産経新聞2024/10/10 22:57
自民党が派閥パーティー収入不記載事件に関係した前議員らの衆院選対応について、杉田水脈氏=比例中国=を比例名簿に載せない方向で調整に入った。複数の党関係者が10日、明らかにした。党幹部によると、杉田氏は来年の参院選へのくら替えを模索している。比例単独で立候補の可能性がある上杉謙太郎氏=比例東北=については、比例上位での優遇は困難だという。
自民は杉田、上杉両氏のほか、比例単独で立候補の可能性がある尾身朝子氏=比例北関東=の扱いについて判断を先送りしていた。3氏はいずれも旧安倍派で、尾身氏については引き続き対応を協議するとみられる。
杉田氏は不記載事件を受け、党役職停止6カ月の処分を受けていた。自民山口県連は7日、比例中国の単独候補として擁立する方針を決め、党本部に公認申請していた。
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