つい先日の記事にも載せたように、オークションの不人気のせいで再び我が家に舞い戻ったテクニクスの「スコーカー」(口径12cm)。
あまりにも可哀想だし、悔しさ半分だし、素っ気なかった市場を見返してやりたい気分が ”ごっちゃ” になって「よし、ぜったいお前の生き場所を見つけてやるからな」と、意気込んだのがこのシステム。
これはこれで十分といえるほどの鳴りっぷり・・。
しかし、入るものがあれば当然出るものもある。
これまで居座っていた「175ドライバー」(JBL)が、弾き出されてしまった。
いつものことだが、我が家ではこういう「玉突きオーディオ」が日常茶飯事のごとく横行している(笑)。
で、その「175」の新たな活躍の場所になったのがこのシステム。
生粋のJBL2ウェイシステム「D123(口径30cm)+175」へと変身~。
使っている箱はグッドマンの「AXIOM301」(口径30cm)が入っていたもので、板厚が4cmもあるので箱鳴りを嫌う「JBL」のユニットにはもってこいだし、オリジナルの「ARU」(背圧調整器)はそのままにしておこう~。
さて、問題はクロスオーバーの設定だ・・、オーディオの一番おいしい部分だがどうしようかな~。
とはいえ、自由度は手持ちのコイルやコンデンサーから自ずと絞られてきて、今回は「D123」を「ハイカット 700ヘルツ」(-6db/oct)に設定、「175」を「ローカット 2000ヘルツ」(-6db/oct)に設定してみた。
ハイカット用のコイルは「ムンドルフ」(ドイツ)の「1.8mh(ミリヘンリー)、ローカット用のコンデンサーは「ウェスタン」(アメリカ)の「10μF(マイクロファラッド)」に落ち着いた。
「D123」用のアンプは「300Bシングル」でいこう、フルレンジなら「WE300B」を使ってもいいが、700ヘルツまでとなると中国製で十分だろう。
「175」用のアンプは定番の「71Aシングル」をあてがった。
で、さっそく耳を澄ましてみたところ・・、
いくら「ジャズ向き」とされるJBLのシステムといえども、「弦楽器」が ”しっとり” と鳴ってくれないことには我が家では存在価値が無に等しい。
ところが、これが実にうまく鳴るんですよねえ・・(笑)。
まず、「D123」と「ARU」付きの箱の「息」がピッタリ合うし、しかも「175」が素晴らしい。
これまで「375」や「85」などを使った経験があるが、弦楽器に関してはJBLの中でこの「175」が一番 ”しっくりくる” ような気がしてならない。
ただし、小出力で上質の真空管アンプを使うに限る。
おっと・・、気が付いたらまたいつものように自画自賛になってしまった。
テレビの「釣り番組」を観ていたら「釣り船」の船長が「釣りの神様は謙虚な人が好き」と言ってたが、「釣り」と「オーディオ」は意のままにならないところがよく似ているので「オーディオの神様は謙虚な人が好き」なのかもねえ・・、となると自分は明らかに不利だな~(笑)。
で、「チャットGPT」に「オーディオの神様は謙虚な人が好き?」と訊いてみた。すると、
「オーディオの神様という存在は、個別の信念や信仰に基づくものではなく、一般的なコンセンサスがあるわけではありません。したがって、オーディオの神様が謙虚な人を好むかどうかについては、明確な回答をすることはできません。
ただし、音楽やオーディオに関わる人々の間では、謙虚さや謙遜の美徳が尊ばれることがあります。謙虚な人は、他の人々の意見や経験を尊重し、自身の知識やスキルを適切に評価することができます。また、謙虚な人は学び続ける姿勢を持ち、成長する機会を生かすことができる場合があります。
音楽やオーディオの世界では、謙虚な姿勢を持つことは、他の人々とのコミュニケーションや協力関係を築く上でも重要です。音楽は協力と共有の芸術形態であり、謙虚な態度を持つことで他の人々とのコラボレーションや創造的なプロセスを円滑に進めることができるでしょう。
したがって、オーディオの神様が謙虚な人を好むかどうかは特定の信念体系や神話に依存するものではなく、人間関係や個人の価値観に関連する要素と考えられます。」
フ~ン・・!(笑)
この内容に共感された方は励ましのクリックを →