親友K子ちゃんのダンナさまは、大の甘党。自称「八丁堀あんこ倶楽部」の名誉会長です。
八丁堀あんこ倶楽部は、K子ちゃんのダンナさんの他に、八丁堀にある焼肉屋の大将の若干2名のシニア男子で形成されているそうです。
その名誉会長が絶賛のあんこものが、八丁堀の路地裏にある「御菓子司 みよしの」のおはぎです。
老舗の『みよしの』は、中央通り→袋町と移転して、今は八丁堀にあります。
ここのおはぎの最大の魅力は、注文したら、その場で握ってくださることです。
「おはぎください。」と言うと、お店の方がのれんの奥に消えるんです。そしてしばらく待つと、おはぎが出て来る、というシステム。
なんか、鶴の恩返しみたいじゃない???
お客様は、誰もおはぎが作られている所を見たことが無いけど・・・・たぶん、いまこの奥で作ってる、という気配がジワジワ伝わってくるんです。
こんな古風な趣の包装に包まれて渡されます。なんか、風呂敷用意して、和服で受け取りたいくらいだ。
古風で楚々としたお店の雰囲気にひたっていたら、バブリー(死語)なカップルが入ってきて「お団子4本ください」って、ブラックカード出すんですよ。『お団子4本くらい、現金で買えよ』、とブラックカードに一生ご縁の無いビンボー人は思いましたとさ。
これが普通のクレジットカードを出したのなら『アラアラ、たまたま千円の持ち合わせもないのかも。それでもお団子食べたいんだよね』と仲間意識を持つんだけどネ。
・・・・ということで、古風で趣のあるみよしのの絶品おはぎがこちらです。ジャーーン!!
見よ!!この凹凸の無い、すばらしい滑らかさを!!つぶ餡派のワタクシも、ひれ伏すこのこし餡の美しさ。
ビジュアルだけじゃなく、口当たりも、実に滑らかで、なんとも品の良い優しいお味です。
さすが『八丁堀あんこ倶楽部名誉会長』御用達だけある。ほんとーに、美味しい。
これなら何個でも食べれます。ワタクシは、1度に2個食べました。3個はちょっとムリだった・・・・