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アイヌ民族の生活 神が息づいている 精神文化テーマに講演

2012-01-31 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 01/30 16:00)

 札幌とその周辺に住むアイヌ民族の若者たちが思いを共有し合う「ペウレアイヌの集い」が28日、札幌市南区の札幌市アイヌ文化交流センターで開かれ、北海学園大の藤村久和名誉教授が「アイヌの精神文化」をテーマに講演した。
 北海道アイヌ協会札幌支部などの主催。藤村氏は、アイヌ民族がかつてまきの燃え方などから雨が降ることを予測したことを紹介した上で、「それをおじいさん、おばあさんは『火の神が雨を教えてくれる』と語っていた」と述べた。
 また、そうした考え方の根底には、生きるために必要なすべてのものを大自然から手に入れる厳しさがあったとし、「だからこそ普段から神に感謝し、少しの食べ物にも幸せを感じられる充実感もあった」と話した。
 「ペウレ」はアイヌ語で「若い」の意味。来場者約30人の中には、若手の同支部会員が多く、熱心にメモを取る姿も見られた。(平畑功一)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/347140.html
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