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「民族共生の象徴空間」開設へボランティア育成 町議会で白老町長

2015-03-12 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (03/11 16:00)
 【白老】戸田安彦町長は10日の町議会代表質問で、アイヌ文化復興の拠点「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)の2020年開設に向けて、運営を支える高齢者などの町民ボランティア育成に取り組む考えを示した。氏家裕治氏(公明)の質問に答えた。
 ボランティア育成は象徴空間をより身近に感じてもらうことや、高齢者の生きがいづくりにつなげることが狙い。展示品の解説にとどまらず、施設の環境整備、託児サービスの提供などの活動は多岐に及ぶことが想定されるため、「学術的な知識がなくても、それぞれが持っているスキルを持ち寄ってほしい」(町生活環境課)という。今後、アイヌ文化や白老の歴史を学ぶ研修会の開催も検討する。
 実際にボランティアが活動するには、今後決まる象徴空間の運営主体との話し合いが必要になる。戸田町長は「開設直前になって準備を始めても間に合わない。(象徴空間を生かしたまちづくりを官民で考える)町活性化推進会議と相談しながら、詳細を検討したい」と話した。(能正明)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/597481.html

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