料理研究家のSWEET+さんのブログで拝見して、「これおいしそう」と、再現してみました。ごぼうの甘辛炒め。ひとり根菜クラブ部活動中のワタクシ、根菜に目が無くて。
「再現した」と言い切るには、ビジュアルが本家とかなり違うので、真似してみましたくらいかな・・・。こんな感じ。
とりあえず、アンティークの向付の器に入れてごまかしてみます。
根菜に想定外のスイートチリソースを加えるというプロならのレシピで、パクパクいけます。
オットは、私の料理はなんでも完食するのですが、めったに感想は口にしません。ところが「これ美味しいね。」と珍しくおほめの言葉。
やっぱり、きちんと作ると、料理というのは、ちゃんと味に反映するんですね。勉強になりました。
持病のあるオットと年中ダイエッターの自分のためには、低カロリーの献立を心がけたいのですが・・・・なかなか実践できません。肉食マヨラー大食漢男の長男がネックで。
わたしは、「亭主、元気で留守が良い」というよりは、「愚息、元気で留守が良い」派です。
女子5人で、世界の料理を食べ歩き。今回の会場は、スペイン料理の「Chameleon de espanola(カメレオン・デ・エスパニョーラ)」にやってきました。
初めての人は、「ドアの位置がわからなくて、中に入れない」という洗礼を受けるので、事前に「壁だと思ったら、そこがドアだよ」「ドアは、引き戸よ、引き戸」としっかり、レクチャアしておいたのに・・・・やっぱりなかなか入れなかった人が・・・・。誰とは言いませんが。
スペイン料理店に来たら、サングリアを呑まないわけにいかないでしょーーー。当然、飲む。
そして、スペイン料理では、アヒージョを食べないわけにいかないでしょーー。当然、食べる。
海老とマッシュルームの2種類。これがぐつぐつ地獄のように熱くて。当然バケットをお代わりして、このガーリックオイルを、1滴も残さずに吸い尽くしました。
肉・肉・魚介そして、また肉と魚介。ナッカちゃんが熱望したパテ・ド・カンパーニュ。ずっしりとして、ワインにあうったら。まずこの肉肉しーい前菜から、弾みをつけて。
フォアグラのコロッケ。赤ワインとバルサミコのソースが、苦味のあるフォァグラとマッチしてます。パクパク食べました。
anchan熱烈リクエストのエスカルゴ。専用器具が人数分用意されたけど、みんな手づかみしちゃう。見かけによらず(?)みんなワイルトレディーズなもので。
サーモンとクリームチーズのリエット。すっごくクリーミーで、ペロリんちょ。
カルパッチョもビューティホーですね~。
牛タンの黒ビール煮は、けっこうな厚みのタンが出てきました。このケチくさくないところがいいですねぇ。5人でシェアしても、十分なボリューム。
ゴルゴンゾーラのキッシュタルトは、タルト生地は香ばしく、中身はブルーチーズでしっとり。
スペイン料理といえば、これも外せないでしょーーー。トルティージャ。玉子がふわっふわっ。おまけに、塩味の効いたプロシュートをトッピングされたお得なスペインオムレツ。
キッシュもオムレツも、ちゃんと人数分カットしてありました。奇数カットはなかなか難しいだろうに、こういう気遣いが、このお店の人気の秘訣かしら。
この日は、スタッフさん2人だったのに、バタつかないし、お皿もこまめに替えてくれるし。洗い物が増えるだろうに、お客様の心地よさを優先してくれるところが、惜しみなくて好きだなぁ。
ちよっと、ちょっと野菜も摂らなきゃ、と慌てて頼んだバーニャカウダーを潮時に、そろそろ〆に行きますかね。
スペイン料理の〆といえば、これしか無いっ!!!
なぜかセンターで直立不動のレモンが存在感ありのパエリア。最後はスプーンでガリガリと、おこげをこそぎ取りました。
おいしくて、コスパもよくて、シェフの気配りもあって、大好きなお店のひとつです。
この日も4時間半、しゃべって、笑い転げ、毒も吐いて、時には真面目な話しもしたり、とっても楽しいひと時でした。毒と笑いの琴線が同じ人間が5人も集まった、というこの奇跡にカンパ~イ。
職場の同じフロアの合同納涼会。人数多すぎて、ビル内の食堂を会場に、会費無しの飲み物も食べ物も全部、参加者の持ち寄り方式の立食パーティ。
同じフロアにいても、部署が違うと、顔は見たことあるけど、話しをしたことは一度も無い、という人もけっこういるので、そういう人とお話しする良い機会です。
みんな「コレっは!!」という故郷自慢のお酒や、旅行先で手に入れたお酒を持ち寄ります。福島・鹿児島・沖縄・鳥取・岡山・・・と、なかなか全国区。
ぽお~んと1万円を渡してくれて、宅配寿司をとってくれる太っ腹のおじさんがいたり・・・・
缶詰を提供してくれるおじさんがいたり・・・・缶ビールや缶チューハイ、乾きものなども、全部もちより。
私は、いつも甘いものを差し入れます。
最近はスイーツ男子も多くて、酒の肴が並ぶ中で、甘いものは案外と好評。今回は、ガトーフェスタハラダのラスクにしました。
スイーツに疎いおじさんたちから「これ高いお菓子だよね」「そうそう、高級なヤツだ」「めったに食べれないから、いま食べとこう」と、貴重なもののように言ってもらい・・・・
しめしめ。この高級感あふれるパッケージやら、バカていねいな接客やらで・・・高級と思われるのだけど、1袋60円程度。お手頃価格で、美味しいから差し入れたので、「高級」と誤解してもらうと、恐縮でございます。
(公式サイトより)
最近読んだ本の中でも、特に印象に残った2冊について。
川上 未映子さんは、子どもを主人公にしたお話しが多い作家で、今回読んだ「あこがれ」の主人公も、仲の良い12歳の小学生の男の子と女の子のお話し。
装丁に描かれているサンドイッチと苺ジャムにまつわる「あこがれ」が、子どもの目線で書かれています。
主人公の12歳たちは、ちょっとだけややこしい環境に生まれついているのだけど、子どもながらに人に対して思いやりを持ち、優しく強く、12歳の今を駆け抜ける。そのけなげさに、おばちゃん思わず涙ポロリです。
作者自身が、主人公2人の関係を「大人になる前夜の最後のイノセンス」だと語っていましたが、その通り。
心にやわらかく響く良いお話しでした。
そしてもう1冊。私の最愛の画家は、江戸時代の奇矯な画家 伊藤 若冲。
最近、ことに人気が出てきて伊藤 若冲。私も初めて彼の絵をなまで見たとき、心身に衝撃が走りました。「すごい」こんな絵は、ただ技術があるというだけでは描けない、魂の画家だと思いました。
その若冲を主人公にした澤田 瞳子さんの直木賞候補作。そのその名もズバリ「若冲」
図書館で予約して1年はたっているけど、なかなか順番が回ってこないので、ついに自分で購入しました。
装丁のこの絵を見ただけでも、若冲の天才ぶりがわかるというもの。
ストーリーの軸になっている家族との関係は、創作だとは思いますが、若冲の超絶技巧の理由が、まるで本当のことであるかのように浮かび上がってきます。
製作過程を描くシーンでは、ああ、あの絵のことだろうな、と思いあたる場面に出くわすので、先に若冲の画集を見ておくと、スンナリ理解しやすいかも。
若冲の画集は、それはそれは見ごたえがあり、眺めているだけで、時間を忘れさせてくれます。
オフィスの食堂で、こんなお弁当売ってました。
350円~400円程度が、主流のオフィス弁当にあって、燦然と輝く1200円の「感謝 黒田の男気弁当」。ズムスタ販売と同じ価格ってどうよ???
職場で食べるお昼ご飯に、1200円のお弁当を買う人なんているの???・・・・と思っていたら、太っ腹な後輩女子が、買ってました。
この黒田の男気弁当のコンセプトは、ビールに合うガッツリ系らしい。たしかにいかにもなおかず。これをアルコール飲めないオフィスで食べるのは、主酒豪女子には、ちょっと辛かっただろうに。
わたしは福山アイスの出張販売が来ていたので、こちらを買ってみました。
福山市鞆で製造されている手作りのアイス屋さん。3日間分、ローズ、ミルク、チーズの3種類を買いました。
ローズとかラベンダー風味の食べ物は、トイレの芳香剤食べてようで、いつもは敬遠しますが、「薔薇の街 福山」で作られているアイスなら、やっぱりローズは外せないでしょう。
ほっと柔らかい、優しい味。こういう自然体な味わい、好きかも。