先住民族関連ニュース

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伝統文化の入れ墨で入浴拒否?

2013-09-13 | 先住民族関連
デイリースポーツ 2013年9月13日
 北海道恵庭市内の温泉施設が、顔に入れ墨のあるニュージーランドの先住民マオリの女性、エラナ・ブレワートンさん(60)の入浴を断っていたことが12日、分かった。
 ブレワートンさんはマオリ語講師で、マオリの伝統文化の入れ墨を唇とあごに入れている。8日に恵庭市の温泉施設を関係者らと訪れ、入浴を断られたという。関係者が「入れ墨は反社会的なものではない。差別なのではないか」と抗議したが、施設側は「利用者に安心して入浴していただくため、入れ墨の入っている方は一様に断っている」と受け入れなかった。
 ブレワートンさんは電話取材に「入れ墨は母親や先祖を表す家紋のようなもの」とし、「東京五輪ではニュージーランドから同じような入れ墨をした選手がたくさん来る。日本人は自分たちと異なる伝統に思いやりを持ってほしい」と話した。
http://daily.co.jp/gossip/2013/09/13/0006333484.shtml

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入れ墨のマオリ族女性、温泉施設で入浴できず

2013-09-13 | 先住民族関連
毎日放送 2013年09月13日(金) 06時16分更新
 北海道の石狩地方の温泉で、ニュージーランドの先住民族の女性が入れ墨を理由に入浴を断られたことがわかりました。
 「マオリ族」のエラナ・ブレワートンさんは先住民族の言葉を学ぶ会合に参加するため来日しました。しかし8日、石狩地方の温泉施設に立ち寄った際、口や顎の入れ墨を理由に入浴を断られました。
 「この入れ墨は単なるファッションではない。育ちのいい人だけが入れられるもの」(エラナ・ブレワートンさん)
 日本で入れ墨は反社会的なイメージがありますが、マオリ族にとっては高い教養や地位を表します。
 「(日本という)限定された地域性の中で暮らしていることが多いので、こういうことが起こったと思う」(札幌大谷大学社会学部 平岡祥考教授)
 温泉施設の支配人は「入れ墨の違いを他の利用者に理解してもらうのは難しいので断った」と話しています。(13日00:00)
http://www.mbs.jp/news/jnn_2013313_zen.shtml

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NZ先住民文化なのに 入れ墨女性の入浴断る 北海道の温泉

2013-09-13 | 先住民族関連
スポーツニッポン [ 2013年9月13日 06:00 ]
 北海道恵庭市の温泉施設が、顔に伝統的な入れ墨を入れている外国人女性の入浴を断っていたことが12日、分かった。女性は「異なる文化に思いやりを持って」と話しており、東京五輪を機に日本を訪れる外国人の増加が期待される中、全国の温泉施設では早くも「おもてなし」方法に検討材料が浮上した格好だ。
 入浴を断られたのは、ニュージーランドの先住マオリのエラナ・ブレワートンさん(60)。マオリ語の講師で、北海道平取町で開かれた先住民族の言語を学ぶ会合に招かれていた。
 ブレワートンさんは、唇と顎にマオリの伝統文化の入れ墨を入れている。8日午後、恵庭市の温泉施設を関係者ら約10人と訪れた際、従業員が入浴を拒否したという。
 関係者がその場で「入れ墨は反社会的なものではない。差別なのではないか」と抗議したが、温泉施設側は「利用者に安心して入浴していただくため、入れ墨の入っている方は一様に断っている」などとし、受け入れなかった。温泉施設側は「伝統文化であっても、一般の方からすれば入れ墨の背景は判断できない」と説明した。
 ブレワートンさんは電話取材に対し「入れ墨は母親や先祖を表す家紋のようなもの」とした上で、「東京五輪ではニュージーランドから同じような入れ墨をした選手がたくさん来る。日本人は自分たちと異なる伝統に思いやりを持ってほしい」と苦言を呈した。
 道食品衛生課や全国浴場組合によると、公衆浴場法は感染症患者の利用は拒否できると定めているが、入れ墨がある人についての規定はないという。いわば、施設の利用の可否は経営者各自の判断に任されているのが現状だ。入れ墨があれば「反社会的勢力」とみなされ、公衆浴場や海水浴場では「他の客に威圧感を与える」などの理由で出入りを断るケースが全国で相次いでいる。
 五輪前後となれば選手はもちろん、都内の銭湯や全国の温泉巡りを楽しむ外国人も数多くいることが予想される。伝統的な入れ墨以外にも、ファッションとしての入れ墨もあり、「おもてなし」精神でどこまで受け入れるのかも今後、考える必要がありそうだ。
 ≪都内の銭湯組合は「OK」≫都内にある約700軒の銭湯で組織する、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合は「銭湯は地域住民の保健衛生を守る施設。人を差別するような行為はしません」としており、入れ墨が入った客の利用は問わない。
 組合では受け入れの可否は、経営者の判断に任せているというが、「苦情を受けたこともない。外国人が利用しても大丈夫」と“おもてなし”の準備はすでに万全のよう。
 一方、ホームページなどで「入れ墨、ボディーアート(タトゥー、シール等)のある方の入館禁止」を掲げている文京区のスパ施設「ラクーア」は、東京五輪で訪れた外国人利用客への対応については「これから、考えていかなければならないことの一つです」と話した。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/09/13/kiji/K20130913006605990.html

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温泉施設:伝統の入れ墨、マオリ女性の入浴拒否…北海道

2013-09-13 | 先住民族関連
毎日新聞 2013年09月12日 21時50分(最終更新 09月13日 00時00分)
 ニュージーランドの先住民族マオリの女性が北海道恵庭市の温泉施設を訪れた際、顔の入れ墨を理由に入浴を断られていたことが12日、分かった。女性側は「尊厳を傷つける人種差別だ」と批判する一方、施設側は一律の対応であることを強調している。
 ◇施設側「一律の対応」
 女性はエラナ・ブレワートンさん(60)。マオリの言語指導者で、唇とあごに家系や社会的地位を示す「モコ」と呼ばれる入れ墨がある。アイヌ語復興をめざす講習会の講師として来日。8日、札幌市内で開かれた行事に参加した後、関係者約10人とともに入浴と食事のため施設を訪れた。
 ブレワートンさん側は「反社会的な入れ墨とは異なる伝統文化であり、差別ではないか」と抗議したが、施設側は「入れ墨に威圧感や恐怖感を覚える人がいる。入れ墨が見えれば一律で断っている」と説明した。
 ブレワートンさん側の関係者は「先住民族の証しや誇りが認められないのは残念」。施設の支配人は「本来は幅広い客層に楽しんでもらいたいが、入れ墨のさまざまな背景までは判断できず、一線を引かないと信頼を失う」と話している。
 公衆浴場法では、入れ墨の有無に関する利用規定はなく、「経営者の判断に任せるしかない」(道食品衛生課)のが実情。銭湯経営者に対する道の意識調査(2011年度)によると「(ファッションとしての)タトゥーとの見分けがつかない」「看板は掲示しているが断れない」と対応に苦慮する回答が寄せられた。【森健太郎】
http://mainichi.jp/select/news/20130913k0000m040069000c.html

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入れ墨で先住民マオリの入浴断る 北海道の温泉施設

2013-09-13 | 先住民族関連
東京新聞 2013年9月12日 13時22分
 北海道恵庭市内の温泉施設が、顔に入れ墨のあるニュージーランドの先住民マオリの女性(60)の入浴を断っていたことが12日、温泉施設などへの取材で分かった。8日午後、従業員が入浴を断ったという。
 女性はマオリ語講師で、伝統文化の入れ墨を唇とあごに入れている。北海道平取町で開かれていた先住民族の言語を学ぶ会合に招かれていた。関係者が「差別ではないか」と抗議したが、温泉施設側は「利用者に安心して入浴していただくため、一様に断っている」と受け入れなかった。
 温泉施設は取材に対し「伝統文化であっても、一般の方からすれば入れ墨の背景は判断できない」と説明している。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013091201001177.html

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■ 白老「アイヌ象徴空間」五輪前に開設、官房長官表明

2013-09-13 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2013年9月12日(木)朝刊】
 国のアイヌ政策推進会議(座長・菅義偉官房長官)が11日、道庁赤れんが庁舎で開かれ、白老町のポロト湖畔周辺地域に整備される「民族共生の象徴となる空間(象徴空間)」の開設・一般公開を2020年度(平成32年度)とする今後のロードマップ(工程表)を了承した。菅官房長官は「東京五輪は20年7月に開かれる。その前に完成させ、海外の人に見てもらいたい」と述べた。
 会議では象徴空間の整備に向けた今後の展開方向とともに、取り組む文化伝承活動が示された。このほかアイヌ遺骨の返還・集約問題、道外在住アイヌの支援施策状況などが報告された。
 象徴空間の整備に向けた工程表によると、「象徴空間のコンセプトを固める」「ハード・ソフトの詳細を詰める」「整備」の各段階目標を掲げ、博物館の基本計画と公園的土地利用の基本構想を14年度中に整備する。
 取り組む文化活動として、アイヌ文化の復興に関わる伝承保存や人材育成、歴史などの理解促進を図る体験交流、アイヌ民族の活動に熱心な地域への人材派遣、北海道全体で活動の底上げを図る―などを挙げた。
 アイヌ遺骨の返還、集約問題では、北海道大学はじめ各大学などが約1600体の遺体を保管している現状を踏まえ、14年度末までに集約のあり方を検討する。その上で、集約施設を整備し遺骨の集約・保管・慰霊を実施する。個人が特定されるなど条件が整った遺体から随時返還する―などと方向性をまとめた。個人が特定できない遺骨や今後発掘される遺骨の取り扱いなどは「検討課題」とまとめた。
 道外在住アイヌの支援策は、14年度から日本学生支援機構の無利子奨学金の貸与を受けやすくなるよう文部科学省が検討しているほか、内閣官房が首都圏で交流する場の確保に向け要望を聞いて調整する―と説明した。
 高橋はるみ知事は会議終了後、「東京オリンピック開催前の一般公開は大歓迎」と述べ、観光客増加に向け民間との連携に期待を見せた。このほか「道外在住のアイヌ民族の生活・教育支援に関し、抜本的に見直してもらいたい」などと国に求めていく考えを示した。
(北川誠)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2013/09/12/20130912m_07.html

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TPP交渉、パーム油輸出の障壁について協議 マレーシア

2013-09-13 | 先住民族関連
レスポンス 2013年9月12日(木) 17時15分
マレーシア通産省のレベッカ・ファティマ・スタ・マリア事務次官は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に関して、次回交渉ではパーム油輸出の障壁に関して協議が行われるとの見通しを示した。ベルナマ通信が報じた。
通産省はパーム油輸出の関税を撤廃するよう働きかける方針だ。他にも規制や表示に関する法律などの障壁を撤廃することで市場アクセスを確実なものとし、マレーシア産のパーム油輸出にとり有利な協定とするよう交渉を進める。
マレーシアは年間200億米ドルの収入をパーム油の輸出から得ている。過去15年間に渡り、西欧諸国の環境保護団体などが、パーム油農園が熱帯雨林の破壊に繋がっており野生動物や先住民族の土地にとり脅威になっていると非難している。
《千田真理子》
http://response.jp/article/2013/09/12/206249.html

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