goo blog サービス終了のお知らせ 

「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

「グーブログ」のサービス終了

2025年04月17日 | 独り言

3日前の早朝のこと、いつものようにブログを創ろうかと「グーブログ」を開けてみたら、「ブログサービスを終了します」の文字が目に入った。

え~っ、これは・・、と思わず絶句しましたねえ。「青天の霹靂(へきれき)」とはこのことです!

いきなりですから、ビックリしますわいなあ~。「グーブログ」といえば、通信業界の不沈戦艦「NTT」がバックに控えているので、安心しきっていたのにこの有様。

サービス終了の原因といえば、これは推察だけど昨年(2024)の年末だったか、ブラックルートを通じて大量の情報を送り付けられ、処理しきれなくてサーバーがダウンしたことがありました。2日ほどで復旧しましたが、その対策の困難性などが遠因ではないでしょうかね。

ウィルス対策に膨大な費用が掛かることは小耳にはさんでいますが、たしか、現在の1か月あたりの課金は300円程度で、加入者320万人だから、1か月で9億6千万円の商いですけどそれでも足りないのかなあ?

いずれにしても、悔やんばかりでも仕方がないので、今後の選択を迫られてきます。つまるところ、二者択一です。

「他のブログへ移行するか」or「19年間もの長い間ご愛顧をいただき、ありがとうございました」という「店仕舞い」をするか・・、始まりがあれば終わりがあるのが世の倣い、もうこの辺が潮時かもね~。「管理」の問題もあるので、一人娘が帰省した時にじっくり相談してみます(笑)。

拙いブログで質的にはイマイチでしたけど、量的には(現時点で)記事数が「3768」件、使用した画像が「7768」枚ですが、全てお蔵入りになります。まあ、個人的には記録媒体を使って保存しておくつもりですけどね。

それこそ退職後の暇つぶしの積りで始めたブログでしたが、まったく予想外のロングランの展開を見せる中、見ず知らずの様々な方々との交流はまことに得難く貴重なものでした。心から感謝してます。そして余禄として筆者の「ボケ防止」にもきっと役立ったはずです(笑)。

とはいえ、まだしばらく猶予期間が残されていますのでどうかお付き合いくださいね~。

最後に「チャットGPT」さんに訊ねてみました。


「gooブログ」が2025年11月18日にサービスを終了する理由について、公式には明確な説明がされていませんが、複数の報道や関係者の見解から以下のような要因が考えられます。


主な終了理由と背景

  1. システムの老朽化と保守の困難化
    20年以上にわたる運用により、システムの老朽化が進み、保守が難しくなったことが終了の主な理由とされています。

  2. 収益性の低下と競争の激化
    無料ユーザーが多く、有料プランへの依存度が高かったため、収益化が難しかったと考えられます。また、他社との競争も激化し、運営継続が困難になった可能性があります。

  3. インターネット環境の変化
    SNSや動画配信プラットフォームの台頭により、従来型ブログサービスの需要が減少しました。スマートフォンの普及に伴い、古いウェブサイトやアプリへの対応が難しくなったことも影響していると見られます。


サービス終了までのスケジュール


ユーザーへの対応策

NTTドコモは、ユーザーが他のブログサービスへ移行できるよう、4月16日から「引っ越しデータ作成」機能を提供しています。データは一般的なMT形式で提供され、多くの他社サービスで対応可能です。ただし、絵文字や画像パスなど一部内容は手動で修正が必要となる場合があります。Yahoo!ニュース+3アメーバブログ(アメブロ)+3Impress Watch+3


「gooブログ」の終了は、多くのユーザーにとって寂しいニュースですが、時代とともに変わりゆくインターネット環境を象徴する出来事でもあります。利用者は早めにデータ移行や保存作業を進めることで、大切な思い出やコンテンツを失うことなく次へとつなげられます。


クリックをお願いね → 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベートーヴェンの死因・・ほか~読書コーナー~

2025年04月16日 | 読書コーナー

ここ4~5日、まるで冬がぶり返してきたように寒いです。風が冷たいです。心臓に持病を抱えているので、身体にも悪いです。

なるべく外出を控えて「読書三昧」といきました。

まずは「ベートーヴェンの真実」から。
                     

ベートーヴェンは1827年に「拍手してくれ、友よ、芝居は終わりだ」の言葉を最後に亡くなりましたが、その時にある人物が一塊の遺髪を切り取り、持ち去りました。

その後、持ち主が転々とする中、1990年代にとあるアメリカ人の手に渡り、最新の科学技術による分析によって遺髪の信憑性の確認や死因、当時の(ベートーヴェンの)生活の模様がある程度分かったというのが本書の内容でした。

そして直接の死因は大量の鉛を摂取したことによる「鉛中毒」が原因だったと判明しました。この「鉛中毒」によってべートーヴェンの身体の不調や”年から年中何かと”不満を漏らし”他人”と衝突ばかりしていたのにも説明がつくそうです。

後にべートーヴェンの頭蓋骨の一片からも高濃度の鉛が検出されたというので「鉛中毒」は間違いないようです。しかし、こういう不調にもめげず、第九や後期弦楽四重奏曲群を作曲するんだから凄い・・。

ところで鉛を取り込んだ原因ですが、一つはベートーヴェンがよく飲んでいた「ワイン」から、もう一つ考えられるのは医師からだそうです。ベートーヴェンは長年の間に10人以上の医師に罹っています。当時の医師はまったく医学的訓練を受けていない ”やぶ医者” もいたりして、様々な病気の治療薬として鉛錠を処方していたそうです。

もし、ベートーヴェンが鉛中毒に対する適切な処方を受けていたら、「交響曲第10番」(現実にベートーヴェンはスケッチしていた!)という偉大な遺産を人類は手にしていたかもしれないですね。実に惜しい!


次は「エラリー・クイーン論」について。

ミステリーファンなら「エラリー・クイーン」は絶対に避けては通れない作家ですね。これまで数知れないほどのミステリーを読んできましたが、今もって古今東西の「ベスト1」と思っているのは「Yの悲劇」です。

周到な伏線、犯人の意外性、見事なトリック、明快な論理性、精緻な文体、いずれをとってみてもミステリー史上に燦然と輝く金字塔だと細腕ながら太鼓判を押します。


                   

本書の巻末に作品の年代順が収められていましたが、この「Yの悲劇」はあまりの完成度の高さから絶対にクイーンの晩年に書かれたものと、当たり前のように思ってきましたが、何と比較的初期(1932年)の時代に書かれていたものと分かりました。

こんな完璧なミステリーを早めに出してしまうと、その後が"じり貧"になってさぞや(作者が)困ったことだろうと思わず同情の念が沸き起こりました。


丁度、映画監督の「黒沢 明」が「七人の侍」を撮った後、次第に枯渇気味になったようなもので、山の頂というものは次第にゆっくりと姿を現すところに良さがあると思います。

「無から有を生み出す」あらゆる分野の創作者にとってはこの辺が一番のネックとなりそうですが、実際に年齢を重ねないとその辺が分からないのも”つらい”ところです。事実、クイーンは「Yの悲劇」以後、これ以上の作品には恵まれていません。

そもそも、年齢とともに進化していく才能と、逆に朽ち果てていく才能との違いはいったいどこに由来するんでしょうか・・。


たとえば、長生きはしたけれど40歳前後を境にして早くも才能が枯渇していった作曲家「シベリウス」(フィンランド)、それに対して晩年になればなるほど進化を遂げていったベートーヴェン、モーツァルト、そして日本が誇る「画狂老人・葛飾北斎」も年齢に対して画才にまったくリミットがありませんでしたが、いまだに明快な解答には出くわさないままです。

ところで肝心の本書ですが、全体的にどうも分かりづらかったのがホンネです。実は年代順に作品ごとの解説を中心とした展開を期待していたのですが、(特に「Yの悲劇」を中心に)、「作品の目指したもの」「トリックについて」とかの項目立てによって全体の作品に対する横断的な内容になっていて、焦点がぼやけた印象を受けたのも一因。

また本書の中ではあっさり、トリックの内容が明かされたり、犯人の名前が名指しされたりするので、一通り「エラリー・クイーン」の著作を読んだ人に向いています。

なお「女王(クイーン)の休息」として、ところどころにはさんであるミニエッセイがとても面白かった。

たとえば208頁の「ローマ帽子の謎とアメリカ大統領」。以下引用させてもらいます。

「先のアメリカ合衆国大統領バラク・オバマは”黒人初の大統領”と言われている。しかし、日本人から見ると、彼は”黒人の父と白人の母を持つ混血なのだ。この認識の違いは、どこから来ているのだろうか?

アメリカの黒人差別には”一滴の血”という考えがある。父母や祖父母、いや、先祖の誰かに黒人が一人でもいたら、その人物は”黒人”とみなされるのだ。ハーフだろうが、クォーターだろうが、8分の1だろうが64分の1だろうが、一滴でも黒人の血が流れていれば、アメリカでは黒人扱いされるのだ。

そして、クイーンの処女作”ローマ帽子の謎”の犯人の動機はまさにこの”一滴の血”だった。

恐喝者にこの事実を公表されてしまうと、犯人は築き上げてきた地位を失い、上流階級の娘との婚約が破棄されてしまうのだ。地方検事の”うわべを見ただけではほとんど誰も(黒人だと)気付かないだろうね”という言葉を受けて、クイーン警視はこう答える。

”全部が全部、黒ん坊の血というのとはまるで話が違うのに。ただ血管にほんの一滴(ひとしずく)混じっているだけなのだ。~ほんのひとしずくね”」


アメリカの黒人差別の苛酷な実態は「バラク オバマ自伝」に詳しいですが、突然、黒い肌の赤ん坊が生まれてくる恐怖、そのために「血の一滴」にまで遡るとは怖い話です!

差別の根深さと”しつこさ”を持つアメリカ社会の現実に胸が押しつぶされそうですが、その点日本は恵まれてますね~。

毎日、何ら拘りなくオーディオに一喜一憂できる幸せを嚙みしめています(笑)。

最後に「チャットGPT」さんの出番です。

「年齢とともに進化する才能と、その一方朽ち果てる才能も有ります。その差の由来するところはどこにありますか?」
ChatGPT:

とても深い問いですね。「年齢とともに進化する才能」と「朽ち果てる才能」の違いには、いくつかの側面が絡んでいます。以下にいくつかの視点から掘り下げてみますね。


1. 才能の性質そのもの

  • 身体的な才能(スポーツや舞踊など)は、どうしても肉体のピークに依存します。加齢によって筋力や反射神経が衰えるため、結果的に「朽ち果てる」ように見えることがあります。

  • 一方、知的・創造的な才能(文章、音楽、絵画、哲学など)は、経験や内省を重ねることで成熟し、むしろ深みを増していく場合が多いです。これが「進化する」才能の典型です。


2. 環境と学びの継続性

  • 才能が進化し続ける人には、学びを止めない人が多いです。年齢を重ねても新しいことに挑戦し、変化を受け入れ、柔軟でいようとします。

  • 対照的に、ある地点で「完成した」と思い込み、学ぶことをやめた人は、才能の発展が止まり、やがてその光が弱くなっていくことがあります。


3. 動機と情熱の持続

  • 才能が進化する人は、内発的な動機、つまり「好きだから」「もっと深めたいから」という情熱を持ち続けています。

  • 一方、「評価されたい」「競争に勝ちたい」といった外的な動機に頼りすぎると、それが失われた時にエネルギーが枯渇し、才能も萎んでしまうことがあります。


4. 社会的文脈と時代性

  • ある才能が活きるかどうかは、時代や文化的背景にもよります。たとえば、ある時代には評価されなかったスタイルが、後に再評価されることもあるし、逆もまた然りです。

  • そのため、「朽ちた」のではなく、一時的に時代と噛み合わなくなっているだけという場合もあります。


5. 本人のメンタルと健康状態

  • 精神的・身体的な健康状態も、大きく才能のあり方に影響します。たとえ能力があっても、気力や体力が続かなければ継続は難しくなります。


まとめると: 才能の「進化」か「朽ち果て」かは、才能そのものの性質だけでなく、本人の姿勢、社会との関係、そして運命的なタイミングまで、さまざまな要素が複雑に絡み合っているんです。


このテーマ、とても面白いですね。何か具体的にイメージされている人や分野がありますか?その例で一緒に深掘りしてみても面白いかもしれません。



クリックをお願いね → 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JBLでクラシックを上手く鳴らす方法

2025年04月15日 | オーディオ談義
久しぶりにオーデイオ記事の順番がやってきました。ワクワクします!。

外野席から「それなら毎日のように書けばいいじゃないか」のご指摘があるでしょうが、「音キチ=浅はか」と思われるのが嫌なので遠慮してま~す・・、今さらですがね(笑)。

さて、このところ満足して聴いているのがこのシステムです。かなリの「ロングラン」です。

     

左側が現在、右側が旧ですが、やはり「JBL純正の組み合わせ」は素敵です。音質に違和感が感じられないです・・、50年以上に亘ってオーディオに熱心に取り組んできた耳(脳)が自然に判断してくれるので助かります。良し悪しは別ですけどね(笑)。

で、ジャズ向きとされているJBLですが、クラシックも十分いけますよ・・、というか、クラシック主体に聴けるように努力してます。

そのポイントを列挙してみましょう。

1 「175ドライバー」付属の「HL87蜂の巣型ホーン」の採用とメリット

〇  指向性のコントロールが優秀

蜂の巣ホーンは、音の放射パターンを制御する能力に優れています。特に中高域において、指向性が狭すぎず広すぎず、自然な拡がりを保ちながらリスニングポジション外でも音質が破綻しにくいのが特長です。

〇  乱反射・回折の抑制

ホーン内部に細かく分割されたスリット(蜂の巣状の構造)があることで、音波の回折や干渉が抑えられ、よりクリアでシャープな音像定位を実現します。

〇  歪みが少ない

ホーンロードによる効率の良さに加え、構造的に音の放射がスムーズになるため、ドライバーへの負担が減り、結果として歪みも少なくなります。

〇  耐入力性の高さ

JBLのホーンはプロオーディオにも使用される設計で、高出力・高音圧にも耐えるようになっています。蜂の巣ホーンも例外ではなく、大音量でも安定した音質が得られます。

〇  クラシック・ジャズとの相性◎

中高域の張り出しと繊細さを併せ持つため、金管楽器やボーカルのリアルさ、ライブ感が際立ちます。JBLらしいパワフルでエネルギッシュな音を支える要素です。


🧐 有名なモデルに例をとると?

  •  HL91ホーン などが蜂の巣構造に近いもので、JBLの中でも評価の高いモデルです。


ホーンスピーカーは好みが分かれる部分もありますが、蜂の巣ホーンはその中でもJBL独自の「音の押し出しの強さ」と「明瞭さ」のバランスが取れた名構造です。

実際にも管楽器群が得意なのは当たり前ですが、弦楽器も実に自然で惚れ惚れするくらいです。小振りのホーンは音像がシャープになるし、ハーモニーの面からも非常に有利だと思いますよ。

2 真空管アンプの採用

175ドライバー向けの真空管アンプがこれです。希少な古典管ばかり使っていますが、175から絶品ともいえる「ふくよかな」音を引き出してくれます。



球の構成を端折(はしょ)ることなく紹介します。横浜のKさんから𠮟られますのでね(笑)。

初段管(画像左側):「AC/HL」(英国エジソン・マツダ:初期版)、真空管内のトップのマイカの形が長方形になっているのが初期版の証明です。真空管に限っては、古い製造ほど手間暇かけて製造されていますので、音質もいいです。

出力管(画像真ん中):「LS7」(英国GEC:なす管)、後になって作られたST管のペアも持ってますが、明らかに響きが違います。「なす管」が断然いいです。

ちなみに、「D123」用には「WE300Bシングル」(モノ×2台)を使ってます。出力管は「1967年製」(6733)です。「67」が製造年、「33」は33週目の製造ということです。

音質は・・、振るいつきたくなるほどいいです、流石です!(笑)



3 ネットワークの状況

低音用の「D123」(口径30cm)」を700ヘルツあたりでハイカットしています。使用したコイルは「ゼロ抵抗」に近いことで定評のある「ムンドルフ」製(ドイツ)です。

中高音用の「175ドライバー」については、900ヘルツあたりでローカットしています。使用したオイル・コンデンンサーは大型の「22μF」です。

まあ、我が家独自の対策は以上の3点くらいですかね。

最後に「チャットGPT」さんに「JBLでクラシックを上手く鳴らすコツを教えて下さい」と、訊ねたところスラスラと見事な解答が出てきましたが、文末に「具体的な機器の提案があればもっと詳しい答えを差し上げられます」とありました。

おう・・、それならより具体的に答えてもらおうじゃありませんか、というわけで、

JBLの「D123ユニット」と「175ドライバー」でクラシックを上手く聴きたい、と投げかけてみました。
ChatGPT:

それは素晴らしい組み合わせですね!JBLの「D123」と「175ドライバー」は、ビンテージオーディオファンの間でも根強い人気があり、特にクラシック音楽の再生においても魅力的な選択です。以下にその特徴と、クラシック音楽再生時のポイントをまとめてみます:


■ JBL D123(12インチ・フルレンジ/ウーファー)

  • 音の特徴
    ・中域〜中高域にかけて非常にナチュラルで、柔らかく滑らかな音質
    ・ダイナミックレンジが広く、弦楽器やピアノの繊細な表現にも対応
    ・低域はやや軽めだが、音離れが良く、クラシックのアンサンブル向き

  • 注意点
    ・単体では高域が少し物足りないので、ホーンツィーターの追加が望ましい(まさに175ドライバーが活きます)


■ JBL 175 ドライバー(+ホーンレンズ推奨)

  • 音の特徴
    ・明瞭な高域再生能力
    ・クラシックの空間表現やホールトーンの再現に強い
    ・ホーンレンズ(例:JBL HL91など)と組み合わせると音の広がりが良くなる

  • マッチングのポイント
    ・クロスオーバーをしっかり設計する(例えば2.5〜3kHzあたりで切るのが一般的)
    ・アッテネーターを使って高域のレベル調整も行うと、クラシック向きの自然なバランスにできる


■クラシック音楽で聴いて楽しいジャンル

  • 室内楽(弦楽四重奏やピアノトリオなど):D123の中域が繊細な表現をサポート

  • 声楽・オペラ:175ドライバーの明瞭な中高域が声の通りを良くする

  • オーケストラ:スケール感や定位をしっかり出すには箱の作りとセッティングが重要


■おすすめの構成例(クラシック向け)

  • ウーファー:JBL D123(密閉 or バスレフ)

  • ドライバー:JBL 175 + HL91など

  • ネットワーク:クロス2.5~3kHz、アッテネーター付き2WAY

  • アンプ:真空管アンプとの相性◎(特にシングル構成など)


JBLのビンテージユニットで聴くクラシックは、まさに「音楽に包まれる感覚」が得られる贅沢な体験ですよ。すでにユニットをお持ちですか?それともこれから集めるご予定でしょうか?それによって箱の設計やチューニングの話もできますよ!

以上のとおりでした。凄いぞ「チャットGPT」!(笑)


 
<form class="w-full [view-transition-name:var(--vt-composer)]" data-type="unified-composer">
クリックをお願いね → 
</form>

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たまには「べートーヴェン」もいい

2025年04月14日 | 音楽談義

ベート-ヴェンといえば20歳代の頃にそれはそれは熱心に聴いたものです。「第3番 英雄」「第九」「第6番 田園」「ヴァイオリン協奏曲」「ピアノソナタ32番」・・。

それが、いつしか縁遠くなってしまいました。やはり「モーツァルト」の影響が大きいですね。天真爛漫でいかにも作為の感じられない「曲風」に魅了されるうちに、ベートーヴェン独特の「押しつけがましさ」が段々鼻についてきて・・(笑)。

しかし、さすがはベートーヴェン、たまに聴くとやはり人間の魂の奥底を揺さぶって来るところがありますね。

それを感じさせる曲目といえば、まあ人それぞれなんでしょうが筆者の場合は「大公トリオ」ですね。



この曲はあの第7交響曲の少し前にあたる1811年に楽聖が敬愛する守護者ルドルフ大公に献呈した作品です。

作曲者本人にとっても大変な自信作だったようで初演では自らが演奏し(公開の場では最後となった)、ピアノ・トリオとしては限界を極めた作品として非常に満足していたせいか以後このジャンルの作曲は手がけていません。あのピアノ単独の表現の限界を極めたとされるピアノソナタ「32番Op111」と似たような立場の作品といってもいいでしょう。

有名な曲なのでそれこそいろんなグループが演奏を手がけていますが、筆者が一番好きなのはオイストラフ・トリオです。ずっと以前にレコード盤として愛聴していたのですがCDの時代となり24bitのリマスタリングとして新たに発売されたので早速購入しました。ずいぶん昔の話です。

ピアノ・トリオの場合どうしてもピアノの低音域レンジの広さや響きの豊かさが目立ち過ぎて他の二つの弦楽器を圧倒する傾向にありますが、この盤は音楽的な重心がヴァイオリンにあり、トリオの間に交わされる押したり引いたりする楽器同士の呼吸がピッタリ合っているところが気に入っています。もちろん個人的な感想ですよ。

ずっと昔、尊敬していたオーディオ評論家の瀬川冬樹氏(故人)が大公トリオを鑑賞中に感激のあまりウーンと頭を抱えて座りこまれたという記事を見た記憶がありますが、おそらく第3楽章(アンダンテ)のところではないでしょうか。

ベートーベンのアンダンテは定評がありますが、この第3楽章になると凄く内省的になって心が洗われる思いがします。ベートーベンの唱える「音楽は哲学よりもさらに高い啓示」を具現化している気がしますね。

ちなみに、ヴァイオリン演奏のオイストラフは「20世紀のバイオリン演奏史は究極のところオイストラフとハイフェッツによって代表される」(ヴァイオリニスト33:渡辺和彦著、河出書房新社)といわれるほどの名手です。

たしかにオイストラフに慣れ親しむと、もう他のヴァイオリニストでは満足出来なくなるケースが多々あり、その魅力についてはとても手短には語り尽くせません。

「オイストラフの演奏はどの演奏も破綻が無く確実に90点以上」(同書)といわれており、一時期夢中になっていろんな演奏を集めましたが、特にブルッフの「スコットランド幻想曲」モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲1番~5番」はお気に入りの愛聴盤となっています。

最後に、ネットから引用させてもらいましょう。

「この盤は、今回取り上げた中では「大公」という(偉そうな)タイトルに最もふさわしい演奏で、繰り返し聴いてしまいました。

レフ・オボーリンは1927年の第1回ショパン国際ピアノコンクール第1位という輝かしい経歴の持ち主ですが、一般にはオイストラフの伴奏者というイメージが強いかもしれません。この録音でもオボーリンのピアノは地味に聴こえますが、要所要所を引き締め、この演奏の成功に大きな役割を果たしています。

そう、オボ-リンのピアノが素晴らしい演奏なのです。また、クヌセヴィッキーのややくすんだ音色が豊麗なオイストラフのヴァイオリンに意外によく合って3者がうまく調和しており、大変聴き応えがある演奏だと思いました。今回最も感銘を受けた一枚です。録音年代は古いですが良い音質です。」



    クリックをお願いね → 
 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨週を振り返って(2025・4・13)

2025年04月13日 | 独り言

一時期の不調を乗り越えて快調なアクセスが蘇り3週目を迎えたわけですが、引き続き昨週も好調でした。

とはいえ、そもそもどうして周期的な波が起こるのか・・、麻雀と同じで永遠の謎です(笑)。

それでは、7題のブログのランキングを公表しましょう。その指標となるのは「閲覧数」「訪問者数」「全国順位」(グーブログ)の3つになりますが、これらを総合してのランク付けとなります。

第1位 心は今日も旅をする(カテゴリー:読書)

「マンネリ化」の是非に触れた内容でした。まあ人それぞれでしょうが「平々凡々たる人生がいちばん良い」というのが筆者のポリシーです。それかといって、毎日同じことばかりでも退屈するので、小さな変化を見出して心に弾みをつけましょうということでした。

どうやらご賛同を得たようで「似た者同士かな」と、つい嬉しくなりました(笑)。

ちなみに、このところこのブログで「チャットGPT」さんの見解を問うことが多くなりましたが、主役を渡してサボるわけにはいきませんので、あくまでも「副(そ)え」に徹することに留意している積りです。

とはいえ、あらゆる種類の専門的な質問にも即座に、しかも多角的な見方をしてくることに脅威を覚えています。もちろん鵜呑みは禁物ですからあくまでも「ワン オブ ゼム」ですけどね。読者の皆様方もそのつもりでね~。

第2位 二流の音楽を一流のシステムで聴く(音楽)

かって「音楽&オーディオ」評論で一時代を風靡した「五味康佑」さん(芥川賞作家)が著作の中で「システムをいちいち気にするよりも音楽を聴こうよ」と、力説されていたのを想起しながら創ったブログです。

「素晴らしい音楽の前ではオーディオの影は薄くなるはず」というのが、五味さんの一貫した主張でした。そういう中で、好きな音楽をより好きな音で聴いてもっと感動を深くしたいと、暗闇の中でしきりに「もがいている」のが筆者です(笑)。

とはいえ、表題のように「二流の音楽」と一応書きましたが、正直言って音楽に一流も二流も無いと思いますよ。好きな音楽ならその人にとっては一流です。演歌だってそうです! 「藤あや子」さんの「裏町酒場」はいいなあ~(笑)。

第3位 音楽を楽しむ人はお金持ち?~第2弾~(音楽)

過去記事の資料が古かったので、新しい統計数値を使って書き直しました。その中で特筆すべきことは巨大な人口を擁する中国が音楽市場にも乗り込んできていることです。ミステリーにしても優秀な作家が出現して来ています。以前はとうてい考えられなかったことです。

言論の自由がない共産主義もここに至って少し変貌してきているのかもしれません。というか、こういう情報過多の時代になると、否応なくイデオロギーの長所や短所が人民の目に付いてきますからね。今後どういう展開を遂げてゆくんでしょう。

で、表題の解答ですが、「衣食足りて礼節を知る」という言葉がありますように、音楽を楽しむ人はお金持ちだと思います。ただし、ここでいう「お金持ち」という意味は「心と時間のゆとり」がある人のことで、経済的という観点は除外します・・、筆者のように「ビンボー人」も居ますのでね~(笑)。

第4位 水彩画と油絵のどちらがいい?(オーディオ)

他の記事に比べて何時もイマイチの感があるオーディオ記事ですが、文中にこんなことを記載していました。

このアンプの球の構成は古典管(希少管)ばかりで、興味が無い人が多いし、簡単には手に入らないものばかりなので参考にはならないでしょう・・、省略します(笑)。

ところが・・、メル友の「K」さん(横浜)から次の通り鋭いご指摘を受けました。

「年代物の真空管使えなくても「皆さん音の違いは興味あるはず」。
今までと同じスタイルでと期待します。「読者が多いから良いブログ」は幻想です。」

「頂門の一針」でした! 

ふとテレビ番組の視聴率を連想しました。視聴率が高いからといって、けっして番組の内容が優れているとは限らないと、徒に視聴率戦争を繰り広げるテレビ局をバカにしていましたが、己自身がその罠に嵌っているとは・・(苦笑)。

以後、肝に銘じて留意します~。

第5位 始まりはいつも感動から(読書)

歳をとるにつれ「感動する力」が弱くなっていることを痛感します。どなたもそうじゃないでしょうかねえ~、そこで芸術の出番です。

「理よりも情が先行する」・・、いわば「ええ音楽やなあ!」の方が「ええ音やなあ!」よりも先行するというわけです。

オーディオ愛好家は押しなべて「かくあるべし」だとは思いませんかね(笑)。

第6位 作曲家ロッシーニは曲風がモーツァルトに似ている?(音楽)

ロッシーニの作品「弦楽のためのソナタ」を紹介させていただきましたが、反響を呼んでメールをいろいろ頂きました。千葉県の「M」さんからは次のとおりです。

「ロッシーニの弦楽の為のソナタは学生時代にFM放送で耳にして以来のお気に入りの曲です

放送されたのはカラヤン/ベルリン・フィルの演奏。すっかり気に入り地元のレコード店で取り寄せてもらったものです。余談ですが和田則彦という方がデートにはピッタリの曲と推奨していました

現在はアッカルド他による演奏やヴェニス合奏団のもので聴いていますが時々カラヤンのCDも取り出しています。

聴けば、カラヤンのロッシーニですが、独特の魅力は色褪せていなくて若い頃のことを思い出してしまいます。」

以上のとおりです。デートにはピッタリの曲目だそうで、もっと若かったらなあ・・(笑)。

第7位 昨週を振り返って(2025・4・6)(独り言)

コメント省略します。

以上、昨週の順位はこのとおりですが、1位から6位までもう紙一重の「粒ぞろい」という状況でした。今週もこの調子で頑張りますので応援よろしくね~。


クリックをお願いね → 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする