【共同通信2010/10/25 16:35 】
多様性保全に最も後ろ向きなのはカナダと欧州連合(EU)―。名古屋市での生物多様性条約会議が会期後半に入った25日、世界の市民団体でつくる「CBDアライアンス」は、同国・地域が議事進行を妨げ、多様性損失に貢献したとして「ドードー賞」を贈った。
ドードーは、インド洋のモーリシャス島に生息した飛べない鳥。人間に食べられるなどして1700年代に絶滅したため、生物多様性喪失の象徴とされる。
カナダとEUは、焦点の一つである遺伝資源の利益配分をめぐる交渉で、産業界の権利を主張し議事進行を阻んでいる、とした。カナダについては、先住民386件の権利に関する国連宣言に議定書で言及しないよう求めたことも批判した。
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102501000479.html
多様性保全に最も後ろ向きなのはカナダと欧州連合(EU)―。名古屋市での生物多様性条約会議が会期後半に入った25日、世界の市民団体でつくる「CBDアライアンス」は、同国・地域が議事進行を妨げ、多様性損失に貢献したとして「ドードー賞」を贈った。
ドードーは、インド洋のモーリシャス島に生息した飛べない鳥。人間に食べられるなどして1700年代に絶滅したため、生物多様性喪失の象徴とされる。
カナダとEUは、焦点の一つである遺伝資源の利益配分をめぐる交渉で、産業界の権利を主張し議事進行を阻んでいる、とした。カナダについては、先住民386件の権利に関する国連宣言に議定書で言及しないよう求めたことも批判した。
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102501000479.html