先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ民具 漫画で描かれ話題に

2020-09-19 | アイヌ民族関連
NHK 09月18日 19時42分
苫小牧市の博物館が所蔵しているアイヌの人たちの生活道具が、人気漫画に描かれたことをきっかけに注目を集め、ファンなどが連日訪れています。
話題になっているのは、アイヌの人たちが使っていた生活道具で、苫小牧市美術博物館が所蔵しています。
このうち木製の「たばこ入れ」は、表面にアイヌ伝統のうろこの文様や、クマが魚をかつぐユニークな姿が彫られています。
また「矢毒入れ」は、狩りの際に使うトリカブトなどの植物から作った毒を入れていたものです。
博物館の職員がことし7月、アイヌの少女がヒロインの人気漫画「ゴ−ルデンカムイ」の中でこれらの道具が描かれたことをネットを通じて知り、出版社に確認したところ、作者の野田サトルさんが博物館の資料を作品のモチーフにしていたということです。
その後、野田さんから漫画のキャラクターを描いたサイン入りの色紙が届けられ、今月1日から展示を始めたところ、漫画のファンなどが連日訪れているということです。
苫小牧市の50代の男性は「作者がわざわざここまで見に来てくれたんだとうれしかったです」と話していました。
学芸員の小杉宇海さんは「たばこ入れは収蔵品展示だったものを、先生が引き出しを開けて見つけてくれたんだと思います。アイヌの資料はほかにも数も質もいいものが揃っているので見ていただきたいです」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200918/7000024917.html
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アイヌ民族が尊厳持ち 多様な... | トップ | 加藤官房長官“アイヌ政策継続” »
最新の画像もっと見る

アイヌ民族関連」カテゴリの最新記事