Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

ものづくりのストーリーが見える@竹中大工道具館

2015-12-19 | カルチャー

広島ブログ

先日、機会があって、こちらに立ち寄ることが出来ました。建物や庭園を見るのが、大好きなので、以前から、興味があったのです。
それは、新神戸駅の山麓の坂道の途中に、突然現れる大きな和風建築。そこが、竹中大工道具館。
新神戸駅から徒歩3分の場所に、このたたずまい。

      
日本を代表するスーパーゼネコンなのに、いまだ株式上場せず。社名も昔ながらに「工務店」を名乗るわが道をゆく大企業 竹中工務店の私設博物館です。

この門を見るだけで、日本の伝統美が凝縮されているようです。
        
            
邸内の日本庭園の計算しつくされ、整備しつくされた美しさに、目を奪われます

                             
500円という破格の入場料で、チケットがこれまた、すごくラプリー。ずっと保管しておきたいような入場券です。
         
和風な屋外ながら、屋内は、ふんだんに木が使用され、スタイリッシュでモダン。無駄な装飾は無いのに、この階段のシンプルな機能美に見とれました。

                        
踊り場にさりげなく置いてある椅子さえも、タダモノでは無い。特に真ん中の椅子、わが家に連れて帰りたいわ。
          
インテリアや造作にだけ見惚れてちゃいかん。展示物もちゃんと見てきました。
         
このでっかい昔のノコギリみたいなのは、オガというそうです。だから、おが屑っていうのか・・・・・と、こんな場所で、日本語のルーツを知る。
                       
この組み木細工の見事さに、放心状態。工芸品では無くて、もうアートですよね。日本の伝統工芸、すっごい!!細工がこま
かすぎて、目がチカチカしました。
                  
博物館や美術館の来客者というと、高齢者や女性が多いけど、この博物館は、スーツ姿の男性ビジネスマンが、ひっきりなしに訪れ、他の博物館とは、ちょっと異色な感じ。みなさん、建築業界の方なのかな????
スーツ姿のビジネスマンたちは、熱心に見学し、熱心に写真を撮って(撮影可)、メモしてました。

竹中大工道具館は、佇まいといい、展示物といい、現代にあって、"ものづくり"のストーリーが視覚化された素晴らしい場所でした。
異業種のワタクシでも、こんなにワクワクするので、建築ギョーカイ人は、行くべし!!と思う←特定の方へのメッセージではありませんよ~

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