舞台は陰だね。スターは輝いているが、舞台役者は燻し銀といったところか。
ナベゲン畑澤はかなり濃い顔で味があり、且つそつなくこなすコメディタッチの悪ふざけすら本性なのかと思わせる演技力の高さ。さすが座長。
小寺君も庶民的ないい演技。すみえ役の工藤倫子も顔はあんなだけど、ナチュラルで純粋な演技。
姉役の森内美由紀はオバサンだけどオバサン役があんまりハマってなかったような気がするな。でも迫真の演技は流石にグッときました。

小一時間の四人の目まぐるしく変わるヘンテコストーリー。でも演技の高さに純粋に面白かった。
普遍的な、夫婦とは?といったテーマに、独身ながら考えさせられました。
正直、平田オリザがどれだけすごい人かはよくわかんないんだけど、公演は面白かった。成功したかどうかは不明。
ちなみに、劇中、常に爆笑していたオバサン。そんな笑うところでもないのに爆笑。ドリフみたいだった・・・。
役者たちに影響を与えそうなくらいの爆笑。
演劇好きな人たちって笑いのラインが低すぎるといつも思うけど、笑いたい時に笑ったらいいさ。それが演劇の醍醐味なのだしね。

出町温泉

2007-11-19 17:27:16 | 温泉(青森市)
青森市西滝にある温泉銭湯施設。

平田オリザプロデュース青森公演「隣にいても一人」を観に行った帰りに立ち寄りました。
ほとんど道に迷って挙句に着いた感じなので、場所は定かではない。

この日はこの時期には記録的な大雪が降ったのだ。駐車場の車はどっさり雪が積もっている。
なんか変な造りなのだが緊張しながら入る。玄関先から男湯と女湯に別れています。
そして番頭のおばちゃんに手渡しで料金を払う。おとな390円。
脱衣場に棚もなく、着替えたら籠に入れてそこら辺においておく。

浴場は壁に富士山らしい山。行ったこと無いけど、あきらかに銭湯といった風情。
浴槽は大と小のみ。大は15人位、小は5人位入れそう。カランは30個以上。

お湯は無色で無味無臭。ほとんど白湯みたいな感じ。これといって特徴なし。強いて言えばちょっとスベスベ感。
なんか落ち着かない感じ。他の客も体洗ってすぐ出るといった様子。やっぱり銭湯みたいだな。

というわけでほとんど特徴もないお湯なのだが、銭湯風が唯一の特徴。ここら辺の風呂無しの住民の銭湯なんでしょうね。

オススメ度(温泉評価)・☆☆

泉質・単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・44度(加温あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・390円
備品・無料ロッカー

住所・青森市西滝2丁目6-23
電話・017-782-2181
時間・5:30~23:00

横綱ちゃんこ

2007-11-18 00:01:28 | 居酒屋・焼き鳥・ダイニング
冬だね。寒過ぎだね。温かいものが食べたいね。ということで「横綱ちゃんこ」へ。

行ったらいきなり満席状態。でもちょっと待ったら空いたので中部屋の個室みたいな所へ通された。ほぼ女ばっかりの団体でかなりうるさかった。でも我慢して早速注文。

メインのちゃんこは小結で。
かなりのあっさりスープです。年食ったのか、肉より野菜がうまい。
一人前1800円と高いけどそれなりのボリュームです。閉めのうどんつき。

他には大根サラダや枝豆、鳥の唐揚げと定番メニューも頼む。サラダは正直おいくなかっので残してしまった。

メニューがとても多くて居酒屋以上かと思われる。天麩羅や串揚げなどもあったので頼んだけど、とてもおいしかったです。

店員のサービスも素晴らしく、ドリンクなんか速攻くるのが素晴らしい。これじゃ繁盛するわけだね。
残念だったのは本格焼酎がボトルのみでグラスで出してない点。昨今の焼酎ブームの流れとしてはどうかと思う。
他に文句はありません。隣のバカ女軍団がうるさかったのは店のせいじゃないしね。

というわけでこれから益々寒くなる時期に重宝するお店でありました。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆☆

住所・弘前市城東北3-10-71
電話・0172-28-2355
営業時間・5:00~23:30(ラストオーダー22:30)
定休日・水曜日(変動あり)

フラワーランド 憩いの湯 (廃業)

2007-11-15 23:19:31 | 温泉(平川市)
平川市新屋にある大型温泉施設。
日帰りがメインだが、宿泊も可。家族風呂あり。レストランも併設してるが、なぜか花屋も併設。他にも地元の野菜や果物が館内で販売していた。

ここらへん一帯は温泉が山ほどあるため、テキト-に走っていたら看板があったのでそれに釣られて入った。

浴場もかなり広い。カランは30ほど。
メイン浴槽は10人くらい入れそう。
隣合わせに膝下ぐらいの湯量の浴槽があるけど、子供のプールと化していた。
そして一人用浴槽。ラジウム浴槽。露天風呂。サウナ、水風呂、打たせ湯とたくさんあります。

お湯は黄緑っぽい。無味。だけど鉱物っぽい臭い。結構なスベスベ感あり。

メイン浴槽が44度ほど。一人用が45度と熱め。どちらも丁度いいあたたかさ。
ラジウム泉も効いてるんだかわからんが44度ほどで気持ちいい。

露天はかなりぬるめ。40度ないかも。だってこの日は初雪が観測された記念の日。雪見風呂を楽しんだか寒すぎる。

結構客もいてここらへんの地元客に使われているようだ。お湯はとてもよかった。近くにもいろいろ温泉あるので比べてみたいところです。

泉質・アルカリ性単純泉
泉温・47.2度
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
施設・家族風呂、食堂

住所・平川市新屋町道ノ下35-2
電話・0172-57-5678
時間・5:00~22:00

※廃業しました

ホルモン家

2007-11-13 17:54:09 | 居酒屋・焼き鳥・ダイニング
弘前市外崎にある焼肉屋さん。

友だちとお食事に行こうということになり、リクエストに答えて焼肉屋に行くことに。
城東付近をウロウロしていたので、新しく出来た「やまなか屋」とかなんとかそんな名前の店に行ったら見事に満席。
近くの「ひがしやま」には前にバイトしてたけど、それ以来一回も店に行ったこと無いので行きにくい。
ってわけで、バイパス通りのちょっと気になってたこの店に行くことに。

店内は結構広く、レトロ和風みたいな感じで、個室になっていていい雰囲気。
イス席40、掘りごたつ席20あるらしい。

価格はリーズナブルです。お肉ほとんど500円前後。オススメのホルモンは380円からで結構安い。

久し振りの焼肉屋なので迷うところだけど、定番のカルビやサガリや豚トロなど頼む。

焼肉とビールの相性は最強。飲み放題もあったけど、友達は飲めないので普通に頼む。
飲めない人や子供にはドリンクバーがあって、200円とかなりお得です。

意外と豚足がおいしくてびっくり。ほとんど脂だけど。
〆はカルビクッパ。クッパも冷麺もハーフサイズがあって、しかもボリュームあって嬉しい限り。

結構食べたのに会計はそんなにいってなくてそれも驚いた。会計は席でしてくれるので有り難いです。
そこそこ満足でしたが、ちょっと言わせてもらうと、ホルモンのメニューがかなり少ないのが難かと。
普通の焼肉屋より少ないし、ホルモン屋ってくらいなんだからもっと増やして欲しい。
あと、網交換は客に言われずともコマめにやるべき。ひがしやまではかなり鍛えられた経験から、どんなに忙しくても時間がたった網は変えるべきだと思いました。でもおいしかったです。

ホルモンっていえば家でやるのが当然だという地域なもので、なかなか焼肉屋とか行きづらい所だけど、やっぱり店で食べるとうまいね。値段はかなりつくけど。

オススメ度(飲食店評価)・☆☆☆

住所・弘前市大字外崎5丁目7-14
電話・0172-27-5712
営業時間・17:00~24:00(金・土曜は~2:00)
定休日・なし

カルテット・リベルテコンサート

2007-11-10 18:35:06 | 音楽鑑賞
先日カルテット・リベルテなる弦楽四重奏団のコンサート@弘前市民会館に行った。
友人からタダでチケット貰ったので行った。タダでなかったら行かなかったかも。でも800円となかりお求め安いお値段であった。
そのためレベル的に期待していなかったが、予想を反してかなり良かった。

開演3分前に到着。会場は千人入れる広さだが、二割も入ってないガラガラ。かなり前の方でゆったりと観る。
しかし場内寒すぎ。風邪ひいて治りかけたのに、見事にぶり返した。

早速リベルテのメンバー登場。カルテット・リベルテのメンバー紹介。
バイオリン・黒木健太~23歳。東京音楽大卒。ちよっとカッコつけな奴。シュッとしている。演奏中の顔が表現豊か過ぎで面白い。
バイオリン・広瀬麻名~26歳。東京芸術大・大学院在学。そこそこキレイな人。
ビオラ・山本法子~26歳。東京芸術大・大学院修士修了。シャクレ。顎あてにのせると尚一層シャクレ。
チェロ・朝吹元~25歳。桐朋学園大学卒。オッサンくさい。鼻息が大きくて気になる。
こんな素敵なメンバーです。しかし腕は確か。

プログラム紹介。
モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第一楽章
おなじみの名曲。四人でも違和感なく聴ける。ちょっとだけのわずかなミスがあった。そのほんのわずかなミスが世界レベルとの差なのかなと思ったが、以降はそんなレベル全く感じませんでした。というか、第一楽章のみでは足りない。全楽章やって欲しかった。

ベートーベン「弦楽四重奏曲第9番・ラズモフスキー第3番」
ラズモフスキー伯爵の依頼で書かれた曲。初めて聴いた。有名でない分、あんまりいい曲ではないと感じた。疲労と寝不足のためちょっと寝た。

ショスタコービチ「弦楽四重奏曲第8番」
「ファシズムと戦争の犠牲者の思い出に捧ぐ」との題が付いている。社会主義ソビエトで体制と闘った作者の名曲らしい。
第一か第二楽章あたりで盛り上がる所がとても素晴らしかったがそれ以降尻すぼみにしとやか過ぎるメロディにまたもや眠気。そんな終わり方かよとツッコミたくなった。

ドボルザーク「弦楽四重奏曲・アメリカ」
この日の数日前にラジオで偶然掛かった。名作と頷ける作品。
ドボルザークといえば「新世界から」だけど、この「アメリカ」同様、アメリカに渡った時代に作られた作品は名曲だらけ。
全楽章通して聴き入れる柔らかで親しみ深いメロディにうっとり。素晴らしかった。

アンコールあったみたいだけど、バイトがあったために速攻で会場を出る。
室内楽は正直あんまり得意ではなかったけど、実力のある名演にちょっと好きになった。
室内楽もなかなかいいもんですね。少人数であれだけ出来るのだからクラシックは面白いなと思った。

桜温泉

2007-11-08 18:09:26 | 温泉(弘前市)
旧岩木町賀田にある旅館もある温泉施設。

タクシーやバスでおなじみの「前田観光」グループが経営しています。
ここら辺は名字が前田ばっかりです。

去年リニューアルしたみたいですが、初めて入ります。おとな350円。

浴場は意外と狭く、カランが12個しかありません。でも客は人数分以上いたような気がします。

メイン浴槽の手前がぬるめで奥が熱め。どちらも10人くらいは入れそう。

奥に露天風呂。大きな桶みたいな風呂です。二人は入れる。
露天といっても茅で屋根がかかっている。半露天状態。

そしてサウナと水風呂と打たせ湯です。

お湯は薄い緑ががった濁り湯です。ちょっと鉄臭さと塩っ気あり。でも結構柔らかいお湯。
手前が40.5度。奥が42.5度と表示。でも体感はプラス一度ほど。

サウナは90度と表示してるがそれ以上。四人しか入れない狭さ。ギュウギュウでした。

全体的に木材が豊富に使用されていて、匂いも木の香りで落ち着けます。桶も木製かと思ったが、それっぽいプラスティック製でした。

そんなに広くないですが、下手すりゃカランも使えないかもなほど混んでますが、かなりお湯も気にいったし、また是非来たいです。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)
泉温・48度
効能・リウマチ性疾患、運動器障害、創傷および火傷など

料金・350円
備品・無料ロッカー、無料ドライヤー
施設・家族風呂、宿泊、食堂、宴会場、売店

住所・弘前市大字賀田2-11-2
電話・0172-82-4332
時間・6:00~22:00

生命力/チャットモンチ-

2007-11-02 18:36:15 | ロック
日本のロックの救世主・チャットモンチ-が遂にセカンドアルバムをリリース!
まだ数回ほどしか聴いてないですが、名盤であることに疑いは無いので、ディスクレビュー。

M1「親知らず」
親知らずと親の有り難みを掛けたクミコンでしか書けないハートフルな詞に、スリーピースのハードサウンド。
前作はギターのオーバーダブを多用してたけど、今作はライブを意識した、三人の音に拘った。それが顕著に表れるアルバムを代表する曲。

M2「MakeUp!MakeUp!」
女の子って感じの曲はアッコの詞。キュートでノリノリのポップ曲。

M3「シャングリラ」
初めて聴いた時、イントロのギターがスーパーカーっぽいと思ったら、チャットモンチ-だと知ってかなり驚いた。
いしわたり淳治がプロデュースしてたのは知ってたから。しかもシンプルなのに図太いメロディーラインがずっとループしてしまい、チャットモンチ-にハマってしまうきっかけとなった曲。

M4「世界が終わる夜に」、M7「橙」、M10「女子たちに明日はない」などシングルも収録。
曲はそんなにはまんないんだけど、なによりタイトルが最高。

M6「とび魚のバタフライ」
チャットモンチ-版サーフィンUSAってな感じのウルトラポップチューン。
手拍子がカワイイ。アッコのベースが唸ってていいね。

M8「素直」
二人のピアノとクラリネットだけの異色作。素直なメロディーにうっとり。
これからもこんな感じの冒険作をどんどん作っていって欲しい。

M9「真夜中遊園地」
ジェットコースター的スピーディーなロックチューン。

M11「バスロマンス」
細川ふみえのテーマではない。これまたガーリーなキューティポップ。こんなのもやってます。

M12「モバイルワールド」
現代人の悲しい性。世界は広くて狭い。その通り。

M13「ミカヅキ」
今作はえっチャンの詞が結局2作のみになったが、これは今のチャッモンチ-の流れとして間違ってはいない。
最もポップなアッコの詞が多いのは当然の結果。しかし、この曲然り、えっチャンの世界観も好きなので、三者バランスを取り合って次作以降作り上げていって欲しい。
最後のラララーが印象的な締めくくりに相応しい曲。

前作「耳鳴り」は、かなりソリッドなギターを中心としたヘビーなロックアルバムだったけど、今作はかなりポップに仕上がっている。男に負けるかといった意気込みの強い前作。
しかし認知度も増し、テレビ出演など露出も多くなり、もともとあったポップな面を多く出してきたのは当然の結果である。
インタビューでは、「耳鳴りが陰なら、生命力は陽である」と言っていた。確かにそう受け取れる。

ミニアルバムもファーストも傑作と評価の高いチャットモンチ-が出した今の音。
生命力溢れるチャットモンチ-は筋肉量すら違う男たちに負けるどころか、大きく引き離し、そして未来へ進んでいく。