接続詞的「なので」は気持ち悪いと思いません?・・・
先日、もうすぐ終わってしまう「クイズミリオネア」(3月29日放送)で的場浩二が、何問目かで
「蛇が舌を出し入れするのはなぜ?」
という問題の答えがわからず、ライフラインのオーディエンスを使いました。
すると、オーディエンスの最も多い答えはCの体温を調節する、でした。
的場浩二は言いました
「僕もそう思いました。ですんで、Cにします!(んは「の」の変化形)」
答えはCではなくて「ざんねーん」だったのですが、・・・・
その前の船越英一郎が応援メッセージで、接続詞的に「なので」を遣ったときは、げっ、気持ち悪いと思ったのですが、的場浩二が遣った「ですので」(「ですんで」)は特に何も感じませんでした。
「です」は終止形も連体形も「です」なので、活用しているという意識も弱いのでしょう。しかし、「だ」とくっつく「ので」は「なので」ですから、活用した「な」の前で切り離して接続詞のように遣うのはやはり抵抗があります。
「です」の終止形「です」、連体形「です」
「だ」の終止形「だ」、連体形「な」
*「ので」は連体形につきます。
まあ、しかし、「から」はニュアンスがきついので、「ので」を遣うほうが客観的で丁寧な表現になりますから、今後、「なので」が多用されるのは自然な流れとなるでしょう。日本語の特質と合っていますから・・・
これから、順接の接続詞はどうなるんでしょう。
だから、それで、それゆえ、したがって、そこで、すると、ゆえに・・・
なので ←も100年後ぐらいには加わっているんですかね。
どうでしょう?