日本語おもしろ発見

日々の生活から

日本語教育は難しい

2016-01-23 14:51:39 | 恩師の教え

本日,敬愛する先生の最後の講義(人権教育論)を聞きに行きました。

先生は最後に,こう仰いました。

日本語教育は難しい。日本語を日本人と全く同じように話せるように教育しようとすると相手は疲労困憊する。そうすると,あいつの日本語は・・・というふうになりかねない。

その通りだと思いました。

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100回の稽古より1回の本番

2010-09-19 22:01:02 | 恩師の教え
 はぁ~~。やっと発表が終わりました~~。緊張感から解放~~。

 今日は学内の研究会で昼から出ていたのですが、その後、指導教官である先生から、とても素敵な言葉を頂戴しました。

 100回の稽古より1回の本番

 う~ん。その通り~。いい言葉だわ~。先生、いつもありがとうございます。
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「新訳華厳経音義私記」の読み方

2009-11-30 20:38:22 | 恩師の教え
 大学以降の勉強というものは、文科省が決めた「教育指導要領」のようなものがないので、何が基礎知識で、どこまで知っているべきなのか、すべて自分で判断して、勉強して覚えて、少しずつ身につけていきます。

 といっても、範囲がないのだから、その量は膨大・・・

 そこで、先生に無理なお願いをしました。ポイントとなることを教えていただくという、先生にとってはなんとも迷惑な話です。

 今日のポイントの一つが「新訳華厳経音義私記」と「金光明最勝王経」

 なんだか身構えてしまう漢字の羅列・・・

 「しんやくけごんきょうおんぎしき」と読みますが、つい「かごんきょう」と言ってしまう私・・・・。(口先で話す私は、自分の読み間違いにすら気付かない・・・)

 3回ぐらい「かごんきょう」と言った私に、とうとう先生はこうおっしゃいました。

 「日光にあるのは、『華厳の滝(けごんのたき)』ですね」

 なるほど~。「華厳の滝(けごんのたき」はすぐに言える。口先から出てくる。

 言い間違いを繰り返す私に、すぐそのようにわかりやすい例で訂正してくださる先生にまた深く感謝して、今日の授業を終えたのでした・・・。 
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「全訳」古語辞典&漢和辞典

2009-11-10 11:10:14 | 恩師の教え
 次のプロジェクトに向けて、ただいま、古語辞典に記述されている古語の意味を入力中です。

 最近の古語辞典はすごいですね~。字も大きく、スペースもゆったりととってあり、とっても見やすいです。解説もコラムも面白く、見ているだけでも楽しい。そして何よりも!

 「全訳」なんですよね~。一番最初に出た全訳古語辞典がいつどの出版社から出たのかは調べていませんが、最近は全訳の辞書があるのです。それは漢和辞典も同じです。全訳というのは、つまり全訳で^^、用例にもすべて現代語訳がついているのです。

 そこで、私が高校生のころ使っていた古語辞典を持ってきて見比べてみました。おおおお~~~。見にくい・・・。黒一色。かわいくない。用例の意味の記述もない。わかりにくい。。

 昔は、古語辞典も漢和辞典も全訳でないのが当たり前でした。先生がおっしゃいました。

 「英和辞典など外国語の辞書の記述はどうなっていますか」

 なるほど~。確かに~。外国語の辞書で、例文に訳がついていないと、意味がさっぱりわかりませ~ん。

 つまり、古典も漢文も外国語と同じような扱いになったということかしらん^^
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発想の違い

2009-08-26 11:50:14 | 恩師の教え
 高校野球も終わり、夏も終わりです。ここ最近、湿度が低く、気温も27度ぐらいなので、とても過ごしやすいです。論文の締め切りが近い身としては大変ありがたい気候です。(過ごしやすいということは、昼寝にもちょうどいいということで、それはそれで困るのですが^^)

 私は音の分布とか配列とかに興味があって(家族や友達など周りの人間には一切理解されないんですが・・・)、和語では、子音は/k/、母音は/a/がよく使われるとか、そういうことが面白くて調査しているのですが、手作業ではとうてい無理で、しかし既成のソフトでも大変で、やはりオリジナルプログラムが威力を発揮します・・・

 自分でも作ってみたいと思いますが、プログラムの言葉がなかなか難しい・・・

 しか~し、それ以前に、プログラムでやってほしいことを考える段階で、私にはスマートな方法を思いつくことができないのです・・・

 たとえば、同じ語が7回出てきたとして、その音素の数を調べたいとき・・・・

 私の発想・・・もとのデータをコピーして7回にする、みたいな・・・
 先生・・・・・・・プログラムをほんの一部書き換える。今までは1回出てきたら、+1でカウントされていたのを、頻度を足すことにする。この場合だと+7

 目からウロコ・・・。いつもすぐにスマートでかっこいいやり方を示してくださるので本当にありがたいです。とってもとっても助かります。

 先生のおかげで、作業の時間がまたまたうんと減ったので、その空いた時間をビールで乾杯・・・・、ではなくて、語彙表の完成に向けてがんばりたいと思います。

 先生はいつも学生を暖かく包んで受け止めてくださるので、おばさん学生でもがんばれます。(なにしろ、先生は高野山で住職から「お坊さんになりませんか」と真剣にスカウトされていましたから・・・・。)
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セルの一番右の文字をコピーする

2009-08-23 17:57:43 | 恩師の教え
 高野山へ先生と一緒に2泊3日の合宿に行ってきました。研究と観光を一度にできる合宿はいいですね。合宿に行くために(合宿で先生に質問するために)、出発の前にがんばるし、帰ってからも続きをやってしまいたいと思うので、さらにがんばるし^^。先生、ありがとうございます~

 さて、その合宿での作業なのですが、先生に方法を相談せずに、自分で考えた方法でまずやってみました・・・・。相当、考えたと思いましたが、まだまだ・・・・

 合宿で先生に方法を教示してもらって、自分の考えの足りなさにガクッ

 帰って来てから、先生の研究室で合宿の続きをさせていただきました。ああ、なんて素晴らしいやり方なのかしらん♪

 どうも、私の頭は固いようです。たとえば、セルの中に入った文字列で、最後の数字だけを取り出したいんですが、私には、「セルの一番右の文字をコピーする」という発想がまずないんですよね。

 エクセルで探してみれば、数式、文字列操作の中「RIGHT」というのがある~。できる~。ミスも起こらないし、素晴らしい~。

 先生、ありがとうございます。先生がいらっしゃらなかったら、私の研究は一生かけてもできなかっただろうな~とつくづく思います。ありがとうございます。
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読書の絶対量

2009-05-27 10:59:12 | 恩師の教え
 京都の一部の小学校では月曜から授業が再開されていますが、大学は閉鎖されたままです。小学校と違って、学生の移動範囲が広いからでしょうか。早く始まってくれないかなあ。

 この前、何のついでだったか、先生が、

   橋本治氏は、東大の板本をを全部整理した、山口仲美氏(最近、テレビでよくお見かけします)は『暮らしのことば擬音語・擬態語辞典』を作るのに旧古典文学体系を全部読んだ。

というお話をされました。

 両氏は私はとても好きなのです。まだ専門を何にするか決めていない若い時に、お二人の著書を読んで、面白いなあと思い、古典をこういうふうに面白く分かりやすく伝えられるというのは素晴らしいことだなあと思ったのです。自分もそのような仕事の一端を担えたらなあなどと思った(思っている?)のですが、先生のお話を聞いて、やはり、面白く分かりやすく伝えられるということは、それだけ読書している、勉強している、研究しているということなのだ、と改めて思いました。

 とてつもなく広い深い知識があってこそ、面白い内容を分かりやすく伝えられるんですね。

 私はドリーマーですが、夢で終わらせないためには、もっともっとさまざまな絶対量を増やさないといけないと思いを新たに(?)しました。
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英単語連想記憶術

2009-05-26 14:28:11 | 恩師の教え
 新型インフルエンザの流行で京都も休校措置がとられています。あらかじめ予定されている祝日などの休みはうれしいものですが、突然、学校が閉鎖されるというのは、なんとも嫌なものですね。子供じゃなくてもストレスたまります。つまらん・・・

 最近、洋書を読んでいます。(読もうと試みています。)先生にお借りして、少しずつ読んでいるのですが、昔、覚えたはずの英単語の意味がすぐに出てきません。明らかに、昔、覚えたのに、なかなか意味が出てこないので、高校生のころ、遣っていたある本を再び購入することにしました。現在は第1集と2集は2色刷デラックス版になって少々お高くなっています。長い長い年月を経て、再び私はそれを遣うことにしたのです。

 そう、その名は『英単語連想記憶術』

 手にとってみると、あまりの懐かしさに笑いがこみ上げてきました。この本を知ったのは確か、高校3年生のときで、シケタンや他の英単語集で単語を覚えた後だったので、この本で最初に覚えたというわけではなかったのですが、いくつかはかなり印象的で、いまだに覚えているフレーズもあります。ほとんど忘れてしまっていましたが、見ているうちに、そうそう、こんなのがあったと思い出して、おかしくておかしくて・・・。そして、当時、友だちと絵を見ながら、大笑いしていたのを、思い出しました。箸が転がってもおかしいお年頃だったんですよね~私も^^

 で、どのぐらい記憶を呼び戻すのに役立つかはわかりませんが、とにかく懐かしいので買ってよかったと思いました。

 第1集の一番始めのフレーズ、今でも覚えていました。

   あ、晩だと勉強捨てる  abandon


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きさらぎの望月のころ

2009-04-13 18:07:03 | 恩師の教え
 新学期が始まりました。4月9日は演習の日でした。先生との会話は、何気ない会話の中にも奥深いエッセンスがたくさん込められていて、いつもワクワクドキドキします。

 授業の終わりぐらいだったか、「今日は満月ですね」と言ったら、(同僚の先生に満月の日に、月に向かってお財布を振るとお金持ちになれると聞いてから、なんとなく、満月がいつかというのをチェックしている私・・・。)

 「今は、旧暦でいうと、2月ですかね」

とおっしゃいました。あ、そう言えば・・・・・

 平安末・鎌倉初期の歌僧、西行の歌・・・

 願はくは花の下にて春死なむ
               そのきさらぎの望月のころ


 今でいうと、4月の上旬なんですね。歌の通り、桜の季節に亡くなった西行に思いを馳せました。(朝日新聞に連載されていた小説『宿神』はとても面白かった♪)
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会話の本はありませんが・・・

2009-03-18 10:33:16 | 恩師の教え
 週末は中国に旅行に行っていました。4年ぶりに訪れたのですが、いろいろな発見があって面白かったです。

 さて、中国に行く前に、先生に論文のチェックをお願いしに、研究室を訪ねたときの話です。事前に買えなかったので、先生に

 「中国語の会話の本をお持ちですか」

と尋ねたところ、「家にはありますが、研究室にはありませんね。中国語概論ならありますが・・・」

 「いえ、結構です

 さすが、先生・・・


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