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北海道八雲町×TOPPAN共同製作のアイヌ文化・歴史を学ぶデジタル教材 小学校社会科授業で活用

2024-04-18 | アイヌ民族関連

教育家庭新聞2024年4月17日

北海道八雲町とTOPPANは、八雲町が保有するアイヌ文化財や歴史について、クイズやストーリー形式で楽しく学ぶことができる教育コンテンツ「アイヌモシリとふたつのうみ 学習デジタルガイドブック」を共同で製作した。

本コンテンツは、八雲町の歴史として残っているカパラミㇷ゚(着物)や絵図などを題材にして、アイヌ文化財や歴史について学ぶことができるデジタル教材。同町の小学校で活用される社会科教科書副読本『わたしたちの町八雲』(八雲町教育委員会発行)に掲載され、八雲町立小学校の児童一人ひとりに配布されているPC端末などを利用して社会科授業で活用される。

なお本コンテンツは、同町のアイヌ文化・歴史をまとめたWebサイト「アイヌモシリとふたつのうみ」で閲覧することができる。

■GIGA端末を活用し、クイズ形式で楽しくアイヌ文化を学ぶ

教育コンテンツの内容は、先住民族アイヌの基本的な知識、八雲町のアイヌの歴史紹介に始まり、江戸時代/明治時代の絵図やアイヌの着物/儀式を題材にしたクイズも出題される。解答欄の解説を通して、八雲町のアイヌ文化/歴史を学ぶことができる。クイズに付随した「もっと詳しく」ボタンを押すと、さらに詳しい解説を見ることができる。

社会科教科書副読本だけでなく、同町が運営するWebサイト「アイヌモシリとふたつのうみ」にも掲載され、同町の子供達だけでなく、幅広い年齢層の人に向けてアイヌの文化/歴史を発信する。Webサイトでは、教育コンテンツ以上に詳しく八雲町のアイヌの文化/歴史/ゆかりの地等を紹介している。

「アイヌモシリとふたつのうみ」

北海道八雲町

TOPPAN株式会社

https://www.kknews.co.jp/news/20240417o03

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