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白老・ポロトに春の訪れ…SLお目覚め、湖畔クリーン

2015-04-24 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年4月23日(木)朝刊】
 来週の大型連休を前に、白老町内では観光客を迎える「春」の準備が進んでいる。22日、蒸気機関車「SLポロト号」を覆うシートが外され、ポロト湖周辺では清掃活動が実施された。
◆―― 半年ぶり雄姿現す
 JR白老駅北広場に展示されている蒸気機関車「SLポロト号」を覆うシートが22日に取り外され、半年ぶりに雄姿を現した。
 春の訪れを告げる毎年恒例の作業。SLポロト号保存会(沢田久雄会長)やライオンズクラブ、役場、観光協会の約40人が、声を掛け合いながら、冬の間巨体を覆っていた黄色いシートを取り外した。
 長さ19・7メートル、125トン、1939年(昭和14年)製造のSLは、室蘭本線や函館本線などを走った。走行距離は地球66周分。同保存会は再び冬眠につく今秋まで定期的にさび落としやペンキ塗りを実施する。
 沢田会長は「毎月第2、第4土曜日の午前中、機関室を開放します。来てください」と話している。
◆―― 16団体が清掃活動
 ゴールデンウイーク前恒例の「ポロト地区春の清掃」が22日行われ、白老観光協会の呼び掛けに応えた16団体約50人が湖畔を中心に清掃活動に取り組んだ。
 役場、アイヌ民族博物館、振興公社、消防職員協議会、自然保護団体、胆振東部森林管理署などの関係者がインフォメーションセンター前に集合。主催者を代表して白老観光協会の高橋二郎専務理事が「これから本格的な春の観光シーズンを迎えます。昨シーズンは22万人がポロト地区を訪れています。一人でも多くの方に喜んで来ていただきたい。その第一歩を清掃から始めたい」とあいさつした。
 2種類のごみ袋と火ばさみを手にした参加者は、一周約6キロの湖畔を中心に清掃。木立の中を分け入ってごみを拾う姿も見られた。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/04/23/20150423m_08.html

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