卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

大鰐大鰐 おおわに山荘 (閉館)

2009-01-30 14:23:12 | 温泉(南津軽群)
鯵ヶ沢の「わさお」がテレビで話題になっている。だけど普通の犬にしか思えん・・・。芸があるわけでもないし。でも愛嬌ある顔はしてるけどね。ま、どうでもいい話。

いつもどうり温泉へ。今日は大鰐に行ってきます。
大鰐には無数の公衆浴場、ホテル、民宿、客舎がある大温泉地であり、日帰り客を受け付けてくれるところも多数あるので、いろいろ迷ったが、今回はおおわに山荘へ行く。
場所はスキー場の近くです。国民宿舎です。
日帰り客は本館の大浴場に通される。宿泊客は別館の大浴場に入れます。家族風呂もあり。
料金が200円と格安です。券売機で買おうとしたら、前の客が取り忘れていた100円分が入ってて、実質100円で入れてラッキーだった。
フロント横を真っ直ぐ通って100mくらい歩く。途中で靴脱がないといけない。この渡り廊下がものすごい寒かった。
脱衣場の返却式コインロッカーは50円玉専用の珍しいもの。50円玉は財布に入ってるかは微妙なところだよね。

浴場はアメーバ状のヘンテコな形の浴槽と、小さい階段を上がって上階に小さい熱め浴槽。カランは上下階合わせて9コ。

お湯は無色透明。薬っぽい味と匂い。かなりのスベスベ感あり。

メイン浴槽は15人ほどのサイズ。上階の熱め浴槽からオーバーフローしたお湯がメイン浴槽に流れ出ている。他にももう一つ湯口あり。湯温は43度から42度くらい。広いので端っこはぬるめ。
上階の熱め浴槽は4人サイズの44度。

文句なしのいいお湯であった。しかも安くて満足でした。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)
泉温・66.4度(気温によって加水・加温あり)
効能・慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、動脈硬化症など

料金・200円
備品・有料ロッカー・有料ドライヤーあり
施設・家族風呂、宿泊

住所・大鰐町大鰐字出張沢11-59
電話・0172-48-2205
時間・6:00~21:00

津軽観音巡礼第十八番 海満寺

2009-01-28 01:17:20 | 神社・仏閣
津軽三十三霊場カジュアル巡礼第十八番札所の海満寺に行く。

積雪の道路をなんとか脱出し、再び339号線へ。ここからも北上し、小泊へ向かう。
339号線から左手には日本海が望める。この日本海、なんとまあ、荒れ狂うのか!!
去年小泊に来た時もこんな風に荒れていた。冬だから仕方ないのか、でも空はすこぶる晴天なのに、何故ここまで荒れる必要があんのかしら。
そして小泊の目印ともいうべき、禿山が見えてくる。小高い山なのだが、緑色の素っ気も無い禿げた山。強烈な西風によって木々の生命力を断ち切られている。この山が小泊という寒村そのもののイメージを表しているような気がする。
この山手に右折し、集落へ入ったていく。そして海満寺を探す。去年来ただけあって何か懐かしい気さえ覚える。

去年小泊を訪れた理由は、太宰治の小説「津軽」のクライマックスで太宰が育ての親のたけを探して小泊を訪れ感動の再会を果たすという場面に感銘を受け、自分も訪れようと思ったからであり、小泊にはその感動の再会の場面を石像にし、記念館まで立っている。そこをゴールとして訪れた(過去の当ブログ参照)

街中へ入り、地図を片手に海満寺を探すも見当たらず。どこにあるのかさっぱりわからん。辺りはもう暗くなり、ますますわからん。同じところをぐるぐるぐるぐる・・・。地図には書いてあるのに見つけられない。何故だ!?落ち着いてゆっくり探すと、あまりにもひっそりとその寺は佇んでいた・・・。

道路から小さい階段を上がり、真正面に海満寺。振り返ると後ろに観音堂がある。反対側には観音石像もある。

もともと安東氏が築いた柴崎城跡に観音堂はあったが、1704年の山津波によって堂も本尊も海中に消える。
その後、漁に出ていた漁師が偶然網に観音像を引き上げた。一時海満寺に仮安置されるも、小泊観音堂に移遷し、海から出現した観音様という事で多くの参拝客を呼んだという。
明治の大悪法・神仏分離令によって、本尊は再び海満寺に安置される。
海満寺は二度の火災に遭い全焼するも、観音堂は難を逃れ、本尊は無事であった。

ちなみに海満寺の創建は1658年で、良無玄道師が開いた。当時の小泊の数多い水死者の冥福を祈るために建立したとされる。

春日内観音堂と海満寺の所在地に手間取って、辺りは真っ暗でじっくり参拝など出来なくて残念だった。
途中大きく迷って、再会公園の前を通り過ぎた。ここもじっくり訪れたかったところだ。
しかしこの地はまた訪れるであろう。さらば小泊。また会う日まで。

ここから339号線を北上すると次の目的地の義経寺に辿り着くのだが、あいにく339号線竜泊ラインは冬季閉鎖・・・。また来た道を戻り、北上しなければならない。観音巡礼も一筋縄にはいかないものであり、それが修行の道なのである。

最後にご詠歌
見渡ば 御法も深き 海満寺 鐘のひびきに うかぶあまびと

住所・中泊町字小泊204-1
電話・0173-64-2301

津軽観音巡礼第十七番 春日内観音堂

2009-01-27 02:28:53 | 神社・仏閣
津軽三十三霊場カジュアル巡礼第十七番札所の春日内観音堂へ行く。

今泉観音堂を後にして、また国道339号線に戻り、ひたすら北上。峠に差し掛かると、道の駅十三湖高原が左手にある。山奥の冬場にも関わらず通年営業してるのだが、ゆっくり立ち寄ってもいられなかったのでそのまま通り過ぎる。
道の駅から少しばかり過ぎると左手に福島城跡がある。
さらに走ると右手に観音堂の案内があり、なんなく着くのかなと思ったら、除雪は途中までしかしておらず、その先は積雪で進めない!!ここにきて観音堂冬季休業か!?
愕然とし、地図を見直すと、もう一つ違う道路からも向かえることが分かる。もう一度339号線に戻り、沼が見えるところに看板があるので、そこを右折。その道路も積雪はあるが、タイヤ跡があったので、走行出来ると判断。多分この先にあるのだと思い、なんとか走らせるが、やはり前日の大雪の為、雪にハンドルを取られてなかなか真っ直ぐ走らない。だがここで諦めるわけにはいかず、低速でじっくりと進む。
10分ほどかかって観音堂の駐車場らしきところに着く。鳥居があったのでここに間違いはないだろうが、堂らしきものは見当たらない。じゃ、この先参道になっているので歩かなきゃならんのだろうと普通は思う。でも、ずっと雪藪です・・・。溜め息交じりで半分笑いながら、雪中行軍。

150mほど進むと、鳥居と橋、堂が見えてくる。堂の中には自由に入っていいような旨の張り紙があったが、がっちりと施錠・・・。こんな真冬に誰も来るわけがないと思っての事か。当然だろうけど。
観音堂の裏には奥院の鞘堂。その後ろには滝があるらしいが、冬だから凍ってたのかも。
左手には道路があり、三十三観音石像が並び、山頂の唐川城跡まで続く。ま、雪で行けないが。

1229年、安東氏は十三湖一帯を支配していた十三氏を倒し、十三氏の拠城・福島城を大規模改築した。相内地区に万一の出城として唐川城を建てる。
安東氏が繁栄し築いた巨大な港町は大津波で一瞬にして壊滅。精力を失った安東氏は南部氏によって攻められ、福島城は落城する。

観音堂の創建は1669年。龍興寺と春品寺の跡地に村人が建立した。
その後飛竜宮となるも、明治の大悪法・神仏分離令によって廃堂。春日内神社となる。大正に入ってから春日内観音堂に変更している。

鬱蒼とした山の中だが、春に訪れるとさぞ気持ちの良いものであろう。
帰りもブーツの中に雪が入りまくりながら、泣きながら帰った。

最後に春日内観音堂のご詠歌
野をも過ぎ 山路に向う 雨の空 祈れば晴るる 峰の曇りも

住所・五所川原市相内字岩井81

※無人仏堂です

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2009-01-26 23:33:22 | 映画
映画100選。第16回。

2001年作品。ドイツ映画。
原題「Das Experiment」

監督・製作総指揮・オリヴァー・ヒルシュビーゲル
脚本・ ドン・ボーリンガー、クリストフ・ダルンスタット、マリオ・ジョルダーノ
出演・モーリッツ・ブライブトロイ、クリスチャン・ベルケル、オリヴァー・ストコウスキ

~ストーリー~
新聞広告によって募集された24人の男達は、大学の地下に造られた擬似監獄で、囚人と看守の役に成り切り、二週間どのように過ごすかという心理実験に参加する。元記者の主人公も、潜入取材をすることで多額の報酬を貰おうと参加した。
最初の内はお互いにからかいあうなど和やかな雰囲気であったが、時が立つに連れ看守役は囚人を支配出来る権力を横行させ、囚人はただひたすら従順になっていく。
そして看守役達の横暴は一気にエスカレートしていき、遂には最悪な事態に発展していく・・・。

この物語の元ネタは、スタンフォード監獄実験によるものである。
スタンフォード監獄実験とは、1971年にアメリカ・スタンフォード大学心理学部で、心理学者フィリップ・ジンバルドーの指導の下に、刑務所を舞台にして、普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまう事を証明しようとした実験の事である。
実際のスタンフォード監獄実験では最悪な状況には至っていないが、本作の映画と同じく、看守役は禁止されていた暴力まで行い、囚人に罰を与えようとした例もあった。
そして肝心の心理学者のジンバルドーが理性を失い、実験に快感を覚え、危険な状態になるまで中止もせずに、実験を観賞していた。
結局、関係者が危険を感じ、被験者の家族達とともに実験の中止を訴え、二週間の予定が6日間で中止となる。
この実験は人権問題として裁判沙汰になり、未だに係争中らしい。その為、実験が行われたアメリカではこの「es」が上映出来なかったとの事である。

この映画では、スタンフォード監獄実験が、もしも、色々な偶然が重なり、危険な状態にも関わらず、実験が続いたとしたらというのが元にある。
かといってフィクションとは全く思えない、リアリティに満ちた内容になっている。

法律や宗教、道徳や倫理というものを身に付け、社会で生きていた普通の人々が、看守と囚人という異常な状況に陥ると、看守役は人をコントロールする支配欲が生まれ、囚人役は従順な奴隷と化してしまう。
今もって、訳の分からん生物の人間だが、一皮捲るとタダのケダモノというこの悲しくも恐ろしい事実は受け止めなければならない。
この映画や、元のスタンフォード実験も、貴重な失敗実験として心理学に活用して欲しいと思うのだが、この状況と言うのは実際の監獄にも起こっているだろうし、戦時下の収容所となったら、さぞ陰惨極まりないものだろうと推測できる。

さて、この恐ろしい映画に少し文句を付けなければならないのである。それは女の存在なのだが、女は居なくても映画全体に何ら問題は起きないと思うし、最近出会った女という設定よりは、昔の彼女とかにしたほうが断然良いと思う。監獄と一般社会のギャップを描きたかったのか、ハリウッド的なお馴染みの手法かは知らんが、女の存在は結構邪魔に感じた。

この監獄実験は一概には否定出来ない。実際同じ状況に立たされたら一体どうなってしまうだろうか。
看守役になったら・・・、人をあらゆる手段で支配しようとしてしまうのか?
囚人役になったら・・・、靴の裏を舐めてまで生に執着するのか?それともプライドを守って逆らって死ぬのか?
SMという性癖どころではない、人間の深層心理が暴かれる現実が、そこかしこに潜んでいるのかもしれない。そんな事を考えてしまう傑作映画です。

オススメ度(映画評価)・☆☆☆☆

津軽観音巡礼第十六番 今泉観音堂

2009-01-24 00:00:08 | 神社・仏閣
津軽三十三霊場カジュアル巡礼第十六番札所の今泉観音堂へ行く。

第十五番の薄市観音堂からは実際、車で五分と掛からない。そんなに近いと思わないので、つい通り過ぎてしまった。
今泉観音堂から十三湖は目と鼻の先にある。

安藤氏が十三湖に築いた港町は、外国との貿易も行い大繁栄したのだが、1340年に大津波が押し寄せ、一瞬にして壊滅状態になってしまった。
その為安東氏は、津波の犠牲者を弔う為に、唐崎山に地蔵堂を建立した。
地蔵堂は金木の川倉へ移り有名になったが、最近になって唐崎山にも地蔵堂が再建された。

観音堂の現在地は今泉山だが、この地から1km離れたところに唐崎山はある。
観音堂ももともと唐崎山に創建された。
明治の大悪法・神仏分離令により、本尊の千手観音像は弘前の最勝院に移遷される。
その後村人達の強い希望により、本尊を取り戻す。そして現在地の神明宮があった場所に観音堂を建立し、現在に至る。

ここも小高い丘で、鬱蒼とした林の中に参道があり登っていく。参道の途中には観音石像が頬被りして迎えてくれる。
林の中には堂がいくつか存在する。頂上には神明宮社殿、そこから中腹辺りに不動堂、水神堂、山神堂、庚申堂、そして観音堂がある。全て施錠しておらず、中へ入ってお参り出来た。ほとんどの堂に太鼓が備えてあり、わかんないけど叩けばいいのかな?

この林はきれいなブナがたくさん生えていた。中泊町は津軽平野にあるのに、70%が森林を占めている。特にヒバの生産が高く、製材工場も多いのだとか。
きれいな森林を後に、次の目的地へ向かう。

最後に今泉観音堂のご詠歌
むかしより ありとも知らぬ 今泉 千手の神の 示現なるらん

住所・中泊町今泉字唐崎81

※無人仏堂です

婆裟羅温泉

2009-01-23 01:07:12 | 温泉(青森市)
TBSドラマ花王愛の劇場「ラブレター」の主役が遂に山下リオから鈴木亜美へバトンタッチ!!3年後の設定になってるけど、どうみても10年後にしか見えない・・・。あんなに可愛かった美波が・・・。もう見ないと決めたのに意外と気になって見続けちゃってるんですけどね。ま、どうでもいい話。

今日は温泉に行きました。良質な温泉に入りたかったので、わざわざ浪岡まで行く。
浪岡といえば、黒烏龍茶色の温泉が味わえる隠れた名湯地。今回は婆裟羅温泉を目指す。

「婆裟羅」という変な名前だが、サンスクリット語でダイアモンドの意味だが、日本では下克上の意味として使われていたとか。何でそんな名前を付けたかは不明。

場所は定かでなく、ちょっと迷ったけどなんとか到着。浪岡城跡地向かいの、浪岡自動車学校の裏手にある。
日帰りの温泉客がメインだが、宿泊客も受け付けている。家族風呂もあるそうだ。さっそく中へ。

浴場は左側に手前から、打たせ湯、メイン浴槽、深め浴槽、サウナ、水風呂。右側にカラン設置。カランは18コ。カランからも烏龍茶が出ますよ。

お湯はお馴染みの黒烏龍茶色。黒くて浴槽は何も見えないほどだ。無味無臭だが、微かにヌルヌル感もある。

メイン浴槽は43度で8人サイズ。隣の深め浴槽も43度で4人サイズ。
打たせ湯は二人用。天から烏龍茶が降って来る様は感動的。でも自分は浅めの浴槽だったので、寝湯として利用したが、これがなかなか良かった。

サウナは90度の4人サイズ。サウナ内にはRABのラジオが流れていた。

温泉の他に「酵素風呂」なる砂風呂みたいなものもやってます。そちらは要予約。

良い温泉でした。浪岡の温泉はやっぱり大好きです。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・43.2度
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
備品・無料ロッカーあり
施設・家族風呂、宿泊、大広間

住所・青森市浪岡字林本65
電話・0172-69-1380
時間・7:00~22:00

津軽観音巡礼第十五番 薄市観音堂

2009-01-22 02:23:12 | 神社・仏閣
津軽三十三霊場カジュアル巡礼第十五番札所の薄市観音堂へ行く。

国道339号線に戻り、北へ。少し走ってから右折すると薄市の集落がある。集落の狭いメインストリートを走ると極々小さな案内板があり、そこを右折して少し過ぎたところにあった。
仕立山という小さい丘に観音堂はある。鳥居をくぐり、曲がりくねった石段を登る。
参道には三十三観音石像が祀られている。
まずは中腹に山神堂がある。そのまんまん山の神様なのかな?建物はつい最近造られたような簡易プレハブ小屋みたいだった。
そしてもう少しばかり登ると観音堂があり、この建物も最近建てられたようなもので、なんとも味気ない。
だが、中は綺麗に飾られており、有り難いものであった。山神堂もだが、施錠はされておらず、中へ入って拝める様になっており、管理する方の気持ちが伝わってくる。

創建は1668年で、もともと仕立山とは違う、薄市山山頂に観音堂はあった。その後薄市山の山崩れに危惧して、現在地に移る。
寛政時代には飛竜宮となったが、明治の大悪法・神仏分離令によって廃堂となる。
その後、観音巡礼の機運が高まり、十五番札所として復活。観音堂再建は昭和45年と、つい最近に至っている。

山頂からは十三湖が拝める。古くは安東氏の本拠地として栄えていた十三湖。
津軽の母なる川・岩木川のゴール地点であり、海流も交じり合う湖として、シジミの名産地として知られている。
巡礼の帰りは国道339号線ではなく、県道12号線(通称メロンロード)を通る。十三湖大橋からは、右手に日本海、左手に十三湖が広がる絶景を拝めることが出来る。実際この日の帰りは夜遅くて暗くて見えなかったのだけれども・・・。

最後に薄市観音堂のご詠歌
まんまんと 眺めもあかぬ 十三の潟 千年をここに まつ風の音

住所・中泊町薄市山1-1

※無人仏堂です

津軽観音巡礼第十四番 弘誓寺観音堂

2009-01-20 23:10:27 | 神社・仏閣
津軽三十三霊場カジュアル巡礼第十四番札所の弘誓寺観音堂へ行く。

国道339号線を北上。金木から中泊町へ。
中泊町といえば、旧中里町と旧小泊村が合併して誕生したが、中里と小泊の間の市浦が五所川原市と合併してしまった為、中泊町は飛び地合併になってしまった。
そんな旧中里町へ入り、尾別という集落へ。右手に鳥居と小高い丘が見えると、そこが今回の目的地である。

観音堂は小高い丘の頂上にあるが、麓には神明宮の社殿がある。
前日の大雪の為、道路から参道の階段まではずっと雪藪・・・。ブーツで来たのが間違いだった。ブーツの中に雪が入りまくって冷たくなってもどうでもよくなってきて、ただひたすら雪中行軍する。階段はそんなきついわけでもないが、何せ雪深いから大変だ。

やっとこさ頂上へ。観音堂までの参道は松や楢の木々の根が土からせり出している。
観音堂には千手観世音菩薩が本尊として祀られている。
丘の中腹には、丘を一周出来る参道があり、三十三観音石像が安置されている。

かつての尾別観音は、尾別川の上流の滝の麓に観音山解脱院として存在していた。
1648年に現在地に移遷し観音堂が再建。その後飛竜宮へ改称。
明治の大悪法・神仏分離令によって、観音堂は神明宮に変わり、本尊は弘前の最勝院に移遷されてしまう。

さらにこの地の観音堂の歴史は続き、僧の海野戒淳(後の円海)が尽力している。
明治34年、観音像三千三百体制作の為に全国行脚中の戒淳がこの地を訪れ、観音堂の事情を知って、最勝院から本尊を取り戻す。
更に戒淳は、この地の観音堂再建に尽力しようとしたが、戦争に召集され、この地を去る。しかし住民達の力によって観音堂は再建出来た。三十三石像も円海の描いた画像から刻んで造られたという。
昭和4年に戒淳は円海に改名し、尾別へ帰ってくる。もともと解脱院にあった釈迦如来像を本尊に寺を築こうとしたが、それも叶わぬうちにまたこの地を後にする。
しかし戦火を逃れて円海はまた尾別に舞い戻る。そして昭和28年に解脱院弘誓寺を創建した。
昭和31年に円海は80歳で没する。

頂上の境内からは岩木山や、日本海と十三湖が眺望出来る。なかなか気持ちの良いものである。
帰りも雪に埋れながらこの地を後にする。

最後に弘誓寺観音堂のご詠歌
万代を 祈り祈りて いまここに 千手の誓い たのもしのみや

住所・中泊町尾別胡桃谷198

※無人仏堂です

津軽観音巡礼第十三番 川倉芦野堂

2009-01-18 00:06:46 | 神社・仏閣
津軽三十三霊場第十三番札所の川倉芦野堂へ行く。

昼間に起きて、予想外に好天だった為、これは観音日和だと思い、急いで着替えて出発。
今回は金木から小泊まで一気に北上する予定であった。まずは五所川原市の旧金木町の川倉へ向かう。
金木といえばもちろん、太宰治の出生地である(ついでに吉幾三もだが)。

当ブログでは去年に、太宰治「津軽」の旅という企画で、小説「津軽」に於いて、太宰治が津軽半島を旅した足跡を辿った。
蟹田・金木・深浦・鯵ヶ沢・五所川原・三厩・小泊など、太宰は津軽の風土記製作の為に、各地を訪れた。自分もそれに倣い、印象深い場面が描かれている場所に訪れたのである。
そんなこともあって、この地方は何回も通ったので、慣れたものである。斜陽館も何回か来た事もあるし、ここからの観音霊場のほとんどは、国道339号線沿いに近いので、安心して車を走らせた。
が、前日大雪降ったので、道路は凍結でスピードもあまり出せず、日が暮れるまでに小泊まで行けるのか不安になり、出来るだけ急いだ。

国道339号線をひたすら北上する。ようやく金木町へ辿り着く。凍りついた芦野湖を眺め、芦野公園を通りすぎ、少し走ってから左折し、狭い道路を進むと川倉芦野堂に辿り着く。

ここは前日の大雪に関わらず、管理者がきれいに除雪してくれて大変助かった。駐車場も境内もとても歩きやすかった。

境内の一番奥には、三柱神社の社殿がある。近くには、ケヤキの大木が聳え立つ。樹齢500年以上とのことで、存在感を漂わすが、冬場の為に葉がないので寂しい。夏場なら生命力をこれでもかと漲らせている事だろうと思う。
少し離れた所に山門があり、くぐると観音堂が建っている。本尊は観世音菩薩のほか、阿弥陀如来と薬師如来。

この観音堂は各所と違い、歴史が短い。とはいっても創建1668年。戦乱で命を落とした人たちを弔う為に建立された。
1855には、観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来の他に、飛竜権現も加え、「飛竜三社権現」に改称している。
その後、明治の大悪法・神仏分離令により、観音堂は廃堂。三柱神社となる。飛龍権現は金木八幡宮へ合祀される。そして本尊上納の命令があったにも関わらず、村人達は断固拒否。本尊を隠し、移遷しようと持ち歩いたのだが、なんと行方不明になってしまった。
その後、太宰治の生家である津島家を中心として観音堂を再建。本尊は新しく彫られたものを安置し、現在に至っている。

有り難く参拝し、金木を後にする。太宰治を愛する故に、金木はまた何度も訪れることになるであろうかと思い、寂しい気持ちもなかった。

最後にご詠歌
水上は いずこなるらん 川倉の 耳にこととう 山びこの声

住所・五所川原市金木町川倉字林下91-1

※無人神社です

しゃりき温泉 ウェルネスセンター

2009-01-17 15:26:22 | 温泉(つがる市)
最近ジャズにハマっている。音楽の幅が広がってとても良いことだと思う。まだあんまり理解出来てないけど・・・。ま、どうでもいい話。

後記するが、カジュアル巡礼で小泊まで行き、帰りに車力方面を通りかかったので、こちらのしゃりき温泉へ行く。
車力村には温泉がここしかなく、且つ大型施設なので、大変混んでいた。

浴場は広く、多種多様な浴槽がある。
メインのジャグジー付き適温浴槽、熱め浴槽、寝湯、ジェットバス寝湯、打たせ湯、サウナ、水風呂など。
鍵かかって入れなかったけど、多分露天風呂もあり。あと、白湯浴槽があったけど、いろいろ添加して楽しむ浴槽らしい。カランは23コ。

お湯は若草色。塩気。微かにヌルヌル感あり。

メイン浴槽は42度ほどで、10人弱サイズ。ジャグジーエリア広過ぎで邪魔だった。
隣は熱め浴槽で、44度ほどの4人サイズ。ここだけ加水無しの源泉掛け流しらしい。

サウナは110度前後で7,8人サイズ。テレビ付き。

一通り入ったが、途中から気持ち悪くなってしまった。カジュアル巡礼で風邪引いたっぽい。頭フラフラしながら出た。

余談だが、脱衣場には冠婚葬祭の簡素化に協力して欲しいとの訓告が書かれており、香典の値段や、香典返しの禁止、葬式での飲食禁止など、きびしい内容であったが、みんな協力したら節約出来て良い事だと思った。葬式は金掛かりますからね。

オススメ度(温泉評価)・☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・48.2度(加水・循環・濾過・塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・320円
備品・無料ロッカー・有料ドライヤーあり

住所・つがる市車力町花林48
電話・0173-56-4126
営業時間・8:00~21:00
定休日・月曜日(祝日の場合は火曜日)

津軽観音巡礼第十二番 蓮川観音堂

2009-01-16 01:19:58 | 神社・仏閣
津軽三十三霊場カジュアル巡礼第十二番札所の蓮川観音堂へ行く。

つがる市の旧森田村から旧木造町へ。
つがる市は、木造町、森田村、柏村、車力村、稲垣村が合併して誕生したが、個人的にイマイチピンときていない。ネーミングも、津軽を代表出来ているかと言えば、納得出来ないし、なんで平仮名?という疑問もあるし。まあ、決まったんだからそういうことにしておくが、「つがる市」と口に出して言ったことは一回もない。

それはさておき、地図を何度も確認しながら、なんとか蓮川観音堂へ辿り着いた。
前回の高城八幡宮と同じく、ひっそりとして、規模もかなり小さい。
あまり手入れがされていないのか、雪で折れたであろう、松の枝が境内に散らばっていた。冬だから仕方なしか。

ここは月夜見神社という美しい名前の神社で、境内には社殿、小堂と、観音堂がある。聖観世音菩薩が本尊になる。観音堂の周りには三十三観音石像が取り囲んでいる。

この観音堂の創建は1682年に村人の手によるもの。その後1712年に正徳院とともに再建。1855年に飛竜宮に改称。
そして明治の大悪法・神仏分離令によって御堂は解体。正徳院も廃寺。月夜見神社となる。
昭和に入り、蓮川の集落は大火に見舞われ、神社も焼失したが、観音堂は無事であった為、観音信仰は更に強くなったと言う。

蓮川観音を後にし、温泉に入って帰るかなと思い、帰路を走ると、岩木山が望まれた。
弘前から見る岩木山が一番だと思っていたが、この木造から見る岩木山も、なかなかどうして絶景である。
太宰治の「津軽」でも「華奢で頗る美人」と誉めている。
弘前から見る岩木山は、ボン、キュッ、ボンのグラマラスな美女であるが、木造から見る岩木山は、手足の長いスラリとしたモデルのような美女である。(さすがに鯵ヶ沢方面からは不細工であるが・・・。)
岩木山は本当に見惚れるくらいの美人な山なのだと再確認して木造を後にした。

最後に蓮川観音堂のご詠歌

野をも越え 里をも行きて 眺むれば いつも妙なる 法の蓮川

住所・つがる市清川59

※無人神社です

津軽観音巡礼第十一番 高城八幡宮

2009-01-15 15:34:28 | 神社・仏閣
津軽三十三観音カジュアル巡礼第十一番札所の高城八幡宮へ行く。

今年に入ってからまた巡礼を再開する。なんといっても真冬なので、天気がよろしくないとなかなかまわれないわけで、それでもその日は晴れ模様だったので、遠出の甲斐があるというものである。

今回の高城八幡宮はつがる市森田町下相野というところにある。
地図で確認するも、弘前から行くには簡単には辿り着けない。しかも途中で道に迷ってしまうも、地元に29年も生きていると、いやでも地理に詳しくなってしまうものであり、一度通った事のある道路はなんとなく憶えているものであり、そうするとなんとなく辿り着いてしまったから不思議なものである。

下相野地区にひっそりと構える小さな神社が高城八幡宮である。
まず大きな石碑が目立つ。これは「弥三郎節の碑」と題された石碑だが、民謡の「弥三郎節」はこの下相野から生まれている。「弥三郎節」は、嫁いびりをテーマとして唄ったもので、嫁いびりという津軽の悪習を嘆いて改善しようとした云々と記されている。

境内へ。まず社殿があり、冬期仕様の為、雪囲いが成されてあった。
珍しく戸は開放されてあり、社殿内へ入れたので、賽銭して礼拝していく。壁には竜の絵が飾ってあった。そもそもここは飛竜大権現を祀る飛竜宮であった。
社殿から離れて観音堂があり、そこには如意輪観世音像が奉納されている。

観音堂のはじまりは、田園開拓が進められた1675年、越前出身の盛作右衛門が屋敷内に建立し、如意輪観世音を本尊として安置した。
その後、1855年に飛竜宮に改称。
そして明治の大悪法・神仏分離令によって観音堂は取り壊され廃堂。八幡宮へと変わる。
その時に観音像も没収されたが、上納した像は身代わりで、本物の像は地元の人々に守られ、廃仏希釈の風潮が薄れてきた頃に、同じ地に祀り直したのである。

如意輪観世音菩薩像は、小さな木造坐像であるが、この観音様を守る為に、地元の人々は必死に尽力したほど、観音信仰は強いものであったと窺う事が出来る。

最後にご詠歌

のちの世を 願う心は 下相野 白髪の雪の 降らぬその間に

住所・つがる市森田町下相野字野田38-1
電話・0173-42-2510

あづましの里温泉

2009-01-14 16:34:09 | 温泉(つがる市)
今更「エヴァンゲリオン新劇場版・序」を見たが、かなり面白かった!
影像はとても美しく、エヴァは尚更カッコよく、使徒は尚更気持ち悪かった。
ストーリーはとっくに知っているが、プラスアルファの部分があまりに大きく、庵野氏の本気が窺えた。
次回の「破(だっけ?)」以降も楽しみだから早く見たい。どうでもいい話。

観音巡礼のついでに温泉へ。木造まで来たのだから、地元の温泉が楽しみだった。いろいろあるが、観音巡礼中に通りかかったこちらのあずましの里温泉へ。
敷地内には大浴場のほか、家族風呂、カラオケ、ダンスホール、コインランドリーも別棟であった。

浴場は結構広い。大きな浴槽と水風呂とサウナがある。
カランは32コあり、それぞれ仕切りがあって、隣同士気を遣わなくていい嬉しい造り。カランも温泉を使用してます。
浴槽は20人弱入れそうな大きなもので、43.5度くらいに設定。

お湯は黄緑色で、微かにモール臭。塩味もあり、若干ヌルヌル感もある。なかなかいい湯です。

サウナは10人サイズで88度のテレビ付き。

浴後はとんでもなく熱く、なかなか汗が引かなかった。脱衣場が熱過ぎるのもあったが・・・。

木造もいい温泉が数箇所あり、ちょっと遠いけどまた訪れたい。「いい湯だな」と素直に感じたのであった。あずましかったです。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉(高張性熟アルカリ性高温泉)
泉温・62度(加水・塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・350円
備品・無料ドライヤーあり
施設・家族風呂、マッサージ、カラオケルーム、コインランドリーなど

住所・つがる市木造字藤田28
電話・0173-42-3232
時間・5:30~23:00

TEKUTEKU vol.5.5

2009-01-12 14:38:34 | 
一年に一度のお楽しみ。年刊の弘前観光情報誌テクテクのvol.5.5が絶賛発売中!
去年の11月に発売してたけど、忘れてたので今回ご紹介。
創刊五周年を記念として、今号は特別号となっております(だからvol5.5なんだね)。でもvol.6が発売してないから、実質第六号みたいなもんです。
今号はほとんどお店紹介になっております。

まずは「弘前の唯一店」特集から。
弘前の老舗中の老舗の職人の仕事から、お店の歴史を紹介している。銅器や革具、投網店など弘前に唯一存在する歴史ある専門店の職人たちに感服。

続いて「ワンコインツアー」。
100円、500円のワンコイン内でこんなもの買えるよ、といったあれこれ。
ほとんど食べ物だが、ペンやキーホルダーなどの小物、ネイルサロンやプール・体育館使用料などの、格安で利用できる情報など。

次はカフェの「イートイン」情報。
市内の有名カフェでのドリンクとスウィーツのおすすめ情報など。
コーヒー好きじゃないし、気負いしそうだから、カフェは行くことないのだが、本心は行きたいと思っているのである。

さらに弘前の「カレーロード」
弘前市内はカレー専門店が少なすぎて残念だと思い続けていたが、カレーが美味しそうなお店が少しでもわかったので、そのうち行ってみたい。

巻中特集は「弘前観交劇場」
「弘前巻交劇場」とは、弘前観光コンベンション協会が薦める、弘前の新しい形の観光ツアーである。
その弘前巻交劇場の冬の観光ガイドになっております。
寺院・教会などの名所巡りから、三味線の聴ける居酒屋や、ちょっと座敷の高そうな和食や洋食の名店紹介など。

そして去年8・9月に開催された「弘前カクテルコンペティション」での詳細など。
弘前はやたらバーが多い。もちろんレベルが高い店が多い。
未来の名店のバーテンダーになるべく、自身の腕を披露する若きバーテンダーたちのコンクールの結果や、各々考えたオリジナルカクテルを紹介している。
毎年開催されているが、一度行ってみたいもんである。

その他、B級グルメ特集、てみやげ特集、「かだれ横丁」情報など、もりだくさんの内容になっております。
弘前に29年住み続けているけど、まだまだ知らないところはたくさんあります。このテクテクの情報には大変助かっています。
テクテクはほとんどボランティアの方々の手によって作られています。出来るだけ購入して売上に協力しましょう。さすれば来年以降もテクテクを読み続けていくことが出来ますので。
編集部のみなさんにはこれからも頑張っていただきたい。応援しています。

二双子温泉共同浴場

2009-01-11 23:45:46 | 温泉(黒石市)
つゆ焼きそばを見よう見まねで作ってみた。
市販のラーメンスープ(煮干系を使用したが鶏ガラ系でもいいかも)に、焼きそばを入れるだけ。そしたらあのつゆ焼きそばの出来上がり(トッピングに天カスを忘れずに)。
テキトーに作ったわりには美味かった。調理も簡単でそこそこ美味く作れる筈なので、みなさんもお試しあれ。どうでもいい話。

黒石つながりで、黒石の二双子(にそうし)温泉へ行った。
本当は唐竹の唐竹大湯に行ったら見事に休業してたので、そのまま黒石方面へ。まだ行った事の無かったこちらの二双子温泉を探した。ちょっと迷ったけどなんとか辿り着いた。

場所はかなりわかりにくい。県道13号線をひたすら浪岡方面へ向かい、運動公園を過ぎたあたりで右折すると、二双子地区があり、十川を越えるとすぐある。

ここの温泉は二双子地区が管理・運営している共同浴場である。けれど地区外の人も歓迎してます。
地区外の人は、温泉の真ん前にある商店で温泉券を購入しないといけないので、道路を跨いで買いに行く。料金は200円。安い!!

温泉の建物内に入り、管理人のオバチャンへ券を渡す。ここで料金を支払うようにすりゃいいのにと自然に思うのだが、いろいろあるのだろう。

浴場はメイン浴槽とサブ浴槽。カランが14コ。シンプルなもんである。

メイン浴槽は6人サイズ。となりのサブ浴槽は2人サイズ。どちらも43度くらい。小浴槽の方が少し熱いような、そうでもないような。

お湯は無色透明無味無臭。残念ながら循環濾過しているが、さほど気にならない。

学生から若者、中年や老人と、地域のいろいろな人たちが代わる代わる入っている。
隣の女風呂からも家族の楽しそうな声が聞こえる。
体洗って、鴉の行水状態にさっと出ていく子どももいて、まさにお風呂みたいに扱われていた。
こういう地域に愛されている公衆浴場は、個人的に好きである。こうなるとお湯は二の次だなと感じる。地域に温泉があるだけでどんなに素晴らしいことか実感した。

オススメ度(温泉評価)・☆

泉質・単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温・42.8度(加温・循環・濾過あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・200円
備品・なし

住所・黒石市二双子字村元105
営業時間・9:30~21:30
定休日・毎月1日・15日(日曜・祝日の場合は翌日)