伊丹スピードクラブ

伊丹スピードクラブのブログです。
練習予定、練習記録、大会結果、その他雑感などに使用していきます。

第70回伊丹市民スポーツ祭並びに第39回伊丹スピード記録会

2022年02月28日 22時50分13秒 | 大会結果
第70回伊丹市民スポーツ祭並びに第39回伊丹スピード記録会
【日時】令和4年2月27日(日)
【場所】伊丹市立ローラースケート場
【参加者】
 (中学生以上男子)Teppei, Yotaro, Issei
 (中学生以上女子)Saya, Akane
 (エキスパート高学年)Kanta, Takuto, Otoha, Mizuki, Utana

コロナ禍で昨年度は開催出来なかった記録会を2年ぶりに開催できました。
コロナ禍は今もまだおさまっているわけではありませんが、屋外で密になることもないという事もあり、英断の下開催頂くことが出来ました。
スポーツ振興に力を入れる町、伊丹市の真骨頂を見せて頂いた思いです。

2年前の前回以上に多数の方に参加頂き、前回56名に対して、今回は合計で75名もエントリーがありました。その後、学級閉鎖や当日の体調不良などで、最終的に出場されたのは、65名となりましたが、それでも前回より多く、如何にこういった大会やイベントが期待されていたかの表れではないかと思います。
最終的に、オープンクラス30名、エキスパートクラス35名と、前回同様参加カテゴリーの人数バランスが良く、中々良いイベントではないかと思います。

私見ですが、我々はスピードクラブなので当然エキスパートクラスに出場するのですが、エキスパートクラスだけが居れば良いというものでは決してないと考えています。
むしろ、スピード競技の競技力向上や発展のためには、オープンクラスの参加者も盛大であるべきだと考えます。
オープンクラスで楽しかった人たちの中のほんの幾ばくでも、そこからさらに上を目指してエキスパートに流れてくる人が表れてくるような流れになるのが、理想だと思っています。
この辺り、統括団体含め、他のスケート愛好の皆様とも意見を交わしていきたい所です。

で、沢山参加頂けた今回の記録会ですが、オープンクラスの皆さんも競技を楽しんで頂けたと思います。
子ども達がスタート前に、「緊張する~」と言ってたり、ゴールした後、とてもホッとした表情をしていたり、中々良い刺激になっていたようですし、大人のクラスでも、「こんなに緊張するのは久し振り」といったお言葉も聞こえてきたりしました。
終わった後にも、「本当に楽しかった、次回も必ず出ます」といった感想を言われている方もおられて、本当に嬉しく感じました。

エキスパートクラスも、他場所からも多数ご来場くださり、いつもの記録会とは全く違う様相でした。ほとんど全日本的と言っても過言ではなかったかも?
ちょっと事前アナウンスが不足していましたが、今回のエキスパートクラスは記録会というよりは、競技会志向で競技設定していました。
大会が開かれない昨今の状況から、少しでも競技の機会を増やしたいという思いからです。
そして、各地のエキスパートが参戦して頂いた結果、エキスパートクラスのレベルが高い競技が展開でき、オープンクラスの皆さんからも「無茶苦茶速い!!」といった驚きの声が何度も上がっていました。これもまた良かったことの一つでしょう。

開会式での選手宣誓はTakutoとOtohaが立派に務めました。



では、以下に、主に当クラブが出場したカテゴリについて簡単に纏めておきます。

【中学生以上男子】
200m
Teppei 21"35 1位
Yotaro 22"20 3位
Issei  23"48 6位

自転車競技で忙しいIsseiが久し振りに参加してくれました。久し振りがいきなり記録会というのも難しいとは思いますが、普通に速かった。
なお、伊丹はほぼ初めてと言ってよい他場所の選手達も全然問題なく走っておられました(2位は戸取選手ですし)。
伊丹リンクはよく「変わってる」と言われる少々独特なバンクですが、流石トップクラスは調整力がすごいですね。



520m(4周)
Yotaro 56"65 1位
Teppei 56"66 2位
Issei  58"75 予選敗退

YotaroがTeppeiに100分の1秒差で勝ちました。肉眼では判定できずPhoto Finishでした。ウィール半分程度の差でした。
YotaroもTeppeiも伊丹リンクの色んなコースを自在に使いますが、今回はYotaroが最終周で上手くて、Teppeiの良さを上手につぶしたような感じでした。素晴らしいドッグファイトでした。



10000mポイントレース
Teppei 19'52"25 38pt 1位
Yotaro 20'01"53 18pt 2位
Issei  周回遅れによりエリミネート

これが一番競技会っぽかったですが、130mトラックでの10000mポイントレースは過酷過ぎたかも知れません。
(多少は予想通りではありますが)
運営側も中々難しかったですが、ほぼミスもなく完遂出来て良かったです。



【中学生以上女子】
200m
Saya 26"13 3位
Akane 26"96 4位

2人とも徐々に上がってきたなぁと感じさせられるような走りでした。
間違いなく、これからもっと上がります。



520m(4周)
Saya 1'02"97 3位
Akane 1'11"51 4位

Sayaは2位と0.2秒差で、割と惜しい3位でした。
Akaneはトップスピードが他の3名に及ばず、離されてしまいました。

10000mポイントレース
Saya 22'37"42 8pt 3位
Akane 周回遅れによりエリミネート

受験勉強明けのSayaながら、この10000mが最も力を発揮していたように感じます。
漠然と距離を重ねるというよりは、ところどころ意思が入っているというか、何かやってやろうという動きが見えて良かった。
(本人も完走後の第一声が「頑張りました」だったので、実感があるんでしょう)

Akaneも15周位まで離されずに頑張って追いかけました。まずは記録会に出てくれて、最後までやり切ってくれたことが嬉しいです。
また一緒に楽しみながら頑張れたらいいですね。



【小学生高学年】
200m
Mizuki 24"83 1位
Kanta 24"99 2位
Takuto 25"34 3位
Utana 26"90 6位
Otoha 27"80 8位

このカテゴリは参加者も多く、賑やかでした。
Mizuki / Kantaの順はわりと鉄板かとは思っていましたが、Takutoの3位が立派でした。
Takutoはコーナーの加速が上手です。長持ちしないのが玉に傷ではありますが、200mなら持つって訳で(笑)
おめでとう!

200m Otoha


表彰。3人ともおめでとう!



520m(4周)
Mizuki 1'02"23 1位
Kanta 1'02"25 2位
Utana 1'04"83 3位
Takuto 1'05"05 4位
Otoha 1'10"57 予選敗退

決勝4名は当クラブで独占しました。
とうとうKantaがMizukiに勝つか?という位のレース展開でしたが、最後まで勝ちたい気持ちを貫いたのがMizukiで、最後は勝たなくてもいいやと思ったのがKanta…、そういう風に見えました。
恐らく最後までがむしゃらに腕を振って加速を諦めなければKantaが勝った展開だったと思います。
ゴールライン数メートル前での気持ちの差が0.02秒の差になったように感じます。本当に僅差でPhoto Finishでした。

3位争いのUtana対Takutoは、Takutoの加速力が4周持たず、持久力に勝るUtanaの勝ち。

520m決勝のスタート。当クラブで決勝枠を独占しました。


そして、そのゴール。この写真ではどちらが勝ったか分からないですね。



5000mポイントレース
Mizuki 11'00"94 20pt  1位
Kanta 10'54"15 11pt  2位
Utana 10'55"96  8pt 3位
Takuto 周回遅れによりエリミネート
Otoha 周回遅れによりエリミネート

Mizuki, Kanta, Utanaの決戦となりました。
同一チームながら、恐らく小4女子2名 vs Kantaという構図だったと思われますが、(Mizukiの動きがそんな感じだった)3点差でKantaが2位。
というか、Kantaもポイントの周にわざわざ先頭交代して後ろに下がるって意味が分からないんですが…。相手の戦略がどうこう言う話ではなくて、まず自分で考えた方が良いと思いますよ。
なお、他チームの人たちからも、5000mの中でペースを落とさず滑り切る3人に対して感嘆の声が上がっていました。これは練習のお陰ですね。



エキジビションレース
全競技終了後、表彰式までの間に、会場に残っている出場選手ほぼ全員で、エキジビションレースという名の親睦レースを行いました。
オープンクラスもエキスパートクラスも全員入れるように、「上限タイム縛りエリミネーションレース」を行いましたが、これが面白かった。
日本国内でこれほど大集団でのインラインスピードレースはないんじゃないか?というほどの大集団レースで、初めて参加されたオープンクラスの方も、「無茶苦茶面白かった」という感想を頂きました。
最後は即席ルールの欠陥で、勝者が誰も居ない「そして誰もいなくなった」な、お笑い結末になってしまいました。
来場者が大笑いするような結末でしたが、親睦レースなので、それはそれで良かったんじゃないかと思います。
また何かの機会にやりたいですね。

エキジビションレーススタート前。


レース中


アップ



開会式の様子。参加者が多く良い記録会になりました。



伊丹スピードクラブ保護者の朝のミーティング


最後になりましたが、記録会に参加頂いた皆様と、大会を開催決断頂いた伊丹市、そして伊丹市ローラースケート協会の皆様に感謝いたします。
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