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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

武四郎の足跡 アイヌ語地名と ガイドマップ4千部作成

2020-04-21 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/20 05:00
 北海道開発技術センター(札幌)は、幕末の探検家松浦武四郎が旭川市や上川管内美瑛、上富良野両町を歩いた足跡をアイヌ語由来の地名とともに紹介するウオーキングガイドマップを4千部作成した。
 同センターは6年前から、学識者らでつくるアイヌ語地名研究会(同)と勉強会を開催。旭川市内にはアイヌ語由来の地名を紹介する案内板が数多くあり、美瑛や上富良野の丘陵は既に観光名所として知られていることから、観光ルート化しやすいと企画した。
 ガイドマップはカラーで、縦26センチ、横63センチの折りたたみ式。旭川市神居古潭エリアと、同市南部―美瑛―上富良野間の2地区の見どころを、地名解説とともにイラストや写真で紹介している。裏面は英語版。製作費には北海道観光振興機構の助成金200万円を充てた。
 同センターは昨秋、ガイドマップに掲載したコースを歩く札幌発着のモニターツアーを行い、好評を得ており、旅行会社のツアー商品化に役立ててもらいたい考え。ガイドマップはJR札幌駅の観光案内所や旭川観光コンベンション協会などで無料配布している。問い合わせは同センター調査研究部(電)011・738・3363へ。(本庄彩芳)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/413821

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アイヌ絵の世界(10) 松浦武四郎「蕗下コロポックル人の図」

2020-04-21 | アイヌ民族関連
北海道大学客員教授 佐々木利和
日本経済新聞 2020/4/20付
宴会などの席で即興で描く席画であろうか。墨で中央に大きく地面をおおうフキの葉を描き、これも墨で一気に筆を走らせ茎を描いている。そして葉の下から3人の男が顔を出している。袖口や背にアップリケ様の文様をほどこした着物を着て、ひげが濃く、髪容(かみかたち)はアイヌ民族の男性のそれを彷彿(ほうふつ)させる。いたずらっぽいまなざしでこちらをみるその表情は楽しげである。フキの葉の下の男たち。いかに北海道のフ…
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https://www.nikkei.com/article/DGXKZO58184940X10C20A4BC8000/

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<ウポポイ 共生の森開設へ>「ウタサ」模様アクセントに 制服にスカーフリング

2020-04-20 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/19 23:15 更新
ウタサ模様が鮮やかに浮かび上がるスカーフリング
 【阿寒湖温泉】釧路市阿寒町阿寒湖温泉の銀細工工房「KARIP(カリプ)」が製作したスカーフリングが胆振管内白老町で5月29日にオープンを迎えるアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の制服に採用された。
 指輪のような形をした120個のスカーフリングはすべて手作り。ウポポイ来場者にアイヌ文化への理解を深めてもらうよう、アイヌ語で「互いに交わる」を表す「ウタサ」模様という十字形を組み合わせたデザインを施した。
 直径約2センチ、10グラムほどの小さなリングは、銀塩反応を用いた技法で全体を黒く染めた後、磨きをかけ立体感を際立たせる。工房を運営する下倉洋之さん(44)が、ひとつひとつ丁寧に仕上げた。下倉さんは「ウポポイはアイヌ文化発信の窓口であり、採用は名誉なこと」と話している。(茂忠信、写真も)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/413784

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アイヌ絵の世界(10) 松浦武四郎「蕗下コロポックル人の図」

2020-04-20 | アイヌ民族関連
北海道大学客員教授 佐々木利和
美の十選
日本経済新聞 2020/4/20付
宴会などの席で即興で描く席画であろうか。墨で中央に大きく地面をおおうフキの葉を描き、これも墨で一気に筆を走らせ茎を描いている。そして葉の下から3人の男が顔を出している。袖口や背にアップリケ様の文様をほどこした着物を着て、ひげが濃く、髪容(かみかたち)はアイヌ民族の男性のそれを彷彿(ほうふつ)させる。いたずらっぽいまなざしでこちらをみるその表情は楽しげである。フキの葉の下の男たち。いかに北海道のフ…
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https://www.nikkei.com/article/DGXKZO58184940X10C20A4BC8000/

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道教育長に小玉氏 公営企業管理者は佐々木氏

2020-04-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/19 05:00
 鈴木直道知事は18日、今月上旬に急逝した佐藤嘉大道教育長の後任に小玉俊宏公営企業管理者(60)を起用する方向で最終調整に入った。その後任には佐々木誠也危機管理監(59)を昇格させる方向。28日開会を予定している臨時道議会に人事案を提出し、同意を求める。
 危機管理監には野村聡留萌振興局長(58)、その後任には宇野稔弘総合政策部次長(54)をあてる。
 小玉氏は明大商学部卒で経済・企画部門が長く、胆振総合振興局長や会計管理者兼出納局長を歴任。鈴木道政初期の昨年6月から現職に就いた。環境生活部長を経験し、文化政策などに精通していることから、現職の所管外である文化・スポーツとアイヌ政策も中野祐介副知事とともに担当していた。
 道教委は新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、学校の一斉休校などに取り組んでいる。小玉氏の起用は、危機対応に道政の幅広い分野を経た知見を即戦力として生かす狙いがある。
 死去した佐藤氏は総合政策部長などを経て、2018年6月から教育長に就いた。新型コロナの感染拡大を受け、2月末に全国に先駆けて道内で学校の一斉休校や分散登校などの対策にあたっていた。道の特別職が在任中に亡くなるのは極めて異例。
 佐々木氏は建設畑を歩み、建設政策局長、空知総合振興局長を経て昨年から現職。野村氏は交通部門が長く、空港運営戦略推進室長や産業振興局長を歴任。宇野氏も交通系で、交通政策局長などを務めた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/413662


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コロナ終息願い アイヌ民族が儀式 弟子屈

2020-04-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/18 19:39 更新

新型コロナウイルスの終息を願う儀式で踊るアイヌ民族の男性ら
 【弟子屈】新型コロナウイルスの感染が拡大する中、釧路管内弟子屈町のアイヌ民族らでつくる町屈斜路古丹アイヌ文化保存会(豊岡征則会長)のメンバーら40人が18日、早期終息を願ってアイヌ民族に伝わる儀式を行った。
 豊岡会長によると、この地域のアイヌ民族には感染症に対して「パヨカカムイ」(旅する病気の神様)という考え方があるという。同町屈斜路原野の屋外で行われた儀式では、豊岡会長がアイヌ語でおはらいをし、「新型コロナウイルスよ、人間に悪さをしないでください、どうか鎮まってください」と祈りをささげた。
 参加者は豊岡会長の作った歌に合わせ、ササの葉やエンジュの枝を手に、新型コロナウイルス感染終息を神様に願った。豊岡会長は「アイヌ民族だけでなく、みんなが心を一つにして立ち向かい、終息に向かいたい」と話した。(森麻子)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/413612

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病気の神よ、近づかないで アイヌ民族が祈りの儀式(動画)

2020-04-19 | アイヌ民族関連
共同通信2020.4.18 17:41
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、北海道弟子屈町のアイヌ民族の有志らが18日、病気の神が人間に近づかないよう祈りの儀式を行った。
民族衣装をまとった男女約40人が、病気の神「パヨカカムイ」に向けて思い思いの踊りを披露。音楽に合わせ、魔よけの効果があるとされるクマザサで宙を突いたり、両手で持ったアイヌ文様の布を上下左右に振ったりした。
https://www.47news.jp/4731220.html

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<北海道>アイヌ民族の祈り コロナウイルス収まるように(動画)

2020-04-19 | アイヌ民族関連
HTB 4/18(土) 18:19配信
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けてきょう道東の弟子屈町ではアイヌ民族らが事態の鎮静化を祈る歌と踊りの儀式を行いました。
 儀式にはアイヌ民族や弟子屈町の住民らおよそ40人が集まりました。
 アイヌ民族に伝わる「旅をする病気の神様」に対し歌や踊りで新型コロナウイルスの感染拡大が収まるよう祈りが捧げられました。
 歌には新たに「コロナウイルス」という歌詞を加えたということです。
 弟子屈町屈斜路古丹アイヌ文化保存会豊岡征則会長は
 「きょうのお祓いは50年に1回、100年に1回やるかやらないか。コロナウイルスの神様になんとかお鎮まりくださいと」と、話しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00000003-htbv-hok

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コロナ感染爆発懸念 ブラジル先住民も厳戒 集落孤立、病院まで数日

2020-04-19 | 先住民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2020年4月19日 東京朝刊
 新型コロナウイルスの感染が拡大する南米ブラジルで、アマゾンの熱帯雨林に暮らす先住民集落での感染爆発が懸念されている。先住民は都市生活から距離を置いてきたため、これまでも免疫を持たない病気が流行し、多くの犠牲者を出してきたからだ。医療体制も脆弱(ぜいじゃく)だ。先住民の指導者や支援団体による必死の対応が続いている。
 ブラジルでは約300民族の先住民約100万人が全土に散らばって暮らす。特に北部アマゾナス州やロライマ州の先住民保護区内では、電気や水道などがほとんどない孤立した集落で伝統的な生活を送る人々が多い。
この記事は有料記事です。
残り1443文字(全文1700文字)
https://mainichi.jp/articles/20200419/ddm/007/030/049000c

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斎藤工 “木村拓哉のドキュメンタリー”を観て先住民研究の道へ…「僕の人生の中で木村さんがきっかけをくれた」

2020-04-19 | 先住民族関連
tokyoFM 4/18(土) 12:11配信
木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。4月のゲストには、俳優の斎藤工さんが登場。4月12日(日)の放送では、斎藤さんが影響を受けたことについて深掘りしていきました。
◆大きな影響を受けた木村のドキュメンタリー
斎藤さんは小学生時代、シュタイナー教育の小学校に通っていたため、マクロビオティック(穀物や野菜などをベースとした食事法)や自然教育などのカリキュラムに加え、テレビを観ることは禁じられていたと言います。「僕が、画面を通して本格的に木村さんに対峙したのは、ドキュメンタリーでした。日本で一番の人が、ネイティブ・アメリカンの部族と生活をして、最後に“リトルマン”という名前を付けられて……」と懐かしそうに話します。
続けて「“リトル”ってけっこうネイティブ・アメリカンの名前で付くんですよね。『リトル・トリー』っていう小説があったりして、“そこからさらに進化していく”っていう布石みたいな名前で。それを木村さんがナレーションでも受け止めて、“ここからまた明日に向かっていく”っていう終わり方だったんですよ。実際、木村さんがさらにそこから山を登り続ける姿を今日に至るまで僕はずっと見ているので」と語ると、木村は「いやいやいや……(笑)」と謙遜します。
木村出演のドキュメンタリーにかなり大きな影響を受けたようで、「僕、あのドキュメンタリーをもう1回観たくてしょうがなくて……どんなにお金を払ってもいいから、ソフト化してくれないですかね!?」と力説する斎藤さん。さらに「最後にサウナから出てきた汗だくの木村さんが、髪をバッとかきあげるのがたまらなかったですね。僕はあのドキュメンタリーを観たおかげで、後に先住民の研究を始めたんです」と言うほどのハマりぶりだったそう。
ネイティブ・アメリカンの文化に興味を持った斎藤さんは、「木村さんと行った場所は違うんですけど、僕も実際にホピ族という部族の住んでいたところに会いに行って、自分なりになぞって」と行動派の一面をのぞかせます。「アボリジニ(オーストラリア先住民)とか日本の先住民族とか、けっこうみんな精神性が近いんですよね。それこそ、僕が行っていたシュタイナー学校とも通じていて。
自然からもらう分と、人間がその分献上できるものとか、人間ファーストじゃなくて自然の一部であるっていう考えとかも、あの番組をきっかけに僕は追及しだしたので。僕の人生のなかで、木村さんという存在が“きっかけを与えてくださったな”って。僕の10~20代の“Flow”の間には、木村さんという存在がずっといらっしゃるので……」と熱いリスペクトぶりに、「うれしいですね」と木村。
◆木村との共演は「作品至上主義でいたい」
そんな2人は2年ぶりに復活するドラマ「BG~身辺警護人~(以下、BG)」(テレビ朝日系)で共演。斎藤さんは「前回(2018年)のときもそうだったんですけど、今回も作品至上主義でいたいので、そういった特別な人と接することに“舞い上がらないように”と自分に言い聞かせていますね」と話します。
2年ぶりとなる新章では、木村演じる島崎章と斎藤さん演じる高梨雅也が時間を共にする設定が多いそうで、木村は「今回、内容的には高梨と島崎はめちゃくちゃクローズですからね。ある意味、バディ(相棒)ですよね」と今作に触れつつ、あらためて「そんなに自分が関係しているとは思わなかったな~」と驚いていました。
(TOKYO FM「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」4月12日(日)放送より)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00010003-tokyofm-ent

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ディカプリオとデ・ニーロがチャリティ開始、支援者はスコセッシ新作に出演可能

2020-04-18 | 先住民族関連
映画ナタリー 4/17(金) 14:39配信

ディカプリオとデ・ニーロがチャリティ開始、支援者はスコセッシ新作に出演可能
レオナルド・ディカプリオとロバート・デ・ニーロが、チャリティ企画を立ち上げた。
この企画は、食料に困っている人々を助けるための基金。ALL IN Challengeというチャリティサイトで、日本時間5月8日の13時59分まで支援を受け付けている。支援した人の中からランダムで選ばれた“Winner”には、ディカプリオとデ・ニーロが共演するマーティン・スコセッシ監督最新作「Killers of the Flower Moon(原題)」への出演権を贈呈。Winnerは同作に通行人役で出演できるほか、ディカプリオやクルーたちとランチができ、映画のプレミアにも招待される。
なおこのチャリティの売上金は、全額がフィーディング・アメリカ、ミールズ・オン・ホイールズ、ワールド・セントラル・キッチン、ノー・キッド・ハングリーといった団体に寄付される。ディカプリオのInstagramには、彼とデ・ニーロがメッセージを投げかける動画も掲載中だ。
ディカプリオとスコセッシが6度目のタッグを組んだ「Killers of the Flower Moon」は、デイヴィッド・グランのノンフィクション「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」をもとにした作品。1920年代のアメリカ・オクラホマ州で、先住民族オセージの人々が不審死を遂げる事件が発生し、のちのFBI長官J・エドガー・フーヴァーたちが真相に迫っていく。2021年にアメリカで公開予定。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000066-nataliee-movi

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アイヌ絵の世界(9) 「蝦夷生計図説(三)トイタの部(下)」(部分)

2020-04-17 | アイヌ民族関連
北海道大学客員教授 佐々木利和
日本経済新聞 2020/4/17付
この絵をみて、おやどこかで見たと思う方がいらっしゃるかもしれない。そうイザベラ・バード「日本奥地紀行」の図版として用いられている。
アママイヘ乃図と題するこの絵はトイタの部にある。トイは土、タは掘ると訳される。簡単な畑を耕すほどの意味であろうか。そのなかの食事をしている描写がアママイペの図。アママは穀物、イペは食べるということ。この場合の穀物とは粟(あわ)や稗(ひえ)のことだ。
炉(アペオイ)を…
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https://www.nikkei.com/article/DGXKZO58129430W0A410C2BC8000/

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詩人・吉増剛造さん、足利「artspace&cafe」で公開制作 無観客で動画配信

2020-04-17 | アイヌ民族関連
みんなの経済新聞 4/16(木) 8:30配信
 「artspace&cafe」(足利市通2)で4月11日に無観客開催された「吉増剛造-公開制作 in artspace&cafe」の動画がユーチューブで配信されている。(足利経済新聞)
 吉増剛造さんは1939(昭和14)年東京生まれ。慶応義塾大学在学中に詩作を始め、1964(昭和39)年に詩集「出発」を刊行して以来、先鋭的な現代詩人の一人となった。1970(昭和45)年に詩集「黄金詩篇」で高見順賞を受賞。1980年代からは、銅板に言葉を刻んだオブジェや写真を発表し、2017(平成29)年~2018(平成30)年には、足利市立美術館を含めた4カ所で個展「涯テノ詩聲(ハテノウタゴエ)」を開催。2003(平成15)年には学術・芸術・スポーツ分野の功労者に授与される紫綬褒章を受賞した。
 公開制作は当初観客を入れて行う予定だったが、当日は新型コロナウイルスの現状を考慮して無観客で開催した。吉増さんが110センチ角の透明アクリル板に向かい、松尾芭蕉や、「現代詩手帖」に連載の「VOIX/声V」、作家・古井由吉さんに向けた追悼文について話しながら制作する様子を固定カメラで撮影。水性顔料インクのサインペンでアクリル板に線を描き、絵の具を垂らすパフォーマンスや、カウベルを鳴らした音・クジラの歯を板にたたきつけた時の音を聴く、アイヌ民族の祭具として使われる木の棒「イクパスイ」を頭に載せるなどのパフォーマンスが行われた。
 吉増さんは「今回はこんな形での発表となったが、ドキドキするくらい新鮮だった。発表の場所を提供してもらえたことに感謝している」と話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00000007-minkei-l09

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アイヌ施設「ウポポイ」目的は? 国が整備し文化発信 博物館や慰霊施設も=回答・山下智恵

2020-04-16 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2020年4月16日 東京朝刊
「民族共生象徴空間」(ウポポイ)の入り口付近=貝塚太一撮影
 なるほドリ 北海道の「ウポポイ」という施設が開業延期(かいぎょうえんき)になったと聞いたよ。どんな施設なの?
 記者 日本列島北部周辺の先住民族(せんじゅうみんぞく)アイヌの文化を国内外に紹介(しょうかい)する拠点として国が整備を進める施設です。正式名称は「民族共生象徴空間(きょうせいしょうちょうくうかん)」で、愛称を「ウポポイ」としました。4月24日開業予定でしたが、新型コロナウイルスの影響(えいきょう)で5月29日まで延期されました。
この記事は有料記事です。
残り514文字(全文735文字)
https://mainichi.jp/articles/20200416/ddm/003/070/024000c

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道職員がアイヌの歴史学ぶ研修会

2020-04-16 | アイヌ民族関連
NHK 04月15日 19時54分
アイヌ文化の発信拠点ウポポイのオープンを来月に控え、道の職員がアイヌの歴史など学ぶ研修会が室蘭市で開かれました。
アイヌ文化の発信拠点ウポポイは来月29日に白老町にオープンします。
これを前に、道の胆振総合振興局の職員にアイヌの文化や歴史を学んでもらう研修会が室蘭市で開かれました。
この中で苫小牧駒澤大学の岡田路明客員教授は、アイヌ民族には客観的な定義はないため、先祖も自分もアイヌであるという意志が求められるということや、アイヌの人たちは江戸時代に漁業の過酷な労働を強いられましたが、胆振・日高地方では少なかったため、多くのアイヌの集落が残ったのではないかとアイヌの歴史を説明しました。
また、アイヌ民族文化財団の村木美幸副本部長は、アイヌであることで差別を受たみずからの経験を紹介したうえで「ウポポイができることで、アイヌ文化への理解が深まり新しい世代がアイヌであることに誇りを持って生きられる社会にしていきたい」と述べました。
胆振総合振興局の佐々木聡部長は「職員1人1人が、アイヌの歴史や文化を理解し発信者となることで、よりたくさんの人にウポポイに訪れてもらいたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200415/7000020185.html

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