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4道県の縄文遺跡群、世界遺産推薦候補に 知事ら国に要望

2016-04-28 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/27 07:00
 北海道、青森、岩手、秋田の4道県の知事・副知事と国会議員の議連は26日、文部科学省を訪れ、「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の2018年の世界文化遺産登録に向け、今年の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の推薦候補に決定するよう馳浩文科相に要望した。
 4道県の代表を務める青森県の三村申吾知事は「縄文文化は、協調的な社会が1万年以上発展・成熟した人類史上極めて稀有(けう)な先史文化」とアピール。山谷吉宏道副知事は「北海道の縄文文化はアイヌ文化に脈々とつながっている。自然との共生などの精神性を4道県と世界に発信したい」と訴えた。道内からは工藤寿樹函館市長も出席した。
 馳氏は「結集した取り組みが評価されるので機運を盛り上げてがんばってほしい」と激励。先立って面会した宮田亮平文化庁長官は「縄文文化があることによって現在の日本がある。私も深く興味を持っている」と語った。
 縄文遺跡群は、三内丸山遺跡(青森市)や北黄金貝塚(伊達市)など17遺跡で構成。09年に遺産候補の暫定リスト入りし、13年から審査されてきたが、3年連続で推薦を逃している。
 18年登録を目指す国内候補はほかに「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎県、熊本県)、「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟県)、「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(大阪府)がある。文化審議会は早ければ7月下旬をめどに推薦候補を1件に絞り込む。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0264042.html
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