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世界の2大富豪がタッグ、中米の衛生改善に基金設立

2010-06-17 | 先住民族関連
(ロイター 2010年 06月 15日 11:15 JST)
 [メキシコ市 14日 ロイター] 米誌フォーブスによる2010年版の世界長者番付で1位になったメキシコの富豪カルロス・スリム氏と、同2位のビル・ゲイツ氏が14日、メキシコ南部や中央アメリカの貧困層向けの予防衛生支援を目的とした基金設立を発表した。
 個人資産が合わせて1000億ドル(約9兆1700億円)に達する2人は、貧困層向けのワクチン投与や出産・子育ての支援などに、それぞれ5000万ドル(約45億8000万円)の資金を提供する。対象となる地域はメキシコからパナマに至る中央アメリカ地峡地域で、向こう5年間にわたり、先住民社会の女性や子どもを中心に支援する予定。
 スリム氏は記者団に対し、ゲイツ氏と共同の慈善活動を今後も広げていく可能性を示唆。ゲイツ氏も「衛生環境の改善に向けて協力する方法が見つけられると確信している」と語った。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-15822620100615
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