時々、私の教えている留学生がカップルで歩いているところにでくわします。そんな時は必ず声をかけて、彼氏彼女かどうか、つい聞いてしまうのです・・・。(学生がどんな毎日を送っているのか、非常に興味がありますので・・・。)
人と人との出会いはすべてそうなんですが、まして異国の地にやってきて、異国の人と出会い、そして、恋をする。これは、ほとんど奇跡と言っても過言ではありません。
その奇跡のような巡り合いを果たしたある留学生の詩を一つ紹介します。
僕の運命
カラスを見ました
時々、私の教えている留学生がカップルで歩いているところにでくわします。そんな時は必ず声をかけて、彼氏彼女かどうか、つい聞いてしまうのです・・・。(学生がどんな毎日を送っているのか、非常に興味がありますので・・・。)
人と人との出会いはすべてそうなんですが、まして異国の地にやってきて、異国の人と出会い、そして、恋をする。これは、ほとんど奇跡と言っても過言ではありません。
その奇跡のような巡り合いを果たしたある留学生の詩を一つ紹介します。
僕の運命
カラスを見ました
後期が始まってから1ヶ月以上経ちました。そろそろ学生も疲れてくるころなので、作文の時間に現代の有名な詩や短歌、俳句(サラリーマン俳句も^^)を紹介したあと、学生にも作ってもらいました。今日は、その一つを紹介したいと思います。
景色
橋の上で、彼女は周りの景色を見ています。
橋の端で、彼は彼女を見ています。
彼女の見る景色は自然です。
彼の見る景色は彼女です。
私はお酒が大好きなので、よく飲みます。あまり二日酔いにはならないんですが、それでもやはり体調などによって、次の日ひどい二日酔いになって非常に苦しい思いをすることもたびたびあります。そこで「二日酔いに効く方法」です。留学生が書いた作文ですが、随分参考になりそうです。皆さんも是非お試しになってはいかがでしょうか。
二日酔いに効く方法
パーティーや飲み会で、ついお酒を飲みすぎて、酔っ払った経験があ<WBR>る人は、たぶん少なくないであろう。その時、もし、何も応急の手当てをしな<WBR>かったら、二日酔いになって、頭痛を起こすこともあるかもしれない。では<WBR>、どうすればいいのか?これから、二日酔いに効く方法をいくつか紹介したい。
その方法のひとつは、ヨーグルトを飲むことである。周知のとおり<WBR>、モンゴル人は、お酒の大好きな民族である。そして、いくら飲んでも酔いつ<WBR>ぶれることはほとんどない。その秘密は、ヨーグルトにあると言えよう<WBR>。ヨーグルトは豊富なカルシウムを含んでいるので、アルコールの吸収を抑える効果が<WBR>ある。そればかりか、胃や腎臓に対する刺激も和らげるのである。
バナナもそのような役割を持っている。研究によると<WBR>、大量のお酒を飲んだ後、2.3本のバナナを食べれば、体の調子がよくなるそうである。なぜかというと、バナナは血糖の濃度を高める力を持っているからである<WBR>。血糖の濃度があがれば、血液中のアルコールの濃度が自然に下がるわけである。
バナナ以外に、コーヒーや牛乳、そしてトマトジュースを飲んでも効<WBR>き目があるそうである。その上、どこのスーパーやコンビニでも販売されて<WBR>いるので、簡単に手に入れられる便利さも持っている。平素の心がけがあれば<WBR>、いざというときには、無事に過ごせるであろう。
今日は、中国の遊びを一つ紹介したいと思います。これは留学生が書いた文章です。
鼓を打ち 花を渡す
中国では太鼓を打ち、花を渡すというゲームがある<WBR>。このゲームをするには五人以上必要だ。参加する人が多ければ多<WBR>いほど、にぎやかで楽しくなる。遊ぶ場所は部屋でも外でもよい。
まず、このゲームは遊ぶ前に一つの太鼓と花を一本用意する。次に<WBR>、参加する人は円になって座り、その中で一人が花を持つ<WBR>。円の中心で一人が太鼓を持つ。それから、太鼓を叩き始める<WBR>。それと同時に花を持っている人はその花を音とともに次の人に渡<WBR>す。次の人はまた隣の人に渡す。このように次々に花を隣の人に渡<WBR>す。最後、太鼓を叩く人はみんなに気づかれないように突然、停止す<WBR>る。停止した時に花を持っている人が負けである。それで負けた人<WBR>は罰としてみんなの前で歌を歌う。
このゲームは遊ぶときに、太鼓を叩く人が時に早く、時に遅く、太鼓を打つと一層おもしろくなる。遊ぶ人は太鼓のリズムが早くなるにつれて緊張感が高まる。
留学生は自分の国から遠く離れた日本へやってきて毎日がんばって生活しています。みんなまだ若いですから、当然、彼氏や彼女がいるんです。自分の国に恋人がいる場合は超遠距離恋愛です。先日、私のクラスの学生は国から来た彼氏を見送りに関西空港まで行ったそうです。またしばしのお別れ・・・。寂しかったでしょう・・・。
↓は夏休みに彼氏が遊びに来た留学生の作文です。楽しかったみたいで何よりです。
アタシの夏休みねぇ~、楽しかったョ!!もっと旅行をしたかった<WBR>けど… でもね、お金がなくて、旅行より食べる方が必要だと思って<WBR>、やめた。
じゃあ、一番言いたいことだね、イタリアから彼氏が来たょ!!<WBR>!スッゴい会いたかったから、うれしかった!彼は日本で1ヶ月も過ごした<WBR>から、日本人の生活を味わえた。例えばねぇ、飲み放題とかカラオ<WBR>ケ!
旅行に行ったのは東京と広島。一番おもしろい思い出<WBR>?東京の築地の魚市場かなぁ… すばらしかった!なんでだろう!?ほかの魚市場と違って広いよ<WBR>!その上、朝の5時ぐらいに寿司も食べれた!信じられないね!!!
じゃ、夏休みの話はこれで終わりまぁ~す!
これは留学生が親しい友人に書いたメールです。夏休みにいい経験をしたようです。学生にお小遣いをくれたおばあさん、元気でいらっしゃいますか。
Sちゃん、元気?夏休みはどうだった?わたしはね、メッチャ楽しい旅したよ。ずっと北九州から札幌までヒッチハイクして、橋の下とか、ほたてのからの上とか変わった場所でテントを張って寝たわ!一番びっくりしたことはね、あるおばあちゃんがおこづかいをくれたこと!「どうぞ、おいしいお弁当買ってね」って…信じられなかった!<o:p></o:p>
これは私のクラスの学生、冷たいビールさんが書いた作文です。電車の中が「小さい会社」とは・・・。面白い発想だと思います。
電車男
冷たいビール
私は、大阪に住んでいる。京都の大学に受かった私は<WBR>、今年四月から、毎日電車を利用して学校に通い、「電車通学」の生活を始めた。
毎朝、まるで祭りのように、梅田駅にたくさんの人が<WBR>、時速20キロのスピードで走っている。しかし、電車に乗ると<WBR>、みんなの顔はすぐに疲れたみたいに寝てしまう。しかも<WBR>、つり革をにぎったまま寝ている人もいる。一番元気そうな人は女子<WBR>高生だ。大声でしゃべりながら、カチャカチャカチャ… 一生懸命にケイタイのキーを打っている。
最初の頃、電車にまだ慣れていない私は、毎日鞄を持って満員電車に<WBR>乗って、目的の駅まで、自分の前に座っている人が次のどの駅で下り<WBR>るかとか、前に空席ができる可能性があるかどうかとか<WBR>、今日は私が席に座る運があるかどうかとかのことばかり考えていた<WBR>。
いまは、半年経って、だんだん慣れてきた。そして<WBR>、好きになった。
電車は小さい社会といってもよい。いろいろな人間とこの小さい空間<WBR>の中で、一緒に過ごすことによって、外国人の私は、一番いい日本を知り、学ぶことができる。そして、電車の音を聞きな<WBR>がら、常に愛読書を膝の上で開く。こんなゆったり<WBR>、リラックスした気分は電車の中ならではの体験だろう。